形式:単行本
出版社:講談社
形式:文庫
形式:Kindle版
④読んでいる最中、精神科の長期入院の問題に関するTV番組があったらしい。見逃したけど(再放送は見る)。この精神科救急は、急性期医療(と院外リハビリ)を充実させることで、長期入院患者をこれ以上増やさず地域での治療を目指す、としている。統失は不治の病と言われていたが、治るようになっている。あとはマスコミの世論形成。精神科医療の問題(薬、通電療法、隔離拘束等)を告発してると見せかけて精神科への偏見を助長している(続
⑤確かに医療面での問題はあるが、その報道により精神疾患への理解が深まったとは言えぬだろう。三障害(身体・知的・精神)のうち、精神障害だけは未だ「頭おかしい人」という差別的レッテルを貼ることが社会的に許容、とまでは行かずとも容認されているように思う。自戒も込めて。というか、その差別に自覚的になったところで、それを正そうとする意識がどこまで有効かって話になってくると、想像以上に難しい問題ではないか、率直に言って。(了
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