あなたは、誰かの大切な人

あなたは、誰かの大切な人
あらすじ・内容
 咲子が訪れたのは、メキシコを代表する建築家、ルイス・バラガンの邸。かつてのビジネスパートナー、青柳君が見たがっていた建物。いっしょにいるつもりになって、一人でやって来たのだ。咲子が大手都市開発企業に勤めていたころ、とあるプロジェクトで、設計士の彼と出会った。その後二人とも独立して、都市開発建築事務所を共同で立ち上げたが、5年前に彼は鹿児島へ引っ越していった。彼はそのちょっと前に目を患っていた。久しぶりに会った彼の視力は失われようとしていた。青柳君の視力があるうちに、けど彼の代わりに、咲子はバラガン邸の中に足を踏み入れた。──『皿の上の孤独』を含む、六つの小さな幸福を描いた短編集。

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あなたは、誰かの大切な人の感想・レビュー(1563)

切ないけれど、心がほっこりする6編。いいタイトルだな。私は”誰かの大切な人”であり、私が見つめる誰かも、”誰かの大切な人”。
★13 - コメント(0) - 1月19日

異国の風景を伴うほっこり短編など、6編。海外の美味しそうな料理が印象的。幸せばかりじゃない人生を楽しみながら、一生懸命生きている女性に焦点をあてられていた。うまくいくことばかりではなく、人生の切なさの中に小さな幸せを感じる。主人公が、なかなか帰らず気づいた時には親が老いてしまい、もっと実家へ帰ればよかったと後悔する姿は、やはり親孝行にしろなんにしろ、今できることやっておこうという気にさせてくれる。こうなりたいではなく、学ばせてくれるような本だった。
★15 - コメント(0) - 1月18日

どれも少し切ない幸福。40年以上生きて行けばいろいろある。幸せなことより悲しいこと、絶望するようなことの方が多いのかもしれない。短編なのでそれをさらりと流して、その先にある希望に焦点を合わせた終わり方が好ましかった。
★12 - コメント(0) - 1月16日

短編なんですが、大阪弁?の「イケるって」の言葉が気になりました。「大丈夫」とか「take it eazy」のニュアンス。暖かいです。大切な人との関わりは食事を供にしたり旅先などで時間を共有したり。笑ってしまうほどささやかだったり、何でもない事が幸福に繋がる。
★116 - コメント(5) - 1月15日

6つの短編集で、夫婦、友だち、仕事仲間など大切な人との幸せなときを描いた小説。どのお話も良くて、短編じゃもったいなくてもっと読みたい感じだった。「無用の人」の父の残したプレゼントはよかったなー。「波打ち際のふたり」の友達同士もよかった。ずっといい友達でいられるのはうらやましい。
★28 - コメント(0) - 1月15日

emi
時にウルッとしながら、全ての短編を温かい気持ちで読みました。大切な人って、何かがあってもやっぱり大切だなぁと改めて感じました。どの物語もゆったりとした感じで、登場人物もステキな方が多くとても良かったです。なんとも言えない優しい気持ちになりました。
★8 - コメント(0) - 1月13日

波打ち際のふたり、というお話が群を抜いて気に入った。自分の母と照らし合わせて、涙が溢れてきた。この二人をもっと見ていたいと思う反面、短編がちょうどいいのかなと思ったり。
★10 - コメント(0) - 1月8日

短編6編収録。どの物語も心温まるものばかりで、終始泣かされっぱなしでした。私にも「大切な人」がいるように、私も誰かの「大切な人」でもあるんだな、と改めて気付かされました。家族、恋人、友人、どんな繋がりにでも出会いがあれば必ず別れがやってくる事がとても切ない。でもだからこそ、その出会いは、奇跡的でかけがえの無い、幸福なものなんだと思う。いつか別れがやって来た時に「あなたと出会えて良かった」と思える(思われる)関係を築きたい。お気に入りは「月夜のアボカド」。「好きな人と過ごすことがいちばんの幸せ」はその通り。
★105 - コメント(0) - 1月7日

大切な人は身近にいる。面と向かって素直に感謝や愛の気持ちを伝える大切さを感じました。また、なにげない気持ちの伝え方でも人の心を打つ事がある。相手を思いやる気持ちの大切さも痛感しました。
★16 - コメント(0) - 1月2日

短編が6つ。ひとり暮らしをしている6人の女性のお話です。充実した生活をしていても歳を重ねて、ふと、寂しさや不安を感じた時、「私を大切に想ってくれる人」がいることに気がつきます。その人は、家族であったり、友であったり。そして、そのことが心の支えになります。ということは、「あなたは私の大切な人です」と伝えなくては。ちょっと恥ずかしいからさりげなく伝えていこうと思いました。
★18 - コメント(1) - 2016年12月30日

全ての話に共感してしまった。なんというか、痛いとこついてくるな、と。特に『無用な人』。静かに死んでいったお父さんは決して無用な人なんじゃなく、美を愛でる素晴らしい感性をもった芸術家だったのだと思う。時間に余裕がある時でいいやと思って先延ばしにしてきたけど、今度の休みは実家のお墓まいりに行こうと思う。
★21 - コメント(0) - 2016年12月23日

波打ち際のふたり、良かったな。全部良かったけど。母を想いました。短編集って物足りなくて、あまり読まないけど、短い中で心に届くってすごい。量より質、なんですね。
★16 - コメント(0) - 2016年12月12日

寒い冬の日や眠れない夜、孤独を感じる時には忘れてしまう。自分が「誰かの大切な人」だということを。そして周りの人もそうだということ、自分にもそういう存在がいるということ。「あなたは、誰かの大切な人」ずっとずっと心の中で自分を励ます大切な言葉となりました。孤独は寂しいことだけではないはず。
★25 - コメント(0) - 2016年12月11日

優しい文章でした。短編なので読みやすい。
★12 - コメント(0) - 2016年12月10日

立派な母の葬式でようやくやってきたろくでなしの父の思い…、旅友と久々の旅で気づく認知症の母への思い…、6つ目の話以外は様々な家族のかたちが垣間見える6つの豊かな人生の短編集。イスタンブールやメキシコシティ、赤穂の温泉、…いつもこの人の本を読むと旅に出たくなる。
★17 - コメント(0) - 2016年12月9日

(503冊目)ほんわかとしたり、ふと家族との関係性・人生を慮ってみたりと濃い作品ばかりでした。「無用の人」ラストの風景、「皿の上の孤独」バラガンの家などアートな面でも印象的な描写が伝わってくる短篇の数々に満足(^^♪ 年齢を重ねて、改めて読んでみたいかもしれない! お勧めです。
★32 - コメント(0) - 2016年12月9日

どれも素敵な話でした。『波打ち際のふたり』ハグとナガラのコンビ、今作で三度目の出会い。いつも元気をもらえる。人生を足掻こう。僕のテーマでもある。僕にとって大切な人はたくさんいる。その人にとって、僕もそうでありたい。そして何より原田マハさんは僕にとって大切な人です。勝手に(笑)
★40 - コメント(0) - 2016年12月9日

大好きな人と食卓で向かい合っておいしい食事をともにする。笑ってしまうほど単純でかけがえのないささやかなこと。それこそがほんとうは何にも勝る幸福だって思わない?」「娘というのは多分に母親の影響を受けるものだと思う」「仮寓」「マナ~旧約聖書に登場する奇跡の食物」
★10 - コメント(0) - 2016年12月8日

原田マハさん初読み。ほんわりする本だった。最近長くて重たい本ばかり読んでいたからか、その調子で読んでいたらあっさりさくっと読めてしまって「あぁもったいない読み方をしたなぁ」と思う。もう少し歳を重ねてまた読み直したらまた違う感想が持てるだろうな。
★18 - コメント(0) - 2016年12月7日

マハさんの優しさが心に染み入る全6篇。「最後の伝言」のラストシーンに目頭がじんじんしてしまいました。また「月夜のアボガド」の『神様は、ちゃんとひとりにひとつずつ幸運を割り当ててくださっている』のくだりも良かった。 読後実家に1人で暮らしている母に久しぶりに電話してみたくなりました。マハさんありがとうございます。
★32 - コメント(2) - 2016年11月30日

どれも幸せの形なんだろうな。無用の人、緑陰のマナが好き。
★10 - コメント(0) - 2016年11月27日

ゆっくりとした時間の流れのきれいな情景の短編集。落ち着いた静かな文章だった。少し寂しさもあるけれど、決して嫌な感じはしない。読み終わった後の余韻がじーんとずっと残る。ちょとした日常でもそこには何かあると思わせてくれて、しんみりと温かくなる一冊だった。
★54 - コメント(0) - 2016年11月26日

ワカモレが食べたくなった。
★9 - コメント(0) - 2016年11月25日

良かった。どのストーリーも淡々としてて、でもじんわりとしてきて、号泣ではないけど涙が出そうになった。
★14 - コメント(0) - 2016年11月22日

一見、ろくでなしのような、また何のおもしろみのないような、孤独のような人(とか親)の生き方。それでも幸福は人それぞれ。
★8 - コメント(0) - 2016年11月19日

これ、毎晩寝る前に1話ずつ読んだのだけど、すごくちょうどいい感じだった。お話の分量もさることながら、読み終わりには幸せな気持ちで眠りにつけた。
★8 - コメント(0) - 2016年11月18日

短編集。著者の作品は美術をテーマにした濃厚なものの方が好み。
★18 - コメント(0) - 2016年11月14日

私も誰かに愛されて生きていきたい。愛す前に愛したい。
★13 - コメント(0) - 2016年11月13日

今があたりまえにあるわけではない。頑張ってここに辿り着いたのだし、これからずっと続く訳じゃない。変化はとめられない。だから今を大切に、今大切だと思っている人を大切に。 気持ちが弱っているときに読んだからか、世界で一番大切な人に5分だけ会いに、はるばる空港に行く途中だったからか、電車で泣きそうになった。泣かせようとしている話ではないのに、なにか大切なことを思い出させてくれるような一冊でした。
★11 - コメント(0) - 2016年11月6日

ほんわかとした幸せを感じたい方にお勧めです。
★8 - コメント(0) - 2016年11月4日

【2016年319冊目】短編集。ちょっと切なくなるけど、女性の生き方も幸せのかたちもいろいろ。一番最後の「皿の上の孤独」が一番好き。印象的でした。
★111 - コメント(0) - 2016年11月2日

ちょっとむず痒くなるようなタイトルとは裏腹に、どれもしっとりとした内容の短篇集だった。主人公は皆、40代から50代の女性。若くもない、老年でもない。いわゆる中年期のキャリアウーマンが、親の介護や死に目、自身の病に接して、ひとつ殻を破っていく様が印象的だった。この年代って難しい。仕事に打ち込み気づけば40代でも、部外者は家庭も持たず子供も産まず好き勝手に生活して、となじる。養ってくれる夫もおらず、頼るのは自分のみという彼女たちの不安を思うと、作品はぐっと深み増す気がする。
★14 - コメント(0) - 2016年11月2日

女性の幸せについて書かれた短編集。 幸福とは『自分が好きな人と一緒にすごすってこと!大好きな人と、食卓で向かいあって、おいしい食事をともにする。』 お金でも仕事で成功するでもなく、そんな、単純で、かけがえのない、ささやかなこと。なのだと… 私も誰かの大切な人に…なりたい。
★8 - コメント(0) - 2016年11月1日

凄く良かった。短編集ですが静かだけど大人が主人公のステキな話ばかり。私好みです。 アートが絡んだ話が最近好評な原田マハさん。楽園のカンヴァス等ちょっと好みと違うかなとご無沙汰でしたが、本書は前から好きだったちょっとオシャレなマハさんのストーリーの流れが感じられた。「無用の人」「月夜のアボカド」「皿の上の孤独」珍しく一つにお薦めが決められないそんな短編集でした。気になった方は是非どうぞ(笑)
★264 - コメント(0) - 2016年10月22日

どの話も読んでいて切なくなってきました。梅干の話で祖母を思い出し、お友達との旅行の話で私もひとりぼっちになるんだなと改めてつきつけられ、病気の話では他人事でないと。お父さんからのプレゼント、なんて素敵なんだと涙が出て、元祖イケメンのお父さんには泣き笑いでした。
★9 - コメント(0) - 2016年10月19日

短編集。全部いい話。はじめの2つは、泣きそうになった。みんな、側に大切な人がいるんだな、と感じれる話。
★11 - コメント(0) - 2016年10月18日

ベタなタイトルに一瞬躊躇してしまったけど読んでみた。ベタにいい話でベタにしんみり。アボガドの話と無用の人が好きです。マハさんらしく美術と旅行も入ってます。
★17 - コメント(0) - 2016年10月16日

短編集 どの作品もマハ作品らしい、優しい情景に包まれていて、穏やかな気持ちで読めた
★11 - コメント(0) - 2016年10月15日

亡くなった人や亡くなりそうな人が若いんじゃないかと思った。英語題が無かった唯一の話「無用の人」の結びは難解だった。 (最後の伝言 / 月夜のアボカド / 無用の人 / 緑陰のマナ / 波打ち際のふたり / 皿の上の孤独)
★362 - コメント(1) - 2016年10月15日

大切な人の大切な人に。
★9 - コメント(0) - 2016年10月15日

あなたは、誰かの大切な人の 評価:100 感想・レビュー:825
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