文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
あらすじ・内容
この世には不思議なことなど何もないのだよ―古本屋にして陰陽師が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第一弾。東京・雑司ケ谷の医院に奇怪な噂が流れる。娘は二十箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津らの推理を超え噂は意外な結末へ。

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文庫版 姑獲鳥の夏の感想・レビュー(9781)

やっとこさ読む気になった京極作品。だって分厚いんだもの。前半の蘊蓄部分で挫折しそうになったが、中盤以降は面白い。ただ、多重人格物はあまり好きではないので、再読はせんかな。別の作品を読んでみよう。
★30 - コメント(0) - 3月15日

関口視点で読み始めるから混乱した。小説としてかなり想像力を掻き立てられる。妖怪や霊などを絡めた謎を解く京極堂の推理と真相は、今まで読んだことがなかったジャンルなので、経験を積んでまた読みたい。
★8 - コメント(0) - 3月10日

物質的記憶。時間と変化の従属関係を入れ替える。逆関数。
★3 - コメント(0) - 3月6日

俗に言う【メフィスト賞第0回受賞作】。高校の時分にハマり、辞め時がわからなくて嫌いな理数系の授業中に読みふけっていた――そんな私立文系男子。「憑き物落とし」という手法が特徴的と言われるが、認識の歪みをリセットする、という意味では、通常のミステリィ小説の「密室トリックを暴く」に大枠としては近い。真に新しい点は、それに自覚的であること、及び魅せ方である……ってどこかの選評で昔読みました(笑) 「この世には、不思議なことなど何もないのだよ」
★11 - コメント(0) - 3月1日

関口の手酷い裏切り。最初はすごく親近感を持てるキャラだと思っていたのに、徐々に違和感。語りは公平な視点を持つべきという思い込みがあったが、実は事件の中心人物に深く関わっている。関口の存在のせいで(おかげで?)死体があったはずがないという先入観にとらわれてしまい、ミスリード。自分の推理力のなさに呆れると同時に感謝。初京極夏彦で、最後まで何があるか本当にわからなくて未知の領域だった。
★11 - コメント(0) - 2月28日

京極堂シリーズ第1弾。20ヶ月も身ごもったままの女性。彼女の旦那が密室から消失。文士の関口、探偵の榎木津、憑物落としの京極堂がそれらの謎を解く。京極堂の薀蓄話は興味深い。ただし、集中して読まないと理解しにくい場合がある。好き嫌いのある作風かもしれないが、ハマると中毒性がありそうだ。京極堂の謎解きシーンは面白かった。
★14 - コメント(0) - 2月26日

大学生の時にはまりにはまった京極夏彦の京極堂シリーズ第1弾を読み返した。やっとすべての伏線に気づくことができた。よくできてるぅ!この本を一言で表すと「目の前にお醤油があるのに冷蔵庫の中を探しても探しても見つからず、お母さんに訊いたら目の前にあるじゃない!と言われ、ハッとすると本当に目の前にお醤油があった」というあれです。いろいろ複雑に絡みすぎてて、こんなん謎解きしながら読むのは絶対無理じゃん、ずるいよ、とも思います。
★12 - コメント(0) - 2月24日

ついに手を出したというかんじ。多数同じ意見があるようだが、まあ自分は納得した。死体があるのに見えてなかった、というところ。思い込み、視野狭窄。それの究極版。長々と読まされるのは嫌いじゃない。
★11 - コメント(0) - 2月24日

初の京極夏彦作品。この分厚さに手を出せずにいた。本筋に入るまでの蘊蓄がとても長く心折れそうに(結局の所、それも後々に関わるのだけど)  ミステリーのようなオカルトのような話。京極堂の説明がちょっと分かりづらいのと、ストーリーが若干無理矢理な気がして自分には好みではないタイプかも。。。
★6 - コメント(0) - 2月15日

★★★★☆:シリーズ第一作目。二十ヵ月も身籠り続けている女、そして密室から忽然と姿を消し失踪したその夫。奇怪な噂を前に、古本屋にして拝み屋でもある京極堂は答えます――『この世には不思議なことなど何もないのだよ』。京極夏彦のデビュー作。もう既に分厚い。それでも一度読みだしたら止まりません。京極堂による脳と心のウンチク講座は初っ端から長々展開されているものの、読み進めるうちにそれがじわじわ効いてくるのが実感できます。個性的な登場人物達も非常に魅力的。妖怪小説でありながらミステリーでもある不思議な作風です。
★16 - コメント(0) - 2月13日

他の人に見えてるものと自分が見ているものって本当に同じ形をしたものなのか?自分の目にこう見えているだけで、一人一人違っているんじゃないか?とかって暇な時考えてしまうことありますよね。読むのは難しい部分はありましたが、謎が解けていくところなど面白く、読み応えがあったと思う。ただ「彼らには見えていなかった」など、そう言われると推理はキツすぎる。後作品とは関係ないが、主人公赴いた先に事件があるのではなく、ワトスン役が主人公の家の中で現状を伝えるタイプは、自分は少し苦手みたいだ。
★9 - コメント(0) - 2月13日

数年ぶり何度目かの再読。私の人生に多大な影響を与えたといっても過言じゃないシリーズのひとつ。学生時代にこの本に出会えたおかげで、ものの見方や考え方が変わり、視野も随分と広くなった。この本を読んでなかったら、私は狭い範囲でしか物事を捉えることのできない人間になってただろうなあと思う。もちろん、そんなことは抜きにしても、物語としてもミステリとしてもおもしろいので、また何度もくり返し読むと思う。
★9 - コメント(0) - 2月10日

作品に漂う雰囲気は横溝正史金田一シリーズのような感じ。登場時の京極堂の長いセリフにウンザリしてなかなか進まなかったが、挫折しなくて良かった。
★11 - コメント(0) - 2月10日

全体的に不思議な雰囲気のある作品でした。ところどころ1回読んだだけでは理解出来なくて少し戻ってみたり何回も同じところをよんだり…(笑)涼子さん、怪しいなぁとは思っていたけれどまさかの結末で正直、驚きが隠せません。しかしこれが京極夏彦なのか…と少し納得。ただ、好き嫌いが別れる作品かなと思います。わたしは好きです。シリーズ全て揃えてあるのでこれからどんどん読み進める予定。たのしみ。
★15 - コメント(0) - 2月3日

sh
からくりがかなり複雑で、着いていくのがやっとだった。藤牧や関口が涼子を犯していたのが謎。舞台が夏というが、事件の怪しさを引き立てていた。風鈴の音が活躍していた。言葉は祝と呪に繋がることが心に響いた。
★7 - コメント(0) - 2月2日

読んでいく内にページをめくるスピードが上がる。半分を過ぎた後は止まれない。思ったより京極堂の活躍は少なかったような。
★8 - コメント(0) - 1月27日

【購入本】とにかく夢中になって読みました。以前、数度読もうと思って購入したものの、挫折してしまいその時は読み切ることができませんでした。きっと今が読み時なのでしょう。 安倍晴明が絡んできたり、朝鮮朝顔が絡んできたりと真実も二転三転して目まぐるしかったです。半分を過ぎたあたりからラストに向けて一気読みでした。シリーズ第一弾では、関口氏が殆ど主人公になっていましたが、続刊では他登場人物が主人公ということがあるのかな。楽しみです。中禅寺氏の妹御である、敦子さんを是非漫画でも見てみたい。
★9 - コメント(0) - 1月23日

第一章が一番面白かった。私も常識をひっくり返された。今見えている、信じてきた現実が溶けていく気がした。話の流れ、考え方、どこをとっても秀逸だった。なんだか私に凄く合っていたみたい。面白かった。
★3 - コメント(0) - 1月20日

M
論理的なのに幻想的、オカルトなのにサスペンス全体的に不思議な雰囲気の漂う作品であると思う。全ての登場人物が魅力的で、ストーリーも現実と空想が折混ざりとても魅力的である。読後はハッキリとは分からないが、何故か納得してしまうそんな作品であるように思われる。
★7 - コメント(0) - 1月15日

ミステリーにしては読者が予想できるようになっていないし、ファンタジーと言うには理屈がずいぶん通っているし……不思議な本だ!京極堂の詭弁、私は好きです。先が気になってどんどん読んだ。頭は混乱して、結局真相がよくわかっていないけれど。多重人格ものはあんまり好きじゃないなぁ
★9 - コメント(0) - 1月13日

再読して分かったのは冗長とも思える認識論の議論は以降の謎解きの手法を提示するためには必然だったんだろうということ。
★4 - コメント(0) - 1月13日

合う合わないがはっきり出る作品。★2.0
★21 - コメント(0) - 1月11日

一章に大苦戦。京極堂さんの台詞に脳が拒否って何度も寝落ちしました。全部読み終えてからもう一度一章を読み直してみたら、なんとなく大丈夫でした。確か、映画を見たことがあって、そのせいか所々の展開が分かったのだけど、人は脳の中で生きているというのは分かります。いろんな意味で興味深い話。
★37 - コメント(0) - 1月7日

京極堂シリーズ第1作。比較的分厚い上に京極夏彦の作品を読むのは7年ぶりなのでかなり身構えていたが、いざ読んでみると(正月休みで時間が取りやすかったとはいえ)長さは感じずに読み進める事ができた。京極堂の長話を除けば比較的読みやすくはあったが、トリックがかなり強引な点と、終盤まで事件性があるのか分からない失踪1つで引っ張ってくる点がミステリとして致命的。古野まほろのセーラー服シリーズの様に第1作は世界観を読者に受け入れさせる事を中心に据えて、第2作以降で傑作を生み出すパターンに期待。★3/5
★7 - コメント(0) - 1月5日

京極堂シリーズ第一弾。シリーズ内で最も読みやすい作品だった。
★1 - コメント(0) - 1月5日

初京極夏彦作品。今までに自分が読んだ事のないタイプのミステリ小説だったので読み終わった後少し戸惑った。初めから涼子は怪しかったが、まさかこんな結末になるとは…。作中に散りばめられた一つ一つの点が終盤で繋がって一つの推理に行き着くのだけど、このテクニックがすごく巧くて続きが気になって仕方なかった。序盤の価値観についての説明が結構長かったがそれにも意味があったんだなと読み終わってから気づいた。屍蝋や無頭児という言葉をこの本で初めて知ったので勉強にもなった。
★27 - コメント(0) - 1月4日

オカルトな雰囲気をかもし出しつつ、ミステリーでもあり、結果として「人間の脳ほど不可解で恐ろしいものはない」ということになるんでしょうか。高度成長期に入る前の戦後すぐの混乱期なのも作品の雰囲気に寄与していると思います。京極堂さんとか榎木津さんとかがスーパーマンなのでバランスを取るため(?)関口さんがヘタレでもしょうがないっすよねw言うまでもないですが、最近の本の中で読むのに一番時間がかかりました。
★23 - コメント(0) - 1月3日

京極夏彦さんのデビュー作。 郵送にて原稿持ち込みだったらしいが、内容が出来すぎていて、名のある作家のイタズラと思われたらしい。 戦後すぐの時代設定がいい。日本がカオスの時代であり、カストリ雑誌がはばをきかせ、虚実併せ持っても不思議でなかったからだ。 江戸川乱歩的な妖しげさ漂う作品だ。
★16 - コメント(0) - 1月2日

10年以上前に読んでいたものを久々に再読。 読み返す度に魅力が増し、惹き込まれていく作品だと思う。
★9 - コメント(0) - 2016年12月31日

再読。京極堂の語り口の魅力より、事件の悲しみのほうが胸に来るようになった。
★13 - コメント(0) - 2016年12月31日

面白かった!!題名の先入観でもっとファンタジー要素かと思っていたら全然違っていたし、もっと難しいのかと思っていましたが、もう一度言いますが面白かったです!!
★17 - コメント(0) - 2016年12月30日

読んでると頭が良くなった錯覚おちいる。 雰囲気をたのしむやつ
★11 - コメント(0) - 2016年12月27日

久しぶりに読むと最近の作品より登場人物のテンションが高めな気がする。そして榎木津がまとも。これでもまとも。益田君がいたらこの事件は秒で解決じゃないの⁉︎と、益田君ファンの私は思いました。シリーズを追うごとに薔薇十字一味が増えていくのも醍醐味だけれど、この時点でアクの強い面子なのが凄い。
★12 - コメント(0) - 2016年12月24日

★★★★★新本格、いろいろ読んでいるが、何故か縁のなかった京極夏彦。もっと早くに読めば良かった。
★10 - コメント(0) - 2016年12月23日

読み応えあった。シリーズものだからこの後のもこんな感じなのかな?読むの楽しみ。
★11 - コメント(0) - 2016年12月21日

よく一つの物語にこれだけの要素を詰め込めるものだと驚きました。読んでいて京極堂はS&Mシリーズの犀川に関口は御手洗潔シリーズの石岡に似ていると感じました。
★15 - コメント(0) - 2016年12月19日

ノベルス版を既読。新カバーを機に購入、読了。
★5 - コメント(0) - 2016年12月18日

百鬼夜行シリーズ一作目。 中学生で初めて出会って以来、シリーズ各冊10回以上は読んだと思います! 子供の頃は何が何だかわかってないけど独特の雰囲気が好きで、大人になってからは加えて伏線の回収の緻密さと蘊蓄で知ることができるいろんな知識が楽しくて…きっとこれからもずっと読み続けるシリーズ。 初読時こそこの一作目にはあまりピンと来なかったのですが、再読するごとにその無駄のない構成に、後のシリーズに与えている影響に、凄い作品だな…と気付かされます。プロローグの真の意味が分かった時はぞぞぞっと鳥肌が(^^)
★55 - コメント(2) - 2016年12月16日

あー、現世を忘れて読み耽ったなんと幸せな読書時間。こうやってガツンと本の中に入り込ませてくれる作家さんがやっぱり好き。読み返す時は大概『匣』だの『絡新婦』だの好きな巻を読み返すから『姑獲鳥』は久しぶりかも。だって最初の講釈が長いんだもの。そこを乗り越えれば晴れて薄気味悪くて猟奇的で鳥肌立ちまくりの麗しの世界に足を踏み入れられるのです。お馴染みのメンバーみんな好きだけど、関口先生の情けなさ危なっかしさがありき。そして本シリーズの女性達の美しいこと。儚く哀しげな女性を登場させたら天下一品ですね。
★22 - コメント(2) - 2016年12月11日

再読。私はどうも関先生が嫌いなのはやっぱり最初がこうだからなんだろなあ、って何回読んでも思う。
★7 - コメント(0) - 2016年12月10日

文庫版 姑獲鳥の夏の 評価:70 感想・レビュー:1916
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