昼田とハッコウ

昼田とハッコウ
あらすじ・内容
若者に人気の町・幸福寺にある本屋さん「アロワナ書店」。地域密着型のこの書店で、三代目・ハッコウは名前ばかりの店長となった。その頃、ハッコウのいとこの昼田は、六本木ヒルズのIT企業に勤めていた。店内でぶらぶらするだけのハッコウと、店から距離をおいて会社勤めをする昼田だったが、書店の危機に際し、二人でゆっくり立ち上がる。

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昼田とハッコウはこんな本です

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昼田とハッコウはこんな本です

昼田とハッコウの感想・レビュー(694)

★3。やや期待外れ(『美しい距離』に比べると)。ナオコーラさんて、余白の美しい文章が主題を浮かび上がらせるのが上手いと思うので、この長編はややダルさがあった。だから、せっかくの主題がボヤけてしまってるかな。読了後にスッキリ感はあまりなかった。かといって、余韻を味わう、というより「で、あれはどうなったん?」という靄やら霞やら煙に巻かれたようなエンディングかな^_^;でも、嫌いじゃない。ハッコウと昼田が照射しあって、逆転して、主役なのに昼田がどんどん嫌な奴になってくのが面白い。
★9 - コメント(0) - 2月19日

街の小さな書店を舞台にして淡々と物語が進む。書店の経営の大変さや色々な裏側が書かれていて面白かった。街の書店はいずれなくなっていく運命だけど、それを少しでも遅くしたいというくだりでは昼田の店長としての意気込みが見て取れた。こんな本屋さんにいってみたい。
★5 - コメント(0) - 1月17日

すごくよかった。 一度通りすぎてもう一回戻って読みたくなるところがたくさんあった。
★3 - コメント(0) - 1月15日

お仕事小説だと思って期待をして読んだけど、なかなか進まず。父親、そんな事で家族を残して亡くなるの?自分の子供を人に預けるってどうよ?と疑問がいっぱい。作者の紹介文に期待させる様な事が書いてあったのに、自分には合わない作品で残念?
★2 - コメント(0) - 1月8日

前半 昼田とは気が合わん!後半 昼田は俺やないか!何でもない話だけどおもしろい!ナオコーラさん!
★2 - コメント(0) - 1月5日

年をまたいでやっと読了。書店の様子が伺える装丁を見て手に取りましたが、読了まで時間がかかりました。店長としての自覚が芽生える語り手の昼田のエピソードや意識は、時々メモしておきたくなる事もあるし、人生の転換期となるような出来事もあるのですが、あまりにも淡々と描かれていて、エッセイの様な小説でした。
★35 - コメント(0) - 1月3日

なかなか読み終わらなかった。昼田と夜澤さんと夕方さん、スターロードっていうのがよかった。血の繋がりはなくても大切にできます。コタロウ兄さんとヒトミくんが帰って来たのか気になります。
★4 - コメント(0) - 2016年12月20日

『もしかしたら「読まなくてはならない」という表現は本に対して失礼なのかもしれない。書店員になる前は、むしろ勉強や仕事の時間を削ってしまうから「読んではいけないのに」と思いながら読書をしていた。/「いけないのに楽しい」とやってきたことを「しなければならない」と感じ始めた自分を、少し嫌に思う』本屋さん、儲からないしとても大変でやろうとは思わないけど・・・でも、やってみたい☆
★19 - コメント(0) - 2016年12月19日

あるがままでほわっと存在しているのに、なぜか何もかも全部手に入れちゃうハッコウと、あれこれ思考を巡らせ頑張っていても、ハッコウに全部持っていかれちゃう昼田のお話。という読み方にどうしてもなってしまう。その読み方で、昼田の言動の端々や置かれた境遇にいちいち共感してしまう私は、今かなり疲れて、気持ちがまいって、少しも余裕がないんだな…感想ではなく、雑感になってしまうが。やはり文章はするする入ってくるし、昼田の世界観はなんだかいい。
★14 - コメント(0) - 2016年12月17日

吉祥寺(?)の個人経営書店の家族たちの物語。出版、書店の経営の裏側がよくわかる。山崎さん3作目で初の長編でした。正直言って、山崎さんは人のセックスくらいの長さの小説のほうが潔くてよいと思った。
★49 - コメント(0) - 2016年12月15日

街の本屋さんの様子がよく分かり面白かったです。宇宙人のようなハッコウといとこのミナルが街の本屋さんの3代目と店長として、自覚が芽生えていく過程が、登場人物に常識人が少ないだけに面白いような、いささかイライラするようなお話でした。大手チェーンではない本屋さんの話なので、読みながら、自分が知る範囲での街の本屋さんを思い浮かべていました。ほとんどを図書館予約の私が言うのはおこがましいですが、頑張って欲しいです。
★59 - コメント(0) - 2016年12月5日

ナオコーラさんの本屋さんに対する思想が伺える本です。昼田が主人公ですが、周囲の登場人物が濃い。昼田本人も「自分は主人公ではなくて物語の脇役」と自分を卑下しています。しかし、家庭環境も、起こる出来事も、自分の人生観も、人生の選択も、バリバリ主人公です。それも、大きな魅力を持った。昼田さんのような店長がいたら、そんな書店は多くのお客さんに愛されるでしょう。行ってみたいです。
★5 - コメント(0) - 2016年12月4日

読みやすいのに何故か時間がかかった一冊。 舞台は幸福寺、ハッコウの父が営むアロワナ書店である。昼田は従兄弟のハッコウの家で、4人目の兄弟として暮らしていた。 就職と共に家を出るが、とある事情から書店員としてアロワナ書店を支えることを決意する。 昼田は、自分は物語の主人公ではないと感じている。 主人公ではない人間は社会とどう関わるのか。 書店員・昼田は彼なりの情熱を持って、町の本屋さんで今日も働いている。 町の本屋さんへの愛を感じる作品。
★3 - コメント(0) - 2016年11月30日

アロワナ書店は、若者に人気の幸福寺にある地域密着型書店。ハッコウの父・公平が亡くなり、従兄弟の4人目として暮らしていた昼田が跡をつぐことに。世間では大型書店が台頭し、地域で細々と経営する本屋さんは苦労している。アロワナ書店は、昼田なりの情熱を持って今日も営業している。現代では、古書店やPCで本を読む時代となり、これからの書店経営は難しくなる。POPでお客様にオススメ本を紹介したり、サイン会などの催しの企画は面白そう。
★1 - コメント(0) - 2016年11月23日

家族の在り方、働くということ、文化を紡ぐこと 日本中の意志のある本屋さんがんばって
★3 - コメント(0) - 2016年11月12日

淡々と話しが続くがなぜかサクサクと読めてしまう。出てくる人は皆個性的でクセになる。家族愛なのか書店愛なのか、どちらに重きをおいているのかわからないところもあったがそれがこの作品の良いところなのかもしれない。アロワナ書店のマークが可愛くて、実際にあったら買い物に行きたくなりました。
★8 - コメント(0) - 2016年10月15日

以前住んでいた吉祥寺が幸福寺のモデル。スターロードはサンロードだし、井の頭公園も懐かしい。大都市では大型書店ばかりになっても、この街ではこんな書店が生き残っている。そんな書店も初老の公平に残された跡継ぎは発達障害のハッコウのみ。ちょっとした口論から「死んじゃえばいい」といったハッコウの言葉通り公平は急逝。結局、昼田が跡を継ぎ、書店再生の苦労が始まる。辞書編集の苦労を描いたのが「舟を編む」ならこの本は、書店経営の指南書。昼田の優しさ、人生観を交えた展開に感情移入する。本屋さんが本屋大賞に選ばないのが不思議。
★4 - コメント(0) - 2016年9月12日

あまりやる気のない街の本屋さん三代目オーナーと従兄弟の店長の物語、二人lのキャラの違いが面白い。
★2 - コメント(0) - 2016年9月11日

東京の下町、幸福寺駅前にあるアロアナ書店。父親の急死で、アロアナ書店3代目のになったハッコウ(田中白虹)はかなり個性的な自由人。従兄弟であり、兄弟同然に育ってきた昼田は、ハッコウを助けながら、書店を盛り上げようと奮闘する。昼田の視点で語られる、苦戦する町の本屋さんの実情、個性的な書店員たち、淡い恋心や突然現れた5歳の息子まで!働くこと、社会の一員として生きること、好きなことと稼ぐということ、家族を持つことと自己のあり方。残したいのは種だけじゃない、文化を残したい。
★5 - コメント(0) - 2016年9月11日

シリアスにしたり、感動的にしたりもできる内容だけど、何気ない日常の話として書かれていて、なんとなく楽しい本だった。読み終わるのが名残惜しくなる作品でした。
★8 - コメント(0) - 2016年9月8日

パッと見感情の起伏もあまりなく淡々とした文体で、遠巻きに眺めるように読み進めていたのだけれど、途中から一気に昼田に感情移入して一気に読んでしまった。自分も大好きな街がモデルなのでニヤニヤしながら読んだ。氏の本ははじめて。他の本も読んでみよう。
★2 - コメント(0) - 2016年8月30日

淡々と進んでいくわりには かなりのボリューム。なんとか完読。ゆるい雰囲気は好きだけど、中途半端に感じた点がポツポツあって ちょっとモヤモヤ。本に囲まれて過ごす日々。憧れる。
★5 - コメント(0) - 2016年8月29日

初読みの作家さん。淡々と語られる描写、一人一人の人物像が掴みにくくどうにか読み終えたが、何が言いたいのかよくわからなかった。書店愛?
★15 - コメント(0) - 2016年8月28日

★★★★☆東京の西、幸福寺駅前で3代続くアロワナ書店の3代目のハッコウ(白虹)とイトコで兄弟同様に育った昼田実(ミナル)の物語。かなりの長編だがたいした事件などはなく、淡々と物語は続く。アロワナ書店の一族の話や、昼田がIT企業を辞め書店員になる経過、急に現れた昼田の息子(!)、小説家の夜沢さんへの思い、書店のためを思い本を愛する昼田の心・・・装丁の写真がほんとナイス、アロワナ書店のしおりやブックカバー、欲しくなりました♪昼田の葛藤も、タメ口しかきけないハッコウのキャラクターも味わい深い。本屋さんよ永遠に!
★15 - コメント(2) - 2016年8月4日

「本屋」「本」が出てくる作品は思わず手に取ってしまうので、これも図書館で吸い寄せられるように手に取りました。山崎ナオコーラさんの作品は初読。ずっしり重量感のある本の割に、中身はよく分からない印象のまま終わってしまって、ポカーン……。まさにタイトル通り、昼田とハッコウの日常生活の話。それ以上でも以下でもない。しかし昼田が「独り」すぎて可哀想かなあ。ハッコウのような自由な生き方には、昼田でなくても憧れる!そしてアロワナ書店にはぜひ、行ってみたい!
★6 - コメント(0) - 2016年8月1日

本屋さんの話だったので楽しく勉強しているような気分でした!街の本屋さんっていいなぁ…。いいと思うものを無くさないためにできることをしたいです。昼田とハッコウが時に兄弟、時に他人、時に経営者と、関係が変わっていく様を見るのが面白かったです。
★7 - コメント(0) - 2016年7月25日

アロワナ書店、実在したら絶対行く。実はわりと近所に個性的な町の本屋があって、小さいとこなので入ったら買わずにでるのは心情的に難しいのだけど、その空間に身を置くだけで心地よい店。わたし、店員さんと色々話したいのだけど迷惑でないかな?というか、本屋で働きたい。やっぱり。内容についてより、そんなことを思って読んだ。
★4 - コメント(0) - 2016年7月21日

私の愛着のある場所等がたくさんつまった作品でした。本屋さんの話、吉祥寺が舞台、アロワナ等。本が大好きなので、本に纏わる話は好きです。私も書店員だったので、懐かしく思いながら読みました。又、本屋さんで働きたいなー。家族関係もとても良かったです。
★46 - コメント(0) - 2016年7月21日

ナオコーラさん、初読みですが この世界観は好きです。登場人物の設定が 結構ぶっ飛んでて面白い。昼田の頭ん中の理屈は ちょっとウザイとこもあるけど よくわかる。
★6 - コメント(0) - 2016年7月11日

ナオコーラさんのお話はいつも痛い人が続々出てくる印象。今回も、…ってなる瞬間が多かったけど、登場人物みんなが日本のどこかで今日も生きてるんだろうなっていうリアリティーがあった。本編読み終わって一番最後の著者の紹介がストーリーに沿ってて、凝ってるなあって思った。『幼い頃から書店に通い、平台に自分の書いた小説の本が積まれることが夢となる。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。書店文化をどう残していくか、日々考えている。』
★8 - コメント(0) - 2016年4月27日

すごく好きな感じの世界観を持った小説だった!大きな事件が起きても淡々として、でもそれが心地よい。幸福寺(モデルは吉祥寺)にある町の本屋アロワナ書店とその家族の物語。昼田が理屈っぽく考えてることに多々共感するし、そのくせハッコウに惹かれている。最後もう少しなにかあるのかなと思ったけどこれで良かった。また読み返したい。
★8 - コメント(0) - 2016年4月18日

やたら読むのに時間かかり、のめりこめず。とりあえず一回放置する。
★2 - コメント(0) - 2016年3月27日

結局よくわからなかった。名久井さんの装丁は素晴らしく、面白くなかったとも言えない。吉祥寺にも書店勤務にも個人的な思い入れがある。要所要所の物語に心響くところもあった。にもかかわらずどうにも煮え切らない印象のまま、長さがやたら印象に残るのは、ここに描かれた世代もしくは主人公の人柄にどうも違和感が感じられたからだろう。ある意味、村上春樹の物語に出てきても不思議ではない中産階級の若者だが、最後までその気持ちの流れに乗ることはできなかった。わからなさについての疑問符だけが余韻となって響く。
★6 - コメント(0) - 2016年3月25日

兄弟同然でも兄弟ではない。兄弟の中でも差はある。でもそれぞれに相手を想い、尊敬し、いらだちながらも受け入れている。家族っていいな、と素直に思える物語。仕事の在り方や書店の未来など、考えさせられることも多かった
★5 - コメント(0) - 2016年3月21日

山崎ナオコーラさんの本は初めて。言葉が優しくて読んでいて心地よかった。“本”について書いてある本が好きで、その中でもこの本は町の本屋さんについてでとてもおもしろかった。公平が物語の最初であっさり亡くなってしまうところや、銀次が引き取られていくところは「えっ…」となったものの。大型本屋さんに行くことが多いが町の本屋さんにも行ってみようと思う。そしてわたしも「ふわっ」と過ごしたいと思う。
★10 - コメント(0) - 2016年3月10日

「書店ガール」を彷彿とさせるような展開もありました。でもそれとは別の大きな収穫もありました。ホームページに感想を書きました。
★31 - コメント(0) - 2016年2月23日

『かわいい夫』を読んで、約2年ぶりに再読。前回はそれほど好みではないと感じたようだが、物語は変わらないから、私の方が変わったのだろう。「町の本屋さん」の仕事の中にあるささやかな喜びがきらきらと光り、胸がつまる。「自分は物語の主役にはなれない」という昼田の心情を、前はよく分かるな、と思って読んだ。でも、今はやはり自分が主人公なのだと思っている。物語の華やかさは人によって違って、私のそれは平台には並べてもらえないショタレかもしれないけれど、ちゃんと自分だけの本があるはずで、それを慈しんで綴っていきたい。
★53 - コメント(0) - 2016年2月16日

主人公のしなやかな強さ、やんわりと理屈っぽい感じが良い。読後に不思議な懐かしさを覚えた。
★8 - コメント(0) - 2016年2月11日

どうも本に関係する話らしいと読み始めた。発行かと思ったら白虹だし、本屋の話かと思ったら家族の話だし、親子かと思ったけどやっぱりそうでもないし、分厚い本の真ん中あたりでどっちに行くのかわからなくなってた。山崎さんのいつもの軸、恋はうっすらとして、昼田は恋のためには全然動かない。それもわかるから、いいけど。カバー写真のアロワナ書店の様子がとてもよくて、こんな栞をくれる店で買い物したい。
★4 - コメント(0) - 2016年2月10日

幸福寺(=吉祥寺)を舞台に、同い年の兄弟(実は従兄弟)の昼田とハッコウ(=白虹)の青春(少し董がたった)物語。ザクッと言うと「ふわっ」と生きたい昼田と「ふわっ」と生きてるハッコウが恋を契機に入れ替わってしまう。しかも連載途中に東日本大震災があって、物語の後半は随分雰囲気が変わっていく。物語のもう一つのテーマの「町の本屋さん」、大崎梢さんのように書店員さんではなかったみたいだけど、決して負けないくらいの愛情こもった内容で、チェーン店にもインターネット販売にも、ましてや電子書籍にも負けるなと応援したくなる!
★41 - コメント(0) - 2016年1月17日

昼田とハッコウの 評価:98 感想・レビュー:322
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