中核VS革マル(上) (講談社文庫)

中核VS革マル(上) (講談社文庫)
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中核VS革マル(上)はこんな本です

中核VS革マル(上)の感想・レビュー(180)

左翼の中の中核と革マルに絞った活動史。中核と革マルの分裂に始まり、中核と革マルの教義と活動方針の違いを、闘争に対する両派の態度の違いを描きながら明らかにしている。そしてその違いがいかにカタストロフィへと向かっていったかを明らかにしている。両派の対立は確かに内ゲバであったが、この本を読めば両派のクレドが全く違ったものであるかがわかる。
- コメント(0) - 3月10日

コメディーを忘れたトムとジェリーが仲よく殺し合う話。途中からは「もう勝手にやってよ」という気持ちになり、世間が見捨てていった心理過程を追体験できる。街頭への動員と労組への入り込み。得意なことがお互いに異なる。どちらかでなく両方やればよかった。手を取り合っていれば、結果はいくらか異なったかも。二派に割れたこと自体が「権力の謀略」なのでは。現代の個人としてどういった教訓が得られるか。扱いにくい相手を敵視することをいかにして避けるか。相手の問題というより、自分の心理上の対処の仕方に行き着く感じもする。
- コメント(0) - 3月8日

勉強のために読みました。人情的には中核の方が好きです。
- コメント(0) - 3月4日

左翼アウトレイジ
★13 - コメント(0) - 2月12日

凄惨な殺し合いの本。読みにくいのは文章のせいだけではない。お互いがお互いの倫理のブレーキを外す悪夢の循環。『人間の発明した概念の中で、正義という概念ほど恐ろしいものは無い』
- コメント(0) - 2016年11月27日

無意味で意味不明の言葉をほざくマルクス狂団が壮絶な殺し合いの末、日本のデモ・学生運動・労働組合、社会党、共産党は害悪であるという正しい認識を国民に植え付けるという功績のみ残した。人間を単純な重労働から解放したのは、重機、輸送機、洗濯機等電気機器など資本家から生み出されたものあり、こいつらの主導した社会運動でも階級闘争の結果でもない。これら残党は今は平和は反原発、環境保護などに化けている。また無反省・ダブルスタンダードは鳥越や蓮舫に確実に受け継がれている。騙されてはいけない。
★4 - コメント(0) - 2016年10月4日

新左翼のすごいエネルギーを感じた。やはり社会に対する不満が大きかったからかな?なぜこうも近親憎悪は凄まじいのだろう?
★1 - コメント(0) - 2016年8月1日

中核も革マルの以前からの系譜をまとめてくれているので理解しやすい。革マルがデモに参加せず内向きに組織を拡張させていた様は強かだと思った。この一連の事件を昭和史の特殊な事例と処理せずに宗教や政党もしくは国家が分裂して対立する構造及び暴力との付き合い方として学ぶべきことが、多いと思う。作中で引用された『青春の墓標』を読んでみたい。
★1 - コメント(1) - 2016年6月26日

立花隆がこれを書いたのは40数年前だが、今読み返しても呆れるほど面白い。複雑怪奇な経緯を辿り対立に至った中核・革マル両派の実態が、新左翼各セクト離合集散の歴史を紐解きながら、分かりやすくかつ論理的に語られる。「職業は勉強家」と称する氏の面目躍如たる書である。  
★30 - コメント(0) - 2016年5月27日

以前、連合赤軍や戦前日本共産党の本を読んだが、愚かだなぁという感想しかない。本来、思想の違いから分派を作っていくものだが、途中から目的と手段をはき違えていくところは、全てに共通する気がする。下巻に続く。
★1 - コメント(0) - 2016年5月12日

諸派の分化の経緯など、複雑でページが進まなかったが100ページを越えたあたりからぐんぐんページが進んだ。とりあえず下巻へ。
- コメント(0) - 2016年5月4日

下巻まで読んだ感想。あの時代、現象としての新左翼の中でどのようなことがあったのか、そのことは実によくわかる作品になっている。後半は内ゲバの中身がかなり細かく書かれていて、いささかうんざりしてくるが。この本でわからないのは、この強烈な信仰を持った集団のメンバーが実際に何を考えていたのか、ということ。そういう意味で、上巻に出てくる中核と核マルに分かれた恋人の手紙の中身は興味深かった。まあ、内ゲバ闘争の真っ最中に書かれた本だから、当事者の心情を描けというのは無理というもの。他の本を当たるしかないけども。
★1 - コメント(0) - 2016年4月10日

新左翼の2大セクトの「戦争」に至るまでの過程を描いた上巻。当初は共産党という既成左翼を主敵として、反帝・反スタを掲げて成立した革共同がいかに分裂し、お互いを「反革命」認定するまでに対立していったのかを大まかに知れて良かったです。とりあえず下巻で「戦争」のその後を見ていきたいと思います。
★1 - コメント(0) - 2016年3月14日

むむ!面白い!面白いって言っちゃダメか。 こんなゲリラ戦争みたいな事を殺ってたんだ…。 学園闘争が少しわかってきた。 しかし、理屈っぽいなー。 左翼が難しく言ってるのか、自分の物分かりが悪いのか…。
★3 - コメント(0) - 2015年11月29日

SEALs=中核派=在日という右翼説を聞いて、また外山恒一が進めていた本であったため、中核派や左翼運動史に興味を持ち読了。第1章の運動前史は分かりづらく読みづらい。図表を用いることができず悪文になっている立花隆は分かりやすい文章が書けないコピペ魔でしかないことがわかる。赤軍派の運動や三島由紀夫割腹自殺も安保闘争などになぜ自衛隊が出動しなかったため起こしたためと初めて知った。中核派と革マル派の抗争の話になてくるとそれぞれが発行していた機関誌からのコピペが多いため読みやすくなる。
★3 - コメント(0) - 2015年9月22日

ヘルメットを被りゲバ棒を振り下ろす若者たち。機動隊に向かって火炎ビンが投げられ、その炎上する光景は青春の熱情そのものだったのか、はたや革命という幻想の怪火なのか。60年から70年代を生きた世代にとってはブラウン管を通して見た学生運動は身近だったのだろう。えてしてその世代の人々は、昨今の若者には活力がない、自分たちが学生だったころは…と世代間論争を投げかけるが、この本の前半戦を読んだ限りでは、正直おぞましさしか感じ得ない。さぁ、その惨憺たる内ゲバに行き着く内在的論理を、後半戦でも読み解くとしよう。
★24 - コメント(0) - 2015年9月11日

知らなかったことだらけ。その辺の退屈な任侠映画よりも残虐でリアルで悲惨で面白い。殺された学生の母親に向けた自己反省の手紙にはゾクッとしたし、胸糞が悪かった。
★4 - コメント(0) - 2015年8月12日

初 立花隆。でしたが、立花さんがこの本をとおして何を論じたかったのかが不明瞭でかなり消化不良。いや「ドキュメント」だから、抗争の歴史を追うだけでそもそも論じるつもりはないのか。また、党派の名称がどれも似通っていたり、いわゆる「左翼用語」に溢れているのは仕方ないとしても、地の文で解説するのではなくて引用中に“()”で注を入れていくスタイルがどうも読みにくかった。要するに、内容うんぬんではなく、単に私の肌には合わなかったということです。
- コメント(0) - 2015年7月9日

両派ともに自らの政治思想を絶対的真理だと思い込み、敵対勢力を絶対悪だと決めつける。この辺は自らを神の意志の実行者と考え、別宗派を悪魔に魂を売り渡したけだもの、と決めつけ絶滅戦争を仕掛ける様々な思想団体と一致するものがある。
★2 - コメント(0) - 2015年6月6日

新左翼の詳細な歴史が書かれている。なかなか勉強になった。
★2 - コメント(0) - 2015年5月1日

読んでて、不毛感が絶えず頭をかすめた。何とか上巻は読了。
★2 - コメント(0) - 2015年3月30日

ノンセクトの運動についてあまり描かれていないものの、56年のスターリン批判以後の新左翼セクトの分派(特にブントと革共同)について、それぞれの論理も含めて詳しく描かれている。党組織の構造や左翼系の専門用語がちょっと分かりにくいものの、暴力や殺しの論理については分かりやすい。革マルは「唯一の前衛党」を作りにいってるんだなあとも思いつつ、他の党からハブられたらハブられたで逆ギレするあたり、構ってちゃん感ある。民青もいつも嫌われてて笑う。
★1 - コメント(0) - 2015年3月15日

ken
仁義なき戦いなんて、これに比べれば子供の喧嘩だな。
- コメント(0) - 2015年1月2日

わたしは学生運動の盛んな時期を知らない。学生運動と言われて思い浮かべるのはヘルメット、ゲバ棒、火炎瓶のような補助的な道具だけで各派閥が何を政治的信条として武器を手にとり、時には政府を相手取り闘争を繰り広げたかはわからないし、その上なぜ中核派と革マル派が壮絶な殺し合いを繰り広げたのかも知っているはずがない。興味があっても何をもって学べばいいのかもわからない中、この本を入手できて良かった。中核と革マルの内ゲバだけではなく一応ざっと各派閥についてさらってあるので非常に興味深く読めた。早く下巻買わなきゃ。
★4 - コメント(0) - 2013年8月18日

アスペック粉砕闘争(69年6月8日)『この闘争に参加するため、中核派の乗っていた電車が車輛ごと切り離され、全員逮捕』(P120)この時期の学生運動が(今から見るとすごく)過激だったことは知識で知っていたが、それに対抗する警察の手はずも今じゃとても見られない仰々しいものだったのね(笑)。
★1 - コメント(0) - 2012年12月28日

1983(底本1975)年刊。◆反帝・反スタを唱え共産主義革命(?)運動を展開してきた新左翼内の闘争・抗争を描く。著者が指摘するとおり、日本の革命思想史において「現実に革命を想定した行動が採られていない」ことがよくわかる。つまり、権力による暴力装置である軍・警察にシンパや賛同者を作っていく検討をしていたとは思えないのだ。◆以下備忘録。①安田講堂籠城事件における革マル派の敵前逃亡。②革マル派による一方的・目的的暴力正当化論、③リンチの端緒は中核派による、④内ゲバエスカレート時における、相互の反革命認定。
★12 - コメント(1) - 2012年12月21日

新左翼の複雑な系譜を理解するために、まずはその中心となる(華やかな)中核vs革マル対立の概要を縦覧しようと思い購入。上巻はまだ中核戦争の前史、それぞれの結党・分派までの経緯が主だったのでやや教条的でエンターテイメント性はイマイチ。しかし新左翼それぞれのイデオロギーの違いを整理するのには役に立った。また組織が自らの存在理由となる看板イデオロギーさえ捨て去ってまで、自己防衛に走る過程を、組織論の観点から解説してくれて勉強になった(今の民主党・公明党がいい例)。下巻に期待。
★2 - コメント(0) - 2012年12月9日

とりあえず上巻読了。前半で、革共同の結成、ブント分裂による革共同への人の流入、革共同の中核派、革マル派への分裂などを解説し、中核革マル戦争の前史をさらう。後半は血みどろの中核革マル戦争が「戦争」と言われるまでにエスカレートした過程を、両派の機関誌の読解を通して記述する。75年当時の情勢の整理なので、今日の状況もしりたくなった。ただ、後半、新左翼用語ばかりの長文引用を読まされるのにはさすがに辟易した。
★2 - コメント(0) - 2012年7月20日

はぁ、50年代から70年代初頭は政治の季節だったのだなぁ。このような力強さを失ってから幾星霜。あたしが学生の頃は、大学に自治会すらなかったからなぁ。
- コメント(0) - 2011年7月16日

最初は読むのに苦労するが、流れが理解できるようになってくると意外にすらすら読める。繰り返し「引き返す」ことができたにもかかわらず、組織やイデオロギーを守るため、他者を攻撃することによってしか、自己規定できなくなっていく様が面白かった。彼らは「病理的」といえるのか、それとも人間の普遍的な弱さを露呈しているのか…と考えさせられる書物だった。
★3 - コメント(0) - 2011年6月28日

とりあえず極左セクトの歴史を代々木vsブント、革共同のレベルから総確認できる便利のいい本。そして描写は極左セクトの病理の本質に進む。
★1 - コメント(0) - 2011年6月10日

立花隆の最高傑作! まだ自治会にこんなのがいる学生さんは読んどいて損ないですよ! 民青がビラくばったりしてる学校の人もおすすめ! 読み物としても面白い。
★6 - コメント(0) - 2010年7月5日

ドキュメント,ルポの類は「書く対象」「著者」「読者」の3つの距離感で印象が大きく異なる。立花隆は「これでもか」というくらいに「書く対象」に接近する人だが,だからと言って読者との距離感が絶望的に広がることもない。たぶん,天性のものなんだろうなあ,と思っていたら,この本では時々読者が付いていけない深入りをしています。そこがまた面白いところですが。下巻も楽しみです。
★5 - コメント(0) - 2009年12月1日

古い本だけど、読みにくいけれど、面白いですよ。
★1 - コメント(0) - 2009年1月31日

昔の学生は過激でしたね。
- コメント(0) - 2008年12月3日

中核や革マルの歴史、また抗争の真相がわかって大変勉強になります。
★3 - コメント(0) - 2007年8月20日

Y-20
- コメント(0) - 2003年1月23日

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