「病は気から」を科学する

「病は気から」を科学する
あらすじ・内容
イギリス気鋭の科学ジャーナリストによる知的興奮のノンフィクション!
スピリチュアルブーム、自然志向で「現代医学VS.自然療法」という対立が生まれた。
「代替療法はまったく根拠のないエセ科学だ」と断じ、切り捨てる科学者。
「心の力ですべての病は直る」と極論を述べるヒーラーや、スピリチュアルをお金に変える商売人。
真実は、両者のはざまに存在した。
「心の力」を治療に取り入れている最先端科学の研究者と医療現場、患者に、綿密な取材を敢行。
がん、自己免疫系疾患、過敏性腸症候群、うつ、パーキンソン病、自閉症、慢性疲労症候群などの病気に、心がどのような役割を果たしているかを解き明かす。

*プラセボ効果を利用して鎮痛剤の使用量を抑える
*催眠術を利用して過敏性腸症候群の腸収縮を抑える
*味覚と臭覚を訓練し、免疫系疾患の治療に役立てる
*心の状態と生涯にわたる病気リスクの関係
*遺伝子の活性化など、心の状態が体の物理的構造に与える影響

エビデンスをもとに導き出された、「西洋医学=絶対」でもなく、「自然療法=インチキ」でもない「第三の真実」とは?
「病は気から」を科学すれば、思いや思考によって最先端医療の効果を最大化できる。
ページを繰る手が止まらない!知的興奮のノンフィクション。

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「病は気から」を科学するの感想・レビュー(64)

☆3
★4 - コメント(0) - 3月25日

心が身体に与える影響、そして代替医療と生物学的な知見を主流とする医療とのはざまについてのノンフィクション。治療において、心は万能ではないが、無視できるものでもないということかなと。また、主観的な症状を主に扱う場合には、心による体への影響まで含めて考えておく必要がありそうかなと思いました。心が体に及ぼす影響についての研究が地道に行われていることに驚きました。大変興味深かった。読みなおそう。
★4 - コメント(0) - 3月23日

なるほど、これは良書。邦題の「科学する」、原題の「the Science of Mind Over Body」がポイントの本で、いわゆる代替療法を賛美するわけでもなく、かと言って西洋医学というか薬品投与などによる治療を妄信することもなく、偏見を持たずに両者をうまく併用していくべし、というのが著者の結論だと思う。この本では、代替療法としてプラセボ、催眠術、瞑想、VR、ストレス、宗教など実に幅広い話題を扱っているけど、内容的に力が入っていると思ったのは、マインドフルネス瞑想。ここでも出てきたか、という感じ。あ
★1 - コメント(0) - 3月22日

マインドフルネスは認知行動療法と効き目が大差ない、という報告が2016年12月に出ていた。本書との読み合わせはハワード・ブローディ『プラシーボの治癒力 心がつくる体内万能薬』がおすすめ。
★4 - コメント(0) - 3月17日

プラセボ、ノセボについて詳述した本。体への直接効果についても詳しく書いてある。ただ、ちょっと実感を伴わないので読みにくかったのでちょっとだけマイナス。
- コメント(0) - 3月1日

近代医療vs.代替医療。”主観的”治癒力の科学的裏づけの有無より、目の前の実感。私の場合、座禅が頭に浮かぶ。非科学的・・・否定はしないが、非日常が齎す空気と時間の価値観は何物にも変えがたい。本著も問題提起する臨床試験、症例の客観性には同感。記載の検証事例・結果も踏まえた公益性の担保が急務。興味深かったのは、バイオフィードバック。知らない方が良いことも多々ある気がするけどなぁ・・・。(笑)
★60 - コメント(0) - 2月20日

プラセボ効果、偽薬効果の事だ。 これこそ「病は気から」そのものではないか。 「病気が良くなる」と思う事が治癒力であり、脳内物質を出す事に繋がる。 疲労は脳が作り出すものである。休息を欲する、オーバーワークを止める為に「疲労」があるというのは納得がいく。 「人は歳をと取っても、若い頃と同じように、社会の中で目的意識を持って生きたいと強く願うものだ」 これを潜在意識が手放したら認知症なのだと思う。 認知症は「なりたい人はいない」のではなく『自分で選んでいる』のだ。
★2 - コメント(0) - 2月18日

プラセボ効果も条件付けできるという話が興味深い。
★2 - コメント(0) - 2月13日

プラセボの効果が思ってる以上に大きいことに驚いた。正直に伝えるプラセボでも効果があるのか!これでは代替医療とされる様々な療法はプラセボ以上の効果があることを証明するのは簡単ではないだろうと思う。結局脳をうまくコントロールすることかな。身体の状態を症状として感じるのも脳で、それを免疫、神経、内分泌系にフィードバックするのも脳なのだから、ネガティブなストレスを軽減してポジティブなイメージを持つことは、考えられてる以上にプラスの影響があるように思う。この分野、今の医療を補完するものとしてもっと研究されてほしい。
★11 - コメント(0) - 2月12日

気になるところを流し読み。瞑想は脳の構造を変化させて、ストレスに強くする。
★1 - コメント(0) - 2月12日

気になる項目を拾い読み。疲労は身体保護の観点からのアラーム。心に対する処置と体に対する処置を分けて考えず一体化させて考える。
★1 - コメント(0) - 1月27日

病は気からでもあり、ストレスからでもあり、環境からでもある。病を治すのも気から、プラセボから、マインドフルネスから、宗教から。進化の過程で培われたものは、合理的に理解できるほど単純じゃないようです。
★7 - コメント(0) - 2016年12月30日

★★★★☆
- コメント(0) - 2016年12月29日

気になった章のみ読んだ。 強いストレスがかけられ続けた場合、脳がネガティブな思考しかできなくなるように変わってしまう、という話が印象に残った。恐ろしい…
★1 - コメント(0) - 2016年12月27日

”気”は”病”に影響を与えるのか検討している。結論としては多少影響は与えるものの根本的な解決策にはならないといったところ。本書では偽薬の服用が免疫系に影響を与えたり、患者に催眠術を施し薬の服用量を減らす等いわゆる自然療法の実績・研究事例をいくつも挙げている。結果、自然療法は痛みなど症状を和らげる場合があるものの根本的な治癒には至らない様子。一方、心と体は繋がっているとし、従来の治療(体)と自然療法(心)の併用という新たな医療の在り方を視ている。
★6 - コメント(0) - 2016年10月19日

DEE
こういう本を読むと、西洋と東洋、お互いに歩み寄る余地は十分あると思うんだけど改めて思う。 まぁ、あまりにも胡散臭い治療法が溢れてるってのも原因なんだろうけど。 心身一如、心と体は切り離せない。だからもっと全体として診ないといけないと思う。
★6 - コメント(0) - 2016年10月16日

【プラセボ】病は気からの科学。医学の世界で、二重盲検法という厳密な手順を経なければ薬が承認されないのは「プラセボ効果」が意外に大きいから。本書でも、絶大な効果を得ながら偽薬との違いが見られず承認に至らなかった薬が多数出てくる。つまり、偽薬でも絶大な効果があったということだ。特に、「痛み」「ストレス」といった精神的な作用の大きな症状には、偽薬でも効果が大きい。そして、本書でも瞑想の効用についても触れられている。エセ医学との境界が難しいが、心的要素はもっとクローズアップされてよい(Kindle)
★6 - コメント(0) - 2016年9月16日

人間の病気を治療にプラセボ効果が一定の効果があると言われている。プラセボとはニセ薬のこと。患者に「これは○○に効く」といいつつ実際には何の治療効果のないクスリを投与すると一定の割合で症状が改善するなどの結果がでるという。誰もが思う。気分次第で病気は治るのではないか。しかしプラセボ効果は万能ではないとこの本では解説する。しかし治る場合もあるという。一方で代替医療やニューエイジ的なスピリチュアリズムの医療への影響に対しては極めて否定的だ。人間の体と心は繋がっている。ストレス説なども概説していて興味は尽きない
★6 - コメント(0) - 2016年8月21日

プラセボ効果に興味があって手に取った。ストレス環境とDNAのしっぽの関係は本当なら恐ろしすぎる。病は気からという「気」の部分が科学的に分解されていて良著。
★1 - コメント(0) - 2016年8月10日

図書館本。ずいぶん前に読んだサイモン・シンの代替医療解剖と印象がかぶってしまい、あまり新鮮な気持ちで読めなかった。流し読み。最近話題のマインドフルネスへの言及や宗教的神秘へ踏み込んだりと新しい試みもあるが、「病は氣から」に対するサイエンスの答えはサイモンが本にまとめた頃とさほど進展がないということ!?サイエンスフィクションとしてはやはりサイモンの方が完成度は高いと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年8月7日

プラセボ効果ノセボ効果の本。著者はスピに疑義を抱きつつ、西洋医療万能主義にも疑義を抱いていらっしゃるようなので、スピ一辺倒なこの手の本が苦手な人には入りやすくオススメかもしれません。すでに瞑想やレイキをやっている方には既存知識を事例でもって補完するような内容なので、自信を高める得られるかもしれません。重症火傷患者の治療などを読むと、医療関係者の方々は痛がる患者の凄惨な姿を目の当たりにする大変な仕事なんだなあとつくづく。人間は物じゃないから、気持ち次第でいくらでも奇跡が起きる、白衣ですらその威力を持つ。
★1 - コメント(0) - 2016年7月22日

神経の電気信号に働きかけて身体の状態を正常化させる試み、なんてなんかワクワクする。人間の身体って本当に奥が深いと思わせてくれる一冊です。あと自分が疲れたーと思っていても、それ気のせいだと思ってもう少し頑張ろうと思いました。
★2 - コメント(0) - 2016年7月20日

図書館の返却期限が迫っていたので、拾い読みをしましたが、じっくり読みたい内容でした。脳は体に影響を及ぼし、体は脳に影響を及ぼす。脳(心)の状態をコントロールすることで、体によい影響を及ぼすことに触れた本。 マインドフルネス瞑想の効果は、他の本でも何度か読んでおり、ぜひ実践したいところです。
★2 - コメント(0) - 2016年7月18日

面白かった。現代医学と自然療法のはざまに立って「心の力」が治療にもたらす効果を豊富な具体例をもとに検証した内容。とかく現代医学は非人間的で効率第一で不自然、また自然療法はインチキで人をだますと、どちらか一方の立場でのみ語られがちなふたつの立場、それぞれの良いところ、肯定すべきところと否定すべきところをバランスよく語っていると思う。まさに『病は気から』を『科学する』ことによってより良い方向へ医療の道が向かってくれることを祈ります。興味深い一冊でした。
★18 - コメント(0) - 2016年7月18日

心がいかに病気の治癒に関与しているかを扱う画期的な書物です。偽薬と言えば、科学的には病気の治癒にはなんら効果がないものとして扱われるが、その偽薬の取扱われ方で、一定の病気に関しては、その病気の治癒のために開発された薬と同等に効果を示す。そんな実験結果から始まり、いかに薬の量を減らし、最大の結果を得られるかまでを議論します。しかし、「非科学的」というイメージもあり、なかなか研究資金を得ることが難しいようです。「病は気から」は必ずあると前から思っていましたので、本書で納得しました。正しく本年の必読書でしょう。
★12 - コメント(0) - 2016年7月12日

病気や健康と心の関係に関して、解説した本です。前半のプラセボ効果の大きさとそれを実用的に生かそうとする試みや、正直に伝えるプラセボが効果があるという話、プラセボとパブロフの条件付けを組み合わせて、薬を減らす試みなどは知らないことが多かったので非常に興味深かった。後半は最近はよく聞く話が多かったので、徐々に興味が失われた。マインドフルネスなどは、結局はプラセボ効果をもたらすための方法で、効果があると信じ込ませられれば、なんでもいいのではないかとも感じた。
★1 - コメント(0) - 2016年7月12日

「心」が身体に与える影響についての研究がまとめられている。マインドフルネス瞑想などは現在流行していて研究も蓄積され始めている。心も物理現象の一種と考えれば当然身体と心とのリンクはあるだろうと思う。はっきりないとするもの心身二元論に囚われている。
★3 - コメント(0) - 2016年6月28日

「「私は話を聞くためにここにいるわけではありません。診断し、薬を処方するためです」」 「ヘルスケアに年間三兆ドル近く、 GDPの一七パーセント以上」 「診療時間はコストカットのために短縮」 「米国人の半分近くが薬物治療を受け、」 これ、アメリカの現状です。 私達が旅行に行きたいとか言って憧れを抱いている笑 世界の先を行く国なのに、国民がこんなにも不健康。 どう思いますか? 冒頭での一文をよく見て貰ったら分かると思うんですけど、 患者の「心」に触れずに、診断書を書いて、薬を渡す医師が非常に多い
★1 - コメント(0) - 2016年6月22日

代替医療を選ぶ患者や医師たちを幅広く取材し、医療のあるべき姿を探る本。現代の医療システムは、ますます技術優先となったため、薬や手術など医学的介入には積極的だが、患者の感情や経験は二の次になる傾向にある。妊婦のように、病院でのハイテク出産か自宅での自然分娩かといった両極端な選択を強いられたり、慢性疲労症候群の患者のように、病気の原因を体か心かのどちらかに違いないと決めつけられるなど、様々なジレンマに直面している。必要なのは、心と体が相互にやり取りし、反映し合っていることを理解し、それらを同時に治す治療法だ。
- コメント(2) - 2016年6月18日

タイトルが面白そうだったので読んだけど、中身の印象が全然違った。疲労は脳が作り出す感覚というのは面白く、本当の限界を超えさせないための制御が疲労ってのはなるほどなと。瞑想やストレスについても興味深いことが書いてあった。
★3 - コメント(0) - 2016年6月11日

プラセボだと明かした上での検証と効果がかなり驚いた。ノーシーボも。効果は人種、患者、文化でも違いがある。とにかく心理的にはかなり違ってくる事が分かり「気」の持ちようについて考えさせられ参考になった。脳と免疫系の関係性。疲労は脳が作り出す感覚で限界を決定するのは脳。そのセントラルガバナーについては読む価値あり。あとはストレスとテロメアの事も面白い。前向きな気持ちで迷走神経が上昇スパイラルを起こし体と心が影響を与え合う。HRVを高めるには運動。セントラルガバナーの作動域を後ろ倒れにする事も可能なんだ
★4 - コメント(0) - 2016年6月8日

何かしら知っていることも多かったが、様々な代替療法・視点が体系的にまとまった一冊でオススメ。個人的には、現代医療は「恐ろしく技術優先になってしまった」、プラス「市場経済に組み込まれてしまった」と思っている。医者・製薬会社・政治家にとってオカネにならない治療法は研究されない。そうは言っても、患者の弱みに付け込む悪徳療法もゴマンとある。正直に伝えるプラセボ・催眠療法・条件反射的プラセボ・VRオモロイ。強い社会的絆がストレスを軽減する・脳は体の限界のかなり手前でブレーキ・ルルドの奇跡等。
★3 - コメント(0) - 2016年5月27日

自分も代替医療と聞くと何やら怪しげなものという先入観を抱いてしまうのだが、プラセボ効果という現象が存在すること(、そしてそれが広く認知されていること)自体、物理的治療のみに焦点を当てて、心の問題を無視してしまう従来の狭義の西洋合理主義的な科学万能観に基づく医療の限界を物語るものといえよう。心だけで万病が治るといった極端な立場をとるのではなく、治療の過程で心にも焦点を当て、科学的証拠・データを積み上げていって新たな治療法を探るべきという著者の考えは、バランスがとれており、説得力があった。
★4 - コメント(0) - 2016年5月9日

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