殿さま狸

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殿さま狸はこんな本です

殿さま狸の感想・レビュー(76)

これまで名前しか知らなかった蜂須賀家政(小六の息子)の生涯を深く知ることができ、とても為になった。
- コメント(0) - 2016年9月1日

蜂須賀家について名前は有名で知っていたものの息子の家政など興味の対象外で知らなかった。三成や毛利の竪田とも関係も面白く、とても楽しめた
- コメント(0) - 2016年8月3日

法斎さんの出陣のシーンには、驚きと共に涙がツー(T.T)。根底にあるのは主従。堅田氏との策の掛け合いが面白かった。小六の嫡男なのに、関ヶ原の戦いで東側に付いたのが何故なのかずーっと気になっていたので、スッキリ!
- コメント(0) - 2016年6月27日

関ヶ原の戦いの際は、親徳川であることから隠居し高野山に蟄居するという中立的な方法をとったことから、その後徳川家から所領を安堵された。狸としての一面が出ているようで面白い。
- コメント(0) - 2016年4月23日

★★★★☆蜂須賀小六の子で、徳島藩祖・蜂須賀家政を描いた小説。小六を書いた小説でさえそう多くないし、秀吉を書いた小説でも多くの本では本能寺の変辺りから小六は出なくなってくる。ましてや家政と言えばどんな本を読んでもほとんど出て来ない。そういう意味でもこの本は珍しいと思う。私自身、家政の事はほとんど知らなかったが、この本を読む限りなかなかの人物である。さすが小六の息子でという感じ。本当かどうか分からないが、クライマックスとなる関ヶ原での身の処し方が絶妙!「徳島・阿波踊り」が家政が始まりだったとは知らなかった。
★8 - コメント(0) - 2016年4月17日

蜂須賀家政さんの話。 お父さんはよくTVとかに出るけど、息子の家政さん全く知らない。 比奈さんとのやり取りが面白いけど、ほんの数ページ。 もっと書いて欲しい!
★1 - コメント(0) - 2016年4月10日

この作家さんは主人公を通して脇役をすごく魅力的にする達人だ。特に父親の小六の飄々とした人柄と彼の目から見た、前向きな秀吉がすごく良くてたまらない。蜂須賀家臣と阿波の人々の幸福の為に奮闘する家政と妻の比奈も素晴らしかった。そして法斎、ただの付人かと思いきや‼驚いた。戦国の世で国を保ち繁栄させる事がいかに大変なことか。
★4 - コメント(0) - 2016年2月21日

各登場人物を割とスタンダードな性格づけで描き分け、軽い筆致とともにわかりやすさをもたらしている。さらさらっと読めてしまうので、気づくと驚くほどにページが進んでいた。イケイケどんどんできた創業者たちの楽しそうな人生に比べ、守りを固め土台をつくる二代目の戦いは地味で大変だということがよくわかる。個人的にはあんなふうになってしまう秀吉を見る前に、小六が死んだのはほんとよかった。
★1 - コメント(0) - 2016年2月17日

軽く読めた。勉強になった。ほとんど謀略。自分としては戦闘シーンがもっと欲しかった。テーマはアイデンティティかな。
- コメント(0) - 2016年2月15日

初めて読んだ蜂須賀家政主人公の小説。 家政の知識は小六の息子で阿波国主、関ヶ原では東軍に着いて生き延びたくらいの事しか知らなかったのですが、実は小六は阿波を拝領せず家政に譲り、人生の終焉の時まで秀吉の側近であった事や、家政が徳島城を築き、徳島城竣工時の祝宴で踊り騒いだのが阿波おどりのルーツなんて説があるのも初めて知った。 小説は関ヶ原までしか描かれていないが、亡くなるまで読んでみたくなった魅力的な武将でした。
★4 - コメント(0) - 2016年1月17日

蜂須賀小六の名前は知っていたけど、息子・家政は初知り。なのでとても新鮮。川並衆であることを生かした作戦は読んでて「やった!さすが!」て気分。阿波を守るための動きをする(七家老に対しても関ケ原での身の振り方とか)国主は珍しいんだろうけど、ついていきたくなる^^ 妻・比奈の支えもよかった。家政のことを本当に理解してて。堅田にいらつくこともあったけど笑、主家のためで、最後の処分を受ける姿勢は変な言い方だけど見直した。戦国時代はいろんな武将がいるけど、考え方(何を最優先するか)も人それぞれなところがあって面白い。
★1 - コメント(0) - 2016年1月12日

父である小六は多少の知識はありましたが、息子家政については全く知らず、こんな魅力的な武将だったのだとファンになりました。関ヶ原の戦いにおける、阿波の国の民を守る為、我が息子の命を守る為にとった究極の選択、そしてその為に散った命。後半は惹きつけられるように読みました。今年最後を締めくくるにふさわしい良い読後感でした!
★1 - コメント(0) - 2015年12月29日

読み易い文体でサクサク読めました。盛り上がりには欠けるけど、面白かったです。
★2 - コメント(0) - 2015年10月15日

★★★☆☆ 初読みの作家さん。若手の歴史小説家というあたり、谷津矢車さんを思い出す。読んだ印象としては、個人的には歴史に特に詳しいわけでもないので、何とも思わないのだが、歴史好きが読むと書き込みが浅いな、とかまだ未熟さが残っているかななどと思ってしまうんだろうが、逆に歴史小説を避けがちな若い人も手に取りやすいような内容・文体であるということは、若さがいい方向に作用しているんだろうと思う。どこも二代目などというのは無能というイメージが強いが、この作品ではそれが逆に上手い方向へ転がった稀有な例が描かれている。
★11 - コメント(0) - 2015年9月24日

面白かった! こんな人がいたなんてまったく知らなかったけど、掘り起こしてみればホントいろんな人がいろんな形で活躍していたんだなあ。それに、阿波踊りといえば「踊る阿呆に見る阿呆」のあのフレーズしか知らなかったかったから、そもそもそこ以外に歌詞があったってことにびっくり(^^;)殿さまのことが歌われているなんて、やっぱりいい城主だったんだろうな。
★2 - コメント(0) - 2015年9月4日

蜂須賀家政、小六、比奈、川並衆、阿波、藍染め。「何も心配いらない。あのひとが臆病だから」「将たるものは、極限まで考え、案じ、手を尽くし続けなければならない」「主家か国か」「置かれた状況は絶望的、しかし、まだ打つ手は残っている。何も出来ずに諦めるしかない状況に比べれば、どれほどの苦境であっても絶望にはあたいしない」。石田三成「俺は豊臣の盾なのだから」。毛利家・堅田兵部「元春様の遺志を継ぐ」。
★6 - コメント(0) - 2015年8月11日

蜂須賀と言えば小六で嫡男は知らなかったが、自分の定規をきちんと持ち、冷静に見据えて決断していくところが魅力的だった。阿波踊りが殿様主導で始まったのは史実?
★1 - コメント(0) - 2015年8月6日

蜂須賀家の嫡男として生まれ、織田家に人質に出され、槍働きにより秀吉の親衛隊である黄母衣衆の一員として仕えるも、木曾川を根城にする【川並衆】を率いる頭領であり、「羽柴秀吉」を支える腹心である父・「蜂須賀小六」の大きな背中を、越えたくても越えられない高い壁として見上げながら悶々とした想いを抱えたまま成長したひねくれ者「蜂須賀家政」。信長亡き後、躍進を続ける秀吉から父の代わりに阿波一国を与えられる事になって……。天下分け目の大戦で東西両軍を化かした事により、「阿波の古狸」と呼ばれた男の生涯を描いた戦国史小説。
★32 - コメント(0) - 2015年7月22日

前半と後半でテーマがあっていない。後半は面白かった。それだけに前半が残念。
- コメント(0) - 2015年7月3日

はじめてこの歴史物シリーズを読みました。現代的な感覚で、戦国時代のそこそこの人物を語るので、堅苦しくなく読み易かったです。一方で、このような見方をすれば、時代の覇者であった豊臣秀吉が不可解な人物になってしまいますね。
★1 - コメント(0) - 2015年6月28日

予想外に面白かった。読み始めは現代の口語体に違和感があって「軽いな…」と思ったが、読み進めていくうちにどんどん話に引き込まれて一気にラストまで読み切ってしまった。蜂須賀家政という一般的にはマイナーな人物が主役でありながら、読者を飽きさせない作品に仕上がっていると思う。著者が資料を丹念に調べ、史実に基づき登場人物のキャラクターを創り上げたと見受けられる点も、好感が持てた。あらためてこの人物のことをもっと知りたい、と思わされる作品でした。
★5 - コメント(0) - 2015年6月27日

他の作家が見向きもしないような素材を見事なメインディシュに仕上げたような作品。美味でした。
★3 - コメント(0) - 2015年6月14日

☆2.5
- コメント(0) - 2015年6月6日

蜂須賀氏は小六こと蜂須賀正勝こそ、戦国物の小説に登場するが、その子家政はほとんど取り上げられたことがない。だが、一筋縄ではいかない男だ。関ヶ原では息子・至鎮を東軍に参加させたものの、本人は病と称して出陣せず、本領阿波の返上を申し出るなど変幻自在の動きを見せる。合戦後は本領を安堵され、その後は幕末まで阿波の地を守り続ける。地味だが戦国時代の政治家としてはかなりの傑物。本作はその家政を「憶病者」と性格づけたうえで、青年期から晩年までの軌跡を手際よくまとめている。父・小六の描き方も興味深い。読んで損のない佳作。
★6 - コメント(0) - 2015年6月6日

秀吉の腹心たる蜂須賀小六の嫡男にして、徳島藩祖となった蜂須賀家政の半生を描く。お隣の県の話なので親近感を覚えながら、また全く知らなかった武将の話だったので新鮮な気持ちで読み進めることができた。特に、関が原の戦いの折の身の振り方が印象的。阿波踊りの起源の話も面白かった。★★★☆☆
★37 - コメント(1) - 2015年6月6日

蜂須賀家政という地味な主役、かつ合戦シーンが殆ど無いにもかかわらず、一気に読まさられた。前作と言い、マイナーな人物を光らせるのが旨いと感じた
★5 - コメント(0) - 2015年6月1日

★★★
★1 - コメント(0) - 2015年5月31日

木曽川並衆の頭領にして、羽柴秀吉の天下取りを支える歴戦の盟友、蜂須賀小六。そんな偉大な父へのコンプレックスから、蜂須賀家政は、戦場で立てた手柄よりも自らの甘さばかりを気に病み、果たして己は何者であるかと自問の日々を過ごす。秀吉による四国攻めの後、家政は父に代わって阿波17万石を拝領し、国主としての重責に、更に頭を悩ますのだった。「人の上に立つ者は、常に人から問われ続けるべきだ。」(p.206)ふてぶてしく人を食ったような笑みの奥に、自分への自信のなさからくる謙虚さを隠し持つ家政に、少なくない共感を覚える。
★5 - コメント(0) - 2015年5月26日

審神者から蜂須賀家に興味持って、作者さんのツイッターアカウントもちらちらと見ていたので、正勝さんが小六名乗ってるのとかはさておいて、うん、面白いというか、とにかく家政くんが可愛いほんと可愛い。初登場で22、23歳から関ヶ原を終えるまでだからだいぶオッサン時代も多いはずだけど、とにかく可愛い家政くん。狸のくせに。あ、あと藍の話は史実か作者さんのアイデアか知りませんが、「うまいことやりやがってー」と思いました。作中に出てくる餅は徳島行ったら食べれますか。
★4 - コメント(0) - 2015年5月23日

前作の丹羽氏に続き歴史の中であまり触れられることのない人物にスポットを当てる。あの蜂須賀小六の嫡男であり秀吉の側近でもあった家政。阿波一国を賜り国持ち大名に。迎える関ヶ原前作の丹羽氏同様如何にしてこのピンチを乗り越えるのか。やや主人公の家政のキャラが弱い気もするが、知らない人物の話は面白い。
★4 - コメント(0) - 2015年5月20日

★3 阿波初代藩主が主人公 蜂須賀小六は有名であっても、その子をしっているひとは少ないだろう。頼りない殿様が内政を充実させ、さらにマーケティングまでやってのける・・・あたりは面白いが、それ以外は、これまでにある小説と同じで少々食傷ぎみ もうちょい、これ!っというエピがほしいところ 小田原攻にて、石田三成が「忍城」攻めをするあたり、『のぼうの城』を連想してしまった^^;
★4 - コメント(0) - 2015年5月17日

しかし、この主人公の選択が渋い! それだけで、(≧∇≦)ъ ナイス! いつも同じような題材ばかり読んでいても食傷してしまいますよ。 あの阿波踊りの発祥が、 この家政による徳島城の築城時にあるとする説は初めて知りました。 ただ、作品の出来は少々物足りなかった。 もっとキャラを強めに描いても良かったような・・・・・・。
★9 - コメント(0) - 2015年5月16日

いや、ほんと面白い。まさに「殿さま狸」!蜂須賀家政の化かしっぷりがとんでもない。阿波(現在の徳島県)のために考えを尽くして守る。その姿がありありと目に浮かび、家政を支える稲田や妻の比奈、秀吉に三成などの関わり合いも面白い。やっぱり戦国系は他の小説にはない独特の味わいと面白さがなんとも心地いい!鳥肌立ちまくり!
★7 - コメント(0) - 2015年5月9日

かの伊達政宗をして、「阿波の古狸」と言わしめた蜂須賀家政。 蜂須賀小六の子に生まれ、父の代わりに受け取った阿波一国を、独自の才覚で傑作に作り上げていく。 本書における西軍決起の首謀者、毛利家臣の堅田兵部との知恵比べ、阿波一国と嫡男の命を救った一世一代の大芝居は手に汗を握ります‼ 彼のルーツである「川並衆」が重要なキーであることに気付いた時は鳥肌が立ちました。 普段、小説は文庫本しか手に取らないけど、今回は題材に惚れ思わず購入しました。 作者も同世代の方なので、非常に読み易かったです。
★9 - コメント(0) - 2015年5月2日

蜂須賀正勝の嫡男、蜂須賀家政が主人公のお話。この作者さんの人物の描き方は、前作の「うつろ屋軍師」でもそうでしたが、キャラが立っていて面白い。歴史的事実をうまく織り込みながらの話もダレる事なく、一気に読めます。次回作も楽しみです。
★8 - コメント(0) - 2015年4月29日

たまらん物語。マイナーな戦国大名、蜂須賀家政。川並衆蜂須賀小六の息子であり、阿波躍りを始めた男。物語当初は遠くを見れない若い武将だったが、高い壁である父の背中を追い続け、難治の阿波を任され、己は誰か、迷い、妻や家臣に支えられ、大名として、阿波を守る為の博打を打つ!川並衆としての、戦い方、政、大して知らなかった、家政という人物の在り方を面白く読めた。「阿波の狸」と呼ばれた彼の選択と、成長を感じられる最後のセリフは良かった。個人的に、法斎の正体にはグッときた。前作「うつろ屋軍師」よりも面白かった!
★13 - コメント(0) - 2015年4月14日

豊臣譜代の大名でありながら、江戸期を通じて存続し続けた徳島藩の初代である蜂須賀家政。「阿波の狸」とたたえられ、あるいは蔑まれた男の生涯をかけた戦い。彼は何を得て、何を遺したのか。 や、今回も面白かった。デビュー作であった前作は豪華にいろいろ詰め込みすぎて焦点がブレてたところもあったけど、今回は抑えるべきをしっかり押さえたカメラワーク。 そして、本作でもシナリオギミックを活かした物語構造は健在。この出来事が、あの発言が、その人物が、逆転の一手を呼び寄せる!
★5 - コメント(0) - 2015年4月11日

阿波踊りを始めた殿様…というのにひかれて、というのとうつろや軍師も面白かったから読み始め3時間で一気読み!蜂須賀小六の息子さんが阿波に加増移封されてからの成長っぷりと、パパちゃんを超えたい!でもなかなかっていう葛藤も軽くあり、お侍って言ってもいろいろいたのね。痛快。
★4 - コメント(0) - 2015年4月4日

秀吉を支え!!天下人へと押し上げた。蜂須賀小六正勝。 その子、家政にスポットライトをあてた!!名作!! 家政のその小憎たらしい雰囲気。父親すずりの謀略を駆使して戦国の世を渡り歩く姿は蜂須賀氏 = 正勝っという。 流れを覆す内容になっていて見て、読んで、買って。 損はない!!作品と私は思います。
★2 - コメント(0) - --/--

殿さま狸の 評価:100 感想・レビュー:40
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