路地裏のあやかしたち―綾櫛横丁加納表具店 (メディアワークス文庫)

路地裏のあやかしたち―綾櫛横丁加納表具店 (メディアワークス文庫)
あらすじ・内容
高校生の小幡洸之介は、画家である父の作品が夜になると動き出すという怪奇現象に日々悩まされていた。そんなとき、クラスメイトから「綾櫛横丁にいる大妖怪が、そうした事件を解決してくれる」という噂を聞き、半信半疑で訪ねることにする。丑三つ時を狙って綾櫛横丁の奥へと足を進めると、たしかに怪しげな日本家屋が建っていた。意を決して中へと入った洸之介が目にしたのは、驚くような光景だった。そして洸之介は、加納環と名乗る、若く美しい女性表具師と出会う――。
人間と妖怪が織りなす、ほろ苦くも微笑ましい、どこか懐かしい不思議な物語。

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路地裏のあやかしたち―綾櫛横丁加納表具店はこんな本です

路地裏のあやかしたち―綾櫛横丁加納表具店の感想・レビュー(1329)

妖怪モノだから手に取ったのですが、すごくおもしろかったです!!帯にあるように和の美しさがすごくよく感じられる作品でした。学校行事に知り合った妖怪たちがやってきて主人公大パニック・・・みたいなラノベ的展開がないのがとってもいい。表具のこともかなりしっかりあって、一応形式はあるけど合いさえすればなんでもいいってことには、洸之介と同じで頭抱えてしまったり。この一冊で完結出来てるような作りもいいですね。
- コメント(0) - 2月16日

読了
- コメント(0) - 2月16日

父が遺した作品に起こる不可思議な現象に悩ませる少年がふとした切欠で「伝説の表具師」と言われる美しい表具師に弟子入りする話。表具って今まで意識してじっくり見た事なかったですけど、奥が深いんだなとつくづく思いました。今度掛け軸を見る時は表具の方もよく見てみようと思います。 それにして、ここに出てくる妖怪たちは現代になじんでいますね。それぞれがいい意味でギャップがあって良いです。
★4 - コメント(0) - 2月12日

見た目は若いのに実は500年以上生きている化け狐の環さん。和装美人でジャンクフード好きというギャップが可愛い。他の妖怪たちも見た目はギャルの雪女だったり小学校に通う天狗の息子がいたり人間界にナチュラルに溶け込んでいるのが面白い。この作品を読むまで表具に関する知識は全く無かったのだけれど、わかりやすく解説が入っているので楽しかったです。興味深い…。
★5 - コメント(0) - 1月24日

再読。本をよく読むようになったきっかけの本の一冊。父の作品がきっかけで表具師の妖怪に弟子入りするお話。妖怪といっても人が襲われたりせず妖怪が人の世界に溶け込んでいる。二回読んでも面白い。
★3 - コメント(0) - 1月23日

いつの間にか当たり前に過ごし、側に居ることに何の疑問も持たず、それはずっと変わらないと思っていた。例えそれがあやかしたちであろうとも。何も知らなかった事に改めて気付き、愕然とする。どうなる?と思ったが…良かったね。でもいつか自分(洸之介)だけは変わっていくんだ。まぁ、いいか、今はそんな事考えなくても。
★10 - コメント(0) - 1月3日

読了
- コメント(0) - 2016年12月19日

シリーズ1巻。高校生の主人公が、あやかしが営む表具店にお悩み相談から弟子入りしちゃう物語。妖(あやかし)モノが好きでタイトルに惹かれて読んでみましたが、面白かったです。絵画に宿った想いを「表具」で供養・調伏するってな内容。表具(床の間等に飾る掛軸等…日本版の絵画の額みたいな感じ?)ってあまり馴染みが無かったですが、昔ながらの作業がとても雅で興味深かったです。それに絡んだ、主人公自身の「人間の物話」から狸・天狗・猫・狐など妖達の物語。どれもジンワリ良い話でした。続きも楽しみ^^
★8 - コメント(0) - 2016年12月19日

図書館:初読みの作家さん。表具って興味あるけれど、全然分からない世界だったのでお仕事モノとしても面白い作品だった。さらに、もののけたちが人間社会に溶け込んで生活していく展開。すっごい好み。適度な距離感と、時間感覚の違いからくる彼らのおおらかさは愛すべき特性だと思う。
★4 - コメント(0) - 2016年11月6日

【再読】新刊でたようなので、再読。2巻が出たのかと思ったら、結構でていたようで。。。 高校生の洸之介君と妖たちとの関係が心地いい。仲良くなりたくてもどこまで聞いていいものかは、誰でも何歳になっても遠慮がちになる。手遅れに○前に言葉にしておきたいものだわ。 表具とはたいそう奥深いようで、今度本物をじっくり見てみたい。
★1 - コメント(0) - 2016年10月22日

表具師という珍しい仕事をなりわいにする美しい環の正体は、、、。描き手の思念が強すぎて、時に暴走する絵の想いを汲み取り、表装で封じる裏の仕事が出来る環に弟子入りした高校生の洸之介。思いの外、優しい物語。今後の展開が楽しみです。
★33 - コメント(0) - 2016年10月16日

わたしの好きな小路の向こうの異世界、といった作品。本当は現代だって、異形のものたちと隣り合わせて生きているのかもしれない、ということを、表具技術というリアルな技術を通して描いているのが秀逸。続編も読んでみたい。
★5 - コメント(0) - 2016年9月30日

最近マイブームのあやかし関係ですが初読みの作家さん。優しい物語でした☆今作は自己紹介的な感じですかね。妖怪とはいっても、人間界に紛れて暮らしてるということで、鬼太郎に出てくる妖怪みたいに悪さをしたりはしなくて無害。文章も優しい語り口でとても好感が持てました。続編もあるので読んでみたいです。
★21 - コメント(0) - 2016年9月24日

最初の話だけで、誤植が三ヶ所(ひとつは主人公の名前の漢字が違っていたのですが、これはまさかわざとじゃないですよね?)と、しょっぱなから挫け気味。内容は妖怪ものですが、思っていたより軽くてちょっと期待はずれ。自分には合いませんでした。
★9 - コメント(0) - 2016年9月22日

単なる妖怪ものではなく、表具(掛け軸)の知識が興味深い。一気読み。
★1 - コメント(0) - 2016年8月15日

妖狐の環さんを軸に、周りは賑やかしいのに、なぜか話のスピードは、そんなに早くない。 昔から生きてるあやかし達にちょうどいい、今の人からしたらちょっとゆっくりめ。 でもそれがいい。表具の世界も初めて聞く(読む?)こと…というか目にすることばかりだけど、なぜか目の離せない掛け軸とかあるのは分かります。 このお話も、これからどんどん面白くなりそうで、続きが楽しみです。
★5 - コメント(0) - 2016年8月6日

絵に込められた想いを、汲み取って軽くし、表装で押さえ込む妖の表具師と、その弟子(人間)と、周りの妖達とのお話。私のお義母さんが少し表具をやっていたのだけれど、こんなに大変だとは思わなかった。主人公は、今後、裏のお仕事も出来るようになりそうだね。
★6 - コメント(0) - 2016年7月29日

微笑ましい妖怪モノ。けっこう続きが出てるんだなあ
★1 - コメント(0) - 2016年7月28日

★★★☆☆ 表具師の環さんは狐の妖怪。そこに怪奇現象に悩んでいた高校生の洸之介が訪ねたことから始まる短編集。不思議な世界観でよかったです。【61】
★30 - コメント(0) - 2016年7月26日

★★★★☆不思議系の暖かい作品。表具師っていうのが珍しい。続編も読みたい。
★3 - コメント(0) - 2016年7月16日

父の遺した絵の怪事をきっかけに、絵に染みついた思念を封じる表具師、加納環に弟子入りする高校生のお話。一幅の絵を仕立てるのに掛かる手間の多さと100年先を見据えた先人の知恵に驚いたのと、環さんの回りの怪し達が、お人好しの狸、しっかり者の天狗王子などなど個性的で楽しいです。人臭い怪したちは人情味があって、現代ものなのに時代劇のような温かさを感じます。続きも楽しみです。
★5 - コメント(0) - 2016年7月11日

掛け軸に宿る思念をはらう妖し表具師と彼女に弟子入りした人間のお話。掛け軸がこんなに奥深いものだったとは、、、お人好しで環に片思い中の狸さんがとてもかわいくて、天狗の王子様がとても頼もしい。雪女が届ける天然水で作ったかき氷を私も食べてみたい。新しいことを受け入れて、古き良きものを守っていく。とても良いストーリーでした。
★7 - コメント(0) - 2016年7月11日

表具店と表具師と言うのが新鮮なあやかしもの。あやかしたちが個性的です。
★3 - コメント(0) - 2016年7月1日

絵や屏風は未来へのこすために、いろいろと工夫されてんだなぁ…妖の仕事、自分の能力にあったのにしてるなぁ…。
★1 - コメント(0) - 2016年7月1日

続けて二巻へ
★2 - コメント(0) - 2016年6月30日

私の好きな世界観のお話でした。表具を習っている内にすっかり妖怪たちと仲良しになっていた洸之介。現代に生きる妖怪たちも現代に生活スタイルを合わせていて笑えました。最後、自分ひとり置いて行かれたのではないかと不安で皆を探し回る洸之介にすっかり感情移入してしまい、同じように切ない気持ちで読みました。でも、皆帰ってきてくれて良かった。うちにも掛け軸が何本かあって、以前は季節ごとに床の間に架け替えていましたが最近はしてないなあとちょっと反省。表具にはそんなにも先を見通した先人の知恵があり丁寧に作られていたのですね。
★60 - コメント(0) - 2016年6月21日

図書館本、若干目がすべる~~。表具師とは珍しいなぁ~と興味深かったです。ハンバーガーが食べたくなりましたわ…
★11 - コメント(0) - 2016年6月3日

図書館本。この頃若冲展とか行ってたので、表具屋さんの話はためになりました♪ 人の世でながく暮らしてる妖怪達と男子高校生の話。ゆるゆるとしたやりとりに、ちょっと夢路行さんの主様シリーズを思い出す。今二巻読んでるけど、この人の文章読みやすいので他の著作も読んでみたいな。
★2 - コメント(0) - 2016年5月26日

表具師のことを全く知らなかったのでいい勉強になりました。内容的にはさらっと読める感じの軽いものです。狸のくせに人をだませない樹さんがお気に入りです。もうちょっとキャラをたたせてもいいんじゃないかなー、と思います…。
★1 - コメント(0) - 2016年5月22日

友達というものはこういうものなのかな。 人間でも妖怪でも、関係ない。種族も性別も、あるいは国籍も。
★3 - コメント(0) - 2016年5月17日

高校生がきっぷのいい姉さんと出会い、不思議な世界を垣間見ることになるお話。全体的にはよくある妖怪とのふれあい話なんですが、掛け軸などを装飾する表具という仕事が絡んでくるのが味噌。色々突っ込むとヘビーな話も出てきそうですが、コミカルに書かれており読みやすく、またそれは表具に関しての描写でも同じです。普通に生活していたら知ることがなかったであろう仕事の世界を、楽しくのぞき見ることができたのが最大の収穫ですね。
★2 - コメント(0) - 2016年5月5日

妖怪というものと表具店という一見あまり関係ない2つがいい感じに合わさっていました。また、妖怪達がいい感じに現代的になっていたので良かったです。妖怪ものだと妖怪が時代に合っていないものが多い中でこれはその辺りが取り除かれていてよかった。
★1 - コメント(0) - 2016年5月5日

子供の時分,習字で何かの賞をもらった時,表装してもらったことがあった。えらく立派なものになったとコドモゴコロに感じたのをうっすら覚えている。妖アパ的かと思いきや,むしろお仕事小説?
★2 - コメント(0) - 2016年4月7日

加納表具店に暮らすあやかし達と高校生の小幡洸之介が出会ってからの美術品をめぐる心あたたまる話でした。あやかし達がみんないいキャラ。 表具というものについて奥深いんだなぁと知れる1冊。
★19 - コメント(0) - 2016年3月30日

僕僕先生の二人の関係ではないにせよ、師匠と弟子の危き関係が素敵に描かれている。
- コメント(0) - 2016年3月25日

忙しさにかまけてちょびちょび読んでたら予想以上に時間がかかってしまった。設定とか面白くて、普段なかなか触れることのない掛け軸の世界を知ることができました。三話目と四話目が特に好きでした。
★8 - コメント(0) - 2016年3月21日

表具の事は全然知らないけど、初心者にも分かるように表具の説明をしながら話が進んでくので読みやすかった。ちょっと表具の作業をやってみたい。表具って今まで気にして見たことないけど絵にとって表具は大切な裏方なんだね。表具によって絵が生きるか死ぬか変わってくるんだもんな。奥が深い。環さんをはじめ出てくる妖怪たちも馴染みやすいキャラクターばかりなので読んでて楽しかった。
★2 - コメント(0) - 2016年3月15日

妖怪×男子高校生×「表具の世界」が題材のポップな小説。妖怪モノはつい手にとってしまうがこれはライト過ぎて期待ハズレ★☆☆☆☆
★3 - コメント(0) - 2016年3月13日

(2016年3月8日4377)高校生の小幡洸之介の父が死ぬ間際に描いた絵が夜中に騒ぐ。洸之介は噂に聞いた大妖怪が出るという綾櫛横丁に丑三つ時に行った。そこで出会ったのは妖達だった。誰でも入れる訳ではなく、相談事のある人は招き入れてくれるらしい。500年程この世界で暮らす狐の妖怪の表具師の加納環が解決してくれた。そして、環の弟子となり妖怪達と頻繁に交流する洸之介。ついホロリとする場面もあり楽しく読了。。読友さんの感想で知った、人ならざる者(神様や妖怪)と人間との触れ合いの本がどれも面白く感謝です。
★30 - コメント(2) - 2016年3月8日

路地裏のあやかしたち―綾櫛横丁加納表具店の 評価:74 感想・レビュー:533
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