コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)

コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)
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コインロッカー・ベイビーズ(下)はこんな本です

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コインロッカー・ベイビーズ(下)の感想・レビュー(2532)

何度目かの再読。初めて読んだのがキクたちと同じ歳の頃で圧倒された。久しぶりに読んだけれどやっぱりすごい。文章が圧倒的に力強いし、言葉の選び方がこれ以外にはないと思わせる。迫ってくるようなストーリーと感情に打ちのめされた。しばらく戻って来られない。私の中では村上龍さんの一番。ハシがミルクに会えてよかった。あそこほんとにほっとした。
★1 - コメント(0) - 2月21日

凄まじい読書体験だった。難解な表現を怒濤に流し込んでくるような語り方、しかしストーリーや情景は失わせない、張り付かせるような見せ方は新鮮だった。 解説にあるようにテーマは「自閉と破壊」だそうで、読んでいて気持ちのいいものではない。でもその気持ちの悪さ、引っ掛かるかんじが感動を呼び起こし、作品世界に誘うように感じた。 ハシとキクという主人公と、自分との距離をどう位置付けるかと考えてみても面白い。今回は講談社文庫 の方で読んだが、引っ掛かる三浦氏による解説も興味深かった。
★1 - コメント(0) - 2月17日

忘れていた読後感。当時の社会観を文学を通じて表現する。最近はエンタメ小説しか読んでなかったのでただすごいなと思う。
★1 - コメント(0) - 2月10日

上巻に続いて一気に読み終えました。臨場感がすごく伝わります。話の展開も面白い。
★1 - コメント(0) - 2月6日

正直やっと終わった~と思ってしまった。それぐらい苦しかった。剥き出しの描写が心にヒリヒリとくる。特にハシが壊れていく様子が本当に生々しくて辛かった。しばらくは軽い本を読んでいたい。
★4 - コメント(0) - 1月22日

下巻に入ると更に展開が早くなり一気に読んだ。昔山田詠美が『下品な言葉をたくさん使っても、文学になり得るのは村上龍くらい』みたいなことを言ってたが、正にその通りだと思う。なかなか真似できない、したくても出来ない言葉のセンス。出来れば高校生とかの時に一度読んでみたかった。今読んでも面白かったけど、あの頃読んだらまた違った感想も持ったと思う。
★10 - コメント(0) - 1月16日

最後の方は時間を忘れて読みました。集中しすぎて夜弱いのに眠くもならなかった。でも難しい。母親の胎内で聞いた心臓の鼓動を忘れなければどんなことにあっても生きていけるってことかな?ダチュラを振りまいた後のキクとアネモネはどうなったのかな?まぁ、キクの目的としたハシを助けるということはできたってことなんだろう。
★7 - コメント(1) - 1月4日

ラストは目的を達成したキクと、対照的にハシは深い闇に葬られた感じがした。二人とも結局は追い求めるものは、母の鼓動であり、同じだったのかもしれない。 私にはまだ難しかったかもしれませんが、引き込まれた物語でした。
★32 - コメント(0) - 2016年12月30日

読めば引き込まれるので、やはり力のある作家だなあと思う。ただやっぱり最初に読んだ時と今の自分は違うから。上巻とか、これを好きと思った時もあったんだあ、なんて思って読んでたけど、そういえば学校というかクラスメイトが嫌いでしょうがなかった時期だったかも、と思い出した。そういう周囲が嫌いな時期にはちょうどシンクロして、現実に自分は爆発できないけど、小説内で代行してもらってるようでスッキリしてたのかな。
★3 - コメント(0) - 2016年12月28日

キクとハシとそれぞれの人の終着点・・・かと思ったらそうでも無かったですね。色々と読みながら感じたり、思ったりした事はありましたが言葉選びと、最後まで揺るぎない疾走感が好きでした。
★5 - コメント(0) - 2016年12月23日

下巻も難しかった。
★5 - コメント(0) - 2016年12月16日

キクの陰のある躍動感とハシの身震いするほどの狂気。なんか頭の中がこの二人によって破壊されてしまう感覚で読み手が止まり時間がかかった作品だった。少年刑務所でキクの周りに仲間ができていくところは光明があったかな。解説も長いし、作者による年譜もつく珍しい構成。
★4 - コメント(0) - 2016年12月15日

収監されたキクの院での生活〜脱獄と精神を蝕んでいくハシの生活が平行で続く。ハシが妻・ニヴァを殺すことで強さを手に入れられるという妄想に取り憑かれていく様に迫力があった。最後はキクたちが禁断の化学兵器・ダチュラを入手し都内で散布、混乱の中でハシは新たな自分を手にいれるわけだがキク、アネモネは一体どうなったのだろうか。ハシの新たな歌を聴く相手はいるのだろうか。ディストピア小説なのだが、ハシは未来に希望を見出しているという…。
★12 - コメント(2) - 2016年11月27日

上巻を読み終えるまでに要した時間が嘘のようにスラスラ~っと一気に読み終えてしまった。特に聞キクの刑務所での囚人仲間と過ごした時間、ダチュラを求めての南の島への冒険は面白い。母親を殺してどん底に落ちたキクがアネモネや囚人仲間を灯台にして自分を取り戻していき、その対極に、揺るぎ難い地位と金を手に入れたハシが支えを失って暴走していく。 “いや違う、とキクは言った。 俺達は、コインロッカー・ベイビーズだ。” この一文を書いたときの作者の心の高揚を想像すると、ただただ羨ましい。
★7 - コメント(0) - 2016年11月18日

これでキク、ハシ?歌手やってた方がどっちか忘れちゃったけど、ライブやコンサートで人々を盛り上げることのすごさがわかった。ジャニーズってすごいね。人々の気分をあれだけ盛り上げられるのってかなりパワーのあることなんだなぁ。
★1 - コメント(0) - 2016年11月16日

キクが飛ぶシーン、あのシーンを読むために生きてきた。そう錯覚するくらいに表現の速度が心地よく、美しかった。破壊(生きること)、をテーマにした物語は、読むとどうしても苦しくなるし、どうしようもなく、生きている自分が愛おしくなる。そして、身を投げることに肯定的にもなる
★5 - コメント(0) - 2016年11月15日

4年ぶり、3度目の再読。物語に関係ないキャラクターの掘り下げ、純文学が持つ内省的な語り口と相反する全編これ見せ場のアクション&グロテスクなバイオレンス。まともな人間がひとりも出てこず、つねに人が痛めつけられるか死にいたるが、目を背けることなく、貪るように改行のない文章を目で追ってしまう。あいかわらず非の打ち所がない大傑作であることを確信。
★4 - コメント(0) - 2016年10月31日

★★☆☆☆ つらい。破壊とか生とか性とかが主題なのはわかるけれど、ちょっと辛すぎる。あと人が亡くなりすぎなのが読んでいてしんどかった。
★3 - コメント(0) - 2016年10月31日

key
めちゃくちゃに面白い。下巻では、生まれ変わったはずのハシが苦悩しどんどんイカレていくシーンと、キクたちが脱走しアネモネと共にダチュラを求めカラギ島へと向かうシーンがメインになっている。一番カッコ良かったのは、バイク屋の店員が「日焼けした肌に白いスーツでキメてるとこを見るとサーフシティ・ベイビーズだね?」そこでキクは「俺たちはコインロッカー・ベイビーズだ」!!!!そうなんだ!アネモネもコインロッカー・ベイビーズなんだ!そしてそれは、現代人のメタになるから僕たちもそうなるんだ!間違いなく面白い小説だと思う。
★15 - コメント(0) - 2016年10月23日

後半になればなるほどつまらなくなる。ハシがつまらないんだよなあ。
★2 - コメント(0) - 2016年10月16日

キクとハシの青年期。舞台は東京に変わる。育ての母親、父親の末路に淋しくなったし、結局二人とも最後は同じことをして終わるのが淋しい。最後までスピード感があった。救いはそれぞれに愛してくれている女性がちゃんといたことかな。20歳くらいのただただキレイな俳優さん2人でドラマ化してほしい。
★4 - コメント(0) - 2016年10月12日

壮絶!なストーリー。それもそのはず、「自閉と破壊」がテーマだから。ただただ凄い生き様だ。この先、ハシとキクはどうなるんだろうか?救いは、それぞれに理解してくれる女性がいること。その存在の本当の意味での大切さに、はやく気付て欲しいなぁ。それにしても村上龍。。恐るべし。
★4 - コメント(0) - 2016年9月25日

図書館本 ★☆☆☆☆
★1 - コメント(0) - 2016年9月7日

面白かった。 前編よりもスピード感が増し、クライマックスの盛り上がりも上回った。キクとハシ、動と静、創造と破壊etc. 対称的な要素を何組も散りばめ、非日常的な世界観を苦なく読者に咀嚼させている。
★6 - コメント(0) - 2016年8月19日

【再読】ってもたぶん20年数年ぶり。当時(学生時代)は、興味もなく面白いとも思えず内容は覚えてもいない。 大人になり、たくさん本を読んできた今読んだら、夢中になって一気読みしてしまった。 ノスタルジックで暴力的に暴走する若者。嫌いじゃないwww 山根さんがね、気になる。
★3 - コメント(0) - 2016年6月12日

詩のような文章。特に下巻は一気に読みました。コインロッカーベイビーズの産声を聞きました。
★3 - コメント(0) - 2016年6月9日

必要とされる人間はいない、と言ったハシが誰よりも母親を必要としていたのが一番面白かった。
★1 - コメント(0) - 2016年6月3日

結局よくわからないまま終わりました。部分的に衝撃的なシーンもありましたが、なんか基本的には淡々と進んでいったような気がします。 再読はないかな?
★1 - コメント(0) - 2016年6月2日

これをどう舞台化するの!?というのが率直な感想。原作の力が強い中でどう演じてどう世間から評価されるのか。観てみたいな。楽しみ(*´˘`*)村上龍、文学史の教科書に載ってるんですよ。もっと堅苦しいのかなって思ってたけど全然そんなことなくて普通に楽しめました。
★12 - コメント(0) - 2016年5月26日

好きじゃない
★2 - コメント(0) - 2016年5月24日

○刑務所に入ってからが特に好き。
★7 - コメント(0) - 2016年5月22日

上巻の衝撃的な終わりから下巻ではキクとハシのそれぞれの分かれた話が続く。キクは淡々と刑期を過ごす反面、ハシは徐々に精神崩壊へ。最後はかすかな光が見えたのか。伝えたい事が良く分からなかった。☆2.0
★4 - コメント(0) - 2016年5月22日

ハシの葛藤は、どこか遠くからそれを眺めている感覚で、よくわからなかった。キクの方が、色々と動きがあってサクサク読めた。水中での恐怖感は体験してるからよくわかった。文学的表現ってのは、難しい。慣れかな。
★6 - コメント(0) - 2016年5月17日

発売時の帯には「現代の黙示録」と詠われてたようだがうまい表現だと思った。上巻より、下巻の方が裁判あり殺人事件ありと、盛り上がった。30年前の本だけど、古さは感じない。
★18 - コメント(0) - 2016年5月17日

この本を初めて読んだとき、この本自体の熱さ文章の速さに圧倒され、「ダチュラ」ってなんやねん!?アネモネええやんとかそんな感じでしたがインターネットでダチュラを検索したときのあのなんともいえないかんじよ。 エグみの強い文章が続きますがラストの何故かすっきりする感じはいったい・・・
★4 - コメント(0) - 2016年5月6日

上巻を読み始めた時、せめてふたりにとって希望の残る結末だといい、そう思いながら読んでいた。しかし上巻のラストで既にその希望は潰える。下巻は恐怖と絡まった狂気も待っている。最後まで求め続けていたのは母親の心臓の音。子供がいる母親はこの本は読めないかもしれませんね。まさかこんなことする人間はいないだろうと調べてみると、本当に事例があるのですね。生きて救助された乳児も実際あったようです。帰り道、そんなふうに見たことのないコインロッカーの狭さ小ささを目の当たりにして、中をそっと触ってみました。とっても冷たかった。
★9 - コメント(0) - 2016年5月3日

K3
下は読めなかった
★3 - コメント(0) - 2016年5月3日

1980年の作品。今読んでも面白かったなぁぁ。なんか救われない感じ。キクが言った「俺達はコインロッカーベイビーズだ。」てのがよかったね。
★4 - コメント(0) - 2016年4月23日

夢特有の、場面が脈絡なくチカチカ切り替わっていく感じが、物語後半のハシの章にはありました。すごい小説でした、、、、。
★3 - コメント(0) - 2016年4月11日

才能を読んでる気分だった / 自分が常識的と信じて疑わない人はそれだけで暴力的だ
★3 - コメント(0) - 2016年4月10日

コインロッカー・ベイビーズ(下)の 評価:68 感想・レビュー:398
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