ユングの心理学 (講談社現代新書)

ユングの心理学 (講談社現代新書)
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ユングの心理学はこんな本です

ユングの心理学の感想・レビュー(101)

再読。C.ユングの伝記を中心に簡単な学説の解説を加えたもの。本格的に学ぶにはかなり心許ないですが、概要をつかむには十分ですし、フロイトとの相違点をまとめてあるのも分かりやすくて悪くない本です。精神療法的な効果は、歴史的に神秘的・宗教的存在が担ってきたものだと思います。そう考えればユングは科学的な擬態でごまかすことなく、それを踏まえながらもあるべき姿に戻したとも言えるのではないでしょうか。正攻法で述べ立ててもユングの意義は十分に伝わるところを、わざわざ薄っぺらい時事評論で敷衍しているのがちょっと不満でした。
★1 - コメント(0) - 2016年12月29日

心理学という学問の世界では、心理学を科学の一分野と位置づけ、実験による検証ができないものを排斥する考え方がある。ユングやフロイトは、検証できない「お話」なので心理学ではないと。本書で紹介されている「石に座っているのが自分なのか、それともその自分が座っている石のほうが本当の自分なのか」などと言い出したら、笑われてしまうだろう。しかし、心理学は『人の心』を扱う学問であり、ネズミにレバーを押させたり、脳の機能を語ったり、データを集めて統計処理したりというアプローチから入るのはどうなのだろうと思ったりもする。
★10 - コメント(0) - 2016年4月29日

ユングの伝記を中心にしながらユングの心理学について書かれているので読みやすい。アニマやアニムスに見られるような無意識が現代の若者に如実に顕われているように感じる。
★2 - コメント(0) - 2016年2月14日

ユングの心理学の概要がよく分かる。生涯に沿ってそれぞれの年代における思想か分かる。 入門書として最適と思う。
- コメント(0) - 2016年1月6日

勉強上理解を深めるため読んだ。河合先生の御著書からだいたいのことは学んでいたので、それほど苦労せずに読了できた。フロイトやアドラーとの関係が密だったことはこの本で知った。ユング心理学は内向的でたおやか、つかみどころがなかなかないものをとらまえようとするような考え方だと思っていたけれど、大きく的を外れてはいなかった。
★42 - コメント(0) - 2015年8月7日

ユングの学生時代にはじまりフロイトとの確執やその後の独自理論の形成など、ユングの人生史と思考の進み・変遷を概説しながらユング心理学について説明している。入門としてはよいと思う。
★1 - コメント(0) - 2015年2月22日

VOI
目先の現実を生きている私たちに、想像力やファンタジーの大切さを気付かせてくれます。 人間がはっきり意識して知っている心の部分は、ほんのわずか。心ほど自由にならないものはない。
- コメント(0) - 2014年12月6日

ユングによる心理学をとてもわかりやすく解説している。特に面白いのはフロイトとの差異を両者の生い立ちから説明した部分や、最後の現代と照らし合わせた部分。読みやすくスラスラと楽しめた。
★1 - コメント(0) - 2014年8月30日

かつて読んだユング自伝をぼんやりと思い出しながら読んだ。その頑なでないところがやはり私は好きだ
★1 - コメント(0) - 2014年5月23日

ユングの思想やユング心理学の成り立ちがの解説、併せてユング心理学視点による現代社会の考察が分かりやすく書かれています。学業柄、子供の想像性の欠如や精神疾患と社会の在り方について研究していますが、子供の想像性がないがしろにされる背景には大人と子供の心理的構造の違いがあり、子供は大人になる為のただの過程であり早く仕事をこなせる大人になるべきであるという大人重視の社会の考えがあるという分析は非常に興味深かったです。心理学にあまり知識の無い私でも面白く読めました。☆★★★★
★1 - コメント(0) - 2013年8月5日

ユングが心理学を構築する過程をユングの人生とともに述べた本。ユングからは少し離れて現代社会の問題を分析している最終章はハッとさせられる文章が多かったです。非常にわかりやすい本。
★2 - コメント(0) - 2013年7月14日

タイトル通りのユングの思想についての解説本。ユングの生涯を通して彼の思想が分かりやすく説明されている。解説本としては良質だと思う。ユングの思想については、以前ラカンの解説本を読んで情緒的なものを感じたが、それ以上に神秘的なものを感じた。
★2 - コメント(0) - 2013年2月14日

夢の解釈について他の精神科医やフロイトと争ったとのことだが、夢なんて文学的解釈と変わらなく何とでも恣意的に読み取れるやんけと思うのは、今だから? 
★1 - コメント(0) - 2013年1月11日

ユングが新しい心理学を創り出した道筋を追いつつユング心理学の概要が書かれていて入門書としてわかりやすい。ただ最後のユングと現代という章は蛇足だったと思う。1982年に書かれたので時代背景が変わりすぎてるし。ユング心理学はオカルト、占星術、タロット、錬金術などいわゆる科学とされないものとの関係も深いが、ユング自身が見た2つの夢から精神科医になったことと母親が霊能者の家系だったこととも無縁ではないらしい。
★6 - コメント(10) - 2012年12月10日

「あなたが私を見すてていたら、私はあなたを撃ち殺していたでしょう」(p40)
- コメント(0) - 2012年7月17日

★★★☆☆199X。
- コメント(0) - 2012年1月1日

あくまでも概説なので「ユングって何した人?」ってことを知りたい人にとってはやさしい本だと思います。フロイトばかり読んできた私としては、フロイトとの比較で語られていたため理解しやすかったです。オカルトばなしには少し抵抗はありますが、曼荼羅や記述はありませんがサイケデリックに興味があるので機会があればそのあたりに手をつけてみたいです。
- コメント(0) - 2011年7月30日

s_n
講談社新書の『フロイト』を読んだことがある。あちら同様 こちらも主に フロイトとの確執からその独自の心理学理論を打ち立て やがて晩年に至るまでの伝記的な内容で構成されている。最後には「現代とユング」というユング心理学を現代に盛り込んだ評論。きれいにまとまっているのかもしれないが あまり伝記にこだわっても面白くない。今はもっと読みやすくいいユング概説本があると思う。あとユングって西洋と日本での受け入れられ方がずいぶん違うような気がした。 
- コメント(0) - 2011年3月23日

バランスよく書かれた良書。
- コメント(0) - 2011年2月24日

ユングの精神医学への足跡が分かる本。フロイトとの出会いから別離、そして夢分析における精神世界への研究。自分を実験者かつ被験者になり、夢の可能性を見つめた良作。精神分析家でも幼少期の環境において、考え方が形成されるんだなとよく分かった本。著者のあとがきに、一つの文化が最盛期を迎えて衰退しはじめると、社会に麻薬がはびこると書いていたが、まさに日本もこのような時代になっているだろう。
- コメント(0) - 2009年8月8日

- コメント(0) - 2009年2月9日

神秘思想と紙一重のユングの思想と生涯をコンパクトに紹介
- コメント(0) - 2005年3月29日

読んだのが中学生の頃で内容は全く覚えていませんが、伝記風にユングの心理学を紹介していて、読みやすかった印象がある。
★3 - コメント(0) - --/--

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