給食争奪戦 (電撃文庫)

給食争奪戦の感想・レビュー(186)

連作短編集だった。どの話もとても面白かった。「The juvenile」という言葉が当て嵌まった。表題作でもある『給食争奪戦』がとても良かった。リーダー的存在のキャラクターが転落していく様は爽快だった。『消しゴムバトル』は小学生の頃の自分と重ねることができて感慨深かった。『万引き競争』や『転校少女』は伏線が綺麗に回収されていて読みやすかった。高校時代の話は必要ない気がしたが、その話があるおかげて作品に深みが生まれた気がした。アズミ先生の次回作を読みたくなった。
- コメント(0) - 2月9日

小学校を舞台にした短編集。各話何かしらの伏線を残して話が終わり、その伏線を別の話で回収するなど、それぞれの話が互いにリンクし合っているところは好感が持てた。個人的な好みとしては、全編小学校を舞台にした方が、まとまりがあって良いのではないかと思った。だがそれを抜きにしてもこの作品は良作でした。
- コメント(0) - 2016年4月9日

小学校の頃は今思うとどうでもいいことにこだわったり、怒ったりしたなぁと懐かしく感じました。この作品はそういう所だけでなく小学生らしくない策略や小学生故に起こる展開も楽しかったです。エピローグ的な最後の事件も意外な人が犯人で心踊りました(^-^)/
- コメント(0) - 2016年2月18日

予想外の話の広がり。それぞれの短編は普通にちょっとイイ話といったところなんだけど、各話のリンク具合がちょうど気持ちいいところにはまってくる。最後に高校の話を持って来たことで深みも出た。
★2 - コメント(0) - 2015年10月26日

どの話もとても面白くて、とくに「転校少女」がよかったです!最後の岡田先生の場面がすごく泣けました…。
★7 - コメント(0) - 2015年10月16日

学校の推薦図書に推薦したいです。確かに小学生が悪行三昧みたいなところあって、時にそれは取り返しのつかないことになったりもするけれど、それを悔やんでなんとかしようとがんばることで、自分や周りの人を幸福にすることならできるかも知れません。そんなことから子供の世界は広くなっていくんだな、と気づいたりもします。それから岡田先生(涙)。大人だって成長できるんですよね!
★5 - コメント(0) - 2015年8月31日

小学生たちが日常の問題を解決するために悩んだり考えたりするお話。表題作『給食争奪戦』と最後に収録された『学園祭を台無しにしたのは誰だ』が個人的には面白かった。様々な伏線をあらゆる推理の中で回収していく展開は見事。短編集ながらも話がちゃんと繋がっていて、すべての謎が解けたときはすっきりしました。学生時代はやはり青春ですなぁ。でも、小学生がいじめや万引きを当たり前に行う姿や教師が子供の悪行を見て見ぬふりな姿に読んでてイライラしてしまったのも事実。結果的にきれいに終わっていますが解決法はあれで良かったのかね…?
★4 - コメント(0) - 2015年8月9日

連作短編集といった給食争奪戦でした。/内容は小学生らしい給食、消しゴムバトル等。懐かしく感じる遊びやらが盛り沢山で面白かったです。/アキ関連の話が重かったので、学園祭の話で救われました。幸せそうで良かった。/リサとサワコもヒロインポジですが出番が少なくて……イラストだと(多分)リサ(だと思うのですが)好きです。基本面白かったのですが、地の文が小学生らしくなかったのが少し気になりました。
★4 - コメント(0) - 2015年6月18日

素晴らしい。とても好かった。普段ライトノベルにはあまり食指が動かないのだけれど。読んで本当に良かった。アズミさんの他の作品も是非拝読したい。
★7 - コメント(0) - 2015年6月4日

面白かった。小学生のいかにもありそうでなさそうでありそうな、人間関係を主とした内容。懐かしさがこみ上げてくる。各章ごとにスポットの当たる人物は変わって行くが、どれもがキレイに伏線を張り、回収してゆく。それに、繋がりを持たせてて上手いと言わざるを得ない。会話や地の分等、内容と非常に合っていたし、小学生の心理描写も違和感なかった。この作者の別の作品も読んでみたい。
★4 - コメント(0) - 2015年3月13日

面白かった。給食のデザートをかけて勝負したり、消しゴムを飛ばしあって遊んだり、どこか懐かしさを感じながら読みました。伏線が回収される文章も読みやすかったです。章が変わっても前の章の内容が引き継がれ、登場人物がそれぞれに繋がりがあってそれも良かった。高校生になってダイキは成長したんだなと。『万引き競争』のラストでのカズとリサの会話がお気に入り。
★4 - コメント(0) - 2015年2月20日

NOG
過不足なく引き締まった内容で、読んでて心地よい作品。スパッとパズルがはまるのが素晴らしい
★3 - コメント(0) - 2015年2月9日

屋根裏用。今年の裏(?)屋根裏大賞作品。表題作は短い中に伏線と回収がきちんと整理されていて出来のいいパズルのよう。各伏線にも不自然さはなく全てが物語のために必要なエピソードとなっている。こういうことをやろうとしてていまいち、という作品は腐るほどあるが作者はあっさり(と見える)やってのけてる。すごい。 物語が進みながら登場人物たちが成長しているのが愛おしい。ラノベらしくキャラ立ちもいいが過剰でなく、物語とのバランスもよい。ぜひ次の作品も読みたい。
★5 - コメント(0) - 2015年2月1日

飾りっけのないシンプルな文体で、シンプルなテーマをさらりと描いてみせた名作。軽やかだからといって、テーマを適当に扱っているわけではなくて、当事者たちの身の置き所のなさというようなものがしっかりと伝わってくる。まるで昭和のようなキャラのネーミングと、今も昔も変わらないささやかだけど切実な悩みが、物事の普遍性というようなものを教えてくれる。ぶっちゃけ、懐かしい気分にさせられたってことです笑 なんにせよ、これはもっと評価されるべき作品だと思いました。
★11 - コメント(0) - 2015年1月29日

面白かった。文章は簡素で読みやすい。小学生独特の考え方とか、ありがちな境遇に、ついつい昔のことを思い出して読んでしまいました。あっと驚く仕掛けみたいなのはないけど、そんなのがなくても十分読ませてくれる作品。読んだあとは爽やかでほっこりした気持ちになります。ひとつの連続ドラマシリーズを見終わったような達成感のようなものがありました。これは絶対におすすめしたい!個人的には万引き競争のメンバーが素直で好き。
★2 - コメント(0) - 2015年1月19日

再読。久しぶりに読んでみたが、一つ一つの話が綺麗にまとまっていて尚且つ、各章に繋がっているところとか個人的に好き。 一つだけ不満を言うならば、イラストが圧倒的に少ないことかな。 キャラがなかなかに多くて把握するのに時間が掛かってしまった。 ラストの高校生の話も小学生時代をやってからの高校生編なので、感慨深いものがある。 これからの作品がとても楽しみな作者さんです。
★5 - コメント(0) - 2014年12月21日

ぶっちゃけ、児童文学みたいな内容。しかし本作が多くラノベクラスタに受け入れられているところを見るに、ライトノベルの裾野の広さを感じられた。内容であるが、子どもたちが自分たちの持てる力で知略を廻らし、精一杯頑張っている感じが伝わってきて快い。彼らが直面する問題はとてもシビアかつ困難なものであるが、それらに対して立ち向かう子どもの姿の描写は光るものを確かに感じられた。一人称文体も変に大人びてなくて、リアリティがある。少し非現実的な解決法もあるにはあったが、エンターテイメントとしては許容範囲。秀作。
★3 - コメント(0) - 2014年12月11日

電撃文庫マガジンで読んで面白かったから本になるの待ってた。いつのまにか出て様子。短編だからマガジンでの掲載になりメディアワークス文庫で出版できないと言う大人の事情があったんじゃないかなぁと勘ぐっちゃう。構成がしっかりしててよかった。個人的に岡田先生が好き。
★3 - コメント(0) - 2014年12月2日

これはどちらかといえば、メディアワークス文庫で出した方が今なら売れたんじゃないかな、と思わなくもない。
★1 - コメント(0) - 2014年11月30日

小学生の何気ない日常を描く4つの短編とそれを包括する高校生の短編からなる作品。色々な伏線が少しづつわかるようになっていて面白かった。イジメ、万引き、家庭内暴力など重々しい話もありながら読後感は爽やかでよかった。
★8 - コメント(0) - 2014年11月25日

どこにでもあるような小学校に通う小学生達が、この物語の登場人物である。小学生達が主人公でありながら、決して稚拙な物語ではありません。むしろ、『余った給食を手に入れる』がテーマの表題作『給食争奪戦』では、クラスのボス的存在に一泡吹かせようと主人公が作戦を練りまくる。小学生らしいどうでもいいようなことに熱を上げたり、小学生らしいいじめが登場するけれど、彼らは結託し、あるいは誰かの支えもあって様々な困難を乗り越えていくのです。物語本筋そのものがとてもおもしろく、これは思わぬ掘り出し物を見つけたなという感じです。
★30 - コメント(1) - 2014年11月22日

面白かった。ある小学校の学年の連作短編。給食争奪戦も消しゴムバトルも、いじめという不正義との戦いと友情の物語なのだ。
★2 - コメント(0) - 2014年11月21日

ふつーの小学生のふつーの学校で起こるふつーの出来事。子供も世界の主人公。悩んで、戦って、学んで、遊んで。何となくズッコケ三人組を思い出しました。途中でカタカナメモの差出人が誰だか分かってしまったけど、こういう柔らかいお話もたまにはいいですね。ただちゃんとした人物相関図があったらもっと良かったかも。読みながら誰が誰だか...?ってなってしまった感は否めない。最後の話はちょっと雰囲気違ってたけど、物語が収束してく感じがすごく良かった。恋の予感もあったりしてね。ヤッチ、ほうれん草はベーコンと炒めると美味いぞ。
★4 - コメント(0) - 2014年10月28日

電撃文庫というレーベルのノンジャンル振りをみせつけてくれる一冊
★6 - コメント(0) - 2014年10月3日

【手紙】 小学校の日常ドラマ。 これはびっくり、凄く良かった! ロリコン御用達のツールでなく、いたってマジメな小説ですw いじめやそれに立ち向かう時の痛み、友達関係やダメな大人とか内容に本気を感じさせます。 構成も波を作って最後に温かい話に持っていくので良い! 充分大人でも読めると思います、かなりオススメ。 今後この作者がどんな作品を出していくのか期待できる一冊    評価は ★★★★★★★★★★ 10個星です!!
★13 - コメント(1) - 2014年9月24日

微妙。イジメ、万引き、家庭内虐待といった生々しい要素が重苦しく感じられてあまり気分よく読み進められなかった。とはいえ、最終的にはきれいに収まるので読後感は悪くないし、こんなふうに超常現象要素なしで(正確には五話目だけちょっとあるけど)、登場人物の気持ちと知恵と工夫で進み、ちょっとした謎解き要素もあるストーリーはたまにはこういうのも悪くないとなかなか楽しめた。
★7 - コメント(1) - 2014年9月23日

(最後の1編を除き)小学校を舞台とした連作短編集。給食のデザートを巡っての頭脳戦、消しゴムをぶつけての勝負……など、ちょっとしたことに一生懸命になる面々が小学生らしくて◎。その勝負のあと、クラスで起きていたイジメが綺麗に解決とか、ちょっと綺麗過ぎないか? と思うところがないわけではないのだが、これはこれでアリだろう。
★8 - コメント(0) - 2014年9月22日

小学校のクラスを舞台にしたいじめなどの問題解決譚。表紙に反して語り手は男子。綺麗にまとまった短編が集められている。最後は小学生ではない。
★6 - コメント(0) - 2014年9月16日

いや~、面白い!!短篇集って形だけど、最後には収束していく。一人一人のキャラクターがとても魅力的で、読んでて飽きが来ない。素晴らしいね!
★6 - コメント(0) - 2014年9月3日

作者も絵師もカナ(かな)3文字!
★2 - コメント(2) - 2014年9月2日

これはかなりいけてますね。いじめやDVなど重い題材だったので最初ちょっと気が重かったのですが、読後感は爽快です。特に、最後にアキちゃんが幸せそうでほっとしました。小学校と高校の間に何があったのかもう少し読みたかったです。続きがあるといいな。
★9 - コメント(0) - 2014年9月2日

いや、これはおもしろい。特別華美な設定があるわけでもなく、ラノベとしては珍しいポジション。それなのに純粋に話、構成が楽しめるものは滅多にない。予期してなかったミステリ要素もいいね。
★14 - コメント(0) - 2014年8月22日

とりあえずアキちゃんかわいい あとアキちゃんかわいい(大事な事なので2回言いました 自分の小学生時代を思い浮かべながら読んだんですが特に思い出と言う思いでもなく、この子達青春してるなぁ(遠い目)とか思いながら読んでた。言い方は悪いがこの担任無能だなあなんて思ってたけどあの展開はびっくりした。アキちゃんが転校た時は丸岡くんと同様に胸にぽっかりと穴があいた……消化不良なんですとても。アキちゃんのデレが見たかった(切願 子供達がいつのまにか高校生になってたが、いじめっ子だったダイキも意外といいやつになってて笑い
★7 - コメント(0) - 2014年8月19日

給食早食い、消しゴムバトルなど、久しぶりに触れた小学生あるあるが超懐かしい!高校生編でその後の成長ぶりが見れたのもよかったし、1冊の満足度としてはかなり高いね。
★7 - コメント(0) - 2014年8月15日

ネタが小学生あるあるなんですよね各話オチもよかったと思います最後の話ではちょっと世界観が変わりすぎる主人公の力だと思いますけど
★2 - コメント(0) - 2014年8月15日

【★★★★★】これはとても良い、今年になって読んだ電撃文庫の中で一番です。 イジメっ子からの下剋上を画策する「給食争奪戦」「消しゴムバトル」ほか、DVや万引きなど取り扱う題材的には一般小説のほうで出版されててもいいくらいだけど、小学生の繰り広げる駆け引きやベタな程度に意外性のオチは、ライトノベルとしても十分に楽しめるものです。 個々の話は粒ぞろいながら、何より最後の短編「学園祭を台無しにしたのは誰だ」で自分は完全にやられました……名作を読んだ時にしか味わえない充足感、約束します。
★41 - コメント(0) - 2014年8月11日

とても興味深い小説だった。ロリでない意味で小学生を扱うのも珍しい。雰囲気的にはポプラ社あたりから出でもおかしくないが、イジメや万引き、DVを扱うので難しいだろう。一般向けも厳しい。その隙間をラノベが埋めるのだとすれば、興味深い。新たな地平を開いた感じだ。ところでどんな読者を想定しているのだろうか?/登場人物の関係性を整理するのに手間取ったが、うまく繋がっていて、重いテーマのわりに気持ちよく読めた。消しゴムバトルがとくに面白かった。4コマ漫画にありそうなイラストも小説の雰囲気にあっていると思う。
★14 - コメント(1) - 2014年8月6日

第20回電撃小説大賞電撃文庫MAGAZINE賞受賞作。 短編集形式で、小学生たちの一生懸命な姿が綴られる。 表題作『給食争奪戦』は、給食を巡る駆け引きと小学生の懸命さを巧く生かし、大事な何かを教えてくれるようだ。 他の話も一つ一つの完成度が高く、懐かしさと共に、クスリと笑える中にも各話気付かされるものがある。 毎回主人公が異なるが、大筋で繋がっており、その相関や成長を見つける度、あたたかい気持ちにさせてくれる。 最終話ラストで明かされた意外な正体にも良い驚きを覚える。 受賞に文句なしの出来。
★10 - コメント(0) - 2014年8月3日

給食争奪戦の 評価:92 感想・レビュー:92
ログイン新規登録(無料)