玉兎の望

玉兎の望
あらすじ・内容
鉄砲鍛冶の藤兵衛が暮らす琵琶湖の湖北、国友村。怠惰な年寄方と貧しさに喘ぐ平鍛冶衆の不和が江戸にまで聞こえるほどになり、幕府の発注も止められかねなくなっていた。危機感を募らせた藤兵衛は、ある秘策を思いつく――のちに一貫斎の号を賜り、日本で初めて火を使わない鉄砲「気砲」を作った名鍛冶師、国友藤兵衛の、一途な人生を描く傑作長編。小説現代長編新人賞受賞作。朝日時代小説大賞も受賞した大型新人のデビュー作!

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玉兎の望はこんな本です

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玉兎の望はこんな本です

玉兎の望の感想・レビュー(37)

期待のさせ方や、その回収の仕方など、ストーリーテリングに関してはまだまだな感じがしましたが、堅実かつ丁寧なところが好印象でした。固くなりすぎず読み易かったと思います。
- コメント(0) - 2015年1月29日

感想。仁志耕一郎がアレンジした国友一貫斎(藤兵衛)物語で、どちらかというとミリタリウンチクを語った作品。男女の物語も書かれているが、それよりも国友一貫斎の事を書きたかったような心理文体でした。国友の代表作の一つ「気砲」と「天体望遠鏡」の事も書かれており、恐らく天体望遠鏡がタイトルを占めたのではないかな。ただ、作品としてはウンチクのほうが強く物語の性はやや薄い。まぁまだこれからの作家なので、今後に期待します。しかし、国友一貫斎の事、よく勉強したね。この人、クロスボウとか万年筆等を発明した、発明家でもある
★8 - コメント(0) - 2014年2月12日

★★★☆☆
★1 - コメント(0) - 2014年2月8日

幕末の鉄砲鍛冶の国友籐兵衛を描く。主人公の籐兵衛は、村の収入が断たれるなどの危機に何度も会いながら、打開策が偶然や将軍や大名などの手助けであり、なんとなく流されたいった感じが今ひとつノレなかったところかな?火縄銃の量産で有名になった国友村の鉄砲鍛冶集団という特殊な世界を描いていくために、サヨとの悲恋をもっと絡めていくのかな?と感じていましたが、前半は命がけの場面が展開してノリノリ、後半に危機といっても山場なしでやや減退して今ひとつの感がしました。まあ、新人さんなので次作に期待というところです。
★1 - コメント(0) - 2013年10月3日

☆☆☆悪くはないんだが&そんな筈はないんだが、主人公が流されてるだけみたいにも思える書きっぷりがかなり残念かと
- コメント(0) - 2013年9月9日

山本兼一の職人物が好きなのでどうしてもそれを比べてしまう。さらに真冬の中山道を往く物語としては『一路』を読んだばかり。何かを頭に思い浮かべながらの読書になっちゃったけど、冬の章はなかなか読ませてくれた。山場があたまにあったから、その後がどうしても小粒に見えちゃったのが残念。でもまた良い時代作家が出てきた。これからが楽しみ★★★☆☆
- コメント(0) - 2013年5月18日

「無名の虎」に続いて読んだが、同様におもしろい。最初の章は岩井三四二風だが、中盤からは主人公の人生が比較的順調になる。「無名の虎」の主人公は架空だったが、こちらは実在。こんな人がいたとは、全然知らなかった。
★6 - コメント(0) - 2013年5月16日

史実の人だったのか。
★3 - コメント(0) - 2013年4月16日

9代目国友 藤兵衛の物語。物語は文化6年(1809年)秋から始まる、藤兵衛31歳のころ。琵琶湖の湖北、幕府直轄地の国友村。鉄炮を幕府に納めるこの村では収入の半分を年寄四家が独占、平鍛冶の藤兵衛は、想いを寄せる人の身売りを止めることもできないほどの貧困に喘いでいた。鉄砲生産集団という特殊な世界を描いていくために、悲恋物語を絡めていくのかなと思ったのだが・・・。前半は物語性が強く、後半にやや減退するのは残念。しかし、鑑定団にも時々登場する「気砲(空気銃)」を作った男とは知らなかったなー。★3.5
★4 - コメント(0) - 2013年1月25日

007
鉄砲鍛冶国友一貫斎の波瀾万丈記が冬春夏秋の章に分けて描かれていました(この順番が、なるほどなぁと思った)。若干物足りなさはあるものの、玉兎(月)をキーワードに全体的にうまくまとめた感がありました。脇役もよかった。同時期に刊行された「無名の虎」もなかなかの良作で、今後の活躍が期待できる新人作家です。
★7 - コメント(0) - 2012年12月9日

稀代の鉄砲鍛冶師国友一貫斎藤兵衛の恋と貧しさや古いしきたりとの戦いを描く。名前は知っていましたが、いろんな意味で凄い人で悪人のほとんどいない気持ちよい話です。
★2 - コメント(0) - 2012年12月5日

この人の本は、宮城谷昌光先生に通じるものがあるような気がします
- コメント(0) - 2012年12月2日

鉄砲鍛冶・国友籐兵衛を丁寧に描く時代小説。籐兵衛は、村の収入が断たれるなどの危機に何度も追い込まれる。その逃れ方が偶然や将軍や大名などの手助けであり、籐兵衛が自ら切り開いていったという気がしない。もちろん彼の行動が元となっているのだが。特に前半は危機が命にかかわるようなことだが、後半は危機が小粒になり、おもしろさが半減。しかし、鍛冶師の仕事、江戸時代の鉄砲技術などはとてもおもしろく読んだ。同年受賞となった朝日時代小説大賞受賞作『無名の虎』も楽しみ。
★18 - コメント(0) - 2012年11月28日

えっこの主人公、実在してるの!?という単純な驚き。とりあえず、村の階級差別、困窮し、恋人は芸妓として売られるなど、ネガティヴなスパイラル。しかし鉄砲職人としての実力が人生の好転に貢献。波乱万丈な割に、後半の物語性が希薄なのが残念。ただ、充分に波乱万丈なために知識含め、それをカバー。主人公の恋人取り返すまでの行動はしっかり男前なのでその辺も+。
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