日本語に主語はいらない (講談社選書メチエ)

日本語に主語はいらない (講談社選書メチエ)
あらすじ・内容
日本語文法の常識を覆す、画期的日本語論。日本語は曖昧な言語ではない。曖昧に見えるのは、英語文法をむりやり当てはめるからだ。海外で長年日本語教育にたずさわる著者が明解に説く、「日本語の真実」。

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日本語に主語はいらないはこんな本です

日本語に主語はいらないはこんな本です

日本語に主語はいらないの感想・レビュー(58)

トンデモ本としての呼び声高いのだが、うっかり買ってしまった。本来内容を吟味して判断すべきなのだが、部屋の整理を急ぐ。読まずに処分。
★1 - コメント(0) - 2016年12月22日

日本語の基本文はわずか3通り。名詞文(例:赤ん坊だ)、形容詞文(例:愛らしい)、動詞文(例:泣いた)の3つ。これら三基本文の盆栽ツリー型。
★55 - コメント(0) - 2016年12月4日

もっと早く読んでいたかった 日本語にかかわる人すべてに読んで欲しい
★1 - コメント(0) - 2016年4月27日

日本語に主語は必ずしも必要ではなく、「太郎が」という部分は「家で」や「ピザを」といった動詞修飾の補語に過ぎず、他の格助詞と同列だと主張する。助詞「は」の考察は、語弊を恐れず要約するなら、「以降の文にも影響を及ぼす(ピリオド越え)助詞」と説明している。「豚肉は食べません」という文に想起させる「他の肉は食べますが」という含みは、助詞「は」の、その文にとどまらない影響力に起因するからだとしている。三上章の、「象は鼻が長い」の主語における論争も、筆者は「この文に、いやそもそも日本語に主語などない」と喝破する。
★1 - コメント(2) - 2015年9月30日

現在の日本語研究の大勢は知らないし、細部の正確性についても知識がないので分からない。 それでも「A is B」を「AはBです」や、「I」や「You」と日本語の「私」と「あなた」が、なにか違うなと多くの日本人は自然と感じてるはずだと思う。 本書は著者の情熱が先走っている感はあるが、英文法を基準に日本語を考えている人には衝撃的だと思う。
★2 - コメント(0) - 2014年12月1日

タイトル通り「主語」という考え方が日本語には不要であることを熱心に主張した本。言語学上の問題のみならず日本人の日本語観や英語中心主義(筆者曰く英語セントリズム)、学校教育といった観点から主語が当然視されてきた経緯を説明しているのがおもしろい。筆者の情熱のせいか、ところどころ「日本語はこんなにシンプルなのに英語やフランス語は無駄に複雑なことをしている」と読めてしまう箇所があったのは少し残念だが、日本語の主語について筆者が言わんとしていることはよく分かるし、ひとつの日本語論として勉強になる。
★8 - コメント(0) - 2014年6月26日

日本語でかかれたシステム要求や仕様を形式的に記述しようとして、いろいろと悶々としていたことが、解けそうになってきた(まだ解けそうなだけで解けた訳ではない・・苦笑)。これはこれでうれしいのだが、理系学生ではあったが、国文法ちかみち(だったか?)をはじめ、日本語文法を学生時代に勉強してきたつもりの私としては、複雑。しかし、著者の視点は、すくなくとも、とても実践的です。主語はいらないとタイトルにはあるが、正確には、主語(主体)は必須ではないということですね。言語が、論理的か否かという議論も、英語の文章でも数学的
★2 - コメント(0) - 2014年1月26日

よく取りざたされる「『は』と『が』の違い」の問題はそもそも問題ではないとか、日本語に代名詞はないとか、「『は』は文を超えて働くスーパー格助詞」だとか刺戟的な論考が多く、大いに楽しませてもらった。論理に粗雑な点が散見され、そのあたりをアマゾンなどで手厳しく批判されているが、それでも「日本語にはまともな文法理論がない」「英文法を基礎として日本語の文法を組み立てるのは間違い」という著者の思いはよく分かる。この著者の痛憤を受けて「まともな日本語文法」構築の作業が行われることを望みたい【★★★★】
★1 - コメント(0) - 2013年5月23日

大変面白かったです。ひとたび欧州中心主義から離れれば、日本語文法はこのように明快に説明されるのですね。釈然としていなかったものが晴らされました。また、五章で自/他動詞、受身と使役の機能が解明されて行く様はとても鮮やかで、良く出来たミステリを読むようにワクワクさせて頂きました。「は」をスーパー助詞と呼び殊更特権的に扱うなど、全くの疑問無しでは納得できない箇所もありますが、この本が万人に薦められるべき一冊である事には間違いないと思われます。
★1 - コメント(0) - 2013年3月19日

本当に目から鱗が何枚も取れました。大変素晴らしい本です。今まで「もやっ」としていた日本語文法がとても明確に正しく説明されています。日本語が正しく理解できることで、英語や外国語もより正しく理解できる気がします。これまでどうも英語を話すことが上手くなかったのですが、この本のお陰で英語も上手くなったように思います。専門的な内容も平易な説明で非常に分かりやすく、ひとりでも多くの人に読んで欲しい本です。
★2 - コメント(0) - 2012年12月20日

日本語では主語が省略されることが多い。 そう考えてしまうことは、西洋文法に毒された考え方だと筆者は指摘する。 そもそも明治に至り、西洋文法を模範とした文法教育がなされるまで日本語には「主語」という概念はなかった。 日本語の基本文型は 赤ん坊だ。(名詞文) 可愛らしい。(形容詞文) 泣いた。(動詞文) の3通りである、と。 盆栽型のツリーを用いた解説にはなるほどと思った。 他の内容は助動詞「は」、日本語における自動詞/他動詞、など。 自分の使う「ことば」に対して無自覚であることに改めて気付かされた。
★1 - コメント(0) - 2012年11月29日

学校でも教えられている日本語文法においての「主語」は、 英文法における主語という概念とは性質が異なるのではないか、 つまり日本語に主語はいらない、との指摘です。 明治維新以降の性急な国際化で、 日本語文法にも、英語と同様の解釈が導入されたことによって、 本来無かった「主語」という概念が当てはめられたわけです。 その結果、いかにも英語文法的な言い回しが 日本語を侵食してしまっている現状を憂い、 それを正したいという、 日本語教育者としての、著者の激しい情熱が感じられる著書です。
★1 - コメント(0) - 2012年8月25日

ケベック州の教師。学校文法は役に立たない。あなた日本語。教え子に「あなた」と呼ばれた時の砂を噛むような思い。フランス語公用語論(志賀直哉)。英語は特殊な言語。人称代名詞はいらない。日本語は述語さえあればいい。人称代名詞を括弧に入れて訳させる。西洋文法に主語が出てきたのは12世紀。題述関係を基本にするのは江戸期の国学では当たり前。英語は主語中心、日本語は述語中心。英語公用語論(森有礼)。大槻文彦が西洋文法を中心に文法を作った、ウェブスター英語辞典をベースにした。金田一京助西洋文法中心を嘆いていた。
★1 - コメント(1) - 2012年7月18日

いきなり外国の人から「あなた」と呼びかけられて狼狽する。あるあるあるー。仮主語の「it」は昔から不思議だつたけれど、英語などはこれがないと成り立たない不自由な言語、といふこともできるのか。図書館で借りたけど、買つて再読したい。
★1 - コメント(0) - 2012年2月12日

良書、要再読。小難しい専門用語でなく、易しく一般に理解できる言葉で書いている。日本語を教えていて「は」と「が」の違いや、主語の定義に教科書の説明ではふに落ちないものを感じていたが、本書を読んですっきりした。主語はいらないと言いきってしまうことはできないけれど、教授法や説明の仕方が大いに参考になる
★3 - コメント(0) - 2010年2月1日

目から鱗だった。特に、助詞「は」をめぐる考察は膝を打たせる。生成文法派の言語学者に対する批判はもっともではあるけれど、言語学的手順を踏んだこの本における批判対象の大半が、国語学者であるのは気になるところ。ひいては、ここでいう「日本語」が「国語」でないならば、何なのかということ。
★1 - コメント(0) - 2009年7月22日

その通り
★1 - コメント(0) - 2009年2月9日

この主張の根拠としてこの本の中で批判されている対象をきちんと調べて理解されているのかについてはかなり疑問が残りました。しかも、攻撃的な文章なのが非常に気になります。日本語教科書についてはよく分かりませんが、「日本語教科書」そして「学校文法」に向かうべき批判の矛先が、理論言語学である生成文法に向かっているところが理解できませんでした。私は、この「学校文法」と「生成文法」、そして「文法論」と「(特に第二言語の)文法教育」は異なるものだと理解していましたが、それがどうして同じ土俵で語られているのでしょうか。
★1 - コメント(0) - 2008年7月1日

「が」と「は」問題の明快さ以上に、日本語文法の欧米偏重視点の指摘に、目からウロコでした。外人に、日本語らしい文を作りたければ主語を抜け、というアドバイスは共感しました。
★1 - コメント(0) - 2005年8月13日

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