不機嫌な姫とブルックナー団

不機嫌な姫とブルックナー団
170ページ
311登録

不機嫌な姫とブルックナー団はこんな本です

不機嫌な姫とブルックナー団を読んだ人はこんな本も読んでいます

夜行
5892登録

不機嫌な姫とブルックナー団の感想・レビュー(149)

作曲家ブルックナーの曲の演奏会を聴きに来た主人公の女性と女性に「ブルックナーのファンだから」と話しかけてきたブルックナーマニアの男三人、そしてこの小説の題材になった作曲家、ブルックナーたちによる、マイナーなものを追いかける者たちの衝突、困難、戦い、そして団結が書かれている小説。ブルックナー、この小説を読むまで知りませんでしたが、小説の中で書かれている「マイナーなものを追いかけるファン心理、行動」の部分、かなり共感しました。そして自分の好きなものがやりたいことにつながるという光景の気持ち良さ。面白かった。
★8 - コメント(1) - 3月25日

ネットニュースの本紹介に載っていたのでかなり気になって読んでみたのだけれど全体的に微妙だな。劇中劇のお話も特別に面白いわけでもなく、ハンスリックの話だけはその辛辣の評価から伺い見せる真摯な部分の記述に興味が沸いた。ブルオタの人間関係だけを濃く書いた話のほうが面白かったかも。読後感は中途半端だなって気持ちになった。
- コメント(0) - 3月18日

姫は図書館の非正規職員ときいたので、親近感を覚え読んでみることに。実はブルックナーの音楽が苦手なので少し心配はあったが、挿入されているブルックナーの小説仕立ての伝記部分は、ブルックナーと同時代の作曲家や音楽批評家たちのエピソードがたくさんでとてもおもしろく読めた。また、姫こと代々木ゆたきの勤め先の図書館でのトラブルのエピソード、うちの図書館とほぼ同じことがおきていて(笑)どこでもこういうことあるのね、と思いました。
★4 - コメント(0) - 3月13日

図書館
- コメント(0) - 3月2日

見事にブルオタの話だった。タイトルに興味をもって読んでみたけど…。曲よりもブルックナー本人を普及させようとしてるの?なんなの?ブルックナーにまつわる事件でも起こるのかと思ったら全然違った。
★2 - コメント(0) - 3月2日

これを読んだらブルックナーが好きと言っていいか自信がない。というか、少しだけブルックナーを聴く人ですとしか言えない…。ブルックナーいいよね。好きです。特にブル8が。ブルックナーだけでCD100枚なんて無理だし。笑 前半の、気持ち悪いブルックナーの行動についての主人公、ワーグナーの内心に思わず笑いました。さくっと読めるブルックナー紹介(なんかいいところないけど)本。素敵でした。
★3 - コメント(0) - 2月28日

★★
★6 - コメント(0) - 2月24日

クラシック音楽が大好きなので、この手の小説は楽しく読める。演奏者の話が多い中、同胞のクラヲタに焦点を当ててるのが面白い。曲や背景を知っているので、楽しさは倍増。私はブルヲタではないけど…
★4 - コメント(0) - 2月22日

『ゴシックハート』『ゴシックスピリット』の高原英理が書く、非モテの元祖(らしい)ブルックナーと現代の日陰者たちの小説ということで、期待度がいつになく高かった。それだけに少し物足りなかった(ブルックナー団とのやりとりというより主人公とタケのやりとり、現代パートの少なさ、作中で起こったことが投げっぱなしになっている)。音楽の方面に明るくないので、第一楽章、楽譜、旋律、弦という意味のわかる言葉(嘘。第一楽章ってなに)にまでうーっとなりながら読んだけど、エピローグはちょっと泣きたくなった。ハンスリック団憎し。
★13 - コメント(0) - 2月22日

日常にどこか居心地の悪さを感じている主人公たちに共感してた。仲間同士で愚痴っているのもいいけれど、そこから一歩踏み出す希望に満ちた物語。現代パートをもっと読みたかったけれど、たぶん、このくらいでちょうどいいのだろうなぁ。
★6 - コメント(0) - 2月19日

もはやブルックナーさんの物語。面白かったです。が、ブルックナー団と姫さんの物語は…?
★4 - コメント(0) - 2月17日

なぜか最後の2ページなかなか読み終わらず、そして、参考文献のページまでめくって鳥肌立った。何者だこの著者は。最初は若いかと思ったが、年上だ。わからない言葉がいくつも出てきた。ブルックナー伝(未完)、パラパラページめくると、もしやこれが小説の大半を占めるのか?前半やや嫌気がさしてきた。途中、不機嫌な姫の人生が挿入されると一気にのめり込む。姫は若き日の著者か、知り合いの若い人を励ますための創作か。図書館で借りたがしかし、買って再び読むかは悩ましい。ブルックナーの交響曲のように、1回でおな
★183 - コメント(13) - 2月11日

クラシックの中でもマニアックなブルックナーのオタク、略してブルヲタ。ブルックナー団といいながら構成員3人、語呂も悪いし。もうタイトル優勝!中身はそうね、この面白いタイトルを活かしきれていないです。
★6 - コメント(1) - 1月28日

身近な話題で所々ニヤニヤしながら読了。イケてないけど技術はある作曲家、ブルックナーが好きな怪しいオタク男たちと、演奏会で偶然知り合う主人公(女)。はじめは軽蔑しながらも、徐々に仲良くなっていく。イケてない男たちの心の拠り所のようなブルックナー、既視感が(笑)各々不器用ながらファン活動を楽しみ、人生に地道に体当たりする。なんだか笑いと供に元気がもらえたような。途中に挟まるブルックナー伝も興味深い。曲をなんとなく聴いてた時より興味が湧いてきた。いい読後感でした。
★17 - コメント(0) - 1月27日

どうしてこの本を読みたいと思ったのか、いつもの通り忘れてしまったのですが、図書館で予約してあったものです。 話の中盤まで、心のどこかで「この後何か別の展開があるんだろうな」って思ってました。 うーん、ブルックナー団の誰かが、周りと違うからっていじめられる辛さ、みたいなのを語ってて、いじめって言い方がよくないとか、そういう主張は「うんうん、確かに」と思えたんだけど、全体としては「私は何を読んだんだろう……」となっちゃう感じでした。 ブルックナーさんのことを知れたのはよかったです。
★5 - コメント(0) - 1月25日

面白かった!我が母は音楽好きで山ほどクラシックCDを持っているのだが殆ど聴かず(学校でオーケストラを聴かせてもらったりしたくらいで)その他音楽で育ってしまった私。ブルックナーと聞いても全然ピンとこずでもなんだか無性に読みたくて手に取る。ブルックナーにどっぷりハマって「オタク」にまでなってしまった人々が羨ましく、天才はもちろん凡人も、すべての人の人生はすべからく難儀であると最近とみに思っているので、読後好きなことをしてもしなくても人生は一様に大変なのだとしたらちょっとでも好きなことをしていきたいなーと思った
★4 - コメント(0) - 1月24日

ブルックナーは、やっぱり私もちゃんと聴いたことはほとんどないですが、イメージとしてはやっぱりおじさんのクラシック…。そんな偏見?を持ってましたが、この小説かなり面白く読みました。特にタケの伝記が面白いし、こんな人だったんだ‼ってブルックナーに親近感のようなものが勝手にわいてきます。キラキラした作曲家ではないけど、いいなぁと思いました。ブルックナーの曲、途中でやめずに最後まで聴いてみよう、そう思いました。
★6 - コメント(0) - 1月22日

ブルックナーはあまり聴いたことがありません。読友さんが読んでいたのでつい読んじゃいました。「ブルヲタ」の生態を学び、ブルックナーの伝記(断片)を読み、そのイケてない人生にすっかり共感しちゃいました。そして姫が非正規司書っていうのがまた・・・すっかり(以下略)。例によって聴きながら読みました。三番好きになりました。また聞こう、他も聞こうと思うから、布教は成功しましたよ、高原さん。このほどよい長さがいい、実は凄く考えられた構成だと思います。
★14 - コメント(0) - 1月17日

岡山県立図書館
★1 - コメント(0) - 1月16日

不機嫌な姫とはオタサーの姫的な響きだったのかと。クラシック好きだけど、この作品にはなかなか、入り込むことが出来ず、読むのに苦戦してしまった。個性的な性格というか、存在を放っているキャラクターが多いすぎるというか。もうちょっと、キャラ薄めでもよかったのではないかなと思ったりした。タイトルや装丁は好きなんだけどなー。
★24 - コメント(0) - 1月14日

3/5伝記を物語形式の中に挿入するタイプの話だったのね。あまりブルックナーの音楽に詳しくないから彼の人間性を示されるより、彼の音楽がどうして好きなのか主人公とブルックナー団の人たちが語ってるパートが多い方が個人的には嬉しかったかも。でもまぁ聴いてみようかなと思った。
★3 - コメント(0) - 1月11日

ブルックナー好きの代々木ゆたきはコンサート会場でブルオタの3人組と知り合い、彼らと交流を持つ。ブルックナー団のタケの書いたブルックナー伝が、小説内で展開される。ブルックナー普及小説というか、ブルックナーのように決して主流派になれない少数派への応援歌のような作品なのかなと。
★4 - コメント(0) - 1月10日

なかなかおもしろかった。ブルックナーのオタクたちと、ブルオタを否定する姫が、ブルックナーへの愛を自らの鬱屈した人生に投影しつつ語る。散々な批判を浴び、でもなお交響曲を作り続けたブルックナー。誰にも理解されず、きらびやかな音楽は「向いていない」というオタク三人組。公立図書館で非正規勤務の姫。不器用にメロディを繰り返し積み重ねるブルックナーの愚直さと彼らの境遇は妙に合う。そして、劇中劇として登場する「ブルックナー伝」が次第とおもしろくなっていく。聴きたくなった。
★3 - コメント(0) - 1月7日

クラシック界で邪道と言われているブルックナーを愛するブルオタ達、冴えなくても弱者でも嫌なことあっても、当時のブルックナーの不遇さに我が身を重ねてがんばっていくのよ。・・・ていう話?これ読んだら確かにブルックナーを憎めないわー。
★6 - コメント(0) - 1月5日

主題に延髄反射で惹き寄せられた。優雅で美しい旋律Mozart:ディベルメント#136、あるいは同世代シューマン&ブラームスと較べてもどこか垢抜けぬ(本書では”野暮で鈍重”)が、天才としか形容できないブルックナー。珍しい女性ファン:ゆたき とブルックナー団結成の冴えない男3人が、その生涯を平易に面白く語ってくれる。人間関係構築&生きるのが決して巧くない人達への讃歌でもある。 弦のトレモロ:交響曲第8番がやけに聴きたくなるよ...
★19 - コメント(0) - 2016年12月30日

sai
図書館の非正規職員として働くゆたきは、コンサート会場で「ブルックナー団」と名乗るオタク3人組に声をかけられ…。今も昔もうまく生きられない男女を、可笑しくも温かく描いた物語。
★19 - コメント(0) - 2016年12月21日

ブルックナーも好きなのだが、「ダ・ヴィンチ」1月号を買うまで本書のことを知らなかった。ブルヲタ3人組と姫のからみを期待していたので、そういう面では期待はずれと言えるが、ブルックナーへの著者の愛はビシビシと伝わってきた(これだけ書いて、アンチブルックナー派だったら、それはそれで驚きだ)。作中に「ブルックナー団員資格認定テスト」なる9項目のアンケートが出てきて、「こんなの1つもあてはまるわけないよ」と思いながらチェックしたら、「CDを100枚以上持っている」だけ当てはまってしまった。
★13 - コメント(0) - 2016年12月21日

ブルヲタの生態は興味深く、こういう人たちには近寄らないでおこうと思わされるに充分ですが、さらに素晴らしいのが「ブルックナー伝(未完)」における逸話の数々。小心で、口下手で、鈍重でオドオド、反面思い込みは激しく、妙に図々しく、おまけにロリコン。しかしなぜかその人には天才的な作曲の才能が宿っている・・・存在自体がカオスです。知ってる話が多かったですが、語り口が巧みで面白いです。「交響曲第3番」初演のくだりは涙なくして読めません(半分は笑い涙)。なお「交響曲第3番」のCDならベーム/ウィーン・フィルが最高。
★1 - コメント(0) - 2016年12月18日

面白かったです。作中作は、一番格調高い文体の最初のものが好きです。
★1 - コメント(0) - 2016年12月17日

19世紀の作曲家ブルックナーに関する怒涛のウンチク(これがなかなか面白い!)の数々に対して、それをつなぐ部分、ブルオタの主人公たちの行動や言葉遣いがまるっきりライトノベルで、そのギャップが面白いような、でも違和感はあって最後まで馴染めなかったが、読メの感想を読めば若者には受けているのが分かるので、コレは世代間ギャップなのだろう。昔々、三田誠広の芥川賞受賞作「僕って何」を読んで感じた現代性とか当事者感を否定する論評に反発を覚えた裏返しなのかもしれない。30年経って私も体制派?になったか(笑)
★3 - コメント(0) - 2016年12月14日

地味なブルックナーの伝記を一本の軸として読ませる野心作。おかげで、彼の人生や作曲作法を面白く知ることができました。出だしの姫とブルックナー団の出会いが楽しかったので、もっと絡みを中心に盛り上げて欲しかったなぁ。みんな、心優しいけどコンプレックスを抱えています。それをブルックナーにダブらせているんですね。冗長で野暮ったい印象のブルックナーの交響曲ですが、もう少し優しい気持ちで聴けそうになりました。
★5 - コメント(0) - 2016年12月5日

ブルックナーと言われてもまるでメロディーが浮かばない私ですが楽しく読めました。コンサートに行ってブルヲタ(ブルックナーオタク)が本当にいるかどうか確かめてみたくなりました。
★10 - コメント(0) - 2016年12月4日

コンサートでたまたま隣り合わせた男性に話しかけられたことから、この男性含む3人のブルオタと知り合いになった主人公ゆたき。ブルックナーや曲についてもっと4人が絡み合っていくのかな、と思ってたけどそうでもなく。4人のキャラも立ってないし。タケがネット上に出してるブルックナーの伝記みたいな小説が中心で、この部分がほとんどページを占めてたのでは?この作家、初めて目にしたけど、結構書いてはるのね。ブルックナーが3番をウィーンフィルで指揮した時の話が悲惨過ぎて(泣)。誰だっけ?ポンかユキが、会話の文章の最後に「ぽ」や
★29 - コメント(5) - 2016年12月2日

軽い感じで読めた。 ブルックナーおもしれー
★2 - コメント(0) - 2016年11月29日

お恥ずかしながらブルックナーを知りませんでした‥‥。モーツァルトやバッハだって苦労してたんだぞー、そういうところも好き!とか思いながらメジャーな作曲家の音楽を好んでいた自分にとって、ブルックバーは新しい目線で新鮮でした。
★1 - コメント(0) - 2016年11月24日

ブルックナー団には絶対なれそうもない。それでも原典版を聴かねば。
★6 - コメント(0) - 2016年11月23日

テーマはマニアックだが、お話は、小説内小説も含めて、面白い(でも、もっと面白くできたような気もする)。ブルックナー団員のキャラクターが、私のイメージしているブルヲタ像と、少しずれるかも。ここでのハンスリックの描かれっぷりを読むと、「批評家って、ホントいらねぇな」としか思えない…。
★3 - コメント(0) - 2016年11月20日

同郷のため本を読んだ。今まで読んだことがない小説。クラッシク音楽の作曲家の事をマニアックなファン達が綴る構成。クラッシックにはめっぽう弱い読者でも、こうかかれると興味がわく。ブルックナーの曲を聞いたが嫌いではない音調。また、最後には少し元気をもらえる構成である。
★3 - コメント(0) - 2016年11月20日

主人公のキャラクターが掴みきれずに読了。彼女もオタクなのか?非正規司書でやりがい搾取されているところとか、漠然とでも常にある将来への不安とか、いま多くの人が抱えていることだと思う。そして無性にブルックナーが聞きたくなり、いま実際に聞いているということは、作者のもくろみは成功なのかも。「いじめ」の件とp.156の「駄目な人には同じ駄目な人の必死が胸にくるのだ」にもグッときた。人に嗤われても、理解されなくても、それでもやらずにはいられない。3人とかかわるうちにもう一度やってみようと変わった彼女の姿がよかった。
★7 - コメント(0) - 2016年11月17日

ブルヲタと姫がしだいに惹かれあって恋…なんて陳腐な展開にならないのが良かった。登場人物よりブルックナーの存在が大きく、興味を持った。もしかしたらこれは作者のブル活(普及活動)なのかもしれない。
★30 - コメント(0) - 2016年11月12日

不機嫌な姫とブルックナー団の 評価:94 感想・レビュー:67
ログイン新規登録(無料)