約束の国 1 (星海社FICTIONS)

約束の国 1 (星海社FICTIONS)
あらすじ・内容
ヒルトリア社会主義連邦共和国──党と国家機構が融合し、“兄弟愛と統一”のスローガンの下、五民族・五共和国が薄氷の上に共存共栄する共産主義国家に時を越えて舞い戻ったダーヴィド・エルンネスト。過去か未来か、“共産主義”か“民族自決”かの二者択一の正解を求め、ダーヴィドは仲間と共に、ヒルトリア連邦人民軍で栄達を重ねていく……。
『幼女戦記』のカルロ・ゼンが贈る“共産主義英雄譚”開幕──。

あらすじ・内容をもっと見る
384ページ
205登録

約束の国 1巻はこんな本です

約束の国 1巻の感想・レビュー(114)

とある社会主義国家(旧ユーゴスラビア)から分離独立したものの夢破れ自決した男が時を超えて舞い戻り、かつての同志たちと共に理想をかなえるべく奮闘する物語。共産主義独特の言い回しや専門用語が多く使われているため、慣れるまでは少々読み難いかと思います。理想と現実の挟間に苦悩する主人公がこれからどういう活躍をするか楽しみです。
- コメント(0) - 1月17日

思いのほかに面白かった。民族自決革命を成し遂げ大統領となった男が、革命前の共産国家、青年時代に戻る物語。人生をかけて作り上げた約束の国より、革命前のほうが遥かにマシだという事実を突きつけられて、苦悩する主人公の姿が良い。見入る。
★2 - コメント(0) - 2016年4月3日

ユーゴスラビアがもとになってるようで設定だけでムネアツ!崩壊しなかったifがみられると思って今後の展開に期待!
★1 - コメント(0) - 2016年1月22日

1980年代に学校教育を受けた者としては、イデオロギーの異なる2大国を核とした冷戦構造は半恒久的なものであると思っていたのが、あっけなく崩れた後に明かされた社会主義国内での権力闘争、政治腐敗、思想弾圧の苛烈さとその打倒を訴えた民族自決主義の勃興という動きは、かなり生々しい記憶であるのだが、その時代をこのようにエンタメ小説として読めることには感慨深い思いがある。民族自決により社会主義体制を脱却したはての破たんを経験した主人公がどのように理想を現実にしていくのかが大変気になる。
★10 - コメント(1) - 2016年1月13日

★★★★★ 表紙かっけえ
★2 - コメント(0) - 2015年11月7日

古書購入。これはユーゴスラヴィアか。転生モノなのだけど、今の所何かを変えようと動いてはいない、変えられるのか…?と気付き、おそるおそる手を伸ばし始めた段階。でもまぁ(なりゆきとはいえ)インテリジェンスサービス方向に進むのは鉄板と言えば鉄板か。ぼんやりと思ったのは、人は自身が不当に貶められていると思い込んだときに、戦争を始めるのだなということ。そういう意味合いにおいて共産主義も民族主義も甘い理想という毒なのだろう。
★25 - コメント(0) - 2015年8月17日

旧ユーゴ(みたいな国)からセルビア(みたいな国)を独立させた大統領が国家運営を失敗、自らの頭に拳銃をつきつけたはずが目覚めてみると旧ユーゴの士官学校時代に戻っていて……という話。主人公が「未来の知識」で頭角を表すのではなく、独立までに把握した「社会主義の上手いやり方」を駆使して民族問題に立ち向かうところが面白い。
★6 - コメント(0) - 2015年3月17日

ユーゴ内戦と聞くと、ある程度年のいった人間なら「ああ」と思い出すだろう。美しい国が無残に荒れ果て、昨日までの友人が敵味方に別れて殺しあう、歴史上ではありふれた悲劇。もしこれが回避可能だとすれば、それはどんなに素晴らしいか。現代から旧ユーゴ(のような国)へタイムスリップした主人公は「未来の経験」を武器に、新たな一歩を踏み出す。それは硬い板に力をこめてじわじわと穴をくり貫いていく作業に似て、困難で根気を必要とするであろうが、この主人公の苦闘に続刊期待重点である。ただしかなりの悪文であり読みにくいので注意。
★3 - コメント(0) - 2015年2月8日

元来転生モノは嫌いなんだけど、旧ユースラビアをモデルにした社会主義国家の崩壊を止めようとする話と聞いて、これは読まねば!と思って読んでみたら、大変面白かった。旧ユーゴ(風)の社会描写や用語がかなりガチですばらしい。現実のユーゴはあっという間に崩壊して悲惨な内戦に陥ったけど、どうしてそんな事になってしまったのか、もしそれを回避する方法があったならいつどのような手段がありえたのかと考えさせられる。各章の扉のアネクドートがいかにもでそれらしい。そして一級のタバコ小説。タバコ吸わないけど大変に美味そうだった
★4 - コメント(1) - 2015年1月5日

幼女戦記とはずいぶん趣が違うが、根っこは同じものを感じる。ユーゴスラビア(をモデルにした仮想国)とは一体何だったのか?という思考実験を通じて描かれる共産主義英雄譚。同志カルロ・ゼンの今後に期待です!
★6 - コメント(0) - 2014年12月25日

カーネリアのお母さん感よ。
★2 - コメント(0) - 2014年12月25日

配給品の安たばこを吸いたくなってくるね。
★1 - コメント(0) - 2014年12月17日

社会主義連邦共和国を血をもって打倒し、勝ち取った約束の国は夢破れて崩壊。自殺した大統領が目覚めると、士官候補生として仲間と過ごしていた時に舞い戻っていた。魔法もなく、幼女戦記よりも真面目。前半、視点の変化が判りにくかったり、繰り返しがあったりで読みにくいが、中盤からは面白くなった。結果はわかっていても方法はわからないという主人公が、悩みながら求める方法は?好みは分かれるだろうが、この絶望感はなかなか良い。
★6 - コメント(0) - 2014年12月10日

この本よむと禁煙家でもタバコが吸いたくなり辛い 内容は仮想ユーゴ国分裂後のある国の指導者であった主人公が自分の軍学校時代へさかのぼりユーゴ崩壊を防ぐお話 個人的にはかなり好き 幼女戦記よりシリアスかな?
★4 - コメント(0) - 2014年11月19日

いやいや、大好き過ぎる! 幼女戦記で大注目していた同志カルロ・ゼン氏の新作キタコレ! ・・・もうユーゴ(架空)の設定だけで十分楽しめますよw とはいえ、一般向けじゃないわなぁ。。。というか、そんなの狙っていないだろうけど。1巻はさわり、2巻から話が急展開しそうで楽しみです。
★4 - コメント(0) - 2014年11月14日

旧体制を打倒して建国した理想の国家が最悪の結末に終わって絶望してからの二周目。ユーゴスラビアがモデルっぽいので嫌な予感がしてきて良いです。
★5 - コメント(0) - 2014年11月2日

生き返ってやり直す!強くてニューゲーム!俺tueeeee!!何が?意志が。ファッションコミュニストの皆さんにオススメ☆
★2 - コメント(0) - 2014年10月29日

「「...あなたの挙動や言動が、蝶の羽ばたきのように作用して、それで結果が変わることはあったかもしれない」」(米澤穂信(著)『さよなら妖精』より)“多民族国家”は可能なのか?それが長年の疑問の一つでした。残念ながら歴史書を読んでいても多民族・多言語・多宗教である国家は、短命であったり運営困難であるという印象が強くなる一方でした。“多民族主義”は幻想か?本当にあの半島でそれは実現不可能であったのか?そんなことを思いつつ同志カルロ・ゼンの次巻を待つことにします。
★9 - コメント(0) - 2014年10月3日

旧ユーゴみたいな架空の国家が舞台というなかなか興味深い作品。まだ序盤も序盤なので評価は差し控えるが、とりあえず文章はまずい。比喩も気が利いていない、文節の並べ方がいい加減で修飾の関係が曖昧である、読点の打ち方もおかしい、といろいろ言いたいことはあるが、ストーリーの展開も含めて今後に期待としておく。貴重なレフトノベルだ、贅沢は言うまい。大成してくれ!
★6 - コメント(0) - 2014年9月27日

共産趣味の人にオススメ。
★1 - コメント(0) - 2014年9月24日

あの火薬庫を、何とかできるものなのか?悪夢を知る主人公がどんな道を辿ろうとしているのか、興味深いところです。
★4 - コメント(0) - 2014年9月23日

同志諸君の課題図書。 約束の国を求めてあがき続ける主人公。その果てにはどのような結末が待っているのか、続きが楽しみ。
★3 - コメント(0) - 2014年9月22日

旧ユーゴスラビアの内乱分裂をモデルにした背景に政治指導者として失敗した過去をもつ主人公がタイムスリップにより2度目の人生を青年期よりやり直す。旧共産圏の政治体制と指導者の愚かさをシニカルに描いている文体は佐藤大輔を彷彿させる。民族間の反目を共産主義と指導者のカリスマで制御していたが首都での五輪開催を機に西側の情報が流入し統制が緩み始めていく様相に引き込まれた。政治の自由化を求める動きが民族紛争へと変質していく過程に現代の国際情勢と絡めて読むと余計面白い本だと思います。
★1 - コメント(0) - 2014年9月20日

ネルリシリーズに次ぐアカいラノベ。タイムスリップ転生ものの形式を取ってはいるもののチート能力などはなく、経験則を頼りに戦っていく。一応ミリタリものではあるが政治劇がメインで、主人公は状況が分からないなか流されていく。行軍やテロリストとの対決シーンが非常に楽しい一方、舞台構築をしなければならない必要性ゆえに大量の説明が詰め込まれた文章を受け入れられるかどうかがキモ。アリュージョニスト並みに読んでて疲れる。情報省と手を組んで権力を手に出来た2巻以降は本格的な活躍なるか。
★3 - コメント(0) - 2014年9月17日

惹句に苦笑いしながら読んでいたら本当に共産主義英雄譚だった。理想郷よりはるかに豊かな生活がある諸民族の牢獄。腐敗しきった壊れかけの国のお題目でも、そこにいる人たちの役に立ちうるという面倒な事実。方便としての理想を選んだ主人公を待つものは何なのか。続きがとても気になる
★3 - コメント(0) - 2014年9月17日

最短距離を進みたくても進めないもどかしさ。自分の知る終局を回避するために破壊と保存のどちらを選択すべきか。常にその選択に憤慨し嘆息しながらも理想を目指す部分が実に「もやもや」しつつも面白い。やっぱり軍人にタバコは似合う
★1 - コメント(0) - 2014年9月15日

胃に穴が軽く2~3個は空きそうな主人公。 常に自問自答でストレスマッハ。今後確たる拠り所と輝かしい結果を得て多少なりとも心身の負担が減る事を祈る。 普通の英雄譚では「○○の陰謀を見事暴いたぜ!」というイベントに対し称賛と嫉妬の描写がされる位だけど、この作品ではそもそも事を露見させることの影響と国が抱える根深い問題、自分たちの行動に如何による今後の国の動向まで想定し行動を起こす様が描写されていて読んでる方も胃が痛くなりそう。そこが面白いんだけど。 主要メンバーの内誰か一人でも嫌煙家が欲しかった。
★5 - コメント(1) - 2014年9月15日

これは、重い。だけど、ページをめくる手は止まらない。主人公が造り上げた「約束の国」は悪夢でしかなかった。かつて否定したヒルトリア社会主義連邦共和国。そこの士官学校時代にもどった彼は、理想とした国と否定した国の在り方、そこに住む人々をみることで、腐敗した、破綻寸前の国を救うために、『約束の国』を護るために決意する。まさしく「もやもやする小説」。未来を結末を変えることは出来るのか。続きが楽しみ。
★5 - コメント(0) - 2014年9月14日

末期帝政ドイツがモデルの転生モノ(魔法あり)から、旧ユーゴスラビアがモデル(魔法なんてない)の記憶を持って過去に戻った系(前世の死因は…)。旧ユーゴ民族対立の悲劇を回避できるのか、続きがすげー楽しみなんだけど若い子は元ネタみんな知らないんじゃないの? 学校で習うのかしら?
- コメント(0) - 2014年9月13日

"共産主義英雄譚"とは銘打たれているが、理想に燃える青年将校が共産主義革命を起こし理想の国を建て、あるいは更なる革命へ身を投じるといった話ではなく、腐敗した破綻寸前の共産主義国家の中で、しかしその解体の先にあるそれ以上の悲惨を"既に知っている"主人公が、未来を変えようとする物語である。大体帯文が全て。 あとは、作中に使われた"同志"の語数を数えるのもきっと楽しい作業に違いないでしょう。 このレフトノベルがすごい!2014大賞間違いなしの作品!(ノミネート作品数は公然の秘密)
★4 - コメント(0) - 2014年9月13日

売ってなくて手に入れるまで何カ月もかかった・・・ ほとんどの店に入ってこず置いて無くて手に入れるまでが戦いだった。 カルロゼン氏にしてはギャグが少ない真面目な話 やたらと煙草をかっこよく表現するシーンが多い 共産主義的話でのタイムスリップやり直しもの 民主主義ではないので新鮮で面白い 色々なシステムも見れると思う
★1 - コメント(0) - --/--

今読んでいるみんな最新5件(14)

12/20:ヘルメス
10/23:犬助
07/19:マーニャ
02/07:hitsugi

積読中のみんな最新5件(22)

02/07:
01/01:めだる
12/29:seri

読みたいと思ったみんな最新5件(55)

03/03:再受験生
02/13:すかつき
約束の国 1巻の 評価:56 感想・レビュー:31
ログイン新規登録(無料)