あなたは、誰かの大切な人

あなたは、誰かの大切な人
あらすじ・内容
 咲子が訪れたのは、メキシコを代表する建築家、ルイス・バラガンの邸。かつてのビジネスパートナー、青柳君が見たがっていた建物。いっしょにいるつもりになって、一人でやって来たのだ。咲子が大手都市開発企業に勤めていたころ、とあるプロジェクトで、設計士の彼と出会った。その後二人とも独立して、都市開発建築事務所を共同で立ち上げたが、5年前に彼は鹿児島へ引っ越していった。彼はそのちょっと前に目を患っていた。久しぶりに会った彼の視力は失われようとしていた。青柳君の視力があるうちに、けど彼の代わりに、咲子はバラガン邸の中に足を踏み入れた。──『皿の上の孤独』を含む、六つの小さな幸福を描いた短編集。

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あなたは、誰かの大切な人の感想・レビュー(1626)

図書館でタイトル借り。すごく素敵な本でした。どの話もすごくよかった。あたたかかった。主人公達がわたしより年上だから、この先に起きるであろうことを考えさせられたり。最近、両親を避けがちだが改めてみてもよいのかもと考えさせられた。
★2 - コメント(0) - 3月24日

3連休で一気読み。主人公とその周りの人たちが、人に対する優しい眼差しを保っていられるのは、それぞれの心の中に孤独を抱えているからなのだろう。そうした孤独をさらけ出せる相手こそ最高の友であり、そうした友を持てることこそ、何物にも代えがたい幸せなのだと思う。 作中の舞台となっていた、イスタンブールのミフリマー・スルタン・ジャーミーやメキシコシティのルイス・バラガン邸にはなかなか行けないと思うけど、せめて佐倉市の川村記念美術館には、早く行かなくては。
★7 - コメント(0) - 3月20日

言葉がなくても分かり合える。気にしてくれている。そんな仲間を大切にしたい。 うちも誰かの大切な人なんだろうか? 「人生をもっと足掻こう」!
★5 - コメント(0) - 3月19日

読み終えてタイトルがぴったりだと思った。恋人、夫婦、親子、友達…いろいろな想いが交錯する、原田さんらしいアートと旅情にあふれた六つの物語。共通するのは何かをなくした人、そして人と人とのつながり。まるでそこに自分が立っていて、その風景を見ているような感じがする。「無用の人」のラスト、その窓から切り取られた風景は一枚の絵として、父が娘に見せたかった最後のプレゼント。365日、同じ物はない無限の絵として想像がふくらみ余韻が残る。「波打ち際のふたり」ひしひしと現実味を感じて、こんな友人がいたらいいなと思う。
★20 - コメント(0) - 3月18日

誰かが誰かに心を寄せる。恋愛ではなく、大切な人との関わり。みんなそうだよね、と心が温かくなれる話でした。
★10 - コメント(0) - 3月16日

切なくて温かい。原田マハさんの描く人たちは、みんな誰かに愛されている。そこここにある、普通でありつつもかけがえのないだた一つの人生の途中にいることを実感する。
★27 - コメント(0) - 3月14日

YOU
「月夜のアボカド」と「波打ち際のふたり」が特によかったです。 大好きな人と、ささやかでかけがえのない時間を過ごせるということは本当に幸せなことだな…としみじみ思いました。
★12 - コメント(0) - 3月13日

原田マハさん3冊目。 3冊読んで、この人の本は好きだと実感。 この本は、短編集なのだけど、各々がとても心に沁みる。。 どんな生き方だっていい。ちゃんとした生き方をしていれば、報われる。幸せのかたちは人それぞれ。そんなお話たち。カフェや電車で読んでいて、じんわりと泣きそうになってしまった。。 ★★★★☆
★14 - コメント(0) - 3月8日

短編集。似通った状況があるけれど、またか、と思うことはない。原田マハさんの凄いところ。死がテーマではあるけれど、生きている人を紡いでいる物語り。これからの自分が悩むであろうことがたくさん。素敵な人生を歩んでいるなと。
★7 - コメント(0) - 3月8日

短篇6つ。私達は常に孤独だ。家族があっても、友達がたくさんいても、恋をしても、子どもを持っても、たまらなくひとりだ。命はろうそくのように、危なっかしくて、儚くて、蝋を溶かしつつ、消えていく。他人と触れ合っても、その火が炎のように燃え盛ることはない。けれど、私達は、人の灯りを見つめることで、勇気を貰っているのかもしれない。「私がいるんだから、あなたも。」って、慰められてるのかもしれない。「あなたは、誰かの大切な人」この本は、教えてくれる。孤独は決して終わらない。でも。でも、だからこそ私達は人を愛するんだ。
★10 - コメント(1) - 3月6日

いちばんの幸せは、家族でも恋人でも友達でも、自分が好きな人と一緒に過ごすこと。食卓で向かい合って美味しい食事をすること、そんなささやかで穏やかでかけがえのない瞬間。旅と芸術を通して人生の美と哀愁が滲む、半世紀生きた頃の女性たちの短編集。
★7 - コメント(0) - 2月25日

辻井喬の『故なくかなし』に少し雰囲気が似ている気がした。ひとつひとつの作品の主人公それぞれか生きる、ささやかだけれど、爽やかな人生が描かれる短編集。悪い意味ではなく、どこか達観した生き方をする主人公を軽やかに描く原田マハさん。心に沁みる素敵な作品でした。
★65 - コメント(3) - 2月20日

どの話も穏やかで寂しくも優しい感じ。何回も読み返したくなる短編集。「月夜のアボカド」のメキシコ料理と「波打ち際のふたり」温泉宿の牡蠣づくしフルコースは特に魅力的でした。
★13 - コメント(0) - 2月19日

派手さはないけれど、じんわり心が温まる。
★6 - コメント(0) - 2月18日

デトロイト美術館展の音声ガイドで原田マハさんの存在が近くなり、初めて読みました。短編がいくつかまとめられているのですが、それぞれにグッときます!外出先で読み始めて、グッと着て、すぐ読むのをやめ、お風呂タイムで一気に読了。涙腺崩壊(笑)なんか優しくて、温かくて。マハさんの本を他にも読んでみたいと思います。
★9 - コメント(0) - 2月10日

大切な人にとって、私も大切な人でいられているかな・・・。バタバタと過ぎていく日々。今朝は声を荒らげてしまって自己嫌悪の中、手に取ったのがこの本でした。かけがえのない、ささやかなこと。心に余裕がないから見逃しているんだ、と気付かされ。「母と娘でいられる時間はだんだん減っていくんやなあ」の1文もガツンときました。が、じんわりと温かいお話しだったので、力まず、ゆっくり読めました。月夜のアボカド。無用の人。波打ち際のふたりが心にしみました。さいはての彼女も読んでみたいです。
★12 - コメント(0) - 2月8日

マハさんの優しい文章は大好き。どのお話も心にしみた。「月夜のアボガド」の……一番の幸福は自分が好きな人と一緒に過ごすってこと……ホントにそう思う。いつも元気をもらうみんなありがと。私も誰かの大切な人になってるかな。
★5 - コメント(0) - 2月6日

今回はメキシコ料理を調べながら読書!お腹は減ったけど満たしてくれた。短編よりも長編が好きかな。
★8 - コメント(0) - 2月5日

心に染み入る6つの短編集。どれも良かったですね。題名通り「最後の伝言」の最後は良かったし、「月夜のアボカド」のエスターの息子達からのギフトも良かった。「皿の上の孤独」は、デジャブ感覚だと思ったら別の短編で前の話を読んでいたのでこうなったかという感じでした。大切な人はいるものですね。
★25 - コメント(0) - 1月26日

すてきな短編集だった。生きていくのは楽じゃないけど、すてきな事もある。見つけられる。
★14 - コメント(0) - 1月25日

素敵なタイトルです。 内容もタイトルに負けず素敵です。 アラフォーの主人公達が、自信と迷い中で生きている姿はカッコよかった。誰もが誰かの大切な人… 改めて思えた事が、嬉しかった。短編集だからすぐ読めて幸せな気分になれました。
★16 - コメント(0) - 1月22日

切ないけれど、心がほっこりする6編。いいタイトルだな。私は”誰かの大切な人”であり、私が見つめる誰かも、”誰かの大切な人”。
★17 - コメント(0) - 1月19日

異国の風景を伴うほっこり短編など、6編。海外の美味しそうな料理が印象的。幸せばかりじゃない人生を楽しみながら、一生懸命生きている女性に焦点をあてられていた。うまくいくことばかりではなく、人生の切なさの中に小さな幸せを感じる。主人公が、なかなか帰らず気づいた時には親が老いてしまい、もっと実家へ帰ればよかったと後悔する姿は、やはり親孝行にしろなんにしろ、今できることやっておこうという気にさせてくれる。こうなりたいではなく、学ばせてくれるような本だった。
★18 - コメント(0) - 1月18日

どれも少し切ない幸福。40年以上生きて行けばいろいろある。幸せなことより悲しいこと、絶望するようなことの方が多いのかもしれない。短編なのでそれをさらりと流して、その先にある希望に焦点を合わせた終わり方が好ましかった。
★15 - コメント(0) - 1月16日

短編なんですが、大阪弁?の「イケるって」の言葉が気になりました。「大丈夫」とか「take it eazy」のニュアンス。暖かいです。大切な人との関わりは食事を供にしたり旅先などで時間を共有したり。笑ってしまうほどささやかだったり、何でもない事が幸福に繋がる。
★122 - コメント(5) - 1月15日

6つの短編集で、夫婦、友だち、仕事仲間など大切な人との幸せなときを描いた小説。どのお話も良くて、短編じゃもったいなくてもっと読みたい感じだった。「無用の人」の父の残したプレゼントはよかったなー。「波打ち際のふたり」の友達同士もよかった。ずっといい友達でいられるのはうらやましい。
★35 - コメント(0) - 1月15日

emi
時にウルッとしながら、全ての短編を温かい気持ちで読みました。大切な人って、何かがあってもやっぱり大切だなぁと改めて感じました。どの物語もゆったりとした感じで、登場人物もステキな方が多くとても良かったです。なんとも言えない優しい気持ちになりました。
★10 - コメント(0) - 1月13日

波打ち際のふたり、というお話が群を抜いて気に入った。自分の母と照らし合わせて、涙が溢れてきた。この二人をもっと見ていたいと思う反面、短編がちょうどいいのかなと思ったり。
★12 - コメント(0) - 1月8日

短編6編収録。どの物語も心温まるものばかりで、終始泣かされっぱなしでした。私にも「大切な人」がいるように、私も誰かの「大切な人」でもあるんだな、と改めて気付かされました。家族、恋人、友人、どんな繋がりにでも出会いがあれば必ず別れがやってくる事がとても切ない。でもだからこそ、その出会いは、奇跡的でかけがえの無い、幸福なものなんだと思う。いつか別れがやって来た時に「あなたと出会えて良かった」と思える(思われる)関係を築きたい。お気に入りは「月夜のアボカド」。「好きな人と過ごすことがいちばんの幸せ」はその通り。
★110 - コメント(0) - 1月7日

大切な人は身近にいる。面と向かって素直に感謝や愛の気持ちを伝える大切さを感じました。また、なにげない気持ちの伝え方でも人の心を打つ事がある。相手を思いやる気持ちの大切さも痛感しました。
★19 - コメント(0) - 1月2日

短編が6つ。ひとり暮らしをしている6人の女性のお話です。充実した生活をしていても歳を重ねて、ふと、寂しさや不安を感じた時、「私を大切に想ってくれる人」がいることに気がつきます。その人は、家族であったり、友であったり。そして、そのことが心の支えになります。ということは、「あなたは私の大切な人です」と伝えなくては。ちょっと恥ずかしいからさりげなく伝えていこうと思いました。
★21 - コメント(1) - 2016年12月30日

☆☆☆☆図書館のホームページで"アボカド"でキーワード検索してたらたまたま見つけた本(アボカド大好きなので…)。素敵な本に出会えて良かった。大切な人ができたらこの本を贈りたいな~
★2 - コメント(0) - 2016年12月29日

全ての話に共感してしまった。なんというか、痛いとこついてくるな、と。特に『無用な人』。静かに死んでいったお父さんは決して無用な人なんじゃなく、美を愛でる素晴らしい感性をもった芸術家だったのだと思う。時間に余裕がある時でいいやと思って先延ばしにしてきたけど、今度の休みは実家のお墓まいりに行こうと思う。
★23 - コメント(0) - 2016年12月23日

波打ち際のふたり、良かったな。全部良かったけど。母を想いました。短編集って物足りなくて、あまり読まないけど、短い中で心に届くってすごい。量より質、なんですね。
★18 - コメント(0) - 2016年12月12日

寒い冬の日や眠れない夜、孤独を感じる時には忘れてしまう。自分が「誰かの大切な人」だということを。そして周りの人もそうだということ、自分にもそういう存在がいるということ。「あなたは、誰かの大切な人」ずっとずっと心の中で自分を励ます大切な言葉となりました。孤独は寂しいことだけではないはず。
★28 - コメント(0) - 2016年12月11日

優しい文章でした。短編なので読みやすい。
★14 - コメント(0) - 2016年12月10日

立派な母の葬式でようやくやってきたろくでなしの父の思い…、旅友と久々の旅で気づく認知症の母への思い…、6つ目の話以外は様々な家族のかたちが垣間見える6つの豊かな人生の短編集。イスタンブールやメキシコシティ、赤穂の温泉、…いつもこの人の本を読むと旅に出たくなる。
★19 - コメント(0) - 2016年12月9日

(503冊目)ほんわかとしたり、ふと家族との関係性・人生を慮ってみたりと濃い作品ばかりでした。「無用の人」ラストの風景、「皿の上の孤独」バラガンの家などアートな面でも印象的な描写が伝わってくる短篇の数々に満足(^^♪ 年齢を重ねて、改めて読んでみたいかもしれない! お勧めです。
★37 - コメント(0) - 2016年12月9日

どれも素敵な話でした。『波打ち際のふたり』ハグとナガラのコンビ、今作で三度目の出会い。いつも元気をもらえる。人生を足掻こう。僕のテーマでもある。僕にとって大切な人はたくさんいる。その人にとって、僕もそうでありたい。そして何より原田マハさんは僕にとって大切な人です。勝手に(笑)
★43 - コメント(0) - 2016年12月9日

大好きな人と食卓で向かい合っておいしい食事をともにする。笑ってしまうほど単純でかけがえのないささやかなこと。それこそがほんとうは何にも勝る幸福だって思わない?」「娘というのは多分に母親の影響を受けるものだと思う」「仮寓」「マナ~旧約聖書に登場する奇跡の食物」
★12 - コメント(0) - 2016年12月8日

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