幕が上がる

幕が上がる
あらすじ・内容
いまは恋愛よりも、部活が楽しい――
すべての世代の胸を打つ、2012年最高の青春小説!

私たちは、演じつづけて何になるのだろう。
本当の喜びも、悲しみも、彼女たちはまだ知らない――

北関東の高校に通うさおりは、演劇部最後の一年を迎えようとしていた。姫キャラのユッコ、黙っていれば可愛いガルル、天才・わび助らと共に、年にたった一度の大会に挑む。目指すは地区大会突破。そんな時、学校に新しい先生がやって来た。東京の大学で演劇をやっていたというスッゴイ美人。「何だ、小っちゃいな、目標。行こうよ、全国」。え? すべてはその一言から始まった。高校演劇は負けたら終わり。男子よりも、勉強よりも大切な日々が幕を開ける。
地方の高校演劇部を舞台に、少年少女たちの一途な思いがぶつかり、交差し、きらめく。劇作家・平田オリザが満を持して送り出す初めての小説は、誰もが待っていた文化系青春小説の金字塔!

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幕が上がるの感想・レビュー(915)

再読。前回との間に映画も見たので、語りが某アイドルさんで再生されてました。小説でも漫画でも映画でも演劇でも、物語を「つくり上げること」、それに情熱を傾ける人々は、熱く、強く、輝いている。青春。
★1 - コメント(0) - 2月27日

面白かったーー。演劇部だった高校時代を思い出して懐かしくて自分のことのように、ドキドキした。演劇ってやっぱり面白いや。またやりたいな……。
★5 - コメント(0) - 2月20日

全てが懐かしくて。懐かしすぎて、でもこれ、演劇部現役時代に読んでいたら、きっと苛々してしまったんだろうな、なんて思ったりもしました。私の母校は、中西さんのいたようないわゆるマンモス校で。準備もセットも稽古時間も尋常じゃない、大会に全てを賭けていて。でもだからこそ、少人数の仲のいい部活が羨ましい気持ちもあって。言い出したらキリがないけれども、でも、私は、私の青春があの場所でよかった。あぁーーーー、、演劇、したい。って、もっっっのすごく、久々に、思いました(笑)
★13 - コメント(0) - 1月31日

とても心地よいお話。テンポもよくて、言葉一つ一つも素敵で。学生時代に読みたかったな~いや、でも親になって読んだからこそ、さおりのお母さんの気持ちもよくわかったのかな。記念すべき読メ登録200冊目にふさわしい1冊となりました!
★6 - コメント(2) - 1月29日

部活にのめり込んで行く。目標が、少しずつ大きくなって、実現していく。どんどん吸収して、部員と共に大きな花を咲かせる。許すことはないけれども、恨まない。線引きの言葉がとても綺麗。とても楽しめた。
- コメント(0) - 1月13日

高校のころ演劇部の手伝いをしていて、本書に出てきた北村想版の『銀河鉄道の夜』も見たなあと懐かしく思い出した。この作品の『銀河鉄道』もすごく見てみたい。吉岡先生の「裏切り」は、本人のタイミングと運が重なった結果だし、高校生の熱が伝染して火を点けたのかと思うとそこまで責めたくない気もする。しかし、「許さない」けれど「恨まない」「憎まない」という表現が美しいなあ。また、これからの未来に向けて、私たちは天上まで行ける切符を持っているという言葉、若いっていいなあ、うらやましいー!と叫びたくなる青春小説でした。
★5 - コメント(0) - 2016年12月5日

APO
のめり込んで一気に読んだ!若さって素晴らしいなぁ、と。自分もこんな青春時代を過ごしたかったと思うと同時に、子供にはがむしゃらに打ち込める何かを見つけてほしいと思った。さおりのお母さんの台詞に同感だ。自分は中学時代に演劇部だったので、昔を懐かしく思い出しながら読んだ。私のこれからの人生は俳優にはなれないけど、周りの人の良さを引き出す演出家になっていきたい。演出って、難しいけどとても大切で素晴らしいものなんだと教えてもらえる本だった。
★3 - コメント(0) - 2016年11月21日

JP
自分が高校生に戻ったように感じられた。なんとなく続けていた部活に目的ができたとき、部員が助け合って素晴らしい作品を作る・・お決まりのストーリーにならないのは、さすが劇作家さんの書いた小説。吉沢先生の登場で、目標を持ち、そこに向かう心の動きを丁寧に書いているからと、劇作家ならではの演劇のリアリティがある。緞帳が下りるときのなんとも言えない心持、最後のセリフ、相対性理論はわからないし、頭では理解しきれないところもあるけれど、十分に「感じる」ことはできた。のめりこんで一気読みでした。
★8 - コメント(0) - 2016年11月20日

爽やかな、実に清々しい物語。進学校の弱小演劇部の部長になった女子高生を語り部に、守られている環境から少しずつ世間と触れていく微妙な心の振幅が伝わってくる。私の娘も来春入学する専門学校で同じ様な環境にいるので、親目線で読ませて頂いた。文中に記された高校教師の言葉が沁みる。「大人になるということは、人生のさまざまな不条理を、どうにかして受け入れる覚悟をすることです」…こんな台詞を面と向かって伝えらたらな~と思うけれど、体験して分かることだしなぁ…とも思う。昔よく通った演劇を娘と一緒に観てみようかな?16122
★42 - コメント(0) - 2016年11月13日

★図書館の本★映画→原作★劇中劇のラストシーンでうるっとする。「また、いつか、どこかで」のシーンにも。映画もとても良かったのだけど、原作もさらに上回る良さでした。ここ数年、下北沢とかの小劇場でお芝居を観る機会ちょこちょこあるので、そういう点でも楽しめました。舞台裏みたいなところ。おすすめの一冊。
★29 - コメント(2) - 2016年10月1日

面白かったぁ!笑ったり泣いたりしんみりしたり、ぶわーっとありとあらゆる感情が込み上げてくる場面多数…とにかく最初から最後までワクワクするお話だった。女子高生さおりの一人称、口語調の文でテンポが良く、キャラ立ちも展開もハッキリしていて、この本自体が劇っぽい感じ。作品中で作られる劇のベースが「銀河鉄道の夜」で、この高校生なりの解釈がこの本の要所で、しかもすごく素敵だったので、改めてkindleで読んじゃったもの。演劇は未経験だけど、こりゃ絶対楽しいだろうなぁと思う。ももクロ映画のDVDも観たくなった。
★56 - コメント(3) - 2016年9月28日

図書館で借りた本。『空想オルガン』の次に読んだので、同じ高校生の部活で(演劇と吹奏楽の違いはあるが)、弱小部がよき指導者と上手い人が入って地区大会、県大会、ブロック大会と勝ち進んでいく話というところが同じだと思った。もっともこっちは演劇の話が中心なので重点は全く違うが。演劇部って吹奏楽部以上に独特な世界ですね。演劇ってはまってしまうと確かに恐ろしい世界なんだろうな。
★4 - コメント(0) - 2016年9月16日

★★★☆☆ 3人しかいなかった三年生。しかし、演劇の有名校からの転校生中西さんと、新しい顧問の吉岡先生が加わって、全国大会を目指すようになります。部長としても演出家としてもどんどん成長していくさおりがカッコいい。高校時代、もっと部活に真剣に取り組めばよかったなあ。こんな密度の濃い時間はもう過ごせないよね。
★5 - コメント(0) - 2016年8月25日

とてもテンポが良く、読みやすかった。 ももクロで映画化されたけど、そのキャストにはちょっと疑問。原作を読むと微妙に違う。 まぁ、50過ぎのオヤジが読んでも十分楽しめた。 こんな青春時代を過ごしたかった。
★9 - コメント(0) - 2016年7月15日

いつも地区大会で終ってしまう、弱小演劇部。そこに学生演劇の女王と呼ばれていた美術教師が赴任して、全国大会を目指す熱血演劇もの。大好きな銀河鉄道の夜をモチーフにした、きらめく高校生の姿に胸を熱くしました。素敵な1冊、お勧めです。
★83 - コメント(0) - 2016年7月11日

Ai
何かに対してがむしゃらに打ち込めるのが高校生なのかも。
★2 - コメント(0) - 2016年7月10日

高校3年の夏、クラスメイトの舞台で涙を流した理由。もう経験することのできない悔しさからだったのかもしれない。
★3 - コメント(0) - 2016年7月9日

高校演劇部に大学時代に演劇をやっていた先生が顧問になり全国を目指すことに…。面白かったですね。演劇の話もしっかりしてるし、部員達のキャラもいいです。作者が劇作家の人なんですね。主人公の母親が渡す漫画が良かったです。ももクロの映画はまだ観てないので観てみます。
★19 - コメント(0) - 2016年5月28日

青春 読了。
★1 - コメント(0) - 2016年5月23日

高校の演劇部って、まったく未知の世界だったので面白かったです。映画も見てみたい。
★1 - コメント(0) - 2016年5月13日

高校生が全国大会に向けて勝ち進む小説。スポ根にはよくある話だが舞台が演劇という点が変わっている。作者( 平田 オリザ)は実際に演劇を立ち上げて今も行っている人なので内容は充実している。自分も演劇をやり始めたところなので題材の中の練習や取り組みに付いても参考になって面白く学べた。
★13 - コメント(0) - 2016年5月4日

高校生が主人公の青春小説をあまり知らないので、既読の藤谷治さん著『船に乗れ!』と比べてしまうが、あちらの方が青春の「苦さ」があって好みだなあ。こちらはとにかく爽やかであり、それが良いのだと思うけど。演劇好きとしては、演劇にまつわる部分をとても面白く読みました。
★5 - コメント(0) - 2016年4月1日

高校の頃の演劇部ってなんだかいたいやつの集まり、というような印象だったけれど、なんだなんだ楽しそうじゃないか!地区大会も勝ち上がれないような高校が、劇的に上手い子の転入と、元女優の先生の登場で劇的によくなっていく。部活にここまで打ち込める人って、あのとき何人いたのかなあ。
★12 - コメント(0) - 2016年3月26日

ストーリーそのものは割と面白かったです。 そして、ちょうど顧問に恵まれなかった谷間の劇部で三年間を過ごした私にはひじょうに羨ましくもありました。 ただ、主人公がどうも女子高生っぽくないなあ…と感じる部分が多くて調べたら、著者さんは私より年上の男性だそうで納得しました。 いかにも想像の範疇での女子高生って感じなんですよね、演劇の部分を除いたら。 加えて、舞台がらみのシーンはとっても自然なのに、それ以外の部分がすっごく芝居臭くてなんかむずがゆくて居心地悪くて。 でも舞台のシーンはとっても引き込まれました。 思
★8 - コメント(2) - 2016年3月20日

よかった。おもしろかった。演劇部ってあんなことやってるのかー。高校の時、演劇部の友だちがいたけど、どんな活動してるのかはほとんど知らなかった。
★2 - コメント(0) - 2016年3月18日

読んで良かった。銀河鉄道の夜を読んでから、感想書こう。
★6 - コメント(0) - 2016年3月12日

★★★★★
- コメント(0) - 2016年3月6日

映画のできが良かったので、小説も読んでみた。すると、すごくよかった。映画はなんだかんだいっても、ももクロと黒木華の映画。それはそれで良い。小説もさいしょは映画のキャストがちらついてしまったけれど、やがて小説独自の登場人物が「立ち現われて」、生き生きと悩み考え試みる。とても幸せな時間をともにすごすことができた。いくつかの場面で思わず落涙した。読んでよかった。
★8 - コメント(0) - 2016年3月3日

「演劇」を舞台にした青春小説。前半は「高校演劇」の世界や演出論などを説明しているために、少し青春小説の部分がおざなりになってしまっているような気がした。それに、出てくる高校生も、普通に悩んでいるように書かれていても、やっぱり天才、才能あるものであるため、感情移入ができず、おいてけぼりを食ってしまった。舞台・若者の無限の可能性と宇宙の無限の広がりを銀河鉄道の夜に託しているがどこか説教くさい。映画は予告編だけを見ると、イメージがまったく違う。やっぱり、生身の人間が演じてこそなのかも知れない。
★4 - コメント(0) - 2016年2月1日

正しい青春という感じの、高校演劇もの。舞台演劇を通して、みんな一緒だけど、みんな一人なのだという人間の根源的な孤独。みんな一人だけれど、みんな一緒でもあるという希望に気づいていく過程が初々しい。
★5 - コメント(0) - 2015年12月28日

演劇の大物平田オリザさんの小説処女作。 面白かった。今の学生を無理して描くというよりも、みんなが通った変わらない学生時代を合わせて書いた感じがする。 こんな青春を過ごしたかったなぁ。 中の本も全部読みたくなる。舞台が観たくなったなぁ。 映画になっているので、映画も観たいけど、まんま映画にはできないだろうなぁ。ちゃんと小説だからできることをやった気がする。 世界は広く、自分は勉強が足りないことを知らされる作品。
★4 - コメント(0) - 2015年12月27日

映画の方を先に見てから読みました。映画とは少し内容は違っていて、より深く『演劇』というものにハマっていく主人公たちの姿が生き生きと描かれているのが印象的でした。個人的に原作の方が好きです。私は美術を学んでいるのですが、演劇も美術とは違うけれど根っこは同じなのかもしれない、と読んでいて感じました。何か1つを目指して頑張る人の姿はやっぱり素敵だなあと思いましたし、自分もそうでありたいと思いました。
★3 - コメント(0) - 2015年12月21日

いやぁ、いい。何度読んでもいい。普通の高校生、普通の心情。その普通具合が実に素晴らしい。作中でも触れられているが、それはリアリティとか等身大というものではない。リアルとフィクションのバランスの妙で成り立つ普通。だからこんなにも物語に入り込める。きっと多くの人に届く。 オススメ度:★★★★★
★10 - コメント(0) - 2015年12月20日

この人の小説は初めて読んだ。とても面白く、感情移入しながら読むことができた。小難しい文学理論より、感情移入できるかどうかが、普通の読者には肝心なことで、高級な文学か低俗なブンガクかもどうでもいいことなのだ。読んでいる間感情に響くものがあって、読み終えたときに充足感があれば、それが読書をちゃんとしたということだと思う。それだけで価値がある。そうじゃないか?
★10 - コメント(0) - 2015年12月19日

とても、よかったです(^^) 何かに打ち込めて、他のことを追いやれてしまうのが青春だと思います。人生とか青春とか、生きていく時間の流れがあるけれど、その中で好きだと思えるものがあって、それに心から力いっぱいになれるなら、こんな貴重な時期はない……と思います。――結局、中西さんは「中西さん」になっちゃうのかな? 映画も見てみようと思いました。
★9 - コメント(0) - 2015年12月19日

図書館に返却しないといけないんで、今日ザーッと読みましたが、なんか言葉にできないかどいい!すっごい読みやすい!青春!!!今度またゆっくり読みます。映画もみたい!
★5 - コメント(0) - 2015年12月6日

読めなかった。口語~で書かれてるみたいだけど、読点が多くて読みにくい。文の組み立てが私にはあわなかった。
★2 - コメント(0) - 2015年11月29日

気合で読了。平田オリザという一人の人間の頭から、この内容が飛び出してきたとすると凄すぎる。ワークショップや上演を重ねているのだろうけど。”スポーツと違うから、みんなが一体になる必要なんてない。どれだけ違うか、どれだけ感性とか価値観とかが違うかを分かっていた方がいい。バラバラな人間が、バラバラなままで、少しずつ分かり合うのが演劇、ってもちろんこれも吉岡先生の受け売りだけど。”
★8 - コメント(0) - 2015年11月22日

図書館で借りました。岐阜新聞の書評欄で紹介されていまして、面白そうだったので読みましたが、なかなかまとまった時間で読むことができず、時間がかかってしまいましたが、いい作品でした。演劇は大好きだけれどどうやったら上手くいくのか分からないで悶々としているさおりの高校に、学生演劇の女王とまで言われた人が教師としてやってきた。他校からは演劇の上手い転校生もやってきて、すべてが上手く転がり出した。地区大会、県大会と進んでいくのですが、そのあたりが淡々と描かれすぎていて、もう少しじっくりと読みたかったと思います。
★15 - コメント(0) - 2015年11月14日

キラキラしてる。 演劇は知らない世界だけど、女子高生じゃないけど、読んでて自分がそこにいるみたいだった。 映画も観てみたいです。 観ない方がいいの?どっち?
★5 - コメント(1) - 2015年11月14日

幕が上がるの 評価:100 感想・レビュー:460
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