姑獲鳥の夏 (講談社ノベルス)

姑獲鳥の夏 (講談社ノベルス)
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姑獲鳥の夏の感想・レビュー(2944)

定期的に読み返すのに、いつ読んでもどっぷり浸れる訳は、滔々と溢れだす京極堂の蘊蓄のおかげかも。この立て板に水の語りが聞きたくてこのシリーズ読んでるような物なので。 それ以外にも、全体に漂う退廃的な香りがたまりません。田舎の旧家に纏わるドロドロとした因縁…うう、夏にクーラーも効いてない暑い部屋で背筋を凍らせながら読みたい本です(* ̄ー ̄)
★18 - コメント(0) - 3月10日

京極ワールドにどっぷりと浸かりました。既存の探偵小説とは明らかに一線を画しています。探偵小説というよりは、科学・医学・心理学・妖怪などの民俗学・宗教学なども混ざっていて、非常に好奇心がくすぐらる内容 。著者の膨大な知識に脱帽した。10点満点。
★7 - コメント(0) - 2月20日

辞書並みの厚さに読むのを躊躇した。読み始めると前半は特にオカルトのような講釈めいた文章に戸惑い、何度も読むのを止めようかと思った。読み進めるうちに引き込まれ、最後の謎解きはオカルトめいた部分は影を潜めてしまった印象で、落ち着くべきところに落ち着いた結末だった。読み応えがあった。
★3 - コメント(0) - 2月16日

読了。
- コメント(0) - 1月31日

どうでもいいうんちくに見せかけておいて大半が重要だったし、最後の畳み掛けは圧巻。厚いけれど見た目程時間はかからず無駄な部分を感じさせず、締めもしんみりとして良い読了感。
★5 - コメント(0) - 1月13日

最高
★1 - コメント(0) - 2016年12月13日

今さら百鬼夜行シリーズ読むマン。いやぁ、これはすごいですね。若干のネタバレを食らってる状態で読んだんですが、そんなの撥ねのけるくらいの面白さでした。とにかく終盤からの話の運びが抜群なんですよね。解決編に至るまでに語られた、装飾的な意味合いが強い(とその時点では考えてしまう)あらゆる知識や思考法が、無理筋一歩手前な真相に説得力と凄みをもたせているのがまず見事。さらにその真相が1つのピースとして作品の骨組みに取り込まれちゃってるんだからもう堪らんです。エグい装飾が完全に馴染んでる超絶精巧な建築物、みたいな作品
★9 - コメント(1) - 2016年11月29日

面白かったです。当時、何かのアンケートで自分の好きな作家さんたちがそろって面白いと名前を挙げていたので、もう興味津々で。何よりこの辞書のような厚さ!当時は画期的だった気がします。現実と非現実を定義から疑う感じで、それはあまり好きではありません。日本の怪異譚を上手く取り入れてるのはマル。主人公、かどうかわからないが、つまりは関口が情けないし、トラウマがキーになっているのはすごく好きではなかったが、昔ながらの探偵や陰陽師まで出てくるのは面白くて次も読みたい。
★5 - コメント(0) - 2016年10月25日

再読。10年ぶりぐらい? オチを知ってるので、ゆっくり京極堂の薀蓄を楽しみながら読む。
★2 - コメント(0) - 2016年10月22日

ガッデム(愛)!!面白▼前半は、登場人物「京極堂」をペダンチックな語りで煙に巻くイケ好かない男だ( `д´)、ケッ!と思ってしまうのだが、これが事態が動き出してからの展開が面白くて捲る手止まんNEE▼呪詛だの憑き物だのの非科学的ウンチクから量子力学の不確定性原理まで幅広い京極堂の冗長すぎる衒学も、結末までにすべて回収され、なんと無駄なくだりは一節とてない!至高のミステリ▼ホント最初「何これホラーかオカルトかよ?( `д´)、ケッ!」と思ったけど…京極先生、(・ω・`(⊃⌒ノ⌒)叩くための尻、置いときますね
★41 - コメント(9) - 2016年10月2日

昔一度読んでいるはずなのに全然内容を覚えていなかった。当時の自分には難しすぎたんだと思う。もしあの時の少女が姉の方だと分かっていたら、藤牧に対する強烈な罪悪感は無かったのかな。それともどちらにせよ少女に対して・・ってことで逃れられなかったのかな?京極堂と榎木津さんが軽く人間離れしているせいか関口さんがものすごく人間的に感じる
★9 - コメント(0) - 2016年10月2日

あちこちで評判を耳にしていたので読む前の期待値も相当でした、でもそれを全く裏切らない面白さ!夢中になって読みました。京極堂の冗長に見える話も物事を丁寧に噛み砕いたもので、読んでいて苦を感じさせない。劇的な最後にも唸りました。次作も読みます。
★5 - コメント(0) - 2016年9月3日

u
面白かった。民俗×ミステリ、美しき令嬢……どうして今まで読まずにきたのだろう。極上のエンターテインメントだった。/ひさびさにディック感覚を覚えた。妖怪やら呪術やらに関する言説よりも、主人公 (と読者) を襲うこの感覚のほうがずっと怖い。また、実際の出来事よりもむしろ、京極堂の言説が事件の伏線になっているのが新鮮でよかった。こういうミステリもありだと思いました。……が、京極堂のことばに重みがありすぎるきらいもあり、特に終盤に語られる推測に至っては彼のことば=真実になってしまっているのが、少しひっかかった。
★5 - コメント(1) - 2016年8月24日

眠れない夜に、ふと読み返したくなった。カラッと晴れた夏ではなく、じめじめと寝苦しい夏にふさわしい1冊。掛け違えて壊れていく家族の哀しさに今回も胸を突かれる。
★3 - コメント(0) - 2016年8月21日

沼上くんのお話はこれより前だったのね。伏線回収にビックリ。
★3 - コメント(0) - 2016年8月16日

夏のお約束の再読。繰り返し読んでいるせいか、この厚さを厚いと感じなくなっている。シリーズの中では薄い方に入るしな。初めて読んだ時には関口にえらく感情移入したものだった。今は昔ほどでもない。シリーズ中、一番カッコいいのは京極堂だけど、一番好きなキャラはやっぱり榎木津。次は木場修がメインの『魍魎の匣』に行くかね。
★4 - コメント(0) - 2016年8月10日

湿度の高いミステリー。
★3 - コメント(0) - 2016年7月27日

夏といえばコレ。個人的に京極堂は八つ墓村のトヨエツのイメージ。昔はなんて 分厚い本だろうと思ったけれど、今ではこれでも(京極さんの中では)「薄い」と感じてしまうのだから、慣れって怖い。次はハコ行ってみよう、ハコ!
★2 - コメント(0) - 2016年7月10日

久々の再読。家族の溝を埋めたい、と依頼に来た涼子だけど最終的には。彼女が取り戻したかった本当のものは何だろう?家の呪いから解き放たれることは家族を壊すこと。京極堂にもエノさんにも関口くんにもこの結末ははじめからきっとわかっていた。関わった人全ての心に傷を残した事件。エノさんが溌剌として初々しいです。彼にとってもこの事件は天啓みたいなものだったのでは。20年ぐらい前に、初めて手にしたノベルズで、読み終えたとき大人になった気がして、新しい世界が拓けたと思ったものです。
★28 - コメント(2) - 2016年6月9日

再読。最初だけ読みにくいことは分かっていたのだけれど、なかなか進まず。でも前回同様、途中からは一気読み。はぁ〜やっぱ面白いわぁ。認識した瞬間に生まれるという京極思想を久々に聞いて、なんだか凄く懐かしくなった。魍魎に続く〜(^-^)/
★9 - コメント(0) - 2016年6月6日

百鬼夜行シリーズをこれまで3作ほど読んだが、やっと1作目に手を付けた。相変わらず、このシリーズは時を忘れさせてくれるほど面白い。関口さんと同調しすぎて、くらくらするし、梗子の出産シーン(と言って良いか分からない)では情景がありありと浮かび、息の仕方さえ分からなくなってしまった。今回の蘊蓄話は、元々興味がある分野なので容易に読み進められたが、すべて伏線に繋がってるのはすごいなあ。ただ、鉄鼠の檻を先に読むのではなかった。何となく察しがついてしまう。
★7 - コメント(0) - 2016年5月10日

正直読み始めの頃は、なんて理屈っぽく語るんだ。しかもこんな変哲も無い話に何ページかけるんだろう。短くすれば5、6行じゃないの??なんて思ったりもしました。ごめんなさい。私が間違っていました。すぐに世界に引き込まれました。理屈っぽく長い説明も、不可解に引き合いに出された事柄たちも、どれも話の最後に全部関わってきている。それに気づいて驚愕しました。なんて上手いんだろう。個性の強い登場人物たちも、奇怪な内容も、猟奇的な心理戦も、どれも魅力に溢れています。本当に凄まじかった。京極さんの凄さを見せつけられました。
★10 - コメント(0) - 2016年3月29日

10年ぶりに再読。所々文章が気になったけど(例えば「銃後」は戦後のことではないし、「心臓の鼓動」では表現が重複してる)そんなことを無視できるくらい、面白い。探偵の助手というド定番の立場を逆手にとって、主人公をキッチリ事件の中心に据えてる構図が好き。なにも知らない関口くん、と思って感情移入してると訳の分からない激情にいきなりポンと突き放されて、どんどん引き込まれていく。展開は陰鬱としていているけど、台詞ばかりだから読み心地は軽い。高校生時代、京極先生が私の神様だったことを思い出した。
★4 - コメント(0) - 2016年3月26日

エノさんももうちょいどうにかしてやればよかったものを、、、
★3 - コメント(0) - 2016年3月24日

理論が難しいところもあったけど、登場人物が個性的でおもしろかった。謎が解けていってなるほどと思ったし、悲しいところもあった。
★30 - コメント(0) - 2016年3月19日

再読.やはり面白い.知っているのと知らないのとでは,読みやすさが格段に違う.薀蓄も初読時よりもすんなり頭に入ってきた.
★3 - コメント(0) - 2016年3月9日

2007-1005
- コメント(0) - 2016年3月5日

京極さん初読み、論理的?な議論が多くて読み飛ばすこともできず、ない頭を搾ってやっと読了、宗教とか陰陽師、妖怪とか参考になることが多かった、次に京極さんの本読むときはもう少しスムーズに読めるかな。ストーリーは三重人格のお話、後半はミステリーの要素満載で興奮した。
★9 - コメント(0) - 2016年2月4日

京極さんのデビュー作。驚くのは この作品を 彼は ゴールデンウイークに小説書いちゃったから 勿体無いから講談社に持ち込んだ というエピソード。でも デビュー作だけあって 中禅寺の蘊蓄が私みたいな凡人にも理解できる そんな優しさがある。内容的には おどろおどろしいのは 同じだし 、関口さんの 混乱と 落ち込みが酷すぎて 読んでて ちょっと 辛くなった。
★20 - コメント(0) - 2015年12月26日

azu
文字の多さに挫折し続けていましたがやっと読了。個性的な登場人物も、不思議なことは何もないのだよというくだりも納得。人の思いでいろんなことが起きるミステリーで消化できました。予想外に早く続きが読みたくなる面白さでシリーズ読破したくなりました。
★5 - コメント(0) - 2015年12月25日

ノベルス版再読。あらためてこのシリーズは、関口君の語りなのだなあと思う。
★7 - コメント(0) - 2015年12月8日

ずっと気になっていて、なぜか読んでない本ってあると思いますが、この京極堂シリーズが自分にはそれ。手にとって、イントロの哲学的な話に?となるものの、読み進めると独特な世界観に浸りきり。謎のインパクト、巧妙な伏線、鮮烈なトリック。今まで読まなかった事を後悔する流石の評判作でした。★★★★☆
★14 - コメント(0) - 2015年11月18日

叢書に触発されて再読。前に読んだのが数年前なのでぼんやりとしか覚えておらず、新鮮な気持ちで読めました。目眩のしそうな陰鬱な雰囲気、そうそう、これがこのシリーズの空気でした。
★10 - コメント(0) - 2015年11月5日

初京極夏彦。読書中は気にならなかったけど、読了後でどっと疲れが。関口文士は信頼できぬ語り手だったのね。
★11 - コメント(2) - 2015年10月23日

百鬼夜行シリーズを一から読もうと、再読。なんか、細かい部分を忘れてしまっていて、え!と何度か驚いてしまった。汗、、 しかし、面白かった!夢中で読んだ。
★2 - コメント(0) - 2015年10月14日

たぶん再読。
★5 - コメント(0) - 2015年10月11日

とっても久しぶりに再読。初めて読んだ時は結末に「何これ?」と思った覚えがあるけど、再読したら「なるほど」と思えました。2冊までしか読んでなかったのでシリーズ読むつもりです。
★4 - コメント(0) - 2015年9月21日

本筋より、京極堂の雑学考察のが楽しいな・・・そっちを肝にしてるんじゃないのか?て思ってたら、後半破格の面白さに倒された。ロジックもこれぐらいブッ飛んでると衝撃を受けざるを得ないな。SFの域。無自覚で危ない先入観を妖怪、魍魎を引き合いに出して論理的に正して行くていう構図も良い。傑作。
★10 - コメント(0) - 2015年9月10日

全メフィスト賞受賞作を押さえているので、話の構造はだいたい推測出来ましたが、なるほどこれがメフィスト賞の原点か……。個人的に関口くんがサイコーに好きです。 人と人は分かり合うことは出来なくて、それがとても悲しい……
★6 - コメント(0) - 2015年9月4日

4年ぶりくらいで再読。意外に京極堂がよく笑っていて驚いた。
★2 - コメント(0) - 2015年8月29日

姑獲鳥の夏の 評価:54 感想・レビュー:527
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