ばんば憑き

ばんば憑き
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ばんば憑きの感想・レビュー(2337)

見えた『坊主の壺』で疫病を退ける力を受け継いだり、『お文の影』をちゃんと盆送で川に導いたり、政吉兄が己を犠牲になるも『博打眼』退治に貢献した竹兄の登土岐訛りがいい感じで、金賃借の恨みを持つ『討債鬼』で殺されかけた子供とその背景の所以や登場人物の関係に色々な事情があり、亡者の魂が生きた人に憑く『ばんば憑き』の秘事を知った佐一郎に余裕ある思いが生まれ、悲しい過去を思い出した物の怪『野槌の墓』へ「何でも屋」源五郎右衛門が挑んだ結果への手間賃に心洗われた。おどろおどろしいけど、最後の優しい終わり方に安堵感あり。
★88 - コメント(3) - 2月28日

ばんば憑きは宮部先生の時代小説で、私が未読の貴重なラスト一冊でした。それに答えてくれるかの様に´討債鬼´では´三鬼´でお別れした青野先生が、悪童三人組に手玉に取られながらも活躍する勇姿が見られ、´お文の影´では政五郎親分とおでこちゃんが登場で大満足の一冊でした。そして、最後を飾る´野槌の墓´の盂蘭盆の再会シーンにはやられました。
★22 - コメント(0) - 2月26日

表題の憑、という字からして想像はしてましたがやはり背筋がゾクっとするお話ばかり。でもゾクっとするばかりではなく、どこか温かいというか優しさが混じった宮部さんならではの時代物短篇集。今まで読んだ本の登場人物達も登場するので、宮部さんの時代小説好きにはたまらない作品。ゾクゾクするのにもっと読んでいたくなる。
★64 - コメント(0) - 1月25日

宮部さんの短編も好きだなあ。ばんば憑きはその後が知りたい。野槌の墓は切ない。最後の一文「別れるけど、消え失せはしない。亡き人びとはこの世を離れて、だからこそ永遠のものとなるのだから。」は、最近8歳5か月の三女猫をガンで亡くした私にはしみじみと心が救われた一文だった。
★2 - コメント(0) - 1月24日

三島屋シリーズの新刊を待つ間に読もうと思って図書館で借りた。 読んでいてぞくりとするものあり、ホロっとくるものありで読みごたえがあった。
★1 - コメント(0) - 1月14日

三島屋シリーズで登場した青野先生と偽坊主の出会い「討債鬼」を読みたくて再読。こんな風にいろんなシリーズで登場人物が混じり合うのが楽しい。現代ものだと中山七里もこのパターン多くて好きです。
★2 - コメント(0) - 1月3日

江戸物宮部作品集。どこかで読んだような役者が現れるが、坊主の壺が中々。
- コメント(0) - 2016年12月21日

妖(あやかし)とか物の怪とかお江戸の時代には身近に感じながら暮らせて居たのではと思えてしまう。そんなゆったりした暮らしがこの国の本来の姿だと思うのだけれど・・・・宮部みゆきさんはほっとするというか個人的に好みということもあって安心して読めます。タイトルの「ばんば憑き」より「野槌の墓」がお好みかな?
★2 - コメント(0) - 2016年12月13日

別れるけれど、消え失せはしない。亡き人びとはこの世を離れて、だからこそ永遠のものとなるのだから。
★2 - コメント(0) - 2016年11月26日

不思議な不思議な物語だった。人の心が不思議なのか、この世が不思議なのか・・・・・
★1 - コメント(0) - 2016年10月12日

★★☆☆☆
- コメント(0) - 2016年7月21日

現代よりも夜の闇が濃い江戸時代の怪談集です。「お文の影」は以前リーディングカンパニーで宮部さんの朗読で内容を知っていましたが、読み返してもジーンときます。ほかにもジーンとくるお話がありますが、でも一番お気に入りになったのは表題作「ばんば憑き」でした。内容とあの暗くねっちゃりした終わり方、趣味の悪さが出てしまいますがとても好きです。他のお話も含め、さすが宮部みゆきさんと思えた一冊。
★21 - コメント(0) - 2016年6月30日

時代物。不思議な話の短編集。子どもを殺す道具に使われた槌の話が悲しかった。
★3 - コメント(0) - 2016年6月19日

優しい話も、怖い話も、とても宮部みゆき節。
★6 - コメント(0) - 2016年5月8日

読んでいるはずなのに未登録なので再読。「坊主の壺」疫病を退ける智慧と禍。「お文の影」には政五郎とおでこが出てきて灰神楽の火鉢の謎が解ける。「博打眼」には狛犬の助力。「討債鬼」には深考塾の3人と先生が活躍。「ばんば憑き」魂の入れ替え。「野槌の墓」猫又からの妖怪退治依頼。
★9 - コメント(0) - 2016年5月3日

宮部みゆきの妖怪時代小説はどれも面白いですが、これは特に当たりでした。短編集だけど、どの話もいい。どの話にも重くて悲しい設定が出てくるけれど、それがまたいい。
★4 - コメント(0) - 2016年4月14日

宮部さんさすが。一切中だるみというものがなく、物語が緻密に詰まっている。6編の短編集。どれも少し物悲しい。印象に残ったのは『お文の影』『博打眼』と最後の『野鎚の墓』。『お文の影』は逝ってしまった魂に取り残された小さい女の子の影の話。宮部さんの時代物では馴染みのおでこが出て来て懐かしかった。相変わらず活躍している。『博打眼』では狛犬が話すお国言葉がよかった。あの様に民衆を助けようとしてくれているのかと思うと素通りはできない。見かけたらきちんと挨拶しよう。『野鎚〜』はきれいな物語。物の怪なりのお礼にほっこり。
★57 - コメント(0) - 2016年3月18日

さらりと読める話がつまっている。まあ時間潰しにはストレスもなく読めるので、いいか。 ★★★
★1 - コメント(0) - 2016年3月15日

悲しいけれど最後にはほっこりできる話もあれば、背筋が凍るような怖い話もありました。特に「ばんば憑き」は読み終えた後はゾクっとしました。「お文の影」に政五郎親分とおでこちゃんが出てきたのが、ぼんくらシリーズ好きとしては嬉しかったです。
★7 - コメント(0) - 2016年3月9日

全部面白かったんですが、あえていうなら『博打眼』がとてもよかったです。博打眼退治は見ようによってはわりとスプラッタなのですが、すっきりと綺麗にまとめてあり読了感がすっきり爽やかな感じ。『荒神』を読んだ時も思ったけれど宮部みゆき作品のこういうホラーというか不思議系な話もぜひ映像で見てみたい。あと『あんじゅう』の加登夫妻&青野利一郎が登場する『討債鬼』もよかったなぁ。いまだに『あんじゅう』贔屓な私にとっては思ってもみなかったご褒美でした。
★2 - コメント(0) - 2016年3月1日

宮部さんの時代小説が読みたかったので 図書館で借りました。 舞台が現代と違うところに怖さがあります。 6編とも面白かったです。
★8 - コメント(0) - 2016年2月21日

「お文の影」が優しい感じで好き。影を送ってあげる心の持ちようがいい。他の本でも見かけた人たちがいるので楽しい。
★2 - コメント(0) - 2016年2月3日

宮部さんの江戸物は終わった後に救いがある気がする。三島屋シリーズに出ていた青野先生活躍!人の心の中に鬼が住んでいる。おでこちゃんも出ていてうれしい
★40 - コメント(0) - 2016年1月7日

いろいろな短編が入っている。おでこの話、ここにも。やはり、いいわ。宮部ワールド
★1 - コメント(0) - 2015年12月22日

再読。「日暮らし」の政五郎親分とおでこが登場して「灰神楽の一件」の思わぬ続きが現れたり、「三島屋〜」の若先生と行然坊が如何にして知り合ったのかなど宮部作品を読んでる人にはなおのことたまらない短篇集。 表題作「ばんば憑き」の恐ろしさにまぎれて印象が薄くなってしまっていたけど一番最後の話「野槌の墓」が怖くて哀しいのにどこかほっこりしてしまう。むしろ最後がこの話で良かったとも思う。「ばんば憑き」で終わるのでは後味が悪すぎる。
★5 - コメント(0) - 2015年12月15日

宮部作品にハズレなし。
★3 - コメント(0) - 2015年12月8日

以前は敬遠していた宮部さんの時代物に最近はまる。現代では一笑に付されてしまうことも、時代を変えるととたんに面白くなる。
★2 - コメント(0) - 2015年12月6日

怖いけど怖くない怪談短編集。どの話もそれぞれにとてもよかった。おでこが登場したのも嬉しい。「博打眼」、面白かったな~!博打眼を退治するときの、そろばんガチャガチャ、お米をとぎとぎ、そして張り子の犬が背負った笊に博打眼が一つずつ。それを背負ったままかがり火の中に・・・。そしてみんなはお腹がペコペコになる。人身御供となって博打眼に憑かれる怖ろしさと悲しさを読んだ後に出てくる退治の方法が、何か愉快で読後感もとてもいい。
★26 - コメント(0) - 2015年11月28日

怪奇ものといっても、現代のおどろおどろしい ものとは違って、怖いながらも、嫌悪感は 感じない。お話によってはほのぼのとした感さえ いだくことができる。 現代では科学的に証明できることも昔は妖怪やら 神仏が解決してくれたんですね。
★2 - コメント(0) - 2015年11月26日

図書館本。どこかほっとするけれど哀しいお話が多い。「ばんば憑き」私はどうするだろう?
★1 - コメント(0) - 2015年11月15日

憑きもの系の短編集だけどそれほど怖くはない。むしろおかしみのある話が多く、それでいてしんみりもさせて、おいしさたっぷり。思いがけないキャラクターも顔を出していてうれしい驚きだった。
★7 - コメント(0) - 2015年10月22日

★★★★☆宮部みゆきの時代物はやっぱり読みやすい。6つの物の怪(もののけ)のお話。三島屋シリーズの若先生や子供たちも登場して嬉しかった。「討債鬼」とタイトルの「ばんば憑き」が良かった。
★7 - コメント(0) - 2015年10月19日

怪談と言っても人情ものみたいな感じ。なかなかよかった。この作家の頭の中はいったどうなっているのだろう、といつも思う。
★1 - コメント(0) - 2015年10月17日

宮部さんの時代小説は安定感や説得力がある。江戸時代のもののけの話。「博打眼」が面白かった。
★8 - コメント(0) - 2015年9月26日

江戸時代の怪奇短編集。ある意味、昔のおばけのファンタジーとも言えそう。犬の目かごは調べてみたら、とってもかわいくて、化け物と対決する姿は想像できませんでした。こっちの方が、結構リアルな感じがしました。
★2 - コメント(0) - 2015年9月20日

お馴染みのシリーズの面々も登場して楽しく読みました。「お文の影」が辛かった。登場人物が優しく良い心持の人ばかりなので尚更昔話の惨さが引き立つようで…。そんな中でほっこりしたのは「博打眼」ですね。お美代と太七は可愛いし、阿吽さんにも和みました。でもどのお話もなんとも悲しいお話でした。結局人の心が一番恐ろしい、という事でしょうか。
★3 - コメント(0) - 2015年9月14日

図、時代物。怪談中心だけど終わりに救いがあるので読後感良。
★7 - コメント(0) - 2015年9月14日

二回目の読書。狛犬と化けネコの話が好きです。
★2 - コメント(0) - 2015年9月13日

ぼんくらのスピンオフのお話も収めた短編集。妖も怖いけど何より人の心が怖い。 当時の貧困に加え、折檻され犠牲になった子供達のお話も多く…現代も虐待が問題になっているので題材に選ばれたのかな。
★2 - コメント(0) - 2015年9月10日

☆☆☆
- コメント(0) - 2015年9月9日

ばんば憑きの 評価:50 感想・レビュー:797
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