菓子祭・夢の車輪 (講談社文芸文庫)

菓子祭・夢の車輪の感想・レビュー(24)

1月13日:disjunctive
2016年10月3日:カマタ
吉行淳之介もまた繊細な神経の持ち主で、夢と現実の狭間を生きた作家なのだろう。特に『夢の車輪』は芥川の『歯車』を彷彿とさせる。作中の主人公の眼前に出現する車輪は、芥川の歯車同様に彼の神経衰弱がもたらす幻覚だったのかもしれない。本書で扱われている掌編はどれも彼の夢を題材にしたもので、グロテスクな雰囲気を纏っている。おそらくはナルコレプシーの症状と思われる悪夢や幻覚を素材にして、それらを独特の文学へと昇華している。解説にある通りそれらは散文というよりも詩に近いため理屈による解釈は不毛だろう。
★4 - コメント(0) - 2016年8月9日

2016年4月20日:tadanoriaki
2015年4月1日:Ya.AA.
2014年12月24日:ゆう
四半世紀ぶりの再読。結構覚えてたのは、皮膚感覚に訴える短編だからかもしれない。
- コメント(0) - 2014年9月8日

27編の掌編からなる作品集。悪夢を描写したような作品が多く、この作家の闇の深さを改めてみるようであった。性的なモチーフも多い。感覚を描写する筆はやはり図抜けていると思う。
★17 - コメント(0) - 2014年2月22日

読んでいるうちに、夢と現実、登場人物と自分の境目がぼやけて曖昧になり足もとがぐらつくような感覚を覚える掌編27篇。菓子祭、という響きに惹かれて手に取ったのだけど、その甘い香りはいつの間にか、滲み出る漿液とか、男と女とか、官能とか、匂いたちグロテスクな印象に取って代わり、乗り物酔いみたいなぐらぐらふわふわした心地で読み終えた。
★13 - コメント(0) - 2014年2月7日

2013年11月4日:六月の真昼
2013年9月21日:euthanasia
2013年8月18日:chopstixR
2013年1月20日:ツライシ
2012年10月21日:新地学@児童書病発動中
2012年3月4日:半殻肝
2011年5月25日:ポリ
これじゃ「おっさんまるだし」 だ よ ?
- コメント(0) - 2010年3月19日

2008年10月21日:かな
--/--:江田龍太朗
--/--:mocha
--/--:doradorapoteti

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菓子祭・夢の車輪の 評価:58 感想・レビュー:7
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