旅立ちの季節

旅立ちの季節
あらすじ・内容
自分らしく生き、死ぬというのは、どういうこと? 64歳、元海上保安庁の「海の男」、やもめ暮らし。主人公・楠木が考えた、終活=人生の自分らしい終え方の準備とは。北海道・小樽とフィンランドのオーロラ観測施設の雄大な風景を舞台に、元芥川賞候補のスイス人作家が描く感動作。

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何様
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旅立ちの季節の感想・レビュー(22)

何だかせつなかった。海上保安官の定年後の生き方と言うか終活の段階で、どのように生きるかを模索していくうちに、どう死ぬかと考えるようになる。姪っ子の住むフィンランドのオーロラを実際に見たいと思い訪れ、その感動の内にひらめいた死に場所。唐突過ぎる気がしたが、その思いが生きたいという思いに変わりホッとした。
- コメント(0) - 1月4日

テーマが「死」だと思ったので、終活の話など読んでいるととても気持ちが重くなった。「死」は誰でも通る道だから。でも、最後まで読んで、この小説のテーマは「どういうふうに死ぬのか」ではなく、「どう生きていくのか」なのかなと思った。オーロラ、私も観てみたい。
- コメント(0) - 1月4日

日本に在住して長いスイス人作家が、日本語で上梓した小説。仕事を勤め上げた64歳の主人公が、終活を通し生と死の心構えを培っていく話だが…。主な登場人物は三人、似たような話言葉を使うので関係が見えにくかった。葬儀や墓の在り方を論考する場面では、取扱い説明書を読んでいる気分に陥る。どこを取っても粗削りで、ジャリジャリ感が気に障る。興味のない題材ではないし、著者の美学を否定する気もないのだが、ラストの一ページに集約した言葉を作品全体に散りばめた方が、読者の心を掴めたと思う。★2/5
★43 - コメント(0) - 2016年11月3日

共感出来ない。小説に名を借りた終活ガイドブックの趣きから、最後は、散り際の美学に酔った老人の滑稽な行動に付き合わされる。なんなんだろう、これは。
★7 - コメント(0) - 2016年10月13日

初読の作家さんです。フィンランドのオーロラ観測村というキーワードで引っかかりました。早くに両親を亡くし、伯父である海上保安官楠木健太に育てられた理沙とフィンランド人の婚約者ペッカ、そして引退した楠木を軸に、産業にすらなった人生の終末期サービスを描きます。引退して、次には終活に取り組む楠木の生真面目さは、見学に行くさまざまな終活サービスに飽き足りず、自ら考えた沖縄料理屋、ヨットでの世界一周という選択肢を持ちながら「別れ際の美学」に収斂していく。端正な文章で描く静謐な人生の最終コーナーに堪能しました。
★6 - コメント(1) - 2016年10月10日

終活とオーロラ。リセットとリスタート。
- コメント(0) - 2016年7月21日

外国人が日本語で書いたとは思えない読み易さ。最初から最後まで無駄無く綺麗に纏まっている。国内作家に散見される、難解な表現や語句を用いて悦に入り読者が置いてきぼりになる箇所が皆無。元ジャーナリストだけあって確かな取材力を感じる。小説としても勿論面白いが、知らない世界を仔細にルポしてくれる。数十年後に未来のリアルタイムの終活をテーマにした続編も書いて欲しい。医者の語る恋愛の勧めが伏線であれば恐らくそうなったのであろうが、欲を言えば、最後にボースンは娘婿の母親とオーロラを見て暮らす事に決めたのかが知りたかった。
- コメント(0) - 2016年7月20日

40年以上も海保での任務を務め上げた楠木、姪の理沙、彼女の夫となるペッカ。3人による楠木の終活準備を中心に物語は進みます。仕事人間だった男の老後はこんなに枯れるのか!?と感じること多し。気になったのは人物の書き分け。全員標準的な口調で特徴薄く、台詞を追っていても「これ誰が言ったんだっけ?」と迷うことちらほら。著者が最も書きたかったことはラスト10ページに濃縮されてるが、逆にそこまでが冗長な割に、それぞれの心理描写や関係性など細部が弱く、人物像の軸が定まってない印象。うーん共感度はあまり高くなかったかも。
★2 - コメント(0) - 2016年7月20日

「感動作」に惹かれて読んでみたけど・・・ 何かが足りない感じ・・・でしょうか❔ 終活 色々考えてしまうけど 楠木さん、それは違うやろ?とー。でも思いとどまって良かったです。 オーロラ 実際に観てみたくなりました。
★49 - コメント(0) - 2016年7月7日

ジジイの気まぐれに付き合わされただけ、もっと人物を書き込まないとラストも薄っぺらい。オーロラを見てから読めってか。
★1 - コメント(0) - 2016年7月6日

人生の「終活」について書かれた小説で、葬儀や骨壷、棺、お墓など、葬儀屋さんが勧めるスタンダードの物の他に、多種多様なものがあるということを知りました。自分が人生の終焉にどうしてもらいたいかを周りの人に伝えることで、故人も残された人も納得のいくお別れができるのだと思いました。ボースンが「終活」を経て考え得た答え、「別れ際の美学」。最後はドキドキしたけど、生きる意味を見出せてよかった。オーロラは本当に神秘的で、なかなか見に行けないけど、いつか見れるといいなぁ〜。
★10 - コメント(0) - 2016年7月2日

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