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ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)

感想・レビュー
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mae.dat
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シリーズ第6弾。古本屋さんって、入院が必要になる程の危険と隣り合わせのお仕事だったんですね。oh. memo「帙(ふみづつみ):書物をつつむおおい」むっずっ。またまた太宰治に戻ってきました。人気の作家さんですし、エピソードに事欠かないのでしょうかね。また別の事柄も伏線になっているとか。こういうのは嬉し楽しですね。エピソード自体はアレですけれども。いよいよ次回で第1部の完結。母君との距離は五浦くんだけ近付いて来ている様ですが、上手く纏まるのでしょうか。纏まるんでしょうね。愉しみに致します( ¨̮ )。
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けつねうろん
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私も太宰というと「メロス」と「斜陽」しか読んだことが無いクチなので、今回の登場人物が太宰の本にかける情念みたいな感情はちょっと理解し難かった。だが「袋とじの本」というと何となく「秘密」めいたイメージが醸し出されるので、本をめぐる争いに必然性を与えるいい演出になっていると思う。今回の話で最後に明かされる「秘密」もアンカットに対するある操作が切欠になっているような気もする。ラスト近くで登場してきたラスボス感のあるキャラクターからはもう少し重い吐露を聞きたかった感はあるが、いつもながらよく練られた小説だと思う。
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おおとろ
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☆☆☆☆☆ 再読
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村上達也
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7
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今野琢
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太宰治の晩年を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。 ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。 違う晩年を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。 本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。 47年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていた 。
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たんじろ
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少しずつ様々な謎が解き明かされてゆく。。。
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nobidora
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ネタバレ6巻は栞子さん因縁の太宰治『晩年』の稀覯本を巡り、獄中から田中敏雄が出てきて争う。階段から落ちたりスタンガンでビリビリしたりと、身体を張っているなあ。栞子さんとのイチャイチャシーンがまさかの伏線だったとは。このシリーズ、レア本のためなら他人を出し抜いてどうなってもいい異常者がわんさか出てくるんだけど、ヤバくないですか?そして、なんか出てくる人物だいたい血縁関係じゃないですか?鎌倉って怖い土地ですわ(突然の土地dis)。お金と情念が絡むとめんどくさいね。
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FULL2
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古書に纏わる謎を通してどんどん2人の家庭の謎も明らかになっていく。いつもラストがいいところで終わるので続きが気になります。この作品で取り挙げられる古書はどれも未読で、今度読んでみようと思うものが多いけれど、今回初めて「走れメロス」は読了済みでストーリーも豆知識も面白い。欧米版も読んでみたい
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黒砂
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ちょっとした紙ならともかく、本を破り捨てるのは大変だ。昔の本はナイフで破りながら読む本もあったらしい。そんな太宰の本の初版本は高かった、破って読むなら丁寧にしたことだろう。だけど破ったら価値が下がる。もちろん何十年後に高値がつくとか想像つかないだろうし、戦争もあったし、保存するにしても手間だし、なんか汚いと捨てられてもおかしくないし、そういった色々の隙間から何と破られずに現存してる奇跡の本がこのシリーズの一巻で出る。何百万の値とのことだが、その10倍はいけると踏んでるあったらだけど。その本がまた出た。
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さだぼう
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小説の書き出しが特徴的、印象に残る太宰作品、本人自筆の書き込み、さらにはアンカットという特殊な製本方法にいたる迄、これでもかと言うくらいの太宰三昧の巻。シリーズ残り1冊となり結末は如何に…ヒーローもヒロインも体力勝負!
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ren
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久しぶりのビブリア。前巻を読んだのはいつかと調べてみたら10年以上前。自分の感想を確認すると次巻を楽しみと書いてあった。購入はしていたもののずっと積読してあった。いままでの内容を思い出せず、読んでみたら巻頭からいままでの流れがしっかりわかりやすくあったので、スッと話に入っていけた。あいかわらず面白かったなぁ。
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プリン
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ネタバレ古書が好きすぎて犯罪にまで手を染める人がいっぱい出てくる。ちょっとついて行けない人たち。
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hiro040
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audible
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金吾
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◯古本への飽くなき執着を持つ人物が次から次へと登場します。私も古本を購入しますが、理由は絶版と値段であり古本自体にロマンはあまり感じないので、視野が拡がる感じがして楽しいです。
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ppp
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ネタバレ古書好きは頭のネジが外れたやつしかいないのか。コレクションのために人を騙し、犯罪を犯し、不貞を働く。読み応えはあったがなんか後味の悪い一冊だった。
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トモロー
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ここにきて密室物のような展開でミステリー感が出てきて面白い。ただ無理やり、近い人物を物語に絡ませてきている展開が苦しく感じる。
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ねぎまぐろ
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★★
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syota
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シリーズ二つめの長編。今回は太宰が題材で、『晩年』の稀覯本をめぐるメイン・プロットと、そこから派生した『駆込み訴へ』限定版に関する半世紀前の不可思議な事件とが絡み合っている。最後の決着がやや性急なのと、これだけの長編にしては黒幕の動機が弱いのが惜しいけれど、とにかく面白かったので結果オーライ(笑。お蔵入りした昔の事件の真相を名探偵が暴き、それが現在の事件につながっていくというのは他でも見かけるパターンだが、長編ミステリーでは極めて効果的な手法だと改めて実感した。
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mi
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今までの登場人物が全部伏線に…ライトな作風だけど、凝り方も半端じゃないし、伏線の回収も上手い… 密室の推理もあり、シリーズとしての謎解きもあり、本当にたまらん…!Amazon Unlimited
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taca
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【図書館本】結構入り組んだ話で再読した。7巻はじめに話を整理してくださっており、助かった
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猫カヌレ
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事態が結構動いたイメージを読了後に持ちました。因縁の相手とのまさかの展開で、最後の方はだいぶ駆け足だった気がする。このシリーズは古書がメインだと思ってますが、アンカットの話を読んで、ここにきて初めて古書に興味を持ちました。 今作での登場人物はだいぶ強烈なキャラが多いと思います。そして、展開もここ数作と異なりハードなイメージ。そして新しい謎が残って…先が読みたくなります。
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ntmm193
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再読。かなり前なので初めてという感じで読みました。ハラハラしながら読んだ。面白かった。
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オセロ
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【KU】1巻のメインにしてあまり掘り下げられることのなかった太宰治の『晩年』を巡る今巻は今までで一番ミステリー色が強めの内容。栞子の持つ『晩年』を狙う犯人の特定は47年前に太宰治の愛好家たちを巡る過去と現在の繋がりが浮き彫りになる展開は圧巻。まさに人間の業の深さの恐ろしさを考えさせられる内容でしたね。ラストに衝撃の事実がサラッと出てきましたが、最終巻となる次巻も楽しみです。
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暁姫
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太宰治の晩年を巡る重く暗い人間関係が明らかになっていく話。重い話だったので序盤はあまり読む気になれなかったけど、後半は1巻からの伏線が回収される爽快感があり、一気に読みきりました。にしても鎌倉の古書界、みんなどこかしらで誰かと繋がっていて狭い人間関係だなと思いました。
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バカリャウ
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ネタバレ今回は太宰治の話。人は本当に業が深い生き物だ。周りを巻き込んで、親しい人を危険に晒してもその欲はとどまることを知らない。自分の悪事が明らかになってなお「あなたの『晩年』わたしにくれないかしら?」と言う真里に寒気を覚えた。今回は栞子さんの母はあまり登場せず。次回で今までの行動の謎がどのように終結を迎えるのか。楽しみだ。
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文麿
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Kindle Unlimited。太宰治回。犯人は「オヤッ?」と思ったけど当たり。ガタイと柔道設定が生きたっちゃあ生きたんだけど、なんかちょっとこう……。今回は人間関係が少々複雑。頭の中で相関図を書きながら読み進めた。
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佐倉
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田中敏雄の名で投函された怪文書と、祖父が持っていた別の『晩年』を探しているという田中の依頼。田中の真意を掴み『晩年』の稀覯本の持ち主に警告するため調査を始める栞子たちの前に現れたのは太宰治の研究会でおきた四十七年前の盗難事件。その研究会には敏雄と大輔の祖父に当たる田中嘉雄が関わっていた。古書と人間関係の愛憎が複雑に絡みあった長編。一巻からの因縁が結実した爽快感のあるラスト…と思ったらどうやらもう一波乱、次なる因縁が現れる。北鎌倉の古書界隈、魔境過ぎじゃない…?
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naoyukie
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ネタバレ前回で一応一山超えたと思った最後の最後で展開を迎えて田中との決着がつかずに依頼まで受けてはたまた血縁関係がややこしくなって、登場人物はどんどん増えてきて頭が追いつかなくなってきたところで解決してみればなんのことはなかったけど、綱渡りな展開だったなあと。次でほんとの一区切りでシリーズも終わるような感じらしい。太宰治の「晩年」を読んでみようかと思ったがあの字の小さな岩波文庫で400ページ越えのようで、気持ちは萎えた。
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こほ
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ネタバレ太宰の本色々。悪徳古本屋が栞子さんの祖父らしい。不倫の子の子同士でカップルになったんだねっていうか狭いとこで血と本がもつれ合いすぎじゃないか。と思ってたら次の巻では冒頭に家系図が出てきて笑った。
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もんじろう
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ネタバレ第二章、凄すぎて・・・。土蔵の内扉が開かれる。「埃と古い紙とインクの入り混じった、独特の匂い」「わあ、すごい、こんなに」膨大な蔵書の数に身も心も奪われる。素敵すぎる。読んでて彼らと同じ空間に居るようです。大切に受け継がれてきた「晩年」のルーツが!エピローグ、智恵子の過去に唖然。
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もぐもぐ
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太宰治の「晩年」に取り憑かれた人たちの哀れな末路。古書に限らないけど、人間の執着と欲は怖い。人間関係が色々渋滞してるし話が重くて今回は読むのに疲れました。ブレない文香の健やかさはほんと救いだわ。次巻が最後なので爽やかに終わって欲しいな。
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mug
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今作は複雑な相関図。 頭の中でそれぞれの関係を整理しながら 読み進めました💦 田中家と五浦家、篠川家のつながり。 篠川家と久我山家のつながり。 過去イチの複雑さを、今回も栞子さんは するする解いていた様子。 私は全く気付いておらず、 後になって“栞子さんは気付いてたのか!” という事柄が多かった😅
bura

mugさん、栞子さんシリーズあと一冊です😄

08/29 20:13
mug

buraさんもですねっ😆

08/30 13:40
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bura
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ネタバレシリーズ第6弾。今回は因縁の太宰治。「走れメロス」「駆け込み訴へ」「晩年」が章タイトルとなる。「晩年」の希少本を奪うために栞子を石段から突き落とし、拘置所にいた田中が保釈され再び現れた。しかもあの時とは別の「晩年」の稀覯本を探して欲しいという。栞子は捜査を了承する。付き合い始めた五浦と共に本を追いかけていく内に、過去に起こった太宰の稀覯本盗難事件に突き当たる。その犯人とは…。 今回も本を巡るライトミステリの展開が面白く、更に身内の因縁めいた部分に入り込み興味津々である。ワクワクしながらシリーズ最終刊へ。
bura

今回の栞子さんの名言。「きゅ、急ですみません…我慢、してた、んですけど」吐息混じりで耳元に囁かれる〜すごい一言だなあ。

08/22 15:08
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たくや
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星3
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Tokki
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ネタバレビブリアシリーズ第6作品目。丸々、太宰治の作品に纏わる題材で第1巻目でもお馴染みの「晩年」、「走れメロス」や「駆込み訴へ」などの代表作が出てくる。この巻で第1巻目の因縁に終止符といったところか。
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団長
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ビブリア古書堂シリーズ6作目。やっぱり面白いね。登場人物の繋がりが更に濃密になってきました。多くは語れないけど、色々気持ちが分かる部分もあったね。劣等感とかマウント取られてるとか。さて次はどんな話になるんだろう?どうまとまるのかも含めて期待しています。
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背番号10@せばてん。
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ネタバレここに残るのなら、気を付けなさい ──。栞子さん第6弾は、再びの太宰治。シリーズは当初の「古書に纏わる蘊蓄ミステリ」から「古書マニアの執着愛憎ミステリ」にシフトした感があります。それも、鎌倉と横浜という狭い範囲で、3代に渡る相関図がかなり複雑になってきました。正直「そことそこも繋ぎますか!?」の印象ですが、エピローグの大輔の気付きが正解ならば、◯◯と◯◯は血縁という理解で良いのでしょうか? 間を空ければ因果が混濁するのは必定なので、近々に次巻、ステージの最終章に。 ⇒
背番号10@せばてん。

【備忘録】お前はきりょうがわるいから、愛嬌だけでもよくなさい。お前はからだが弱いから、心だけでもよくなさい。お前は嘘がうまいから、行いだけでもよくなさい。 @太宰治『晩年』

08/04 20:59
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あんこ
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ネタバレ再読。以前読んだ時はさほど気にならなかったのだけど、再読にあたって五浦の他人への見解がなかなか酷いなと思った。栞子さんの母親にしても、田中にしても、久我山一家にしても、確かに道理からは外れているけど、第三者がそこまで思わなくてもと少し顔をしかめてしまった。20代の正義感といったらそうなのかもしれないなとは思う。あと惚気が多くて辟易する。 今回はどちらかというと田中や寛子といった卑怯だけど弱い人達に感情を揺さぶられた。親の庇護下で健全に育った五浦には決して分からないだろうなとも思う。結局私は五浦が羨ましい。
あんこ

いつも五浦君と君付けにしていましたが、字数制限の為削らせてもらいました。ごめん、五浦君。

08/04 16:16
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hiromio
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good
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ハナさん*
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2014年12月25日初版。ブックオフまとめ買いの3冊目。本作も4巻同様、一冊通して1作家1事件。今回は太宰。毀誉褒貶が激しいが、長年にわたり愛されている作家の代表(近年は、異世界や現代に転生するなど、変化球での愛され方も)。それだけに、エピソードも豊富なのだな。本作では、主人公たちの祖父母の代からの、様々な因縁が明らかになる。大輔くんの方の血縁に関しては、田中・孫に案外といい奴の面があったり、田中・祖父が愚直な純愛の人だったりと、ほっとするところもあったが。久我山家の方は……。そちらは、最終巻まで保留。
ハナさん*

稀覯本の盗難をきっかけに壊れてしまった、大学教授と弟子的文学青年トリオの仲。その関係が、50年近くも経ってから、事件の真実が明らかになったことにより、まがりなりにも修復されたのは、本当によかった。既に3人のうち2人は、この世を去ってしまっていたとしても。田中・祖父と主人公の祖父は、大輔くんの祖母を守るために、あの時点では真実を明らかにしなかったのか……。それはまぁ、確かに。そういう秘密を守ることは、大事かもしれない。だが、そのために教授と弟子たちの仲、あの3人の仲が壊れてしまったのは、やるせない。

07/19 10:31
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ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)評価61感想・レビュー5133