発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチ (ブルーバックス)

発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチ (ブルーバックス)
あらすじ・内容
多かれ少なかれみんながもっている、
だから「スペクトラム」とよばれているのです。

・コミュニケーションが苦手
・人の顔や目を見て話ができない
・読み書きが苦手
だれにだってある、ちょっとした性格のひとつ。
じつは、脳が発達する過程で、
うまく視覚が形成されなかったりすると、
そのほかの感覚器の形成に影響が現れるというのです。
人より視力や聴力が極端によすぎるために
同じものを見たり、聞いたりしていても
まったく違う世界として受け止めているかもしれない、
それが発達障害の素顔なのです。
自閉症、ADHD、ディスレクシア、ウィリアムズ症候群、アスペルガー症候群など、
感覚の特性としてとらえることで新しい治療と対応の可能性が見えてくる!

少しのあいだかれらの世界に寄り添ってみませんか。

あらすじ・内容をもっと見る
192ページ
158登録

発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチを読んだ人はこんな本も読んでいます


発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチの感想・レビュー(66)

著者は実験心理学者。発達障害は生まれた直後の遺伝子検査で診断できるものではない。診断は言葉の遅れや目が合わせられないといったことをもとに3歳程度でなされる。実際は1歳になるまでに親は何らかの異常を感じる。自閉症の子らは赤ちゃんの時の視力が良すぎる。コントラストを強く感じ特に目は黒と白のコントラストが強いので目が合わせられない。聴覚も鋭く指向性がないため雑音の中から人間の声を聴きとれない。発達障害では視覚情報の背側経路が壊れやすくその結果腹側経路が正常に成長できない。
★49 - コメント(0) - 3月13日

発達障害に関し、機能、発達・学習過程の不具合や環境要因があるかについて、主に脳科学の観点から解説。認知において狭くて高い感度を持ち、五感が過敏。視覚の感覚入力経路に不具合があり、あらゆるものを分け隔てなく見てしまう。顔認識の歪みに。入力情報処理過程で不要情報を除くフィルターがかかっておらず、トップダウン処理がなされていない。不安・恐怖回避から安定志向、記憶と扁桃体の関係、コミュニケーション能力障害と社会関係への不適合。など。最後に、同障害とシステム化能力、共感力、男女差、ホルモンの関係性に触れられていた。
★3 - コメント(0) - 3月5日

研修で紹介され、即購入。一気に読めた。発達障害の本はいろいろ読んだけど、この本はとてもわかりやすく読みやすかった。脳の発達過程で、いろんな形成に影響が表れる。奥が深いです。
★9 - コメント(0) - 2月23日

発達障害の方の感覚・知覚の特性が知りたくて読んでみました。視覚に焦点を当てて、発達障害の方の世界の見え方が、幅広く紹介されていました。一つ一つのトピックスについて、もっと深く知りたいという意欲が湧きました。
- コメント(0) - 2月14日

発達障害といっても8割自閉症のことだった。臨床心理学を学んだ人にとってはかなり読みやすい本。ADHDについて知りたかったからそこは残念だけど、結構内容が濃いのでオススメ。内容が濃いけどすんなり読める。
- コメント(0) - 2月3日

発達障害についての様々な学説が学べます。例えば自閉症は超男性がもつ特徴だとか。発達障害の研究はアメリカが先進国のようですが、日本でも発達障害の世界を研究する小児科医、学会が増えてきているそうです。昨年夏にたくさんの障がいのある子どもたちと一緒に遊んだ、豊かな世界を思い出しながら読みました。日本の教育は没個性を生み出すなんて話もありますが、障がいへの取組は豊かさへの1つの道だと確信しています。
★20 - コメント(0) - 1月14日

著者は生後8か月までの赤ちゃんを対象に、視覚情報処理をとおした脳の発達研究をしている。発達障害は、脳の発達早期にみられるモノの見え方や聴こえ方の「ずれ」によるものであるという仮定から出発し、認知・知覚・感覚へと問題を掘り下げて論じている。自閉症児では発達初期に視力がよすぎること、視線方向に対する感度が弱いこと、指差しの出現時期が遅く、親の指差しへの注意も少ないなど、一般の人とは異なった「見方」の問題がある。コミュニケーションが苦手、人の顔や目を見て話ができない、場の空気をつかめないなど発達障害では何ができ
★72 - コメント(1) - 2016年12月1日

さすがに学者の先生がかかれた本で、こういう現象がみられるけどそれはここら辺がこんなんなってるのと関係あるような感じの研究結果をカナダの大学チームがこないだ出してたよ!という文章。気を抜くとすぐにわかんなくなる私。
★13 - コメント(0) - 2016年12月1日

心理実験などで確認された事柄など記載して、また曖昧なことは曖昧としており、何がどこまで明確になっているのか、理解出来ます。曖昧な本ばかりのこの分野において、数少ない良い本です。
★8 - コメント(0) - 2016年11月6日

私の関心とはかなり違いましたが、おもしろい本でした。この本は、主に乳児期の脳科学で明らかになったことから、発達障害の特徴をまとめているものです。購入時には、脳の発達と視覚形成から発達障害の「社会性」に対してアプローチしているという誤解をしていました。タイトルよりもサブタイトルが、正しくこの本の性質を示しているように感じました。
★10 - コメント(0) - 2016年11月3日

コミュニケーションが苦手、人の顔や目を見て話ができないなど、ちょっとした性格のひとつも、実は脳の発達過程で問題があったのかも…。乳幼児の脳と心の発達、特に視覚関係の認知実験をする心理学者である著者が、その視点から発達障害の素顔にアプローチ。この障害は、気持ちの問題でもしつけの問題でもなく、本当に物理的、脳の機能的な問題なのがよく分かる本です。認知に関わる脳機能はどんどん分かってきており、ちょっとしたことでバランスを崩せば、こういう問題が出てくるのか、と脳の働きの複雑さに驚く一方で、感動的でもありました。
★2 - コメント(0) - 2016年9月30日

脳機能の初期のつまづきが、「社会性の障害」へとつながる。しかし「社会性」といってもさまざまなものがあり、同じ「自閉症スペクトラム」の人でも得意なこと苦手なことは違う。 ただしそもそも、「自閉症スペクトラム障害」をどのように定義するか、例えば言葉をもつ「アスペルガー」的な人も言葉をもたない(外に出せない)人も同じ括りで定義していいのか、という気もする。
★3 - コメント(0) - 2016年9月19日

読みやすくて面白かったです
- コメント(0) - 2016年7月25日

幼児期の脳発達からみた判断の難しさ。虐待の発達への影響。鋭敏で取捨選択が難しい自分の感覚(聴覚、視覚)に振り回される。感覚処理のフィルターの強弱。特に人の声、人の顔に対する感覚。ワーキングメモリーの大きさ。背側経路の障害仮説。顔認識の発達プロセス。他人ね視線検出能力と言語能力の発達。他人の口元を見る事と言語発達。。。何回説明を聞いても、当事者にお話を伺っても、全くわからなかった発達障害について、「ちょっとだけ」わかったような気になる本。。。
★3 - コメント(0) - 2016年7月15日

発達障害の区分が分かっている前提で書かれている。様々な実験が面白い。
★2 - コメント(0) - 2016年6月6日

この本は、心理学や認知科学を研究している山口氏が大人と赤ちゃんの見る世界の違いを分かりやすく述べています。僕の生涯のテーマの一つである「コミュニケーション」において考える際にも非常に役に立ちそうな書籍である。BLUE BACKSの作品は、専門的な箇所も多いが、入門の入門の書としての役割が非常に高く、気になったものは、一度は読むようにしている。興味を持てば、読みやすく短時間で読むことが出来るので、本屋に行った際は、一度タイトルだけでも見るとすごく価値のある時間を持つことが出来ます。
★6 - コメント(0) - 2016年5月18日

学ぶことが多々あった。
★2 - コメント(0) - 2016年5月4日

赤ちゃんからの脳の発達を研究しながら、自閉症や発達障害と呼ばれる人たちの脳がどう働き、どんな風に世界を感じ取っているのかが垣間見れる興味深い内容でした。
★20 - コメント(0) - 2016年4月25日

難しかった
★4 - コメント(0) - 2016年4月16日

誰でも持っている傾向、スペクトラムが極端に現れているのが発達障害。ある意味特化しすぎた結果なんだ。
★3 - コメント(0) - 2016年4月11日

面白かった。自分が読んだのとは違った発達障害の視点。システム化理論はなんとなく納得。
★5 - コメント(0) - 2016年4月11日

見えすぎていたのね。
★11 - コメント(0) - 2016年4月8日

発達障害について脳科学と認知科学を基に解説した本です。自閉症児は、乳児期に視力がよくコントラストも強く感じられ、特に目は黒と白のコントラストが強いから顔を見るのが苦手。言語能力は母親の顔を見て習得するのですが、自閉症児は顔を見ることがが苦手なので、それが出来ない。大きい音、鋭い音がするところでは眩しく感じたり、速い速度で動くものを見ると、色が無くなったり、不鮮明になったり、画像にノイズが入ったりと一般人が見ているのとは違った世界を見ているなど。やはり我々が知って理解することが大切なんだと改めて実感しました
★70 - コメント(0) - 2016年4月5日

色覚異常といっしょじゃんということで深く納得。障害という名称をやめればよいと思う。障害というから正常があり、正常に近づけるべく努力するのが当たり前という風潮を生んでいる。左利きの人が右利きでないために不利益をこうむらないように変わるべきは左利き本人でなく社会全体であることに早急に気づき一刻も早い対応を望んでいる。ダイヤル式電話はもう使わないでしょみたいな感じでいいんだよ。
★4 - コメント(2) - 2016年3月31日

顔認識など、認知心理学や脳の研究から発達障害の見ている世界を解き明かす本。いつの間にか、ここまで研究って進んでいたんだなあと、自分の不勉強を反省した。よくまとまっていて、わかりやすく、なおかつ発達くん達へ深い愛情を感じ取れる一冊だった。こういう本がたくさん世の中に知られて、読まれるといいなと思った
★5 - コメント(0) - 2016年3月25日

発達障害というと、精神疾患のように思うことがあるが、コミュニケーションが苦手・人の顔や目を見て話しができない・読み書きが苦手というような、ちょっとした性格の一つが目立つ状態なのかもしれない。脳が発達する過程で、うまく視覚が形成されない場合、そのほかの感覚器の形成に影響が現れる。人より良く見えたり、よく聞こえたりしていても、全く違う世界として受け止めている、のかも。孫の成長を思い浮かべながら、読むと楽しい。
★9 - コメント(0) - 2016年3月16日

思ったより医学要素が強かった。発達障害に関連して、認知のことが多く書かれてたけど、やっぱり認知心理学面白い。機会があれば院行った時勉強したいな。そのためには教採早めに受からなければ…笑笑
★2 - コメント(0) - 2016年3月15日

最近何かと読むことの多い発達障害についての本ですが、今回は認知の側面から発達障害の特性を見出そうとしている本に遭遇しました。この本もやはり特性を重視して書いてはいますが、認知の概念から見てみると彼らが見ている世界は私たちとは少しだけ異なることが研究段階ながらも垣間見ることが出来る。もう少し発達障害についてに研究が日本でも熱心に行われる環境が整うようになればきっと新たな対策法が出来ることを私は切に願うばかりです;
★3 - コメント(0) - 2016年3月4日

発達障害に関する著作の多くは、現実に起きる社会性の問題を事例に出して、こういうときはこうしろとか、ああしろというという外からの目で説明しているのに、対して本書は内からの目で説明してる。 乳児の脳の発達過程から自閉症スペクトラムの人がどのように世界を見ているかが書かれています。 研究段階としながらもわかりやすく、魅力的な内容。
★4 - コメント(0) - 2016年3月2日

発達障害の子はいじめに遭いやすい。もっと独自のプログラムを用いて、違う、のだから、その違いに合わせた教育をしてあげるべきだと思った。
★12 - コメント(0) - 2016年2月29日

最新ASD研究の興味深い知見が多数紹介されている。特にToM周りは、誤信念課題と自閉症についての比較的人口に膾炙した話のみならず、そこから更にもう一歩踏み込んだ内容が扱われており、この方面の知識をアップデートできた。どちらかといえば臨床面よりも基礎研究的な内容が強く、具体的な療育情報を求める向きには直接的には繋がらないとは思うが、自閉者がどのような世界を体験しているのかについて知識を得ることで、当事者の困り感を部分的にでも理解したり、トラブルを越えて建設的な関係を築くのに役立つ面もあるだろう。
★3 - コメント(0) - 2016年2月19日

今読んでいるみんな最新5件(15)

02/23:ちい
11/30:どんぐり
10/25:ねぼ

積読中のみんな最新5件(6)

07/19:MIYA UZUKI
03/27:ripurou
03/02:coldsurgeon

読みたいと思ったみんな最新5件(71)

03/13:dripdrop
03/13:やもち
03/13:neimu
03/04:黒鶫
02/06:Lon
発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチの 評価:97 感想・レビュー:32
ログイン新規登録(無料)