ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅

ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅
あらすじ・内容
65歳の定年退職者ハロルド・フライは、癌で死にゆく友人に、ただお見舞いとありがとうを伝えるために1000キロの道を手ぶらで歩き始めた。本当は手紙を出すつもりだったのに、実際に会って伝えるべきだと思って……。 道中の心温まる感動的エピソードの数々、すっかり蓋をしてもう触れることのないハロルドの悲しい秘密……。 胸を打つ長編小説!

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ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅の感想・レビュー(162)

長編小説。主人公はある手紙をきっかけに、家を出てイギリスを徒歩で縦断する旅に踏み出してしまう。夫は道の上で過去を振り返り、妻は夫のいない家でこれからどうすべきかを考え始める。夫がマルティーナという移民の医師に手当てしてもらう場面がいい。日常にこそ人は生を支えられていることを改めて感じた。また妻が自分を振り返る箇所では、他人の不可解な部分も含め、結果をそのまま受け入れるとはどういうことかを考えさせられた。冒頭では事務的に会話していた二人が、ラストでは気持ちが通い合うようになる。夫婦のための素敵な恋愛小説。
★5 - コメント(0) - 3月14日

読んでいる間中自然に涙が滲んで来ました。そして自分自身の事も少し振り返ったりもしました。読み終わって寂しさと暖かさを感じました。無性に歩きたくなりました。
★13 - コメント(3) - 3月13日

ライフネット生命の出口社長の本でお勧めされていた一冊。長編ではあるものの、途中で飽きることなく、とても清々しいお話でした。生きることに前向きになれる1冊。
★2 - コメント(0) - 1月29日

主人公は65歳のハロルド。昔同僚だった女性が余命いくばくもないと知り、1000キロ離れた町へ徒歩で見舞いに向かう。途中さまざまな出会いをするうち、もつれにもつれた自分の人生を見つめなおし……。ストーリーも登場人物も文章も全部いい。初めから良くて、その先も良くて、最後はもっといい。一章ごとに味わい、一息おいて、次の一章をまた楽しんだ。確かに泣けるのは間違いないが、〝お涙頂戴モノ〟ではない。後半意外な事実が明かされるのも楽しめる。続編も読みたいが、タイトルからちょっと方向が違うかもと心配。でもたぶん読む。
★15 - コメント(0) - 2016年12月31日

(ネタバレ)40年も昔、初めて出会ってお互い惹かれあい、なんでもないことがあんなに可笑しくて笑ったあの頃。息子の自死によって冷え切った夫婦となっていたハロルドとモーリーンが、あの頃を思い出すラストが好きだね。
★2 - コメント(0) - 2016年11月30日

郵便物を届けに歩いてゆく話。84日間1000km越えだという。東京から青森まで700kmくらいだから、海峡のトンネルを歩けたとして北海道まで歩いたことになる。長距離ウオーキングには準備が必要なことや郵便局の人は乗り物を使っていなかったらあり得ない苦労だとか。いろいろ考えた。定住をする前の人類はそんな感じで歩いて生活していたかもしれないからこりゃ寿命も短いわけだとか。いろいろ考えましたが。この場合の巡礼はポストのことなんですかね。
★5 - コメント(0) - 2016年11月30日

余命いくばくもなく、身内が一人もいないクウィーニーがホスピスから出した手紙。受け取ったのは、唯一優しく紳士だった元同僚のハロルド。手紙を出したクウィーニーの気持ちが切実に思え、それに応えようとするハロルドを応援するような気持ちになって読み進みました。両親から必要がない子として扱われてきたハロルドが、運命的に遭遇したモーリーンとの結婚。しかし哀しい出来事で夫婦関係が破綻していました。ハロルドもモーリーンも、お互いが思っている事を正直に伝えられない様子が辛い。巡礼のような旅を続け、夫婦が再生したのが嬉しい。
★64 - コメント(0) - 2016年8月12日

すごくよかった。「信じなくちゃ。あたしはそう思うよ。信じるったって、薬とかそういうのを信じるって話じゃなくてさ。人間にはよくなる力があるんだから、それを信じなくちゃいけないんだよ。人間の心にはまだわかってないことがいろいろある。だけど、ほら、信じる心さえあれば人間何だってできるんだからね」「ハロルドには苦しませておけばいいということね。そんなわけで、夫婦のあいだにまたひとつ口にできないことが増えて、ますます溝が広がってしまった」「なのにあんなにおかしかったのは、きっと俺たちが幸せだったからだ」
★36 - コメント(3) - 2016年8月8日

ハロルドは、元同僚が癌に侵されもう手立てがないことを知る。彼女への返事を投函しに家を出た彼は、そのまま彼女がいるホスピスへ、1千キロを歩いて会いに行こうと決断する。こんな無謀なことを成し遂げることが出来れば、彼女が助かるのではないかという希望をもって。。ただひたすら歩くだけの道中で、徐々に必死で押さえつけてきた過去との葛藤を解き放っていく。人との付き合いを敬遠していた彼が、人の好意を受け入れるのも勇気と謙虚さがいることを知り、変わっていく様には心を打たれた。妻と再び心を通わせるようになる過程も良かった。
★4 - コメント(0) - 2016年8月7日

村上春樹の'多崎つくる'が辿る巡礼の旅とはまるで違う世界。衝動に導かれた主人公が辿る旅の末に露わになる過酷な過去の先に見える、再構築された老夫婦の前途に希望を覚える。'多崎つくる'より、こちらの物語のほうが私の好み。
★4 - コメント(0) - 2016年8月4日

ハロルドに元同僚だった女性クイニィーから突然の手紙。がんにかかりあと余命いくばくもないというお別れの手紙だった。その返事をポストに出そうと出かけたまま、そこから千キロ以上も歩く事になるのだけれど。歩きながら彼は、自分過去や家族の事を思い返してゆく。歩いて出会う人達。何かしらの重荷や秘密をもっている。しかし、ハロルドは、人間の心底には善があると信じるようになる。ただひたすら歩くだけなのだけれどそこにから、妻やクイニィー、そして自分の心が、優しく強く良い方向へ導かれていく。心温まる良い物語でした。
★14 - コメント(0) - 2016年8月2日

ハロルドと一緒に旅をした。ハロルドとモーリーンと一緒に自分を見つめ直した。これからは愛する人たちに自分の気持ちを素直に伝えていこう。
★6 - コメント(0) - 2016年7月13日

元同僚の女性が難病だと知ったハロルドは、ある想いを込めて、彼女に会うために遥かな道のりを歩き始める…。ハロルドと共に苦しい旅を続けるような気分になります。映像的な文章だなあと思いましたが、脚本家でしたか。優しさだけではなく、現実的な厳しさもきちんと描かれたストーリー。ハロルドと妻モーリーンの気持ちが次第に変化していく様子が素晴らしい。旅の終わりは切ないものでしたが、静かで温かいラストシーンがとても綺麗でした。
★63 - コメント(0) - 2016年7月3日

tm
ハロルド・フライとともにイギリスを旅できて良かった。最後の数十ページ、とても良かった。訳も良かった。
★5 - コメント(0) - 2016年4月6日

ハロルドと一緒に歩きながら、自分の心の中も浄化されたような気分になりました。巡礼団ができるくだりは、やきもきさせられたけど、現代らしい演出でおもしろかったです。
★6 - コメント(0) - 2016年3月23日

ちょうどこの本を読んでいた時、自身の気持ちがナーバスだったこともあって、何度も涙が…。悔いのないように生きたいと思う。
★5 - コメント(0) - 2016年2月26日

表紙と、ほのぼのとした雰囲気の文章と風景、主人公の人柄に引き込まれ読み進む。でもほのぼの感があるのは表層だけ。じわじわといろんな感情を刺激され、心がざわつき、自分の奥底にあるものを撫でられるよう。長い間蓋をしてきた感情や後悔や痛みや傷、ハロルドとともに、いつしか自分も、自分の中をさまよい、過去の断片を追体験していく。人生経験で読み方感じ方は変わるかと思う。人はみなそれぞれの生を生きる。それが真に腑に落ちた時、人への愛おしさと、喜びと愛情、人生の色彩を取り戻す。でも悲しい。身近な人と今を大切にしようと思う。
★14 - コメント(0) - 2016年2月4日

オーソドックスに思えるストーリーだけど、主人公の気持ちの変遷、とりまく人たちのありようがよく、チャーミングな印象が残った。町の名前にイギリス魂をくすぐられるのもラブリー。途中かなりイッちゃった感ありどうなることかと思ったが、戻ってきてくれてよかった・・・。手紙、電話、贈り物、思いを伝えること。ただ二人寄り添って生きるということ。
★10 - コメント(0) - 2016年1月16日

息子の自殺をきっかけに崩壊した家族の絆を取り戻す話。ハロルドの幼少期に、母親から置き去りにされたことから自我の欠如が起こり、全てに対して目立たず控えめにしてきた過去と現在の連環。唯一勤務中に話の出来るクイニーの死を目前にした手紙を受け取り歩き 巡礼に出かけていく行動を何故取ったのか物語の中盤でようやく分ってくる   ハロルドの辛さががよく分る本であった。
★4 - コメント(0) - 2015年12月15日

図書館から借りて読みました。65歳のハロルドが余命わずかな元同僚に手紙を出すつもりでポストに向かったつもりが、色々な思いが錯綜し、そのまま元同僚のところまで1,000キロ以上歩いてお見舞いに向かう(巡礼の旅)という話。綺麗なイングランドの田園風景が目に浮かぶような長編小説です。終盤で、ハロルドがガソリンスタンドの女性に宛てた手紙の内容で全てが繋がり、一番印象に残るところでした。また、ハロルドと奥さんのモーリーンの心の溝がだんだん埋まっていくところも良かったです。
★11 - コメント(0) - 2015年11月23日

病の床に伏した友人を訪ねてイギリスを徒歩で縦断するハロルドは、いたって普通の初老の男性だ。良い人間、良い夫、良い父でありたいと思いながら、どうして良いかわからずに年を重ねてしまった。自分と重ね合わせることのたやすいドラマは飽きてしまうことも多いのだけれど、ハロルドの心境のうねりを丹念に綴ったこの物語は、最後までコツコツと読むことができた。はっとする表現もあるが、芸術的というわけでもなく、血が逆流するような興奮もない。人間の静かで太い心のうねりを全体を読み通すことで味わう作品。
★30 - コメント(0) - 2015年11月22日

私の思っているすべての思いをどうにか伝えたい。伝わってほしいと本人の前に立つのに、どうすれば伝わるのかわからない。重い病気を患い生きる気力を削がれた知人になんにもしてあげられない自分が本当に情けなかった事を思い出した。(ありがたいことにその知人はその後快復しました。)病気を治すのは医療や本人の体力、気力で、周りの人間は何もできなくて、でも何かしてあげたくてその挙句空回りしてしまったり。無力だなぁ私はとその時痛感したから、ハロルドの不器用さと真摯な思いは身に沁みた。
★13 - コメント(0) - 2015年10月8日

歩きながら(走りながら)来し方行く末を思う。こんなテーマの小説は多々ありますが、今回はじーんと心に染みました。息子の死をきっかけに心を閉ざした夫婦が再生を果たす物語。多くの人が心に抱える原罪を浮かび上がらせる著者の手法はお見事。読むうちに浅田次郎、村上春樹、連城三紀彦、カズオ・イシグロ等の作品が思い出されました。
★32 - コメント(0) - 2015年9月26日

定年退職後に毎日家にいたハロルドが、ホスピスにいる元同僚女性のもとへ歩いていく…歩き続ける間は彼女は生き続ける、と信じて。 歩きたいのに歩けないとき、歩けるのに歩きたくないとき、歩けないし歩きたくないとき、人々に取り囲まれてなかなか進めないとき…「自分はいまこの目に映るものの外側にいると同時に内側にもいる、この目に映るものとつながっていると同時にそういうものを突き抜けようとしている」息子を通して夫婦がはなれて向き合って、より深く結ばれるかんじがあった。何でもないことが可笑しくてたまらないって幸せなこと。
★14 - コメント(0) - 2015年7月27日

イングランド(キングスブリッジ~ベリックアポンツイード)。
- コメント(0) - 2015年7月15日

登山や長距離ランをしていると、過去の出来事をフト思い出す事がある。些細と思われる、でもよく考えると実はその後の自分にそれなりの影響を残したような出来事たち。経験の記憶は意識の下の深い所に沈殿しているが、消えて無くなった訳ではないのだ。この本に自分が感動するのは、社会に於いて弱い側だった男、為すべきことをなさずに人生の終わりに差し掛かった男が、最後に自分の人生の帳尻をあわせようとするところにある。ひとは分かり合えないとう著者の視点は冷徹だが、人を見る眼差は温かい。
★9 - コメント(3) - 2015年6月17日

65歳のハロルドが、癌で死にかけているかつての同僚に会うために、1000キロの道を歩きはじめる。その行動は、かれ自身、そして彼に関わる人々に大きな影響を与えて…という内容。だれもが抱えている平凡だけど真剣な人生の課題や、過ぎ去った過去の問題などに焦点が合っていて、そのあくまで等身大な感じが良かった。確かに巡礼の旅という感じの、己に内省を促すようなところもありますが、それも押しつけがましくなくて良かった。町ですれ違うひとりひとりの人間に人生がある、そんな当たり前の真実を描いている小説だと思います。
★27 - コメント(0) - 2015年5月24日

旧友が死の床にいることを知ったハロルドが、思いがけずに始めてしまった巡礼の旅。歩きながら過去の過ちや、幸せな出来事を思い出し、もう一度、自分自身や家族のことを考えていく。無心に歩く彼にあやかろうと人々が集まってくるけれど、最後は一人でたどりつく。終盤で明かされる哀しい過去と、妻と心通わせるところでは涙なくしては読めなかった。隣人のレックスの優しさがしみる。
★8 - コメント(0) - 2015年4月15日

最初読み始めたときは、こんなことあるのかなあという感じでしたが、そのうち引き込まれてしまい最後まで読んでしまいました。巡礼の旅ということが書いてあるのである程度予想はつきましたが、人間のあたたかさや奥底にある真摯なものがあらわれているという気がしました。最後近くに主人公が出す手紙や最終章などではやはり涙なくして読めませんでした。
★70 - コメント(0) - 2015年4月10日

まさに「思いもよらない巡礼の旅」でした。
★4 - コメント(0) - 2015年4月5日

とてもよかった。すぐに引き込まれてしまい読むのを止められなかった。平凡なハロルドが何の準備もせずになし崩しに歩き出すのだが、そこが余計にリアルだ。私たちの日常も予期せぬうちになんだかいきなり動き始める。動き始めながらあれこれ考えたり、過去の何だかんだが思い出されて身の置き所がなくなったりを繰り返す。彼はビール工場での苦い過去や息子デイヴィッドに対する強い後悔の念に苛まれつつ逡巡しながらも歩みを止めようとしない。彼だけでなく私たちもみんな同じようなもの。迷ってばかり。最後の章は厳しくも温かくやはり涙が出た。
★56 - コメント(5) - 2015年3月23日

末期ガンの友人を見舞うために、イングランドを縦断する主人公ハロルド。その中で彼は、人生を振り返り、そして思い返しながら歩き続けるという話なんですが、ハロルドの歩く速度に合わせるかのように、私も1行1行大切に感じ取りながら読み進めていきました。彼の人生は決して幸せなことばかりではなかったけれど、少なくとも妻のモーリンと出会えたこと、それは間違ってはいなかったと最後に思いました。 また私事ですが、バースにホームステイしていた頃を思い出し懐かしいイギリスの景色が蘇ってきて感慨深いものがありました。
★30 - コメント(1) - 2015年3月11日

DEE
末期ガンで死にゆく友人から受け取った手紙が、ハロルドの、そして妻のモーリーンの人生を大きく変える。 自分がポスピスまで歩いて辿り着ければ助けられるという、妄想とも言える考えから歩きだしたハロルド。 その間に起こった様々な事から、失ってしまった物、そしてかけがえのない物に気付いていく。 最後の意外な展開と優しい結末。 終わりがあるから人生は完結する。まさにその通りだと思う。
★8 - コメント(0) - 2014年12月30日

クライマックスで涙が止まりませんでした。
★4 - コメント(0) - 2014年11月28日

☆☆☆
★1 - コメント(0) - 2014年11月16日

割合評価の高い作品だが、正直全く好みではなかった。取り留めのないストーリーながら、ピーターキャメロンの最終目的地のような内容を期待したが全く違っていた。長々と続く紆余曲折とした流れに、まどろっこしさ、歯がゆさを感じてイライラするばかりで、面白さは感じられなかった。展開が気になったので読み進めたものの、ディビットの末路とストーリー自体の結末も予想通りだった。ただ無駄に長いだけで読みごたえを感じなかった。内容量が多いだけに残念ながら時間を無駄にした感が否めない。
★4 - コメント(0) - 2014年11月6日

fu
ハロルド・フライの長い長い旅がようやく終わった。読んでるだけでもマラソンゴールしたかのような疲労と脱力感を味わう。通りすがりの人には素直に話せるのに、相手が大切な人であればあるほど、不器用に接してしまうハロルド。思っているだけでは、なにも伝わらないんだよ、とハロルドに何度も声をかけたくなった。自分自身、人生の終盤に人生を振り返った時、どう感じるのだろうか。ガーデニングのイギリスだけあって、庭や道端に咲く花、植物の記述が多く、楽しめる。
★29 - コメント(0) - 2014年11月3日

【図書館】☆4            定年退職した内向的で人付き合いが苦手な長身の主人公が、受け取った手紙。その返事の手紙を投函しようと家を出て、なかなか投函出来ずに歩いているうちに会いに行こう!そしたら、彼女の命が助けられるかもしれないと思い立ち一千キロの道のりを歩く物語り。派手な出来事は起きないが、歩きながら停止していた思考や生活が動き出し、心に染みる言葉あり、はたと考えさせられる言葉ありです。 表紙も好きです♪読み終えてもまだ、一緒にイングランドを旅した余韻に浸ってます。
★11 - コメント(0) - 2014年10月12日

典型的な壊れた家族、そして不幸な生い立ちを持つハロルド・フライ。彼の所に元同僚の女性から手紙が届く。彼女は末期の癌患者で余命幾ばくもなく。800キロ離れた彼女の元を徒歩で訪れること思いもよらず思いつくハロルド。彼は旅の途中で人々と出会い、自分自身を見つめ直すことによって自身の人生を追体験していきます。彼の旅を通じて、妻であるモーリーンも同じように人生を振り返っていきます。淡々と語られる登場人物達の人生や思いが、時に厳しく、時に穏やかに読み手側の心にしみてくるいい物語でした。
★82 - コメント(0) - 2014年10月11日

巡礼というと「アルケミスト」、始まり方は「日の名残」、徐々に「禅とオートバイ修理技術」に近づきつつもオンリーワン。前半から半ばまで、色々な人と触れ合ってゆく辺りは淡々と読み進んだが、マスコミに取り上げられた辺りから波乱の予感、なまの息子が出てこない辺り不信感を持ち始めたところで衝撃の手紙~クライマックスへ。なんというかやられました。最後に友人に無事に(ぎりぎり)会えて本当によかった。一途なモチベーションは周りの人たちをも変えてゆく。感動。
★7 - コメント(0) - 2014年10月10日

ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅の 評価:100 感想・レビュー:86
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