悪魔のトリル (講談社文庫)

悪魔のトリル (講談社文庫)
244ページ
82登録

悪魔のトリルの感想・レビュー(69)

ゾッとするような、静かに恐怖心を掻き立てる短編集であった。なかでも、やはり『悪魔のトリル』が物悲しくも、狂気を感じさせて印象深い。また、『陶の家』は陶器で作られたミニチュアの家を、手にした作家が怪異に陥る、という話であり、その珍しいドールハウスに自分自身も強く惹かれてしまった。どの話も、一様に興味を引いてやまなく、最後まで退屈することなく読めた。
- コメント(0) - 2015年11月25日

最初の眠らない少女からゾクッとする、世にも奇妙な物語てきだなと思った。
- コメント(0) - 2015年7月18日

奥付を見たら1989年に買った本であった。勢いで25年を経て再読。衛生博覧会のエピソードは記憶していたがこんな話だったんだ、と納得。愛に満ち溢れたホラー短編集で、表現や小道具の使い方はもっとも高橋克彦せんせいらしい短篇集のひとつかもしれません。
★4 - コメント(0) - 2015年1月7日

どれも面白かったが特に眠らない少女、悪魔のトリル、飛縁魔がすき。眠らない少女のなんともひどい生まれ変わりがたまらない。悪魔のトリルのオドロオドロした衛生博覧会なんてかなり怪しくて行ってみたい。飛縁魔の終わりはぞっとした。
★5 - コメント(0) - 2014年12月5日

面白い!!!こういう感じの怪奇作品集に飢えてたのでかなり満足させられました。オススメは、“眠らない”というか、とてもじゃないが眠れない真相が隠され、しかもそれが親子関係以前に遡っていく民話絡みの恐怖ストーリー「眠らない少女」。ある作家が民宿で体験する不可思議な体験、そしてオチ。と、これぞ王道な現代怪談「飛縁魔」。怪奇作品とはまたちょっと毛色が違う話なのだが、“錯覚”が生む怖さが心理面をえぐる「卒業写真」は、ある意味心理的ホラーと言えよう。こういう言い方変ですが、さすが高橋作品どれも安心して怖がれます(笑)
★13 - コメント(2) - 2014年11月2日

一番最初の「ねむらない少女」が思ってたより描写がえぐくてハマった。どれも面白かったけど、「飛縁魔」のオチが一番ぞっとした。
- コメント(0) - 2013年8月12日

友人のオススメ。眠らない少女と妻を愛すは既読。悪魔のトリルはすごく面白かった。私の骨に続き、高橋ホラーの真髄を見た。乱歩の押絵と旅する男へのオマージュ的な作品だったけれど、根底に流れる愛情が切なくも悲しい物語だった。陶の家、飛縁魔も好き。
★1 - コメント(0) - 2013年8月3日

怪奇小説の短編集。うすら寒くなる話がほとんどで、この季節にはうってつけかも。ありがちといえばありがちかもしれないけど、最後の短編が一番ぞくっと来た。
★1 - コメント(0) - 2013年7月25日

裏表紙の紹介文に「衛生博覧会」の文字を見かけたことから手に取った一冊.その衛生博覧会がフィーチャーされた表題作は期待に違わぬ佳品でした.妖しげな博覧会,トランクのバラバラ死体,香具師の老人,サーカスの楽団…,といかにも乱歩(或いは夢Q)直系の様式美なのですが,それ故に抗し難い魅力があります.「瓜子姫とあまのじゃく」の民話を下敷きにカニバルなホラーが展開する「眠らない少女」は,いくら何でもムリ筋過ぎるだろう,と突っ込みつつ,エグイ描写を堪能しました.横尾忠則の手になる表紙も素敵すぎです.
★2 - コメント(0) - 2012年12月12日

表題作が一番いいな。
- コメント(0) - 2012年6月18日

高橋先生初の怪奇短編集。どれも不気味で、ぞっとする話ばかりで楽しめた。無意味にグロテスクな描写がないから、怪奇小説でもそんなにかまえることなくスラスラ読めた。自分の記憶が揺らぐ話が多く、確かに自分の記憶が曖昧であることは怖いなあと思った。リアリティのある、日常感を大切にした階段は面白い。
★2 - コメント(0) - 2012年3月25日

高校生くらいの頃に一度読んで、その時は全く面白いと思わなかったが、主人公たちの年齢に近くなった今読むと面白いと思えた。表題作はサーカス、衛星博覧会、香具師という昭和初期テイストがまた魅力。「卒業写真」はホラーというよりは現実にありそうな人間ドラマだけど最後の主人公の行動が泣かせる。
- コメント(0) - 2010年8月21日

ウンウン、怖かった。ホラー系は嫌いだったのに、読むようになったのは年をとって、刺激に慣れてしまっているのかな?独特の横尾忠則のカバーの絵も加工の具合が面白い。それぞれの話とも良いですね~
- コメント(0) - 2010年1月6日

ウンウン、怖かった。ホラー系は嫌いだったのに、読むようになったのは年をとって、刺激に慣れてしまっているのかな?独特の横尾忠則のカバーの絵も加工の具合が面白い。それぞれの話とも良いですね~
- コメント(0) - 2010年1月6日

今読んでいるみんな最新5件(4)

03/05:pakila
06/24:りゅか
06/26:ドクショ

積読中のみんな最新5件(5)

12/19:丸山政也
06/15:七曲町子
12/29:いとぉ
06/23:ドクショ

読みたいと思ったみんな最新5件(4)

12/05:pototon
11/02:momo
悪魔のトリルの 評価:43 感想・レビュー:15
ログイン新規登録(無料)