「声」の資本主義―電話・ラジオ・蓄音機の社会史 (講談社選書メチエ)

「声」の資本主義―電話・ラジオ・蓄音機の社会史の感想・レビュー(12)

再読。電話とラジオを中心にした電気的に音を伝えるメディアについての歴史と評論の本。イマイチ統一感がなく、テーマがぼやけいているのですが、なんだか魅力を感じました。G,グールドが論ずるレコードみたいに、本書はひとつの答えを提示するのではなく、読者個々が自分のメディア観を養っていくための素材になっています。意図してそういう構成にしていたのなら著者は神ですが、それはないでしょう。私としては、電子メディアの普及の過程がIT技術のそれと軌を一にしているように見えて、新技術の受容に関する型のようなものを感じました。
- コメント(0) - 2016年6月30日

2016年5月2日:半殻肝
2012年7月14日:ももも
最終章の、未来派とラジオとのつながりはなるほどなーって感じです。 しかしそれも、吉見氏の指摘というのではなく、事実とされている見解の紹介という形です。 そこのところにもう少し氏が深入をして、文学作品なんかも参照しながらやって欲しいのですが、どこまでも、メディア論という科目に縛られながら仕事をしているような感じを持ってしまいます。 まった展開というモノが見えないし、参照テキストの紹介のしかたもそっけない。 だから、メディアの問題を取り上げ、それに深入りして考えたいという人にはおすすめできない一冊です。
- コメント(0) - 2011年6月26日

2010年11月1日:marutathu
永井荷風ラジオ毛嫌いしすぎw
- コメント(0) - 2010年5月20日

技術が社会の中での位置付けを獲得していくダイナミズムを歴史的に捉え返す。濱野さんの言う生態系だけど、当然決定的に違うのは既に形が固定化されたメディアを扱っている点。現在電話もラジオも蓄音機も新しい生態系の中で再文脈化しようと様々な未来像が喧伝されてるけど、多くは創成期にも同じ事が言われていたりする。技術のポテンシャルと社会文脈の関係を再考するのには最良の本。「マクルーハンは技術決定論」とか言う批判が如何にくだらないかが分かる。「有り得たかもしれない歴史」を語るのもあながち無意味では無いのかもとか思ったり。
- コメント(0) - 2009年3月28日

2009年2月26日:asamaP
2008年12月6日:アカコ
2008年10月27日:soh335
--/--:Ta283

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「声」の資本主義―電話・ラジオ・蓄音機の社会史の 評価:83 感想・レビュー:5
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