「戦争学」概論 (講談社現代新書)

「戦争学」概論 (講談社現代新書)
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「戦争学」概論はこんな本です

「戦争学」概論の感想・レビュー(146)

「戦争」というものにスポットを当てた、良質な近現代史。「学」を銘打つには著者の主張がややうるさい感はあるが、全体として読みやすく(新書の醍醐味!)複雑な関係を整理することができた。
- コメント(0) - 3月26日

冷徹に戦争の歴史をたどり、時代ごとに優位に立ってきたものをさぐるという内容ながら、10年以上前に集団的自衛権を主張する自衛隊出身者が筆をとっていたのを知らずに読んだ自分を恥じています。愚かと言われても、平和のためにどうするのか考える立場でいたいと思います。
★2 - コメント(0) - 3月22日

読了。 初っ端から論理構成の意味不明の文章に出くわしたため、大丈夫か、と心配させられた。 地政学から現実の紛争の解説、今後の予想の三段構え。 最初の地政学、分かりにくい。村山秀太郎の地政学入門をオススメする。 現実の紛争に関しても考察が1面的、宗教的要素が殆ど無視されている。 そして、戦争要因を経済とした上で、米ソの対立を民主主義と共産主義の対立との表現には納得いかない。現実には共産主義は独裁に陥るが元は民主主義を志すものである。経済を基礎として論ずるなら資本主義と共産主義の対立だろう。オススメしない。
- コメント(0) - 2月13日

プロイセンの限定戦争からアメリカの対テロ戦争までの戦争の変遷の概観を掴むことが出来た。特に現代の対テロ・ゲリラ戦では政治によって原因を根本から断つことが必要であり、クラウゼヴィッツの言った「戦争は政治の延長」が当てはまるという部分は非常に興味深い。 後半では現代日本の"戦争アレルギー"にも言及されていて、日本人は太平洋戦争の「軍部が暴走した」全体から見ると特異な例に影響され、戦争や軍事について知ろうという意志すら失っているのでは、という指摘は的を射ているように思えた。
★1 - コメント(0) - 2016年4月11日

国会中継でも思ったが、日本の政治家の軍事知識のなさに愕然とした。71年前の敗戦は日本人に相当なトラウマを植え付けたな…。
★1 - コメント(0) - 2016年1月23日

国会デモを見る限り、多くの政治家や知識人は軍事学を相変わらず知らないし、知りろうともしないようだ。このままいけば愚かな戦争さえ起きずに日本は滅びるだろう。
★2 - コメント(0) - 2015年9月14日

買ってから1年近く積んでましたが、ようやく読了です。「戦争は政治におけるとは異なる手段をもってする政治の継続」という定義が重要だと思う。ついつい戦争の悲惨さだけに目を向けがちだけれど、こういう政治的側面を見るのも重要。この本自体は、歴史から戦争を分析していくもの。ゲリラ対策には民衆の支持を得るべく善政をすべき、戦争は軍部ではなく政治が起こすものであり、日本人は歴史的経緯からこの点を履き違えている、というのが印象的だった。特に後者は、高校の公民の先生もおっしゃっていた。
★1 - コメント(0) - 2015年9月2日

戦争反対。しかし、その戦争のイメージは70年前で停まっているのでは?。本書は近代戦の発端、ナポレオン戦争から、第一次、第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争を踏まえ戦争と対策を考察する。ナポレオンの決戦戦争(全戦力の壊滅)のセオリーが近代兵器により予想外の悲劇を招き、後に核によって限定戦争しか出来なくなった。そしてハイテク兵器により徴兵は無用となり、テロによって戦場の概念が霧散した。しかし戦争形態が変わろうが、政治と軍事が一体でかつ適正でない限り誤った結果しか起こらない。政治とは国民の意思なのだ。
★34 - コメント(1) - 2015年8月13日

戦争学の無い日本を危惧した著者による戦争学の概論。戦争と政治は密接に関わり合っており、国家の運営には無くてはならない。しかし、日本では大戦後の政策などもあり戦争学に躊躇いがあるという。本書は地政学的視点を加えつつ、中世から現代の戦史を戦略なども含めて概観している。今後の世界の動きを多少は捉えやすくなる内容。
★3 - コメント(0) - 2015年2月28日

yo
・基本的な地政学理論の紹介・近代戦の展開―どの戦争ではどんなタイプの戦争であったか・政治と軍事の関係・現代の戦争の形態―ゲリラとテロ・日本の現状ととるべき方針といった点が印象的。個人的には、そもそもの地政学的な視点や、各戦争における指導者の成功と失敗、それから取るべきだった政策が詳しく書いてあったので非常に面白かった。
★4 - コメント(0) - 2015年2月2日

政治と戦争の関係を近代から現代にかけて起こった戦争をさらいながら地政学的見地や戦争論を踏まえてさらっていく点がわかりやすく秀逸。けどやっぱ世界史に精通してることが前提です。あと後半の日本の自衛権については駆け足な感じ。ゲリラとテロの差とか、戦争の基本が解って面白かった
★2 - コメント(0) - 2014年12月18日

帯にある「愚かな戦争」は「愚かな政治家」が起こす。というのがうまい要約です。大戦略、政治決断、政治判断が戦争を決める。戦争の戦術的側面ではなく政治的側面が主たる内容。
- コメント(0) - 2014年8月21日

久々に学術書を読みました
- コメント(0) - 2014年8月13日

戦争とは、政治の継続であり要求を通す手段の一つである。戦争を知ることで戦争を回避する。歴史を通じて戦争を解剖し新たにテロ戦争への対処法を明確化している。やはり日本は日米同盟を維持する。さらにオーストラリア、インド、ASEANとの海洋国同盟を結成し中国、ロシアに対抗する。
★1 - コメント(0) - 2013年12月29日

出版当時と比べてみて、中国は予想通り順調に力を増強し、それにどう対応するかという課題がより切迫したものとなっている。(2013/12/27時点で)安倍首相の靖国参拝により、日米関係にも亀裂が入りそうな様相を呈しているが、この本の通りならば、アメリカは戦略上絶対に日本を見捨てないし、特定秘密保護法案の成立、そして沖縄の基地問題にも目処が立った現在では、表向きがどうであれ、今まで以上に日米同盟は強化されると予想される。逆にそう予想されるから参拝を強行したのかもしれない。理論と現実を見比べてみると面白い。
- コメント(0) - 2013年12月27日

地政学を中心とした最初の二講と、著者の主張が全面に押しでている最後の講に関してはややアクが強すぎる面があるが、全体を通した戦史の解説に関しては秀逸。
★1 - コメント(0) - 2013年10月21日

地政学的な立場から見る戦争史を紹介。筆者は現代の米軍がクラウゼヴィッツの箴言をまさに体現しているとする一方、既存の戦争観とは異なるテロが勃興していると述べる。憲法改正とか色々謳われる今だからこそ、読むべき本。
★1 - コメント(0) - 2013年10月14日

地政学って面白い! ランドパワーとシーパワーという二つの概念を手に入れた途端に、世界史上の戦争が今までとは違った形をもって浮かび上がってくる。それぞれの国が自分たちの短所長所を理解し、やるべきことをはっきりとさせる。そうして国益を確保するため各々の戦術を立てていく。その過程の根本部分について理解したいときにこの二つの概念は特に有効だと感じた。どちらのパワーに秀でているかさえはっきりすればその国家がとる戦術の基本方針が決まる。つまり、何をしたいのかが分かりやすくなるからだ。→続き
★2 - コメント(1) - 2013年9月1日

・戦争は武力 をもってする政治 ・戦争と政治の関係性について述べられている ・政治は目標、戦争は手段 ・ゲリラとテロの違い ・冷戦後のアメリカと独・仏の関係性の変化と影響 ・世界には戦争学という学問があり、大学で講座もある  初めて知ったことばかりで驚いた。戦争はしてはいけないものだとはずっと思っていた。そのためにどうすればいいのかという問いかけに対して、漠然とした考えしか持っていなかったが、それでは複雑な世界では通用しないと思った。
★1 - コメント(0) - 2013年8月16日

中盤くらいまでは『戦争史』といった感じ。過去の大きな戦争についてのべられているところが多かった。中盤以降は現代の各国の絡みというか。テロの件が「うん、確かに」と思った。 それにしても、『愚かな政治家』の多いこと。日本はこういった分野を系統だてて学ぶ場が乏しいようだけど、学ばずして過去の失敗を繰り返さずにいられるのだろうか。「臭いものに蓋」ではダメだと思うのです。
★1 - コメント(0) - 2013年4月26日

地政学&軍事理論がバランスよく述べられている。中国の膨張政策にもふれられている。
- コメント(0) - 2013年1月2日

前半で地政学の解説を行い、後半で世界の戦争と政治がどのように絡んでくるのかに迫っていくという内容。戦争を通して国家戦略のあり方を考えてみたいという方や、地政学に初めて触れる人向けです。
★1 - コメント(0) - 2012年10月27日

軍事と政治は切り離せないもの。平和を望むなら戦争について学ぶのは当然。事なかれ主義で平和は訪れない。平和を望むなら、平和の為のアクションを行わなければならない。
★3 - コメント(0) - 2011年10月29日

地政学の概論とナポレオン以降の近代戦争の解説から構成される。戦前の日本、朝鮮戦争の米国における戦略の不在、マグサイサイのゲリラ戦指導など、政治と軍事の不可分の関係を例証している点が興味深い。
- コメント(0) - 2011年8月21日

地政学の変遷から、戦争の本質的なところの変容(制限戦争→全面戦争→制限~への回帰?)、政治と戦争の関わりなど。本当に「概論」で、戦争学の内容をざっとさらえる。なかなか面白かった。 ただ内容的に仕方ないのかもしれないが、ハード・パワーの内容に偏っている気がした。個人的にはソフト・パワーにも目を向けたいところ。
★1 - コメント(0) - 2011年7月21日

大戦略、戦略、戦術。戦争は政治。
- コメント(0) - 2011年4月20日

後ろの方の情報はもう古いのかな。世界のどこを見たって、何もせずに平和を享受している国はないよね。考えねば。
- コメント(0) - 2011年3月9日

戦争学って言ったって、軍事的な専門理論に触れられているわけではなく、最初にクラウゼヴィッツの『戦争論』に触れたのち、もっぱら地政学や、それを前提にした政治と戦争の関わりをプロシアのフリードリヒ大王からイラク戦争に至るまでの幾つかの戦争を取り上げながら述べているにょ。個々の戦争について、必ずしも取り上げられ方が十分じゃないようには思うけど、戦争と政治の在り方の時代的な流れについてはわかりやすく触れられてるんじゃないかにょ。非対称戦が大きな存在感を持ってきた現在は、戦争観もいろいろと変える必要があるかにょ。
★1 - コメント(0) - 2010年11月20日

地図を見れば分かる通り、南西諸島は中国が太平洋に出るを阻む壁。ここを押さえるために長いスパンで戦略を立て実行するお国柄、高度 な外交センスがないと著者のいう「歴史認識批判というソフトウェア爆弾」に対抗できない訳で。
★1 - コメント(0) - 2010年8月22日

国際関係や安全保障とかを語るなら、まずこの1冊から。地政学を学んでいる身としても。
- コメント(0) - 2010年5月25日

地政学から始まって、フリードリヒ大王の限定戦争とナポレオンの絶対戦争、第2次世界大戦までの絶対戦争の巨大化、ゲリラ戦争と絶対戦争の敗北、間接アプローチ戦略の特化とテロ戦争、今後日本周辺の情勢。日本が外交に弱いのはこういうリアリズムが弱いせいもあるのかな。軍事という響きに古臭さを感じてしまうのはやはり日本では立ち止まってしまった学問だからかもしれない。
★1 - コメント(0) - 2010年3月10日

今日にあって、クラウゼビッツが(現実の戦争よりも)絶対戦争を志向していたとする理解は、やや古いように感じます。しかし、ナポレオンの戦争からイラク戦争までの戦争の歴史を通して見ていくことで、地政学的な見方や、政治が戦争をリードしなければならない必要性が理解できます。政治家と、それを選ぶ国民もまた、戦争に無知であってはいけないと思いました。
- コメント(0) - 2009年10月5日

戦争は可能な限り回避したい。しかしだからといって議論しないという今の日本の姿勢は正しいとはいえない。回避したいものだからこそしっかりとした研究が必要である。
★6 - コメント(0) - 2009年4月7日

お国柄のせいか、日本にはこういう戦争を学問として扱った本は多くない。その意味で地政学だなんだといっている本書は貴重なのだが、新書サイズではやっぱり中身が薄い。それでも十分ためになるので「地政学?なにそれおいしいの?」という人は読んでみるといいと思う。
★2 - コメント(0) - 2008年9月19日

「戦争」そのものについて学問的に分析した本。「戦争は政治(外交)の延長線上にある」という地政学的な観点から様々な戦争について考察している。
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