虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)

虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)
あらすじ・内容
<本格ミステリ大賞受賞作!>
深夜、悲運のアイドルの亡霊は鉄骨を片手に街を徘徊する。
その都市伝説の名は――鋼人七瀬。

「そんなのは推理じゃなくて、欺瞞じゃない!?」
真実を求めるよりも過酷な、虚構の構築。
自身もまた怪異的な存在である岩永琴子の推理と知略は
本物の怪異が起こす事件を止めることができるのか!?

終始ゾクゾクしっぱなし……息もつかせぬ物語とはまさにこのことだと思います。意外な展開、予想外な事実、桁外れな人物、奇妙な現実、異様な虚構、奇想天外な“戦い”――。絶妙に狙い澄まして放たれる数々の“驚き”の奔流に溺れそうになりましたが、エラ呼吸を会得することでどうにか事なきを得ました。
のちの半魚人である(←新しい都市伝説)。
――『僕は友達が少ない』の平坂読氏推薦!!

「本格」の今後が有する可能性を大きく押しひろげた一作(作家・氷川透)
ただただ作者の才能に嫉妬するばかり(作家・黒田研二)
おおおお前を倒すのはこの俺だ!(作家・汀こるもの)
内奥に錨を下ろした論理、奇矯でありながらつらぬかれたロジック。破格のミステリ(作家・辻真先)
辻褄の合った論理こそ、時には真実から最も遠ざかるものではないか――(書評家・千街晶之)
驚きを通り越して爽やかな敗北感さえ抱かされた(作家・太田忠司)
「真相」の意味について刺激的な考察を展開(作家・大山誠一郎)
「本格ミステリのロジック」の持つ魅力と危うさを純粋培養したような小説(作家・光原百合)

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虚構推理 鋼人七瀬はこんな本です

虚構推理 鋼人七瀬の感想・レビュー(1253)

マンガを読んでいたので、サクサク読めました!マンガと違うところがちらほらあったので、小説も楽しめました。琴子って名前気に入ってなかったんだ……。琴子ちゃん、頭良すぎです。虚構争奪、めっちゃ面白かったです。
★2 - コメント(0) - 3月21日

漫画を読んでの小説だった。 個人的には小説のほうが読みやすくテンポもよかった
- コメント(0) - 2月14日

謎解きをしないミステリー。推理パート?舌戦?の部分からは一気に読みました。はしるはしる、ってやつですね。合間合間のキャラクターたちのやりとりも小気味よいですよね。特に元カノと今カノのやり取りは丁々発止、一触即発でした。メインヒロインがとてもかわいい。最後の会話でヒロインたちの名前にピンときたりと楽しい仕掛けもありました。似てはいないけど、妖怪絡みということで京極堂シリーズを思い出しました。続編が読みたい!
★1 - コメント(0) - 2月8日

予想以上にライトノベルだった。作者の紹介読んで、ああぁって感じ。もう少しミステリっぽいものを期待していたんだけど、これはこれで面白かったし、恋愛成分が高くて良かった。続きが出たら世みたいな。
- コメント(0) - 2月5日

まず、真実ではなく、虚構を推理するという設定が凄い。後半の虚構を畳み掛け、それら全てを布石にしてトドメの結論を出す流れが凄かった。怪異はともかく、今の社会もネットの情報が拡大解釈され、どこまでが真実なのかわからなくなり、面白そうと思う虚構がまかり通ってしまい、誰が傷つくという事もあるのではないか?と思わされた。
- コメント(0) - 2月3日

城平さんは伝奇方向に活動をシフトしているの?(『天賀井さん』とか)というわけでかなり突飛な設定の上でなされるひねくれロジックもの。こういうの大好きです。途中からどうやって論理を構築するのか、ハードル上がりまくってました。ただな…正直、読んでて岩永が全然魅力的に感じなかったんよ…。断然紗季さん派です。
★2 - コメント(0) - 1月31日

名探偵に薔薇を に比べて、だいぶライトな感じだったけど、面白かった♡ちょっと突飛な発想が魅力。
★3 - コメント(0) - 1月25日

亡霊以外は現実的な話だと思いきや、のっけから河童だの人魚だのが普通に登場してきてちょっとびっくり。でも内容はネットが絡んだ現代的なもので、最後の虚構を重ねて対決する場面は読みごたえがあって面白かったです!あと岩永と九郎の飄々としたキャラも好みでした。
★6 - コメント(0) - 1月1日

再読。 漫画に触発され読み返したくなった。
- コメント(0) - 2016年11月28日

KST
構成自体の妙はルヴォワール読んでたらかそれほど感じなかったんだけどそれは置いておいて作者がわざとチープな文体にしているのがショックすぎた
- コメント(0) - 2016年11月8日

虚構の亡霊の真実を虚構で覆す話でした。/内容としては、一眼一足の巫女岩永と件と人魚を食べた青年九郎、九郎の元彼女で警官の紗季が亡霊鋼人七瀬が起こす事件を解決しようとします。殺人事件を解決する訳ではなく、怪異を消すために虚構の推理をでっち上げるという流れは読んでいて楽しかったです。虚構の推理自体も説得力がそれぞれあり、良かったです。/それぞれのキャラも個性的で岩永のツッコミを入れる際のぶっきらぼうじみた口調が可愛かったです。
★2 - コメント(0) - 2016年11月6日

なかなか面白かった。作者さんが漫画原作を中心に活動しているためか(もともと自分は漫画から入ったのもあって)キャラクターなどがかなりチャーミングでとっつきやすかった。琴子ちゃんかわいい。九郎くんもとても好み。軽快なやり取りも多くラノベ寄り。しかし、ラストの推理(?)パートは手に汗握るものがあり楽しく読めた。続編はよ。
★1 - コメント(0) - 2016年9月13日

妖怪とロアがおりなす、まさしく題名通りの推理小説。テンポは軽いけど、最後の4推理は面白い。
★1 - コメント(0) - 2016年8月16日

推理物では、真実こそが大切であるとされるのに対し、この作品は、真実であろうがなかろうが、大衆を信じさせれば勝ちというスタンスです。どうすれば大衆を上手く納得させられるだろうかと考える行為は、推理ではなく、もはやとんちですね。 独特の設定で、楽しく読めました。ただ少し、くどくて長いかなあとも感じました。説明が丁寧、かつ、同じような説明が多いからかもしれません。 主人公たちの会話でクスリと笑えたのが良かったです。『スパイラル』や『絶園のテンペスト』を少し思い出しました。また読み直そうかな。
★4 - コメント(0) - 2016年7月24日

オカルトを推理を持って覆す話、ただし手法は真実を詳らかにする探偵側ではなく、虚構によって真実を覆い隠してしまう犯人側のそれ。 キャラの造形や設定、会話のテンポのよさ、何より物語の展開の仕方が非常に好みで非常に楽しめた。 物語自体も単巻構成ではなく続刊を意識した感じに見えるので、是非続きが出てきてほしいと思う次第。 ただ、戦闘シーンはあるものの九郎の設定のせいもあって理屈的というか迫力や勢いが不足してる感じ。 後、全うなミステリを期待して読むと大きく外すかな……それでも、ミステリ好きな人にこそお勧めしたい。
★5 - コメント(0) - 2016年7月21日

鋼人七瀬【こうじんななせ】---【概要】真倉坂市に夜な夜な出没する女性の亡霊。出没理由は未解明。今年初めに死亡したアイドル七瀬かりんが起因とされる【特徴】・服装:大きなフリルのミニスカートドレス、色は赤と黒。頭には特徴的な大きなリボン。生前のアイドル衣装を思わせる・容姿:顔は真っ黒に潰されており表情は伺い知れない。胸は巨乳。その柔らかさはプリンに例えられる【行動】常時2㍍以上の鉄骨(主にH鋼)を携える。その鉄骨を軽々と振り回すことによる攻撃を主とする。(「鋼人七瀬まとめサイト」より抜粋)・・・虚構万歳w。
★23 - コメント(0) - 2016年7月2日

white lie ふとこの単語が浮かんだ。罪のない嘘。優しい嘘。そんな感じか。ただ、この本に出てくる岩永は真実を虚構に、虚構を真実にひっくり返す。もう全然優しくもない嘘(笑) 世の中の理では説明できない怪のモノ。それが人を殺し、今後も更に凶悪なモノになる、そう言われ実際に見れば信じたくなくとも信じざるをえない。真実を虚構に、虚構を真実に。結局警察はそれを未解決事件としてしか処理できない。なんていうか、誰も得しない(笑)最後に鉄骨と女の子といえば、そーれ、そーれ、鉄骨娘!を思い出す世代です(笑)
★11 - コメント(0) - 2016年6月30日

いやあ、これはいい意味でも悪い意味でもやられたって感じの小説ですね。全てが現実では無いから、全くのでっち上げ推理で事件を解決するというスタイルは、ミステリという分野に対する強烈なアンチテーゼになっていて、ミステリが好きな人程この本の面白さが分かる気がします。ネットをベースに怪異を生み出すというのが現代的でとても良い着眼点だなーって思いました(小並感)
★3 - コメント(0) - 2016年6月21日

コミックから原作に入った派ですが、コレのラストの部分、どうやってコミックにするんだろう。 理屈、屁理屈を読み解くのが面倒な自分には少々微妙でした。 設定は非常に面白いしキャラも魅力的なので、理屈が苦にならない人にはいいと思います。
- コメント(0) - 2016年6月13日

4
★1 - コメント(0) - 2016年6月7日

コミックから原作へ、の流れだけど、これはこれでいいな。最後の虚構に虚構を重ねていくあたりとか、結構面白かった。コミカライズもいい感じだし、続編に期待
- コメント(0) - 2016年5月31日

漫画を読んで。設定が好きなので◯!推理ものではないので注意。
★1 - コメント(0) - 2016年5月22日

名探偵に薔薇を以来だから読むの久しぶりだなと思いつつ手に取ったので、どんな話か事前情報もなく舵切り具合に翻弄されました。20ページに一回くらいは何らかの新設定が明かされていたような。最後も設定の積み重ねで推理していく展開で面白かったですね。展開自体に驚きはあまりありませんでしたが、こんな話の作り方もできるんだというその発想とうまくまとめた構成に驚きましたよ。読むことができてよかったです。
★2 - コメント(0) - 2016年5月20日

超自然的な力を持った人外の怪物による殺人を、「トリックを使い怪物の仕業に見せかけた普通の人間による犯罪」と思わせるように探偵役が虚構の推理を繰り広げる、というところがユニーク。正直なところ、多重解決ものとしてみると、個々の「推理」はあんまり面白くないのだけれども、異なる推理を連投すること自体にも別の意味がある、という流れになっているあたりが巧いところだと思います。
★7 - コメント(0) - 2016年5月15日

うーん?と思うところも無いではないけど、ノリが好き。九郎先輩は見た目派手に頑張ってるけど、おひいさまはPCを前に頭脳戦なので地味に映ってしまう。特別すごい特殊能力で…とかでないけど、また続きを読みたいと思える本。おひいさまイイキャラだな。
★3 - コメント(0) - 2016年5月12日

うーん、微妙。選評がすごい割に、ミステリ部はちょっと… ただ、キャラは立ってるので虚構ではない推理合戦を期待します。
★7 - コメント(0) - 2016年4月20日

自分の顔面を潰した鉄骨で人を襲うという、謎の死を遂げたアイドルの亡霊・鋼人七瀬。ただの都市伝説だった筈がネットでまとめられたことから怪異としての力を持ち、実際に人を襲いだし、地元の妖怪幽霊も迷惑を被る。異界との交渉人でもある岩永琴子は鋼人七瀬を無力化するためにもっともらしい嘘を上書きすることを目論む。怪異の仕業を思わせる怪しげな事件を推理で白日の下に晒す通常のミステリーとは反対に、実在する怪異を倒すためににもっともらしい虚構で上書きするという辺りが面白い。支持を得るのも真実よりもそれらしい嘘というのも。
★4 - コメント(0) - 2016年3月4日

「うみねこ」に似ているという口コミから読んでみました。終盤の虚構争奪は、さながらうみねこで言う「赤と青の論争」「ベアトリーチェの密室脱出」のようで熱い。独特な作りのミステリ(?)なので続編も読みたい!
★1 - コメント(3) - 2016年2月12日

これはいまいち。ネット、特に2ちゃんねるモチーフっぽいものがでてくるとそれだけで陳腐になる。最後の理論の組立もそう上手くいくか?と思う出来。作品内でいくら都合よく皆が納得した未来を決定しても、読者としてはやはり説得力がほしい。あと主人公の台詞が気持ち悪く、下品なところも受け付けない。
★1 - コメント(0) - 2016年1月31日

「My Precious講談社ノベルス」より購入。先月講談社文庫で再発売したらしく、普通に本屋で入り口前に売ってたよ!文体・雰囲気軽めだけれど、「虚無への供物」のこねくり感と京極夏彦を思い浮かべる流れ。シリーズになりそうな設定なー。
★2 - コメント(0) - 2016年1月15日

- コメント(0) - 2016年1月13日

如何に解くか、ではなく、如何に攻略するかといった推理物。登場人物の心理を迷彩とし、筋が通っていて説得力のある解釈をぽんぽんと幾つも生み出してしまうその手腕は、城平京氏の真骨頂と言っていいでしょう。個人的には『小説 スパイラル~推理の絆~ 2 鋼鉄番長の密室』が思い返されます。あれも手元にある材料だけで、理に適った複数の解答を示していましたね。加えて言えば、城平さんは伏線の張り方が上手いと思います。「そうか、普通なら死ぬ場合もあるか。うん覚えておく」こんな何気ない台詞さえ、後でしっかり拾われるのですから。
★4 - コメント(0) - 2016年1月12日

文庫本になってしまうまで温めてしまった。文庫本、買った。いや、衝動買い。本屋の所為。
★4 - コメント(0) - 2016年1月7日

漫画版が面白かったので真相を知りたく衝動買い。「毒入りチョコレート事件」の系譜に連なるメタミステリとは予想外であった。続編を求む。
★1 - コメント(0) - 2015年12月26日

これぞ新新本格。現実と虚構の区別がつかない現代においては、雪山の山荘よりもリアリティのある虚構であることは間違いない。まとめサイトが亡霊を産み出すというあり得ない設定を生かしきった新世代の傑作。5/5
★7 - コメント(0) - 2015年12月22日

序盤から中盤は岩永さんについていけなくて、読書から脱落するかと思った。 後半の積み上げていくところまで進んだら、一気に読み切れた。
★1 - コメント(0) - 2015年12月19日

アニメ映えしそう。コミカライズされているようだけども、アニメ化されたら観てみたい。実写だと陳腐な画になりそうなので、やはりアニメ化で。この作者らしい〈合理と知略〉バトルだった。
★1 - コメント(0) - 2015年12月17日

スパイラルの原作者だから面白いだろうという安直な考えで購入。結果は予想以上に面白く得した!という感想。 妖怪、神という非現実的な世界観と「虚構」のある意味ではとても現実味のある世界の融合。他作品の言葉を借りるしかない(しかも意味が異なる)自分が情けないが「世界を騙せ」。という作品だった。
- コメント(0) - 2015年12月16日

★★★☆☆ 漫画版が面白かったので積読封印を解除。漫画版を読んだ時には虚構=妖かと思っていたが、勘違いだった。ミステリーとしてのアプローチは凄く新鮮で面白かったものの、肝心の虚構推理自体にはあまり共感できないというか、いま一つ説得力が感じられなかった。キャラクターは魅力的だし、続きも作れそうな展開だけにシリーズ化できそうであるが、まだ続刊が出ていないのは残念。ひたすら推理劇が続く後半部分は上手く漫画化できるのだろうか?
★7 - コメント(0) - 2015年12月15日

「名探偵に薔薇を」が面白かったのでこの人の作品を読みたかったのだが、表紙にひいてしまって何となく手を出さずにいたのが悔やまれる。「ひとつ目いっぽんあしのおひいさま」のキャラとコミカルな百鬼夜行のような妖怪たちと鉄鋼を振り回す虚構・鋼人七瀬、といったシュールな設定にまけない論理の構築にしびれた。
★3 - コメント(0) - 2015年12月14日

虚構推理 鋼人七瀬の 評価:68 感想・レビュー:554
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