ガーデン・ロスト (メディアワークス文庫)

ガーデン・ロスト (メディアワークス文庫)
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ガーデン・ロストの感想・レビュー(2226)

大好きな友達がいて、安心できる場所がある。新しい季節はすきじゃない。けど、この先も彼女達がいてくれたら、頑張れるのかなと思う。
★3 - コメント(0) - 3月4日

それぞれに人知れぬ傷みを抱える彼女たちが、とても身近に思えました。繊細な感受性を持て余す少女たちの甘やかで残酷な花園が細やかに描かれます。作者独特の瑞々しく美しい筆致が素晴らしいです。花園は永遠に失われても希望の光が灯りました。
★11 - コメント(0) - 3月2日

仲が良いのか悪いのか、女の子って難しい。
★1 - コメント(0) - 2月11日

うーん、何と言うか共依存っぽい。女子高生の話だが、何処か欠落していたり、理解できない感情の動きがある。あまり明るくはない、かな。
★1 - コメント(0) - 1月24日

自分も放送部に所属していて、おまけについこの間同輩が思春期鬱を爆発させたばっかりなので、過剰なほど感情移入していた。エカ、マル、オズ、シバ、それぞれがそれぞれの痛みを抱えて、衝突して傷つけあって。青春ってこんなに痛いものなのだろうか。これと似た匂いのする出来事に遭遇したばかりなものだから、どうしても考えてしまう。
★5 - コメント(0) - 1月11日

108円本。10代の神経過敏さに読んでて痛々しい気持ちになってきた。4人が 10代の脆さ・弱さを具現化した象徴のように感じた。4人ともアブナイけど、特にマルとシバが危険すぎる。4人ともどうしてここまで自分を追い詰めるんだろう?彼女たちにとって友達は相談したり愚痴ったりする相手じゃないの?バカやったり、ハメをはずしてはしゃいだり、夜通しくだらない話しをしたりはしないの?今の10代がみんなこんなに痛々しいとは思わないが、人並みの恋愛や受験の悩みしかなく、この話に共感できない私は幸せな10代を送ったんだな。
★9 - コメント(0) - 2016年12月14日

思春期独特の受験の悩みや恋の悩み、それから葛藤などの救いの居場所が欲しい4人の少女達の物語。4人はそれぞれ性格が違うけれど、何処か孤独を抱えていて壊れやすく繊細だった。この表紙の少女は最初は江香だと思ってたけど読み終わって再び表紙を見たら、この子はシバなのではないのかな?って思えて仕方がない。
★6 - コメント(2) - 2016年12月10日

久々に読んだ。うーん、やっぱ痛みがある。@nij愛情の話。素直になれない、思春期の歪み。好きな人ができた。好きになれたと思った。でも、筋肉が難いと思った。私の想像していたサッカー選手はもっと優しい柔らかい筋肉をしてると思った。それだけでダメだった。前読んだときは、シバが一番共感出来た。でも、今回はオズとマルで泣かされた。
★7 - コメント(0) - 2016年11月22日

この作者のファンタジーじゃないやつ初めて読んだ そのせいか最初ちょっと入りにくい気がしたんだけど 読み進めると気にならなくなって なんであれ この作家が好きだ 過去最高レベルの支離滅裂な感想だけど まあこれはこれでいいや
★1 - コメント(0) - 2016年10月5日

様々な悩みを抱えた高校生の少女達の物語。各1章ごと、4人の視点で語られる物語で、本のタイトルでもあるガーデン・ロストは最後の章だった。各々の悩みがすごい生々しくて読んでいて心が苦しくなった。特に最後のガーデン・ロストはすごく共感でき、苦しいけど懐かしい感じがして、苦しいけど心地よい?感じがした。ただ、最後はそれぞれ悩みを乗り越える覚悟ができているのを見ることができ、あまり後味は悪くなく、すっきりした感じがする。明けない夜はない、という言葉がふと頭をよぎった。
★2 - コメント(0) - 2016年9月17日

「ミミズクと夜の王」にハマったのを思い出して、同じ作家さんだからと読みだしたら、これは完全にティーン向けの内容だったので、今一つ乗り切れませんでした。
★50 - コメント(0) - 2016年7月20日

あらすじを読んで、表紙を見て、(ああ、この女の子はシバなんだろうな)と感じたのは、きっと“毒舌家でどこか大人びているシバ”という文字列が、私の頭の中に黒髪を連想させたからだろう。春夏秋冬と、語り手が変わり、同時に季節も変わる。正論を暴力として扱ってしまうシバでも、夏祭りでは少し大人びていて、けれど冬の物語では一番脆くて危うい子だというのがわかった。この子には、絶対、幸せになって欲しい。この子なりの幸せに。マルと高良の関係性も少し気になるけど、本音をいうと、シバとのほうがお似合いに思う。とにかくシバが好き。
★4 - コメント(0) - 2016年7月11日

若さゆえの個性?でぶつかり合い・もがきながら大人になっていく様子を、一方的な視点ではなく、4人それぞれの育ってきた環境や立場から描かれていたので、よりリアルに感じた。 最後は特に落ちもなく終わったのに、なんかものすごく良かった。
★3 - コメント(0) - 2016年7月8日

四人の少女を順に描いていった作品。それぞれが違ったタイプなのに、何となく心地が良いという関係は共感できるし、お互いに何だかんだ言って、結局想い合ってるのは微笑ましかった。それぞれに不安を抱えながら生きているけど、自分ではどうしようもなくて目につく友人に当たってしまい、後で自分がもっと傷つくってことを本当に上手に表現されていて、四人とも人間味があったと思います。どこか黒い部分が四人ともあるのはこの作者さんだからかとも思うけれども、そんな所も私的には彼女達の魅力や個性に思えました。書き分けも本当に上手な作品。
★4 - コメント(0) - 2016年7月3日

女の子によくある、仲良くてもそれぞれが嫉妬や羨望とかで歪んだ感じの人間関係が何か共感すると共に、そんな四人に嫉妬してしまう。四人ともどこか危ない感じの部分があるのに助け合っているような部分とか好き。それぞれが間違えながらも、自分の嫌いな部分と何となく折り合いをつけられるようになる過程が読んでて辛いのに癖になってしまう。それにしても、一人一人に対して全く違う文体を書ける紅玉さんの技術はすごいと思う。
★4 - コメント(0) - 2016年6月23日

SSD
いろいろこじらせた高3女子の最後の1年の物語。春、偽善者エカ。人に優しくなりたくてだまされても利用されても平気。2番目に頭がいい。 夏、かわいいマル、かわいすぎて残念過ぎる恋愛経験。一番頭悪い。 秋、ボーイッシュオズ。女の子っぽい恰好なんて出来ない。女子にモテモテ。受験せず推薦合格。 冬、シバ。ここが本命。一番偏差値高い。いろいろ病んでてこじれてて痛いイヤな女。性別も時代背景も含めると5%くらいしか共通点ないのに、したくもないのに共感してしまった。時代の空気は確かにこんな感じだった。性別違うけど。
★6 - コメント(0) - 2016年6月20日

先生におすすめされた本。どこか欠陥を抱えた4人の女子高生を主人公に据えた短篇集。マルが好き。人によって書き方(文体や改行など)をかなり変えているので、ラスト4話目の「ガーデン・ロスト」は読みづらいと思ってしまったが、こんな書き方もあるのだと参考になった。
★4 - コメント(0) - 2016年6月8日

moe
悪い意味でなく、とても痛い物語だった。彼女達は、私達は、どうしようもなく女なのだと思った。自分と近いのは、エカ。心の底から優しいわけじゃないんだよね、ただの前払い。一番冷めている風のシバが素直になっていたのが、嬉しかった。時々思い出したように集まって、この時期のことを振り返って欲しい。
★6 - コメント(0) - 2016年6月8日

すらすらと読めるし悪くはなかったのですが4人の女子高校生の行動を見て本当にそれでいいの?って思う所が多すぎてすっきりしないのですよ。なんでも背負ってしまうい病んでる子にも付き合ってしまい壊れ始めたエカ、家庭崩壊からいろいろと壊れ始め異性を使って代償行為に走るマル、自分の本当の気持ちを伝えられずに別れてしまったオズ、受験のプレッシャーでメンタルをやられたシズと濃い面子が揃い過ぎなのです。それぞれが最後に気持ちだけは整理しているのが救いだけどその後どうなってしまったかが気になる終わり方だったかな。
★7 - コメント(0) - 2016年5月19日

失花園の物語。あまりの苦しさに視界がぐらぐら揺れた。高校生時代の3分の1くらい、私はばかで幸福な女の子だった。残り、私はばかで生き辛くて幸福な女の子だった。辛くてしんどくてもう二度と戻りたくはないはずなのに、焦がれ、帰りたいと願ってしまう場所。花園は必ずしも楽園ではないのに。私はあの場所がたまらなく嫌いで、たまらなく好きだったことを思い出す。
★17 - コメント(0) - 2016年5月9日

『春の繭』『チョコレートブラッド』『echo』『ガーデン・ロスト』の四章で描かれる、四人の少女の物語。誰にも嫌われたくないエカ、優しくされたいと思いながらも関係を壊してしまうマル、自分のなかの女性性をもてあますオズ、優等生でありつづけることに疲弊するシバ。ライトな文章だからこそ、思春期の少女たちの壊れやすい心の動きが際立っていると思います。四人とも、これからもっといろんな経験をするんだろうなと思うと、この不器用な高校生活が愛しくなりました。
★7 - コメント(0) - 2016年5月9日

再読。女子高生の四人の女の子。仲いいんだか悪いんだか。居場所が欲しい気落ちはとってもよくわかるし覚えがあります。
★5 - コメント(0) - 2016年5月9日

やっぱり誰にだって帰りたくても帰れない場所や時間があるんだと思う。そういうのが懐かしくなった人には、いいかも。
★1 - コメント(0) - 2016年4月29日

放送部に所属する四人の女子高生の姿を四章に分けて描いた物語。華やかな青春の裏側で起きる、花も恥じらう乙女たちの醜くも美しい儚い心を描いた良作。彼女達の抱える悩みはどれもありふれたもので誰もが抱える暗闇みたいな部分だけど、だからこそ読んでいて共感できる部分も多く読後は何とも言えない気持ちで一杯になりました。ちょっとした事で壊れてしまいそうな思春期特有の精神の未熟さを作者さんの確かな筆力で描いた、苦くほんの少し甘い良いお話だったと思います。その中でもエカとシバの話は中々印象深かった。
★54 - コメント(0) - 2016年4月27日

吉田秋生さんの桜の園みたいな感じ…子供だと思っても、いろいろ考えてるんだなと…
★1 - コメント(0) - 2016年4月25日

うーん、何とも。激甘の殻を被った激辛?高3のワンシーンのみで、特にオチなし。リアルっちゃリアルだけど…
★9 - コメント(0) - 2016年4月24日

甘い青春に身を置きながらも、どこか脆く痛みを抱えている四人の少女。その最後の一年が、季節の移り変わりに合わせてそれぞれの視点で語られている。エカの人に嫌われることを恐れてどこまでも優しくあろうとする姿。分かっていてもどうしようもない心は、醜いけれど愛おしい。そして相手を傷つけてでも叱りつけ、やがて静かに許したシバの友情。壊れゆく三人をすんでのところで繋ぎ止めたのは、そんなシバの毒であり、優しさであり、さみしさだったような気がする。初めは断ったエカの膝で丸くなる彼女が、たまらなく好きな本作だった。
★6 - コメント(1) - 2016年4月20日

お人好しのエカ、恋愛気質のマル、ボーイッシュなオズ、冷めてるシバ、放送部を創部した4人の女子高生を、各章ごとにそれぞれの視点で描いた群像劇。女子高生4人の交遊と聞けば、華やかな青春を想像するのに、思春期の繊細な少女たちはなんて屈折してるんだろう。壊れそうで壊れない関係が、明るく爽やかで、そして切ない。いろいろありながらも、3年間をすごした楽園から卒業する時、希望と不安に揺れる彼女たちを応援したくなるね。同年代ならば、4人の中の誰かに自己投影できるのかな。 (★★★☆☆)
★9 - コメント(0) - 2016年4月5日

放送部に集う少女四人。お人好しのエカ、ダーリンを求める奔放なマル、背が高く男装も似合いそうなオズ、厭世家でどこか大人っぽく毒舌家のシバ。高校1年からの3年間共に過ごした少女たちの願うものは痛くて、切なくて、そして絶望にも溢れている。多分それぞれの女の子に共感する人がいると思う。私はシバだった。シバに共感しすぎて心が折れそうになった。最後は軽くハッピーエンドな雰囲気だが、小説の持つ重さは今の私には重すぎたかな。でも、よかった。こういう小説は大好物。
★48 - コメント(0) - 2016年4月4日

タイトル、あらすじに惹かれて手に取った1冊。4人の女子高生の恋と友情と勉強と。読み進めるのが苦しいくらい、辛く儚く危ういストーリー。表題作、『ガーデンロスト』が1番辛かった。でも、みんなの行く先が気になり、止まれずに読了。17歳の不安定すぎる女の子達の、切なく、でも希望を見つけようと足掻く姿にぐっときました。
★2 - コメント(0) - 2016年3月24日

オススメ本の在庫がなかったから、同じ作家の別作品をと手に取った一冊。 自分の存在理由を探すことに必死で、弱さを捨て強くあろうとする姿や、自分が中心の世界で均衡を保つためにいろんなものを壊しちゃうその愚かさが、健気で愛らしい。 この作家さんかなり好きです。
★5 - コメント(0) - 2016年3月20日

私たちの愛した春はもう来ない。あの花園にはかえれない。それがどれほどの絶望でも、苦しみでも、ここから未来へ向かわなければならない。人肌のぬるさと女の甘さは時折吐き気をもよおすけれど。それでも、誰かと。・・・・・あなたと、手を、つなぎたかった。
- コメント(0) - 2016年2月27日

紅玉さんのお話の痛みのある感じが好きだ。話の断片が、自分にも当てはまるような気がして、揺さぶられてしまう。どこかの高校の図書室に置いといてほしいな。
★17 - コメント(0) - 2016年2月24日

ミミズクがすきで名を覚えていた作家さんの本をたまたま見つけたので読んだ。繊細すぎてしんどい。メンタルチート連中が闊歩する作品に慣れきってる頭でたまにこういうの読むとそのあまりの脆さとか少しのことでぐらぐらする心とか関係とか、10代でしかありえないような壊れやすさなんかの描写が新鮮通り越して処理に疲れた(暴言や男遊びする描写が苦手だから余計に)申し訳ないけどこの作家さんだとファンタジーの方がすきかな。現代モノだと痛々しさが先立ってしまって私に向いていなかった。高良がいい位置にいるなーと思う。
★1 - コメント(0) - 2016年2月14日

どんな女の子にも優しさがあっていいと思う。シバの話では泣きかけた。貝木泥舟の言葉を思い出した。自分のことは自分にしかできないと。可哀想なぐらい切実な言葉だ。
★14 - コメント(0) - 2016年2月5日

よかった。第一話の江香が好きだった。何かに縋らなくても生きていける自分でいたくて、そのためなら縋るものが嘘でも本当でもどちらでもいいはずなのに、そのどちらでもよさの隙間に燻っている自分がどうしようもなく惨めで苦しい。どのお話も彼女たちなりの痛みと苦悩と葛藤に溢れている。その中でもやっぱり第四話が素晴らしい。彼女たちの楽園が崩壊するということは、彼女たちの楽園が確かにあったこと、そしてその楽園で彼女たちが出逢い共に過ごしたことの紛れもない証明で、だからこそもう二度とこの楽園は在り得ない。
★21 - コメント(0) - 2016年1月31日

互いに個性や魅力をもち、認め合いながらも、自分自身が一番自分の価値を見いだせず、各々がこじらせている女子高生4人。放送部という共通点が彼女たちをつなぎとめ、失いたくないと思わせる場所となる。4人其々の視点からなる短編集で、進むにつれ各人が内に秘めていることがわかるので、後半になるほど面白かった。誰にでも棲んでいる嫌な面と良い面を強調したようなキャラクターたちで感情移入とまでいかないが理解はできる。最後には思いがけず涙がちょちょ切れた。ただただ相手を思うという利害関係のない友人は大人になって作るのは難しい。
★8 - コメント(0) - 2016年1月30日

うーん…タイトルでピンとこないものは、やっぱりピンとこないのかな。面白いとは感じなかった。紅玉さんの作品の中ではファンタジーのほうが好きだ。今作は、どの女の子にも共感は難しい。マルの無謀さもあざとさも愚かな振る舞いも、懐かしいとは思うけれど。紅玉さんの描く少女は、他人に過干渉で、激情すぎて時々ついていけない。シバが嫌いだった。唯一潤の思いがあったために、マルの話が青春らしくて救われた思いを感じただろうか。今作では、言葉選びに刺さるものがなかったのが残念だ。
★45 - コメント(2) - 2016年1月7日

ステレオタイプといえば、そうだと思う。とことん優しさと偽善を綱渡りする子、可愛くて寂しくて男がくるくる代わる子、「女の子」に恥ずかしさがあって男の子みたいにしてる子、自分も周りも冷静に分析していて意地悪でありながら本当は優しい子。でもステレオタイプだからって、ありふれてるからって、この時に苦しんで悩んで頭が重かったっていうのは間違いなくリアルでユニークで、真剣なことだった。特に大きな事件が起こるわけでもないけど、毎日何かにひりひりしていたあの頃を思い出した。良くも悪くも、この時間には戻れないんだなあ。
★24 - コメント(0) - 2015年12月31日

ガーデン・ロストの 評価:76 感想・レビュー:736
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