カナリア恋唄 お狂言師歌吉うきよ暦

カナリア恋唄 お狂言師歌吉うきよ暦
あらすじ・内容
頬に傷痕のあるお吉は、押しも押されぬお狂言師。お小人目付けの日向新吾と互いに想い合う仲だが、日向には縁談が持ち上がる。

弘化五年、赤坂御門外での事件から、将軍の寵愛をほしいままにしているお琴の様方をめぐる面妖な企てが浮かび上がってくる。

はたしてお吉の想いは届くのか、そして大奥の怪しい女子同士の色模様にまつわる謀議は明かされるのかーー。

文字通り我が身を削って書き継いだ、著者渾身の遺作、
抜群の面白さ。

あらすじ・内容をもっと見る
258ページ
111登録

カナリア恋唄 お狂言師歌吉うきよ暦はこんな本です

カナリア恋唄 お狂言師歌吉うきよ暦を読んだ人はこんな本も読んでいます


カナリア恋唄 お狂言師歌吉うきよ暦の感想・レビュー(77)

一度は別の道を行く決意。でもやっぱり離れられない。 ハッピーエンドの予感を感じさせつつ、解説ではそうはならない含みも。 きっと2人で幸せになっているはず。そう思わせる、この終わり方でよかったかも。
★4 - コメント(0) - 1月21日

終わりなんだ。作者死去のためあと1話を残して終わった。事件の真相とお吉と日向の行く末もわからないままだが、予告されていたお吉の死を見届けることなく終わったのは、いいことなのかもしれない。しかし、片付いたと思っていたお琴の方と水野家の野望がここへ来て大きく関わってくるとは思わなかった。布石の置き方が素晴らしく、最後まで気の抜けない話だった。杉本さんのご冥福を祈るばかり。
★7 - コメント(0) - 1月17日

日向新吾がお吉以外の女性と結ばれると知ってから、お吉の哀しむ姿を見たくないという思いで読みたいのをずっと我慢して来ました。しかし、読んでみてその思いはあっけなく払拭出来ました。日向の祝言を知らされてお吉が激しく動揺する姿も描かれてはいましたが、途中で一夜限りとは云え二人の想いは叶いましたし、何といってもラストでは「合縁奇縁、末永く添いとげてくれよ」と日向の父が語っています。又、未完ゆえにその後の想像が膨らみ、二人が仲良く添い遂げる姿も浮かんできました。
★21 - コメント(1) - 1月4日

もちろん、面白かった!此方も作者の遺作にして未完シリーズの最終巻。いつも爽やかで謎解きも楽しいお吉シリーズだが、加えて今回は、二人の思いに泣かされた。杉本章子は知的で優しい得難い作家だったとつくづく思う。まだ付き合いが浅く、未読が多いのが救いだが、誠に残念である。冥福を祈る。
★8 - コメント(2) - 2016年10月9日

杉本さん遺作。今作は大奥の女性同士の恋愛事情など目新しい話もありかなり興味深かった。お吉と日向の仲は離れ離れと思いきや結ばれる予感を感じさせるエンディングだった。で解説を読んだら、杉本さんは次作最終巻ではお吉日向とも死ぬという構想だったと知りやや愕然とした。いずれにしても杉本さんの新しい作品がもう読めないと思うと残念である。お薦め
★20 - コメント(0) - 2016年9月22日

杉本さんの遺作。本当に残念。お吉と新吾の行く末ははっきりとはわからないけれど、何やら明るい先行きを残して物語は終わる。巻末の『妹に』や『早すぎる永訣』によればまた違う結末が用意されていたようだけれど、この終わり方からは想像もできない。一体何が起きたんだろう、と読むことのできない続きを想像してみる。好きな作家さんがお一人、またお一人とあちら側へ旅立たれてしまう。やっぱりさみしいなぁ。
★4 - コメント(0) - 2016年8月30日

なんという「いいところ」で終わり。遅ればせながら黙祷。
★24 - コメント(0) - 2016年8月2日

あと一話、最終話を残して逝ってしまわれたのか。「といちはいち」の事件はどう決着するつもりだったのだろう。それよりも日向と歌吉にはインタビューでの予告通り、悲しい結末が用意されていたのか。作中人物の命は著者の思いのままながら、著者自らの命はいかんともし難い。一度きり会話させただいた杉本さんは才色兼備、忘れられぬ言葉もいただき、すっかり魅せられた。まさに一期一会なれども、遺された作品とは重ねてお付き合いしていきたい。
★10 - コメント(1) - 2016年7月29日

杉本氏の遺作をついに読み終えてしまった。大奥がらみの探索よりお吉と日向のやるせない相手を想う気持ちに涙しながら読み、人前でなくて良かったと思うほど切なかった。それにしても「ふくら雀は家紋にござる」で二人の明るい行く末が見えたように思えたが、氏は違う構想があったようで読めないのが残念。巻末の文章がさらに哀しみを誘う。
★46 - コメント(2) - 2016年7月21日

私の中での最終話はやっぱりきちんと結ばれて欲しいな。折角いい作家に出会えたのに、遺作なんて悲しい。
★4 - コメント(0) - 2016年7月2日

杉本先生の遺作。歌吉シリーズ第四段。最終話を残しての終わりとなりました。手駒としてのお吉の働きや探索の内容も気になりますがやはり一番はお吉と日向様の恋の行方です。お互いの心の内を知りながら日向様が姉の進める縁組を受け祝言を挙げてしまった事に落ち込みましたが最後の『ふくら雀は家紋にござる』で日向様が離縁を決めお吉と一緒になる覚悟を決めた事で二人の未来に希望が見える内容に心が温かくなりました。先生は二人とも死ぬ予定の終わりを考えてたようですが私の中ではこのまま二人幸せに添い遂げたと思い終いにします。
★5 - コメント(0) - 2016年6月27日

これでもう、最後なんだ・・・。書かれる予定だったラストがお吉たちの死だったのなら、この幸せに向かいかけた曖昧なラストもありなのか?でも、お吉たちに対して作者がどんな風に死という永別をぶつけてくるのか、興味はあったなぁ。あーぁ・・・好きな作家さんがひとり、またひとりと逝ってしまう。
★3 - コメント(0) - 2016年6月25日

未完のようだけど、余韻を楽しめるたたみ方でした。ご冥福をお祈りします。
★4 - コメント(0) - 2016年6月15日

ふたりの幸せを予感させる終わりでほっとしたのに、解説を読んでびっくり。そうなんだ…。そして私は作者が亡くなってると知らなくて、ショック。ご冥福をお祈りいたします。
★5 - コメント(0) - 2016年6月12日

昔夢中になって読んだ信太郎シリーズに次いで、楽しみにこつこつ読んでいた歌吉シリーズ最終巻。私はこの終わり方で満足。辛い思いをしてきた歌吉と日向さんには、幸せになってもらいたいから。杉本章子さん、ありがとうございました。もっとあなたの作品を読みたかったです。
★16 - コメント(0) - 2016年6月11日

こんな終わり方。あと一つなのに。でも、その通りでなかったほうがいいのかも。 星三つ
★2 - コメント(0) - 2016年6月3日

杉本さんが亡くなる前最後の作品だそうで、物語は未完。新吾とお吉が幸せになるだろうなぁと思わせ終わっています。今作品には新吾の嫁取り話が出てきて、お吉の女心と新吾の手駒としての顔、そして女役者歌吉としての葛藤がせつない。単行本の巻末の解説に親交のあった女優の加賀まりこさんが文を寄せています。それによると、このシリーズの終わり方については著者も悩んでいてとありました、そして思い合う二人が最後は死ぬと言う構想だったと明かしています。遺作となってしまいましたが、未完のその後を想像して・・・ご冥福を祈ります。
★4 - コメント(0) - 2016年5月31日

シリーズものと思わず読み、途中で気付くが最後まで読了。ハッピーエンドと思ったら未完とか、私は、この終わりかたで良かったです。機会があればシリーズ最初から読みたいです。
★8 - コメント(0) - 2016年5月29日

大好きなお狂言師歌吉シリーズ。こちらに出てくる師匠の歌仙や照代、成就できない切ない恋をしている女性ばかり。歌吉くらい実らせて欲しかった。 未完だけど読めて良かった。ご冥福を祈ります
★7 - コメント(0) - 2016年5月28日

小説現代2013年8、12月号、2014年4、9月号、2015年1、10、12月号掲載のものを2016年2月に刊行。シリーズ4作め。未完。先の3作を読まずにいきなりコレを読んだのも悪いと思うのですが、探索と芸事と想い人が交錯する話には、あまり興味を覚えませんでした。どれも中途半端な気がして。未完なので、それ言っちゃ駄目か。
- コメント(0) - 2016年5月20日

◎◎ 大好きなお狂言師歌吉シリーズの作者杉本章子さんが昨年末に62歳の若さで亡くなった時はショックだった。シリーズは精姫様一条で終わったと思っていたので、その後完結編の本書が発刊されると聞いたときは信じられないほどうれしかった。乳がんと闘いながら命を削って執筆した遺作だという。著者の本書にかける思いをひしひしと感じながら、お吉と新吾の行く末を案じながら、隅々まで味わって読んだ。読み終えてしまうのがつらかった。
★12 - コメント(0) - 2016年5月7日

もうよめないと思うと涙が出る。仕事と結婚。女にとってなやむ問題だよ。結論までたどり着かなかったのも、あるいみ余韻のある終わり方だった。
★12 - コメント(0) - 2016年5月5日

お狂言師の歌吉こと駕籠屋の娘お吉の登場するシリーズ4作目。大奥とお狂言師の世界をめぐって起こる事件。大きな権力や欲望の前にひとりのお狂言師の恋や夢があっけなく潰えてしまう哀しさ。そして、お吉と日向のもどかしい恋模様が日向に持ち上がった縁談によって大きく動く展開。昨年末に杉本章子さんが亡くなられそれまでに読んでいた3作目で終わりなのかと思っていたので続きが読めたのは良かったけどあと1話で完結だったとは。惜しかったなあ。他のシリーズとか過去のものを機会を見つけてまた読もうと思う。
★94 - コメント(0) - 2016年5月3日

訃報に大ショック(T_T)続編読んで幻の最終巻があると知り、逆に前作で止めておいた方がよかったのかも。。。と一瞬思ってしまった。お互いを想い過ぎて別れを選ぶなんて切なすぎる展開に、最後の最後で希望の光・・・なーのーにな最終巻が用意されてたと知り衝撃でした。脳内では自分好みの結末にしちゃいますー
★10 - コメント(0) - 2016年4月19日

お狂言師歌吉シリーズ最新刊は未完で終わってしまったT_T。真吾とお吉の恋と暗躍する紀州様一派との闘いがどう絡んでいくのか、最終話がハッピーエンドを予感させるものだった分、作者が考えていた構成には戸惑い、これから新しい作品が読めないことが悲しい
★62 - コメント(0) - 2016年4月18日

歌吉 精姫⇒○ 絶筆まだ、書きかけだったからか謎解きがスッキリせず。日向が結婚し、離縁し…
★6 - コメント(2) - 2016年4月17日

☆4
- コメント(0) - 2016年4月11日

moo
終わってしまった。本を開いたところの絵であっと思ったのもつかの間。どうしてという思いで読み進む。ふくら雀はどうしたのって思いが消えなくて。最終話で明るい展開を思い描いたものの、解説を読んでびっくり。どんな終わりでも読んでみたかったのが正直なところ。
★24 - コメント(0) - 2016年4月11日

シリーズ4作目。日向新吾は3年余を経て歌吉の前に現れた。またぞろ大奥がらみの探索依頼である。将軍の寵愛のお琴の方は、紀州付家老の水野家の娘、面妖な「といちはいち」が・・・。新吾はお小人目付15俵、恋仲の歌吉をお狂言師の道を閉ざしてまでして己の妻女にすることを諦め、いわく有りの娘を娶ったが・・・。18歳で攫われ、お小人目付の手駒としての活躍する歌吉も6年になる。こういう結末で終りかと思いきや、予想もしない最終回の構想があったとは・・・。博多在住の時代小説作家、白石一郎に続きまたしても若くして逝った。★3.3
★14 - コメント(0) - 2016年4月4日

噛みしめて読了した。好きなシリーズだったのに、貴女はもういないのですね。結末の構想があったようで、まさか!の想いもあるが、それはそれで読んでみたかったな。ただただ惜しい!例えたった一夜を妻から奪ってもそれだけでその後を生きていける・・嗚呼、お吉が愛しくてならない。やはり、結婚を勧めた新吾の姉を恨みますよ。お吉のお師匠がまた好きなタイプで、この先の展開が本当に楽しみだったのに・・『のに』が付くと『愚痴』になるが、あと少し生きていて欲しかったがこれも定めか。だが私の中ではいつまでも生きている。
★98 - コメント(1) - 2016年4月3日

大好きな作家さんの連載だったから雑誌連載を楽しみに読んでいたので2回目と思っていたら最後の「ふくら雀は家紋でござる」は未読だった。もう新刊が読めないと思うとじっくり想いを馳せ読むことが出来良かったです。そして解説を読んで杉本さんが想定していた最終話にただただびっくり。一夜妻だけでもかなり衝撃的で「信太郎」の一話目以来衝撃的な話を手掛ける杉本さんらしいと思ってきましたたが、この解説には唖然でした。書き賭けでも良いです、最終話の原稿があれば見てみたい
★16 - コメント(0) - 2016年3月30日

後書きを読むと悲しい気持ちになりました。きっと、お吉と新吾の先を迷ってみえた、ハッピーエンドを願ってみえたはず、一章を残し未完の一冊になりました。無念です。読んだ本1100冊目
★61 - コメント(6) - 2016年3月20日

著者遺作。日向が結婚してしまったが紆余曲折の末結ばれそうな所で終わっている。といちはいち事件も途中。加賀まりこさんの文章巻末にあり。
★33 - コメント(0) - 2016年3月19日

☆☆☆☆★ 想いを残しながらも日向は妻を娶りお吉は芸の道に進む。その二人は大奥に絡むといちはいち組の探索で再び行動を共にする。杉本章子の遺作で惜しくも未完となった。絶筆となった話まででは先に希望があるような雰囲気だったが、解説によれば杉本さんは全く違う結末を予定していたという。評論家も困惑していたし、今までの杉本作品とは違う展開にこちらもあ然。杉本さんがお吉と日向のどんな結末を描き出すのか、何を残そうとしたのかを知ることは出来なくなってしまった。それを読みたいような読みたくないような複雑な心持ちになった。
★16 - コメント(0) - 2016年3月15日

今読んでいるみんな最新5件(6)

09/21:魔女りん
07/27:wasabi
04/30:HH2020

積読中のみんな最新5件(4)

09/04:魔女りん
08/10:白石誠之
07/24:wasabi
04/08:ちかぽん

読みたいと思ったみんな最新5件(24)

03/01:お味噌
11/07:chatnoir
09/30:rachel
08/19:sai
カナリア恋唄 お狂言師歌吉うきよ暦の 評価:91 感想・レビュー:35
ログイン新規登録(無料)