芸術とスキャンダルの間――戦後美術事件史 (講談社現代新書)

芸術とスキャンダルの間――戦後美術事件史 (講談社現代新書)
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芸術とスキャンダルの間――戦後美術事件史の感想・レビュー(40)

究極の美とはまったく役に立たないものである。芸術は役に立たないものの創出であり、作品は高額な値段(役に立つ通貨)にかわる。錬金術だ。だからこそ、芸術には模倣・贋作・その他諸々のスキャンダルがつきものになる。数あるスキャンダルの中でも、「千円札の模型」の話が、最も考えさせられた。それは通貨への批判なのだけど、通貨と無縁でいられる芸術(美)などこの世界に果たして存在するのだろうか。そこに自己矛盾を感じた。芸術方面の知識が、ギャラリーフェイクしかない私でも楽しめる1冊。
★4 - コメント(0) - 2016年5月2日

古美術購入には、注意が必要!まあ、買えるお金が無いので、いいのだけど。ただ、税金の無駄使いまでいくと、関係があるか・・・
★2 - コメント(0) - 2013年2月23日

戦後美術のスキャンダル史。贋作や盗作、盗難など世間を騒がせた美術絡みの事件の顛末。淡々と語られる事件調書の小気味良さに思わず引き込まれる。悪いヤツの話には、正直ワクワクしてしまうのだ。事件といっても内容は多種多様。美術、芸術という無形の価値をめぐる欲や陰謀、保身のための事実の隠蔽、反社会勢力による嫌がらせなどなど。。。ここには結論もなければ、教訓もないけれど、人間という不完全な存在の業が噴出しまくるドタバタ劇には、ある種の哀しさと滑稽さすら漂う。たまには美術を裏面から眺めてみるのも面白い。
★3 - コメント(0) - 2012年11月2日

コンビニで売ってるスキャンダル本の芸術版としてスラスラ読めます。
★1 - コメント(0) - 2012年8月3日

芸術に絡んだ昭和の事件がわかりやすくまとまっている。情報のみの1冊。芸術作品がカネの代わりを務めている様が面白く、寂しくもあった。
★1 - コメント(0) - 2012年6月12日

芸術品関連の事件を当時の新聞も引用しながら事件簿的に紹介してくれる本。あとがきを読んで、筆者が長年雑誌の編集に携わっていたと知って、なるほどと思いました。そんな感じの構成。
★3 - コメント(0) - 2011年12月21日

ワイドショー的美術事件史というところか。専門用語も少なく、美術品の知識がなくても楽しめる。コラムもあって覗き見しているようでワクワク。素晴らしい芸術品の裏側は、かなりドロドロしているんだなぁ。
★2 - コメント(0) - 2011年12月4日

贋作と真作の間で揺れる美術館。それにしても、ほんの40年前って、美術に関わる仕事の人でも非常に意識が低かったのだな。大人気の興福寺・阿修羅像もヒドイ目にあってます。するっと読めます。
★1 - コメント(0) - 2011年8月27日

図書館で借りた
- コメント(0) - 2010年8月16日

戦後の美術関係の事件簿。おもしろいです。
★1 - コメント(0) - 2010年1月4日

戦後の贋作、盗難、著作権侵害などの事件が紹介。 読みやすく、おもしろい。 小説になってもよいくらいの事件たち。 コラムもよい。 「贋作を擁護した奈良博」 「昭和天皇コラージュ版画問題」 「パロディに著作権の壁」 の3項目を、私はベスト3とする。
★1 - コメント(0) - 2008年11月17日

自分が生まれる以前の事件が殆ど。興味深く読んだが、結末がハッキリしない事件が多くもにょる。。。赤瀬川原平の事件が痛快。
- コメント(0) - 2008年10月26日

600kg 重い 捨てる、村岡三郎、画家原田泰治の贋作、天才詐欺師 滝川太郎、久保貞次郎 美術、西川武郎 兜屋画廊社長、滝川 石井柏亭、太平洋絵画研究所、1903生まれ 長野県松本市の蕎麦屋、和田事件、謎の佐伯祐三、落合莞爾『天才画家「佐伯祐三」真贋事件の真実』S016 和歌山生まれ 東大法科卒、経済畑、、故米子夫人の加筆、西薗周蔵 草 スパイ、ケシ、上原勇作、久原房之助から利権、佐伯祐三に資金援助、替わりに絵をもらう約束、周蔵の渡欧計画T05 上原、石光真清少佐に送迎させる、永仁の壺事件、加藤唐九郎、小
- コメント(1) - 2006年11月13日

贋作編では、加藤唐九郎の「永仁の壺」事件や、佐野乾山事件、近くは三越の古代ペルシャ秘宝展の話まで、時代のエポックになった贋作例をまとめています。盗難・裁判編では、ロートレックの「マルセル」や、赤瀬川原平の模型千円札事件、マッド・アマノの著作権問題などなど。文中に挟んであるコラムも小気味よく、いい味を出してます。できのいい新書だと思います。
★3 - コメント(0) - 2006年8月30日

i-miyaで読了 i-miya (H27.05.28rewrite) 600kg 重い 捨てる、村岡三郎、画家原田泰治の贋作、天才詐欺師 滝川太郎、久保貞次郎 美術、西川武郎 兜屋画廊社長、滝川 石井柏亭、太平洋絵画研究所、1903生まれ 長野県松本市の蕎麦屋、和田事件、謎の佐伯祐三、落合莞爾『天才画家「佐伯祐三」真贋事件の真実』S016 和歌山生まれ 東大法科卒、経済畑、、故米子夫人の加筆、西薗周蔵 草 スパイ、ケシ、上原勇作、久原房之助から利権、佐伯祐三に資金援助、替わりに絵をもらう約束、周蔵の渡欧
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