殺人出産

殺人出産
あらすじ・内容
「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい──。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえながらも、どこか複雑な思いを抱く育子。それは、彼女が抱える、人には言えないある秘密のせいなのかもしれない……。

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殺人出産の感想・レビュー(2011)

初読み。受賞した作品は読んでないけど、噂には聞いていた村田風。こんな感じなんだろうか、他のも。中編短編が4つ。すぐに読めるが、なるほど設定がすごい。読みやすくはあるけど、ついて行きたくはない世界。なぜなら矛盾がいくつも見られたから。うーん、どうせこういうシステムになった世界をえがくなら、そのへん丁寧に練りこんでほしかった(これも残酷か) ただ、突拍子もない話というだけではなく、なんだかこの先あるかもしれないことを突きつけられてるようでもある。今に通じる、はっとするフレーズもあった。
★5 - コメント(0) - 1月16日

いわゆる「クレイジー沙耶香」な作品。『消滅世界』とか『タダイマトビラ』とかを読んだことがある人にとっては、「こんな感じの話、読んだことあるなぁ」という感想かも。今回も面白くは読みましたが、ここのところまとめて読んだのでこの手のコンセプトには食傷気味。
★6 - コメント(0) - 1月16日

★★
★2 - コメント(0) - 1月15日

初読み先生。読みやすかった!私好きだーー!!殺人出産に関しては、死に人になった方はたまったもんじゃないな。そして、10年間もその人の為に、産み続けるのなら、思いはそうとう強いはず。なのに、痛みも感じないってのは割りに合わない気が。苦しんで死んで欲しい、憎い相手じゃないんかな。恐怖心はあるか。恋愛、結婚の価値観はどんどん変わっていってるから、あながちあり得ない話ではなくなるのかな。殺人出産を始め、全部の話が間違ったおかしな世界なのに、私、絶対間違ってるよ!!!と論破できる力を持ってない。どこか→
★7 - コメント(1) - 1月14日

どの話も、世にも奇妙な物語辺りでドラマ化出来そうな世界観。小説として読書として楽しむには少し軽過ぎて物足りなさが残った。
★4 - コメント(0) - 1月14日

★★★★
★3 - コメント(0) - 1月12日

恐る恐る手を出してみる…。面白かった。表題作は、想像を越えた倫理観で機能している世界なのに、物凄く普通のことが書かれていて感心してしまった。他3作も個性的だけれど、とても自然体。良い意味で邪気がなく真摯に感じる。
★10 - コメント(0) - 1月11日

気になっていた本を、今さらながらに読んでみました。10人産むと1人殺してもいいという世界、ぶっとんでるなぁと思いながらも、なんだかいろいろ考えさせられました。1人産むのも大変なのに、殺意を持続するってどんななんだろう…とか。他の3篇もなんとも不思議な世界。でもあながち絵空事ではない風潮になってきそうなところが恐ろしいですね。
★42 - コメント(0) - 1月11日

『コンビニ人間』を読んで村田さんの他の作品が気になって読んでみました。さすが村田クレイジー沙耶香と言われるだけあって4編全て設定がぶっ飛んでて確かにクレイジーでした。ただ、今の倫理観を外して考えたら確かに合理的な世界なのかも。と納得したり。かなり人を選びそうではありますが、私は凄く気に入りました。癖になるクレイジーっぷり!
★14 - コメント(0) - 1月10日

さすが村田沙耶香さん!! インパクト大で衝撃的!! でもするりと物語に入っていける文章力!! まだ村田沙耶香さんの著書二冊目だけど結構好きな作家さんになりそう(*´ω`*)
★15 - コメント(0) - 1月10日

コンビニ人間の時に感じた「常識を疑う」というテーマがここにもあって面白かった。無茶苦茶な世界ではあるが、常識は時代と共に変化もするし、人によっても違う。その中に正義なんて考えがくっついた時には物凄い狂気になっていくんだなぁと物語の中で笑いながら読み終えた。
★6 - コメント(0) - 1月10日

初村田さん。クレイジーと聞いてはいたが、本当にクレイジーな世界観。この人大丈夫か?!でも嫌いじゃない、むしろ好き。面白かったー他も読もーっと!
★7 - コメント(0) - 1月9日

殺人出産 他3編。狂った倫理観に変わってしまったすぐ先の未来の話。こんな世界は嫌です。
★3 - コメント(0) - 1月9日

身体中を固定されて、無抵抗に脳味噌を掻き回されているような感覚。恐怖なのか快楽なのかも判別せず、善悪すら超克する。そんな中短編の作品集だった。10人産んだら1人を殺せる、という表題作始め、生と性と死とを、思いもしない方角から相対化させられた。倫理観は麻痺し、正しいと思っていたことが揺らぐ。でもそれは、たまに経験し、自らを省みるべきなのかもしれない。それにしても、著者はどこからこんな設定を思いつき、深掘りし、構築し、物語を紡いでいるのか。こんな作品を産み出せる著者にこそ、畏怖を感じてしまう。
★16 - コメント(0) - 1月9日

初読み作家さん。登場人物の行動で1つ不思議だった事が。早紀子さんは何よりもお腹の子を守りたかったのよね?逃げても逃げ切れる可能性は低いの分かってるわけだし、殺されるのを待つより、お腹の子の為に、誰かを殺して産刑になる道を選べばよかったのに。自分一人の事なら誰かを犠牲にしてまで生きるよりも…って思うかもしれないけど、母親は子の為には鬼になれる人もいるのに。(電報が送られてきた人が殺人を犯した場合、死人にされるほうが優先されるっていう法律でもあるのかしら?)単にその方法思いつかなかっただけかしら。
★3 - コメント(3) - 1月8日

表題作を含む4編の中短編集です。読書慣れした方であれば、一番長い表題作でも1時間程度、一冊読み終えるのに2〜3時間程度あれば十分かもしれません。他の方の感想では気持ち悪いとか怖いなどのご意見も散見されましたが、私としては(グロテスクな描写も一部あったとはいえ)全般的にとてもよくわかる内容で、初読み作家さんではありますが、好きになりました。
★14 - コメント(4) - 2016年12月31日

10人の子供を産めば1人殺す権利が認められた世界。本書は何も考えずに読むととても不快な思いを抱いてしまう。しかし、利己的で合理的な人が増える現代では、究極を突き詰めるとこんな制度が受け入れられる世界となるかもしれない。トリプルという3人で付き合う制度が認められた世の中は、モラルが低下している社会では当然に成立するかもしれない。性的な行為等は求め合わない清潔な結婚という制度も、感情をぶつけ合うことが無駄と考えているカップルがいる事を思えば、ありうる世界なのかも知れない。私はこんな世界は絶対にイヤですけどね。
★7 - コメント(0) - 2016年12月30日

タイトルのキャッチーさや、巷での話題から期待されるほどには面白くはなかった。ごく平凡な作品。薄っぺらい感じ。
- コメント(0) - 2016年12月30日

嫌いじゃない世界観。生(性)と死に対しての考え方があり得ないんだけど、いずれこうなるのかもなぁと妙に納得してしまう。村田さん初読み。
★27 - コメント(0) - 2016年12月30日

10人子供を産むと1人の人間を殺すことが認められるという、ぶっ飛んだ世界設定。やばいやつだ。なんと感想を言えば。。少子化問題を解消できる合理的な仕組み(罪人には産刑という刑が執行され(男も「人工子宮」なるものが取り付けられ妊娠が可能となる)、死ぬまで子供を産み続けなければならない)のようですが、論理的にも正しいとされる社会が恐ろしい。他に印象的なことで、作中では蝉スナック(本物の蝉を加工したお菓子)という食べ物があり、「美容にいいから」とブームになっています。読んでて吐きそうでした。でも、現代で置き換えて
★25 - コメント(1) - 2016年12月28日

価値観が、変わる。その過程を見ているようで面白い。「正しさ」が結局フラットに落ち着いているのではと思わせる最後の描写にドキッとした。
★3 - コメント(0) - 2016年12月28日

今現在は、少なくともアリエナイ設定で描く、命と死。男も子を産み、受け身になる。だんだん短くなっていく物語構成に、終焉という単語が頭を過る。面白いんだけど、表題作の虫スナックや産み人だけは受け入れられない。それ以外はわりとアリじゃないかなぁ。/「生に固執する人間は殺人という夢を見る(P107)」10の命を送り出した産み人は、1つの命を殺す権利を得る。白い服、白い花。『殺人出産』/カップルではない、性や性別に囚われないかたち『トリプル』/繁殖行為は病院で『清潔な結婚』/自分で選ぶ終わりかた『余命』
★9 - コメント(0) - 2016年12月26日

村田さん初読みでした。10人産めば1人殺してもいい。「産み人」が崇められる社会というかなりクレイジーな設定。次々に気持ち悪いとすら思える描写が続き、一般的な価値観がごっそり覆されるような感覚に陥るが、不思議と不快感はなくぐいぐいとこの独特な世界観に引き込まれた。他の短編3作品もページ数は少ないながら強烈な印象を残す作品だった。「トリプル」はむしろ現代においてこんな形もありじゃないかとすら思った。
★9 - コメント(0) - 2016年12月26日

《図書館》4編収録。十人産んだら一人殺すことができる社会、ふたり(カップル)ではなく三人で恋人というトリプル、性別のくくりにとらわれず性行為もないおだやかな結婚生活、自分で死期や死に方を選ぶことができる未来。表題作、子供を十人産むという苦行を耐えてでも、人を殺したいという強い思いって、なんだろう……。狂っているように思えるが、こんな時代が絶対来ない、とは言い切れないのだ。
★20 - コメント(0) - 2016年12月26日

10人産んだら1人殺してもいいという設定はとても面白いけど、設定ほどのインパクトがない内容だった。でもこのインパクトの薄さが逆に効いてなんとも言えない味気ある作品になったのかと。。。
★27 - コメント(0) - 2016年12月26日

コンビニ人間を読んだ後、気になって読んでみた。このまま少子化が進んで、こんな法案出来たら恐ろしい。だけど、200年前の日本を考えると、こうなっても不思議でもないかも。いや、人として、色々あかーん!一番やだなー、怖いなーと稲川淳二になったのは産刑。これほんと嫌すぎる。、
★25 - コメント(0) - 2016年12月26日

独特の世界観。読後感もよくないんだけど、他の本も読んでみたいと思ってしまう。
★15 - コメント(0) - 2016年12月25日

村田沙耶香の小説は初めて読みました。世界観が独特でした。世にも奇妙な物語の様なオムニバスを見せられている感じ。異常な世界を受け入れている人と、普通の感覚を持っている人の対立・葛藤がテーマなのかな?リアルな世界観が伝わって来る、と言うよりは違和感を感じさせて考えさせる作風と認識。クレイジー沙耶香って言われてるのが少し分かりました。
★6 - コメント(0) - 2016年12月25日

すげぇな。
★6 - コメント(0) - 2016年12月25日

このような状態に将来なるとしたら怖い。時代は常識さえも覆ってしまっていいのかと疑問が残った。とにかく狂ってるなと思った。作品そのものは嫌いじゃないです。あえてのめり込めます。
★5 - コメント(0) - 2016年12月24日

もしかして遠い未来はこんな世界かもしれないと思った。怖くて気持ち悪いのにすごく説得力がある話。
★17 - コメント(0) - 2016年12月24日

「産み人システム」。怖いようで、考えようによっては少子化時代に効果的なシステム?・・・・
★4 - コメント(0) - 2016年12月23日

この小説のように、価値観が真逆になる時代の過渡期を過ごさなければならなくなったら…考えるだけで恐ろしい。
★7 - コメント(0) - 2016年12月23日

◯ 文庫 コンビニ人間でも思ったが異常な感じや不気味さ、後味の悪さに気持ち悪いと思いつつも村田さんの作品には中毒性があるのだろうか 目が離せない 殺人出産は短編集 全体的に生と性がテーマのように感じた しかし決して明るくない
★7 - コメント(0) - 2016年12月21日

★2 - コメント(0) - 2016年12月20日

「消滅世界」を読後、この著者はしばらくやめとこう、と思っていたのにもかかわらず、図書館の予約が回ってきたので、読む羽目に。「コンビニ人間」が出会いの本だったので、ここまで読んできましたが、順番が逆だったならば、なかったかも。ご縁の不思議さを思う。
★28 - コメント(0) - 2016年12月20日

すごかった。10人子供を産んだら、1人殺してもいい。という、100年後の話。非常識が、常識となり、常識が非常識となる。一応、理にかなってて、なるほどと関心した。村田さんスゴイ。
★11 - コメント(0) - 2016年12月20日

KP
読んでて気持ちが悪くなった。でも、人工子宮などの開発から男性でも出産ができる世の中になっているのであれば、今不妊で悩んでいる女性や出産に意欲のある男性なども出てくるだろうから、そんなに出生率とか落ちるのかな?と疑問に思いましたが。でも、は虫類をサラダやサンドイッチに挟んで食べている描写はちょっと私は嫌だな~と思ってしまうのも、既に現在確立されている先入観からの考えなのだろうけども。題材は殺人と出産に関する本だけれども、物事に対しての考え方は先入観からだということを考えさせられる本でした。でも、気持ち悪い。
★6 - コメント(0) - 2016年12月20日

なんの感想もない。軽い!
★2 - コメント(0) - 2016年12月20日

「コンビニ人間」が面白かったので、読んでみた。常人には考えつかないストーリー、、、読後感はあまりよくないが、なぜか不思議な魅力のある作品。
★7 - コメント(0) - 2016年12月19日

殺人出産の 評価:100 感想・レビュー:988
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