純潔ブルースプリング

純潔ブルースプリング
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純潔ブルースプリングはこんな本です

純潔ブルースプリングの感想・レビュー(152)

十文字青デビュー作。カウントダウンを知った世界で普通に生きる高校生達の青春群像劇。益体もない会話をして、くだらないことで笑って、誰かに恋して、誰かの窮地に駆けつけて。そんな青春の裏で、静かに確かに落ちていく砂時計の砂。終わりゆく世界の絶望と虚無感をちらつかせる物語の中で、それぞれが様々な感傷を抱える姿がとても印象的だった。明日終わる話ではなく、いつか終わるという宙ぶらりんな中途半端さが絶妙な味わいを生み出していたと思う。番場と繭の初々しい恋も、真南と林檎の不器用で痛々しい恋も良かった。ラストシーンも最高
★7 - コメント(0) - 2016年3月18日

ずっと気になっていた作品。なんだか新鮮!十文字てんてーは薔薇マリから入ったからファンタジーな印象があるんだけど、そういえば学園モノもあったよなあ。それぞれのキャラが魅力的。番場くんの怒濤の告白シーンと決戦前に繭ちゃんがポマード渡すとこ最高リア充爆破して!大変身を遂げたいくみんと意識改革した暮林に動き出した男真南、そして倉田君っ!!囚われの林檎と真南の微妙な関係がもどかしい。世界の終わりがチラつく中、なかなかハードな青春を送る少年少女の物語。なんて素敵な友達関係。ちょっと足らない感はあるけど、面白かった!
★2 - コメント(0) - 2016年2月17日

甘く切ない青春ものかと思って借りてきたけどちょっと違った。ほぼ流し読み…いや流し見程度で終わらせた。ごめんなさい。
★8 - コメント(0) - 2015年9月8日

★★★★☆ 終末迫る世界での青春模様を描く、西園寺アク強すぎる。セカイ系、とは厳密には違うけど、それに似た虚無感と、青春小説特有の切なさ交じる空気感が合わさったシナリオと文章が、すごく良い、いやこればっかはもう好みの世界の話。作者の著作に見られるようなトンデモ能力を持つキャラクター達も魅力的、更に言うと後続の作品の雛形になったような後も見受けられる、倉田君はユリカさんですよね?ラストの終わり方も非常に好き、ビッチ可愛い超可愛い。ケチをつけるところは、世界観の表現や活かし方がイマイチかなーってところ。
- コメント(0) - 2015年7月16日

読んだのは2度目でした。1度目に読んだのは確か一昨年くらいで、その時とはまた違った解釈をしている自分がいて驚いたと同時に自分が成長できているのかな、と思えて少し安堵しました。彼等の活動はとても破天荒で、それなのに素直な一面も持ち合わせていて、読んでいて本気で、こんな人たちが友達にいたらどんなに楽しいだろうと思ってしまいました。皆とても個性的で、表面上は静かでも内では何が何でも我を通すようなところを持っていて、だから強くなれるのかな、と思いました。
★1 - コメント(0) - 2014年10月3日

世界の終わりについて直接は触れないんだけど,やっぱりみんなどこかでそれを意識してるんだよな. 独特の味がある作品だなあと改めて思いました.
- コメント(0) - 2014年4月7日

久しぶりの青春小説を読んだ気がします。なんか、自分の学生時代をちらほら思い出しながら読んでました。そんなに多くはないけど、共感できる部分はなんとなくうなづいてましたね。
★4 - コメント(0) - 2014年2月5日

人の心はいかんともしがたい。それはそうなのだけど、誰かと生きるからにはそこから目を背けることもできない。人は死ぬ。いつかこの世界が終わるのだということを自覚しながら今日も生きる。淡々とした語り口にじりじりと熱を感じる。最後の決闘シーンで一気に現実離れしていく感じはあまり好きではない。
- コメント(0) - 2013年7月7日

不良(わる)さも中二臭ささもメンヘラ臭さも「青臭く」等身大でいい。終末を感じさせないはちゃめちゃな日常がが描かれつつ、その中から薄っすらと伝わる「メメント・モリ」がなんとも言えない読み口ですね、距離感がいい。自然体で非常に粗いが不思議と悪くない。登場人物は個性的でよく、雑多な印象を受けましたがこれはこれでよかったかな。だらだらとした日常からの終盤の詰め込み具合が絶妙なバランス感だったかな、ピーキーな感じ。「世界が描き切れていない」感がありますがそれがよかったかな。自然体で綺麗な終わり方だったと思います。
★7 - コメント(0) - 2013年3月16日

膜を一枚隔てたような、うっすら関節的に伝わってくる「世界の終わり」。 言いたいことがどうもわからないまま読み進めるうちに気になる一節を見つけた。 親になりそこねた大人たちが輪になって踊っている。 輪の中で子供達が泣いている。 大人たちは踊り続ける。こっちへおいでと子供達を誘う。 この文がこの物語の答えであり、敵の正体なのかなと思った。 ふらふら徒然とした主人公たちの日記のようなものが長ったらしい。そして逆に終盤の詰め込みがすごい。 物語手前の話は必要性が薄いように思えてならない。番場の恋とか二年F
- コメント(0) - 2013年2月5日

倉田君だけなんで君づけなんと思ってたが…うむ。ありゃ呼び捨てにはできんわ…。なんというか、構築した世界のうち一割ほどしか見せていない、という感じだな。描ききらないにも技術はいるよなあ…。シリーズ化したら案外化けたかもしれん。
★2 - コメント(0) - 2013年1月13日

どこにも属さず、自然と教室の端に集まった、微妙な関係の6人。 西園寺の「黒豹刑事」にはびっくり!ってかよくそんなことができるな〜って感じ。小説だから…?? っていう出来事ばっかりだったけど、どのキャラクターも個性的で、登場人物が多い割には、誰も薄れる(?)ことなく(…いい意味でね!)楽しいストーリーであっというまに読めた! 最後に…一之瀬と藤堂が高校生だとは思わなかった!!?
★1 - コメント(0) - 2012年10月7日

終末を言い過ぎることなく、そのとき人はどうなる、どうするのか(そもそもこういう問題意識もあまり感じさせないわけで、そこもまた良いですが)というところが自然と書かれていて興味深かったです。しかし十文字さんの書くメンヘラビッチがぼくはすごいすきです。
★5 - コメント(0) - 2012年7月26日

ある意味凄い荒い小説。ジャンル要素が雑多だ。だけどもそこが魅力的。屋上でだらだらしているようなドライに見える友達関係が、最終的なラストの美しさに繋がる。
★2 - コメント(1) - 2012年5月17日

作者名だけ見て、特に内容も知らないまま読んだんですが、すごく良かった。この作者の描くキャラは青臭くて味があっていいですね。キャラ付けが特徴的だし、最初から興味のそそられるワードで引き込まれましたね。隠れた名作ですね。是非読むべき。というか文庫落ちしてください。
★1 - コメント(1) - 2012年5月9日

衝動のまま。。。想いの強さを感じました。。。
★3 - コメント(0) - 2011年12月14日

余計な事を考えずに、全体的な青春真っ盛りの雰囲気を楽しみました。
★7 - コメント(0) - 2011年7月31日

最初から最後まで面白かった。番場くんも西園寺くんも暮林も林檎もみんなキャラがよかった。最後の倉田くんの超変貌をふくめてとてもよかった。
★3 - コメント(0) - 2011年5月29日

妹から借りて読んだ。半分を過ぎるまでは文章とキャラに慣れるのに苦労した。以前にも「地球滅亡まであとX年」という設定の小説を読んだことがある。だから先入観を持ってしまったのかもしれない。中学時代に読みたかった。
★3 - コメント(0) - 2011年4月8日

一言で言えば、     かわいいのう…
★3 - コメント(0) - 2011年2月13日

最初クラス内部のいざこざの話かと思ったらまったく違った。面白かったです。
★3 - コメント(0) - 2011年1月4日

メメント・モリ。僕たちはいつか必ず死ぬのだから、必死になって、今を懸命に歌い踊ろう。
★1 - コメント(0) - 2010年12月11日

愛を知った1人が誰かを変え、変わった誰かが、また誰かを変え、やがてみんなを変えていく話。私もまた誰かに変えられていくのでしょう。
★6 - コメント(0) - 2010年10月2日

いつものメンバーで固まってて、それでもみんなが境界線を引いてて距離を置いてる感じが上手に書かれてると思った。ハチャメチャなやり方とストーリーで、ありえないんだけど、みんなの境界線をぶち壊してしまったのがうらやましい。ぶち壊せちゃう人たちって、多そうな感じがするけど本当はすごく少ないよね。キャラが一人一人、笑っちゃうくらいに濃いけど、そのおかげで章ごとの視点変更が多くても読みやすかった。地球の破滅がカウントダウンされてる設定をほぼ忘れながら読んじゃったから、もう一回読む。
★5 - コメント(0) - 2010年9月26日

読了.結構面白かった.ハチャメチャストーリーでした.後半のバトル展開より前半のくだらないやり取りが好きでしたね.特に番場と繭が非常に良かった.
★3 - コメント(2) - 2010年8月9日

これでデビューしてたらなぁ……
★1 - コメント(1) - 2010年5月28日

イマイチだったかな。第九3部作は面白かったので読んでみたけど、3部作にあるような、突き抜けたものを感じなかった。青春ものとみるには、登場人物がハチャメチャ過ぎる。ハチャメチャであるがゆえの悩みなんて他人事すぎて、ついてゆけない。共感を求めて青春ものをよんでるんですよ。強いて良かったと思えたのが、番場と繭のデート位。デートなんて生まれてこのかたしたことないけど。青春に特別な要素は必要ない、そういう青春ものしか楽しめない自分は損をしているのかな。
- コメント(0) - 2010年5月10日

是非映画化して欲しいです!最後は本当に「友情」というものが感じられ、とても感動いたしました
★3 - コメント(1) - 2010年5月3日

受賞作でしたか。どーりで。
★1 - コメント(0) - 2010年4月13日

青春よりも少し手前、どちらかというと厨二な雰囲気が漂う(褒めているつもり)。出だしと最後の方の話は全く関係がないような気がしたけど次々にかわる場面と展開のおかげでそこまで気にはならなかったかな。
★2 - コメント(1) - 2010年3月25日

直球でいいですね。舞台設定による人々の心情の変化を描ききれていないのは問題だが、それを瑣末に感じさせるほどの前向きなパワーがアウトローな登場人物のハチャメチャで形作られている。純粋に良い作品だと思う。
★5 - コメント(0) - 2010年3月10日

タイトルに負けず、何とも「青臭い」話。「ナイスなバカ」である番場と、「色々と残念なイケメン」西園寺のやりとりとかに大笑いした。終盤、いきなり超人バトルになってしまうとか、「世界の終わりが迫っている」と言う設定がイマイチ活きていると感じられなかった、とか、荒削りに感じるのは(実質的)デビュー作になるはずだったもの故か。ただ、良い意味で「青臭さ溢れる作品」として楽しめた
★5 - コメント(0) - 2010年2月7日

こういうのが読みたかった!何というか読んでてラノベではないような気がしたのは自分だけだろうか?一般エンターテイメントというか。番場の告白シーンなんて、もの凄い馬鹿なのに何故か胸が熱くなる。読み始める時は、うわー、痛たたた...と目を背けたくなるのに、読み終わると拍手したくなる珠玉のシーン。欲を言えば舞台設定の終末感というか、閉塞感があまり関係無かったところが残念。あと、西園寺が残念イケメン過ぎる。
★4 - コメント(0) - 2010年2月5日

溢れる自意識!俺はお前らとは違う!違う俺達カッコイイ!!--という雰囲気がムンムンな小説ですが、作者自身その辺自覚した上で自虐も込めて描いているためか、あまり鼻につくという事はなし。むしろ終盤の超人バトル展開を見る限り自虐をとことん煮詰めて最後にネタに走る趣向かとすら思える。序盤と終盤の空気の差が凄くて、構成としては良いとは言えないが、誰かが言ってたように十文字ブランドが確立された今現在ならばこれはこれで受け入れられる。登場人物の内面がエロゲーなんかにありそうなタイプだったりするのはラノベとしてのお約束。
★1 - コメント(0) - 2010年1月30日

なんかもう読んでて恥ずかしい。「生きててすみません」だよ、もう。青臭い悩みにおちゃらけ、厨二病の妄想もかくやという臆面もない無敵っぷりにベタな展開、もうみんなみんな大好きだよ!とかオレまで恥ずかしいこといいそうになるじゃないか
★3 - コメント(0) - 2009年12月24日

西園寺と番場が飛びぬけて面白いキャラクターでした
★1 - コメント(0) - 2009年11月25日

ライトノベルなどで活躍してる作家さんの03年に書かれた角川学園小説大賞受賞作。 ポップでクレイジーな青春小説ってことですがハチャメチャなキャラの高校生たちの奇妙な学園生活を描いています。確かにポップっていえばポップなんでしょうが...。軽すぎる(笑)。 この前読んだ入間人間氏もそうなんですが、この感覚には流石に着いていけてない自分がいます。読みやすいし、ストーリーもシンプルでキャラと会話のテンポも良いので苦ではないんですが、全てに於いて重みがなくて、一見いい文章を書いていそうなんですが、響くほどの
★1 - コメント(0) - 2009年11月16日

純潔ブルースプリングの 評価:78 感想・レビュー:63
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