彫刻家の娘

彫刻家の娘の感想・レビュー(75)

「ほんとうに大切なものがあれば、ほかのものすべてを無視していい。そうすればうまくいく。自分の世界に入りこみ、目をとじて、おおげさな言葉を休まずつぶやきつづける。そのうち確信がもてるようになる」大好きな家族と一緒にいること、自分の感情をよく見ること、自然や動物を愛し敬うこと。この空間は誰も邪魔できない。ここでは事件も災難もすべて冒険に変わる。しあわせそのもの、平和そのものなのだ。そして、とにかく少女のトーベが可愛らしい。きっと子供らしい感情をいつまでも持ち続けることが出来る稀な作家なのだと思った。
★26 - コメント(1) - 2016年12月13日

トーべ・ヤンソン。彼女が書いたムーミンシリーズの中で最も好きな作品は「ムーミンパパの思い出」だ。まず登場人物が豪華だし、おばけがかわいい。そして、ほんの少しだけ孤独とかなしみの匂いがする。この「彫刻家の娘」はトーべ・ヤンソンの自伝的な小説だ。少女時代の彼女の冒険、パパやママのこと、動物たちについて綴られている。あとがきに、「ムーミンパパの思い出」について言及されていて、あの物語のかなしみの秘密にふれた気がした。北欧の短い夏の光、氷に閉ざされた冬、そしてあの海。そこで育まれたこの物語に深い愛着を感じる。
★28 - コメント(0) - 2015年9月15日

ムーミン谷の世界と重なっているような、トーベの自伝というべき作品。自然豊かなフィンランドますます行ってみたい。
★1 - コメント(0) - 2015年2月3日

トーベ・ヤンソンさんの子供時代の自伝的小説。作品全体が瑞々しい感性に満ち溢れていて感動してしまう。繊細で愛情深い家族、冒険好きで辛抱強く困難さえ楽しむような彼らが次第にムーミン谷の住民たちと重なって行く。なんて愛すべき慈しむべき存在なのだろう。様々な縛りから解き放たれていて、豊かな生活とはこういうことをいうのだろうな。
★20 - コメント(0) - 2015年1月11日

両親の作品の中で遊び、自然の美しい中でのびのびと成長する。ムーミン作品は、トーべ・ヤンソンの幼少期から生まれたと言う事がはっきり分かる。大人たちのパーティ、お父さんときのこ狩りに行った思い出のエピソードが好きです。▷図書館
★2 - コメント(0) - 2014年11月12日

昔読んだこの本。・・・『ツバメ号とアマゾン号』の海賊娘が、これは日本でいや昭和の初め・・とため息ものだったが、トーベもそんな少女時代を過ごしている。再読の喜びはその後の読書でいろんな関連やふくらみが自分の中で生まれることで、あらたな発見を見出すことも一つにはあるな。一回り8分の大波が打ち寄せれば水没の島にガスも電気も水もなく一年の4か月を過ごすトーベのあの小屋!わが魂の家
★4 - コメント(0) - 2014年7月7日

*フィンランドのムーミン物語の作者が自分の子供時代を描いた自伝的小説。スウェーデン語系フィンランド人だったので、スウェーデン語からの翻訳。トーべの父親は有名な彫刻家。19の短編小説から成り立つ。
- コメント(0) - 2014年5月4日

再々読。若い頃読んでとても影響を受けた作家の一人。内と外の確立を改めて印象付けられた。
★2 - コメント(0) - 2014年2月2日

ヤンソンさんの子ども時代の自伝。いいことも悪いことも、事実をあるまま受け止めているところが好き。自分の感性を大切に、子ども時代を生きたんだなあ。他人を気にせず、自分の感性でものを考えるって素敵だなあ。
★2 - コメント(0) - 2013年9月27日

贅沢な子供時代だなぁ。
★1 - コメント(0) - 2013年8月17日

(再読)ママのチュールのペチコートに隠れて外界を眺める場面があるけれど、この物語全体が、チュールのペチコートの中の世界なのだ。外の世界は、ぼんやりとしている。それでいい。いつか、外に出ていく彼女は、このペチコートの下で、安心して、思うさま自分の世界を育て上げた。
★8 - コメント(0) - 2013年8月16日

旅行中に読了。意図的にそうしたこととはいえ、ヘルシンキの空気と光のなかでこれを読めてよかった。他人に読ませるための、あるいは、じぶんをなぐさめるための日記というものも必要なのだ。
★5 - コメント(0) - 2013年8月4日

○/『少女ソフィアの夏』よりはこっちが読みやすかった。「石」と「アルベルト」が好きだ。
- コメント(0) - 2013年3月24日

ムーミン大好き!トーベ・ヤンソンの世界大好き!ですがこれは読みづらかった。世界に浸れず、眠くなってしまう。素敵なイラストが付いていればもっと面白く読めたかも。もっと想像力を研ぎ澄ませて、再挑戦してみたいと思う。
★2 - コメント(0) - 2012年10月6日

著者の子ども時代をつづったエッセイ風の小説。シンプルで力強い文章から伝わってくるのは、色彩を伴ったヴィヴィッドな映像。優しくやわらかな光に照らされた、北欧の風景。エキセントリックで、なおかつ愛情豊かな家族の肖像…まるで著者の過去を追体験するような、生々しいまでの描写が素晴らしい。
★1 - コメント(0) - 2011年1月31日

トーベ・ヤンソンの子ども時代のエピソードを中心としたエッセイといったところか。父ちゃんがえらいムーミンパパにそっくりで、叔母さんがヘムレンさんそっくりだった。
★1 - コメント(0) - 2010年3月2日

ムーミン作者の幼少期を題材にした自伝的小説、ってことだけど、もうほとんどムーミン谷の世界。主人公の少女は夢想癖のある芸術家志望の「チビのミイ」って感じだし。親がボヘミアン指向の芸術家だと、こういう子が育つって凄く納得がいくなあとも思ったのでした。
★1 - コメント(0) - 2009年11月1日

M66
これ好きだ。今でも読み返すけれど、初めて読んだときの衝撃が忘れられない。ムーミン谷経由で何となく読んだのだが、もう途中からムーミンも谷も関係なく、子ども時代の心象描写の生々しさ、瑞々しさに恐ろしく感動した。
★4 - コメント(0) - 2006年1月5日

全体的に大すきだけど、ポユーという子どもの名前が気に入った。ポユー。私は、甥にタコのぬいぐるみをあげるとき「ポユーという名前だよ」といって渡した。
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ムーミン大好きなので、読んでみました。
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トーベヤンソンの思い出のクリスマスはとても素敵です。というかすべてのお話が美しい。嫌な思い出は省いていいところだけを描くというのはだいたいの芸術家に共通する事なのかなあ…。
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