十字架 (100周年書き下ろし)

十字架 (100周年書き下ろし)
あらすじ・内容
「あのひと」との約束を果たす二十年の物語
あいつはいじめを苦に中学二年で自殺した。「親友」の僕と、僕たちをけっしてゆるさない「あのひと」が歩んだ二十年間の軌跡。やさしい涙が止まらない感動作!

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陸王
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十字架の感想・レビュー(1940)

後半は、何度も涙が溢れて、読めなくなりました。勘弁して下さい。
★5 - コメント(0) - 1月4日

時間が流れていくなかで洗い流してしまうこと。それはたくさんあって、忘れたいもの忘れたくないものも全部。時間が過ぎていっても重い荷物を背負ったユウとサユは生きなければならない。遺書に残された自分の名前に、苦しみ、もがきながらも向き合う二人の姿に感動した。残されたフジシュンの家族が少しずつ立ち上がることができてよかったなあ。でもいじめはなくならない。わたしもユウのように見て見ぬふりをする側についてしまうだろうな、強くありたい。
★7 - コメント(0) - 2016年12月17日

いじめを苦に自殺した同級生の遺書に友として自分の名があった主人公の人生。
★3 - コメント(0) - 2016年10月28日

重松清は取り残された人々の感情に真摯にせまるのがうまい。ナイフ、エイジとあわせて読むべき本。
★6 - コメント(0) - 2016年9月26日

再読。いじめを苦にした中2のフジシュンが自殺。フジシュンのお母さんや「あのひと」の辛さがとても重い。遺書に名前を書かれたユウとサユの背負った十字架の苦しさがひしひし伝わる。ストックホルムの森の十字架を今回初めて画像検索し、フジシュンの心の拠り所を目で見て更に物語への理解が深まった気持ちだった。
★8 - コメント(0) - 2016年9月26日

どんな時代でもイジメが無くなることは絶対に無いと思う。一番悪いのは自殺をすること。
★5 - コメント(0) - 2016年9月19日

田原さんの言葉が胸の内側から刺さってくるようだった。
★2 - コメント(0) - 2016年8月20日

非常に重いテーマ。どの立場に感情移入したとしても読み進めるのがとてもつらい。文庫版のあとがきを読むことで作品の中のあの言葉の意味が深く理解できた
★7 - コメント(0) - 2016年8月12日

我が子には、いじめられる側にも、いじめる側にもなってほしくないと、ずっと思っていた。今日から、「見殺しにした側」が追加された。そうだ、黙って見ている人もいるんだと、改めて思った。
★8 - コメント(0) - 2016年8月11日

いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。吉川英治文学賞受賞作。
★1 - コメント(0) - 2016年8月5日

いじめを苦にしての自殺。自殺により悲惨な状況になるのは家族だけではない。同級生だったことがそれからの人生何年経とうが苦しみは消えないだろう。いじめた訳では無く特別仲が良かった訳でも無いのに遺書に名前を残された者の苦悩。感動の物語だった。重松清の作品は本当に素晴らしい。
★21 - コメント(0) - 2016年7月22日

人から言われた言葉で前向きになったり、落ち込んだりはするけれど、言われた後の生き方を縛り続ける言葉って恐ろしい。級友が残した遺書に自分の名前を書かれた中学生が遺族の言葉で受ける呪縛と苦悩から少しずつ距離を置く一方で、喪失の痛手から抜け出せない遺族。10年という同じ時間を過ごしながら非情にも道は分かれていくが、著者は最後に素敵な結末を用意している。最後の50頁は泣きながら読んだ。子育て世代の読友さんに是非試して頂きたい一冊。16086
★36 - コメント(0) - 2016年7月17日

いじめに苦しんで自ら命を絶ってしまったフジシュン。遺書に親友と書かれた僕。いけにえ自殺。自分が標的にならないために、2年3組は全員、いじめを黙認し、見殺しにしたのだ。なぜ、親友なのに見殺しにした?あのひとは僕に詰め寄った。十字架を背負った14歳の僕、その後20年間の歩み。傍観者にも罪がある。どの立場にあっても、逃げ場がない、辛すぎる連鎖。自ら死を選ぶこと、そこまで追い詰めるいじめの首謀者、傍観していた同級生、助けなかった教師、こどもの苦しみに気がつけなかった家族。だからこその、罪深さにめまいがする。
★4 - コメント(0) - 2016年7月11日

重い。悲しい。辛い。いじめの傍観者も加害者だということ。ただ現実的に無理…いつ被害者になるかわからない危ない橋を渡れない。多感な時期に加害者よりも重たい十字架を背負わされたふたり。事件や事故もただの傍観者になるなとゲス記者田原。守るものがないから言えるんだよ。守るものができたら甘くなった?丸くなった。中高生に読んでほしい!印象的な言葉、ナイフの言葉。十字架の言葉。
★4 - コメント(0) - 2016年6月26日

現在はイジメはしたものは加害者として実名を晒されたりし罰を受けるが、知っていた何もしなかったものは見殺しにしたことを背負って生きていくことになるのだろう。
★4 - コメント(0) - 2016年6月20日

イジメを見て見ぬふりをする事も イジメをしたという十字架を背負う事。
★3 - コメント(0) - 2016年6月19日

本屋さんで何気に手に取って最初の1,2ページを読んで即購入。一気読み。重たい内容ではあったけど、最後の方はウルッときた。
★2 - コメント(0) - 2016年6月16日

どこにこの気持ちを向ければいいのだろう。 誰もが思い思いに勘違いをしている。 罪を、過ちを、他人になすりつけている。 いじめを見過ごした子供たちも、それを見て見ぬふりをした大人たちも、 事実を湾曲して伝えてしまった。 フジシュン。彼は孤独だった。彼は誰も頼れなかった。 裕たちが背負った白い十字架。シベリアの墓地に突き刺さった、灰色の墓標。 きっとこの物語は、読み返すたびに、私が大人になるたびに、その姿を変えるのだろう。
★18 - コメント(0) - 2016年6月8日

中二、いじめ、自殺。遺書に書かれた名前が彼の十字架になった。「親友」と書かれた僕の名前。いじめを見ないふりで過ごしていたのになぜ?ごめんなさい、ありがとうと書かれた彼女の名前。 三人いたいじめ首謀者のうち二人の名前。 僕と彼女は同じ高校に進学し、共に東京の大学へ行った。だが、二人の間にある見えない十字架が、それ以上の時を共に刻むことを許さない。 彼が気に入っていた風景は異国の十字架のある森の墓地。 その僕も父となり、ようやく十字架を背負ったまま生きていくことに慣れた。 心の中の森の墓地。
★20 - コメント(0) - 2016年6月3日

いじめられて死んでいったフジシュン。見て見ぬふりをした2年3組のクラスメート。いじめの主犯の三島と根本。親友と書かれたユウとごめんなさいと謝られたサユ。ユウとサユは重い十字架を背負って生きていくことになる。2人は重い荷物をおろそうとはしない。2人で支えって生きていくのかなと思ったら、お互いほかのパートナーを見つけて結婚をした。ちょっと寂しい。20年が経ち、あのひとと健介が「森の墓地」を訪れる。あの人は、フジシュンの死のけじめをつけたに思うが、ユウとサユの十字架はまだ重く背中に乗っているように感じる。
★102 - コメント(0) - 2016年5月5日

いじめで自殺した中学生の家族と、遺書に名前を出された2人の十字架を背負いながら前に進む話。サユは本当に可哀想だった。他のクラスメートはどれ程フジシュンの事を思い出しながら生きるんだろう。重たいものを背負う事で死んだ人を忘れずにいられるんだろうか。楽になる事で忘れていくならずっと苦しむ方がいいと思う家族の気持ちに涙しました。
★2 - コメント(0) - 2016年4月17日

つらいですね。中学生が死を選ぶのはやはり辛いです。そして取り残された家族や周りの人はとても辛いのがこの本を読みわかりました。遺書に名前を書かれたどうしようなんて考えたこともなかったです。自殺を選ぶのはいけませんが、自殺するくらい追い込む人、見て見ぬふりする人みんな弱かったのかなと思いました。
★25 - コメント(0) - 2016年4月16日

 遺書に書いてあった「親友」が、こんなにも重いものなのでしょうか 読み終わった後には、大切ななにかを考えさせられました。
★11 - コメント(1) - 2016年4月14日

「いじめ」によって死を選んだ少年。残された家族。そして遺書に名指しされた少年と少女。背負う十字架の重さや大きさは各々だとしても、重く、辛く、締め付けられるような苦しさだった。見て見ぬふりも同罪だと何処かで思いながら、手を差し伸べるのも、庇うのも、そう簡単な事じゃない。でも、子供をいきなり失った親にすれば、それは許せるものでもなくて。子供を救えるのは何か。大人が出来ることは何か。答えは出ないけれど、思わずにはいられなくなる1冊だった。
★29 - コメント(0) - 2016年3月23日

何故自殺しちゃう?なんとかして生き延びてほしい。辛かった。
★7 - コメント(0) - 2016年3月21日

ユウ、サユ純粋です。あまりに純粋まじめ過ぎ切ないですが、でもきっと世間には同じような人も居るんだろうな。何気ない言葉や文字で。
★10 - コメント(0) - 2016年3月18日

子供を持つ身としては「あのひと」の気持ちも痛いほどよくわかりますが、2人が背負った十字架はあまりにも重すぎる気がします。自分だったら、自分の子どもだったらと思うとともに、命の重さを考えました。
★40 - コメント(0) - 2016年3月13日

★★★☆☆
★1 - コメント(0) - 2016年3月10日

いじめを見て見ぬふりをしてしまった2年3組の生徒たちの気持ちも、見殺しにされたと許せない気持ちになる父親の気持ちもわかるのでとても苦しい内容。過去は過去として裕や小百合には幸せになってほしいけど藤井家の人々の心情を考えると。。20年経ってようやく救いが見え始めた皆が幸せになれますように。。
★14 - コメント(0) - 2016年3月5日

★★★★☆いじめていた三島と根本。いじめを見て見ぬふりをしてたクラスメート。クラスのことが何も解ってない独りよがりの担任。息子の異変に気づけなかった親。クラスメートに罵声を浴びせた雑誌記者。・・・誰にも相談する事なく、自殺を選んだフジシュン。すべての登場人物が悲しすぎる。勿論、いじめていた3人は絶対に許されない!!けど、フジシュン!!死んじゃダメだろう!!!!!どういう気持ちであの遺書を書いたのだろう。『もし、自分だったら』といろんな人に当てはめて、ホントにいろんな事を考えさせられる作品だった。
★16 - コメント(0) - 2016年3月5日

中学生2年生のユウ君とサユちゃんに背負わした物が大き過ぎて可哀想です。雑誌記者の本田さんフジシュンの両親にユウ君は親友でもないし、サユちゃんは、一方的な片思いだと話すべきです。十字架背負わせて酷です。今はいじめが巧妙で、関わりたくない気持ち中学生だったら葛藤はあっても何もできないと思います。先生、親がアンテナ張ってもらいたい。
★13 - コメント(2) - 2016年2月26日

同級生のいじめ自殺事件から10数年経ち大人になるまでの話。重松清さんは人の感情の弱いところや黒いところを上手に表現している作家だと毎回思う。
★4 - コメント(0) - 2016年2月14日

見殺しにしたという十字架を背負った14歳。いじめというナイフで刺され命を絶った14歳。守れなかった無能な大人。狂った人生。悲しい。それでも生きていく者たちは、新しいページをめくり続ける。現実に目を背けたくとも、生きている子どもと向き合おう、そう思う。
★25 - コメント(0) - 2016年2月10日

う~ん。なんだかモヤモヤした。遺書に名前があったために重い十字架を背負わされてしまった裕と小百合。子供に自殺された親の心は悲痛なものだろうが、この両親はその思いを二人にぶつけているように感じた。二人と関わりを持つジャーナリストの本多と田原の存在も、一見正論のようで二人を追い詰めていくようで好きになれなかった。確かにいじめを黙認していたことはいじめと同等のことかもしれないが、中学2年生の男子に何ができただろうか・・・。 改めて自殺という行為は、残された人々が苦しむものだと思った。
★7 - コメント(0) - 2016年2月7日

いじめをテーマにした作品。いつも思うことは、いじめっていじめれる方も可愛そうだけど、いじめる方にも隠れた言い分があったりする。もちろん、それを止めず見てるだけの卑怯者にも、言い分はある。結局、一体誰が悪いの?となると最終的には堂々巡り。一体何が解決方法なのか、考えれば考えれほどわからなくなる。だから、大人も子供も世の中からいじめの世界がなくならないんだろうね。
★7 - コメント(0) - 2016年2月7日

2年3組のフジシュンが9月4日に自殺した。遺書には4人の名前が。その日は中川さんの誕生日。親友にされた真田君が語る形で【あのひと】からお願いされた「俊介が死んでからのこと」を1冊の本として仕上げている。『ひとを責める言葉には2種類ある(省略)ナイフの言葉。十字架の言葉。』十字架の言葉は背負っていかなくてはならない。この言葉の意味が重すぎる。中川さんと真田君が背負うことになった十字架に苦悩しながら成長していく様子が見事に描かれている。中学の課題図書にしても良いと思う。この本から学ぶべきことがあるはずだから。
★10 - コメント(0) - 2016年2月4日

ただただ胸が苦しくなって泣くに泣けなくつらかった。サユちゃんが背負っや十字架は、そこまでおいこまれなきゃいけなかったのかと、何回も自問自答してしまった。いけにえとなっていじめをうけて自殺した子の親や弟の気持ち、自分がもしもと思うと、許せる心持てるかどうか、わからない。幾分かは、浄化できるとしてもね。わが子ももちろん、子どもたちののSOSを察知するアンテナは、張ってなきゃなって強く思った。
★14 - コメント(0) - 2016年2月1日

★★★★★人生で二番目に重いと思った作品。もう読書メーターの皆さんに読んで欲しい作品。私はこれを読んでめちゃくちゃ泣きました。もう泣いた。イジメが酷すぎる。そして、自殺と言う手段を選んだ。フジシュン。親友にされたユウくん。片想いにされたサユちゃん。いじめた人間も、見てみぬ振りをした人間にも、先生にも腹が立った。とにかく読んでイライラした。どうして誰も助けないんだ!と。そして、十字架を背負った、ユウくんとサユちゃん。もうサユちゃんのごめんなさいには号泣した。自分は生きる希望がないときにこれを読んだから、生き
★92 - コメント(8) - 2016年1月30日

先日、生後間も無い赤子に会う機会があり、その赤子を前にした時、ぼくのくちから出た言葉に、自分自身で泣いてしまった。優しい言葉をいくら選んでも届かないと思って語りかけていたら、ぼく自身にその言葉は返ってきていました。重松清の本の言葉と、その時のぼくの語りは、どことなく似ているように感じます。01/23 22:20
★10 - コメント(0) - 2016年1月23日

十字架の 評価:98 感想・レビュー:673
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