犬婿入り (講談社文庫)

犬婿入り (講談社文庫)
あらすじ・内容
多摩川べりのありふれた町の学習塾は“キタナラ塾”の愛称で子供たちに人気だ。北村みつこ先生が「犬婿入り」の話をしていたら本当に〈犬男〉の太郎さんが押しかけてきて奇妙な2人の生活が始まった。都市の中に隠された民話的世界を新しい視点でとらえた芥川賞受賞の表題作と「ペルソナ」の2編を収録。(講談社文庫)

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犬婿入りはこんな本です

犬婿入りの感想・レビュー(546)

『献灯使』に続いて二冊目の多和田葉子だけど、この人は社会の恐ろしさを描くのが本当にうまい。ドイツに留学する大学院生の彷徨『ペルソナ』も、謎の女塾講師とそれに輪をかけて謎の男の共同生活『犬婿入り』も目的を持たないまま漂うような不思議な物語だが、人種差別やいじめや村八分など、多数者が少数者を迫害する様のおぞましさが文章の節々から感じられる。読み終わったときには、人間が動物に狂気を付け加えたようなどこまでも度し難い存在だということをまざまざと思い知らされるのだ。日本語を翻弄しまくる奇妙な文体も刺激的。
★13 - コメント(0) - 3月26日

う~ん・・難しかった。「ペルソナ」はのっぺらぼうが口を聞いたことにびっくりした感じだったし、「犬婿入り」はぬめぇ~とした感覚を・・視覚で味わった。宮木あや子・花房観音とは違う、異物のような異世界が・・。ユーモアをどこで味わえばいいのか悩んでいます。
★62 - コメント(0) - 3月1日

なんだか不思議な読後感。『ペルソナ』は、終始、息苦しくなるような不穏な感じと足元の地面を確かめたくなるような不安定な気分が読んでいる間中していて戸惑う。「犬婿入り」は、それに反してなんだかのんびりとした文体。不思議感や印象が川上弘美さんの作品に似てる。スルリと異世界に誘い、現実があっという間に遠ざかる。全く違う文体で書かれた2作品、でも物語に引き込む力には共に圧倒される。
★16 - コメント(0) - 2月24日

有森也実主演で映画化されるそう(犬のほう)。ペルソナ、ドイツが舞台。姉と弟の留学記。犬婿入り、塾講師の女性と太郎(犬?)の生活記。短編2編。すらすら読めるのだけど、文体に「だった」が死ぬほど続いたり、一文があほみたいに長かったり。やっぱり芥川賞は好きになれないなと、もう何度目になるかわからないけど実感。
★48 - コメント(0) - 2月17日

多和田葉子さんはドイツ在住。「ペルソナ」はドイツ留学中の日本人姉弟のエッセイのようだ。日本で白人一般の区別がつかないように、彼らにはアジア人の区別がつかない。その辺の違和感とユーモアがさりげなく描かれる。器用な日本人は外国製品を何でも作る。スペイン製の能面というアイロニーが面白い。「犬婿入り」でまず頭に浮かんだのは八犬伝の伏姫と八房。犬と人間の深い歴史。現代日本の、一昔前まで農村だった新興住宅街に、民俗学で習った<憑きもの>が生きている様が興味深い。子ども、母親、得体の知れない男。まさに生ける不思議話だ。
★29 - コメント(0) - 2月15日

初めて多和田葉子さんを読みました。芥川賞とられた時から、同じ年だし気にはなってたけど、今まで何と無く手を出しませんでした。 話しが変わっていて読み終えたら面白かった。一文が長いのも最初は読みづらかったけど、その内慣れました。
★4 - コメント(0) - 1月27日

アジア人はno men(能面)ってね!ハハハハハ
★1 - コメント(0) - 1月25日

デビュー当時から気になっていたまま放置し、数えてみるとなんと25年前の作品。ようやく読んだ。最近の「雪の練習生」や「献灯使」ほどは徹底していないが、(現代語としての)日本語へのこだわりを感じる。それは"正しい日本語"とかでは全くなく、言葉遊びのように意味を連関させたり、意味をずらしていく、という言葉への反抗といってもいいか。収録作「ペルソナ」では在独邦人として異民族であることが、「本当に思っていることを言おうとすると、日本語が下手になってしまう」という事態を惹起する。そこから作家・多和田葉子が生まれた。↓
★58 - コメント(3) - 1月9日

表題作ももう1編の「ペルソナ」も強烈に面白い。先日赤染晶子の「かい人21面相」で久々に読書で爆笑したと思ったら、こちらもツボに嵌った。不穏でユーモラス・・・多和田葉子さん素敵すぎます。吉田知子、河野多惠子、村田喜代子、藤野可織さんを連想しました。
★9 - コメント(0) - 2016年12月21日

はじめは可笑しなことを大真面目に話しているなあと愉快に思っていたら、気がつけば著者の織りなすふしぎ世界のまんなかに立っていました。現実とは一線を画すどこかに迷いこむとき、踏みこんでいく途中で何かしら気付きそうなものだけれど、多和田葉子さんの手にかかるとまるで瞬きをした一瞬のうちに入りこんでしまっているようだと感じます。犬婿がどこか親しげに、しかし突然紛れ込んでくることも、受け容れてしまえばとても楽しいです。不思議の国に足を踏み入れた少年少女もこんな風に受け入れたのかな、なんて思えて貴重な体験でした。
★16 - コメント(0) - 2016年11月21日

我が師匠が見込んだ作家作品とあらば一読せねばと手に取ってはみたが案の定手こずった。以下まとまらないままの感想≫つきまとう違和感と居心地の悪さは我々が個々であることを実感させる。センスも手法も全く違うだろうが、言葉を自由に遊ばせる感じが町田康を思わせたり。収録されている二作品に通じるのは異類(他者)との不理解。或いは自己の中に異物としてある意識との。それらについて殊更に感情を表出させることはない。突き放しているようにも思えるが“解らない”というのは案外プレゼントだったりする。つまりは魅力。
★23 - コメント(1) - 2016年11月20日

★★★☆☆『ペルソナ』ドイツで東アジア人としてのアイデンティティを持っている姉と、日本人としてのアイデンティティを持ち続ける弟達との溝。すっぴんでいるとベトナム人に間違えられる主人公。私自身イタリアで、すっぴんでいると「ニーハオ」「アニョハセヨ」化粧をしてると「コンニチハ」と言われたのを思い出した。日本人らしさとは。『犬婿入り』民話を基にした、現代の民話。コミュニティの閉塞感、異物の介入、暗黙の了解、婚姻制度の息苦しさ。他にもたくさんの寓意がありそうだが、煙に巻かれるような読後感がいかにも民話らしい。
★33 - コメント(0) - 2016年10月25日

んーーーーーなんだろうこの読後感。なにかににているー。絶対読んだことある作家だー。っと思って探ってみたら、献灯使の人か。でもなんか違う。私が似てると思って探してたのはこれじゃない。なんだろなぁ。面白かったんですけども。正気と狂気が区別されずにそこにあったり、性的なものとかがそれと見えぬような、ぬめっと奇妙な味わいで描かれていたり、なんとも居心地の悪いかんじ。曖昧で、気だるくて、でもとても具体的。
★8 - コメント(0) - 2016年9月20日

昨日、東大で多和田さんの講演を拝聴する機会があったのだけど、さすがに未読のままじゃまずかろうと事前に読み始めた一冊。最初の「ペルソナ」はドイツに留学する道子が主人公。ペルソナ(人格)の語源が仮面であることはよく知られているけど、道子が招かれた家に飾られていたスペイン製の深井の面が重要な役割を果たす。芥川賞受賞作「犬婿入り」は一つ一つの文章が長いもののテンポがあって心地よく、語り口の巧さが際立つ一篇。物語自体にも不思議な味わいがあって、狐ならぬ犬につままれたよう。
★11 - コメント(0) - 2016年9月18日

異国に暮らす主人公の曖昧な立ち位置と違和感、そこから生じる歪みを描いた『ペルソナ』と異類婚の民話をベースに共同体における無意識のルールやその奥に潜む不穏な気配の描写が見事な表題作『犬婿入り』の2編。どちらにも共通するのが「異物」に対する人々の反応。それを意図的に排除しようとしているわけではないのが肝。前者は会話に鉤括弧が用いられず、後者はセンテンスがやたらと長い。日本語の危うさと美しさが絶妙なバランスで成り立っていて一文一文がとても重い。まさに読んでいくうちに下へ下へと引きずり込まれるようだった。
★6 - コメント(0) - 2016年8月20日

芥川賞候補作と受賞作の2篇。翻訳ではなく、作家本人の文章だからか、以前読んだドイツ語作品と言語は違えど、文体というか、読んでいて入ってくる情景のようなものが全く変わらない印象を受けた。
★3 - コメント(0) - 2016年8月17日

2篇からなる短編集。前者は分かりやすく、後者は理解不能。でもワタクシは後者『犬婿入り』が好き。うねうねした独特の文体が気持ちいい(この2作は文体がまるで違う)。現代的な民話というような書評が多いようだけど、ワタクシが最初に連想したのはマルケス『予告された殺人の記録』。ここに描かれているのは共同体が無意識的に生み出す悪意ではなかろうか。とはいえ、作者の書きっぷりはそんな賢しらな解釈を断固として拒む。読後感に無理に言葉を与えようとするとこぼれるものが必ずあるわけだから、ただただ文章を味わうのが正解かもね。
★13 - コメント(0) - 2016年8月3日

「かかとを失くして」収録の講談社文芸文庫は、「文字移植」の冒頭で挫折。懲りずにこの本を買った。前述の本は読めば読むほど後ろから引っ張られ、背後を気にしているうちにいつのまにかぐるりと回ってまたふらふらと歩き出しており、しかしどうしても何か引っ張る力のようなものを感じてしまうので真っ直ぐ進むということができない感じだったのだけれど、こちらは驚くほど読み易く、考えてみれば今まであの文庫から刊行された本がするする読めた試しはないので、多和田ではなく例の文庫が身体に合わないのか?などという疑問が浮かぶほどだった。
★3 - コメント(0) - 2016年6月23日

日本人とは何か、問いかけてくる「ペルソナ」。ドイツ語習学者としてはデル・デス・デム・デン止まりですという表現に思わずくすり。ハンブルクという土地設定も良いなあ。表題作に関しては狐につままれたまま終わってしまった。
★5 - コメント(0) - 2016年5月10日

読みやすいのに、しっくりくる表現が多々書かれていてよかった。この人の文章の良さってどういう言葉で言い表せばいいのかしらんと考えていたら、可笑しな体勢をした(例えば腕を足を通して、腰を曲げてるとか)彫刻に対する感想みたいな文章が羅列されてると思うんですが、どうですかねぇ。ペルソナは最後の徘徊?のシーンが良いです。反復。反復。能ですね。夢中で読んで、読み終って「何だったんだ、これ」。
★3 - コメント(0) - 2016年5月9日

『異類婚姻譚』の書評で引き合いに出す人が多かったので。確かに似ているけれど、よく考えればどちらもタイトルからして日本霊異記というか日本の昔話をベースにしているのだ。そこに他者との匂いが混ざったり顔が崩れたり夫婦が似てきたりといった要素が入って…似ている。
★7 - コメント(0) - 2016年4月21日

過去に読んだ芥川賞受賞作の中で3本の指に入る傑作。「史上最高の芥川賞作品」と名高い『暢気眼鏡』よりも、個人的には断然おすすめ。何がいいって、独特の言葉遣いとリズム。「現実化した寓話は何の比喩なんだろう」なんて考える必要なし(極論すみません)。句点(マル)がくるまで5~6行、ひどいときには10行以上のこともあるが、それでくじけてはもったいない。多和田さんの独特の感性に触れて欲しい。それだけで価値ある読書体験ができると思う。ああ、多和田さんノーベル賞取らないかなぁ・・・。
★10 - コメント(0) - 2016年4月16日

as
『ペルソナ』海外で暮らす日本人の閉塞感が生々しくって、読んでいるこちらが息苦しくなった。
★3 - コメント(0) - 2016年3月28日

姉と弟がドイツに留学する話です。そこで受ける「東アジア人」としての差別。能面のように表情がない人種ととひとくくりで見られます。結局そんなものなのでしょう。最近、日本は凄い、なんてテレビをよく見かけますが、ヨーロッパの人から見ると表情のない人種、そしてその裏には何かを企んでいると思われているのかもしれません。物語では韓国人がある事件の疑いをもたれます。ドイツで「東アジア人」が受ける差別、そして日本人が他の「東アジア人」を差別する。結局差別の連鎖です。その狭間で生きている姉弟の物語でした。→
★8 - コメント(1) - 2016年3月25日

芥川賞受賞作の表題作、犬婿入りとペルソナの2編を収録した作品。ペルソナが印象的でした。作者の多和田葉子さんは、ドイツ在住ということで、海外にいる日本人の違和感というのを描いています。人は仮面をかぶっていきています。わたしは海外で生活したことはありませんが、した経験がある人ならわかるのかなと思いました。もう一つの犬婿入りは、文体が変わっていました。とにかく一文が長くはじめは読みづらかったですが、徐々にハマりました。民話的でユーモアある作品でした。なんとなく文体もストーリーも個性ある不思議な2つの作品でした。
★24 - コメント(0) - 2016年3月21日

二つの作品はほとんど真反対の表現形式によって描かれているようだ。日本を離れドイツで留学生としての日々を過ごす姉弟の日々を綴った「ペルソナ」は、異国で暮らすことのディレンマを、日本人が日本人であることを規定するもののあやふやさを通して生々しくリアルに描く。対して表題作は、一転してロマネスクな物語だ。この短かさでよくもこれだけの世界観を作り出せたものだ。要約すれば「犬婿入り」の民話が現実のものになっていくという話なのだが、独特のリズム感を生む息の長い文章もさることながら、その作品世界の緻密さに終始魅了された。
★17 - コメント(0) - 2016年3月15日

初・多和田作品。表題作もペルソナも何とも不思議な魅力があり面白かった。異国の地にいるからこそ肌で感じ取る率直で些細な言葉や態度に心が揺らぐ主人公の状態や、好奇の眼差しや勝手な妄想で尾鰭のついた沢山の噂話が生まれては消えていく場面はしみじみと感じた。『擦り切れたもんぺのようなものをはいて洒落たサングラスをかけ、八重桜の木の下で嬉しそうにポーランド語の小説を読む』みつこ先生がとても気になる!深く考えていけば何か答えが出そうだけど確かではなくて、この独特な世界観は楽しかったけど、やっぱりよく分からなかったり。
★7 - コメント(0) - 2016年3月1日

小川洋子さんと川上弘美さんの対談で出ていた作品。芥川賞受賞作なので読んでみたいと思っており、ようやく読むことができた。女性作家の小説を読む前はいつも構えてしまうのだけど、表題作ともう1つの「ペルソナ」の二作はすんなり読めた。それぞれ毛並みの違う作品だが、ともに僕には好ましかった。言語の違いや民族の違和感に対する神経の揺さぶられは昔からのテーマであり、その焼き直しではあったが、現代的な表現方法が心地よかった。表題作はかなり楽しめた。小川、川上両作家の対談に出たのも頷ける。異類間についての民話って好きだわ。
★6 - コメント(0) - 2016年1月24日

表題作は1993年108回芥川賞受賞作品。ペルソナ・犬婿入りの二編が収録されている。ペルソナはドイツで暮らす道子の話であるが、おそらくハンブルクで過ごした著者の経験が大きく影響している。遠く異国のドイツで日本人、そして自らのアイデンティティを探索しているように読み取れる。犬婿入りは、登場人物ほとんどが奇異な印象で、寓話・昔話を読んでいる感じ。どんどん物語に引き込まれていった。
★7 - コメント(0) - 2016年1月7日

『ペルソナ』/道子は、ふたりの作業を手伝いたいと思いながらも立ち上がれずにいた。道子はそのリズムの中に入っていけないのだった。道子は椅子に座ったまま、上半身を棒のように伸ばして、ぎこちなくふたりを見比べているのだった。/
★12 - コメント(2) - 2016年1月3日

新年最初の1冊に相応しいかというと微妙ですが、多和田さんの芥川賞受賞作を読みました。だいぶお下品な民話が現実になって、みつ子のもとに発情期の犬みたいな太郎が訪れるという話なのですが、最後まで謎の多い作品(結局、電報って何だろうとか)で、芥川賞らしい青々しいフレーズが煌めいました。「ペルソナ」は、ドイツ留学中の主人公が日本人なのに東南アジア人と誤解されたり、日本人だから表情から感情が読み取れないと詰られたりして、民族のアイデンティティの曖昧さや自身の没個性感にもやもやする話。こちらの方が好みです。
★57 - コメント(0) - 2016年1月1日

ペルソナが面白かった 多和田葉子の文章はつらつらとしていて迷路みたいに感じる
★2 - コメント(0) - 2015年12月23日

芥川賞候補となった「ペルソナ」と芥川賞受賞作の「犬婿入り」の2編の短編。どちらも異色。さらっと読めるが意味難解。ペルソナは異文化(ドイツ)で暮らす日本人が精神的に不安定になっている様子がうかがえるが、仮面を被り新しい世界観の到来か、もしくは精神的にいかれ自分の世界に閉じこもろうとしているのか?犬婿入りは民話と性を取り入れているが、笑える話でもなく、ファンタジーな作品でもなく泥臭く感じる。訴えてくるものはあるが、ストーリーを重視する自分には向かない作品だった。
★27 - コメント(3) - 2015年12月21日

「犬婿入り」も「ペルソナ」も固定観念でしかものを捉えられない人の視線が世界を息苦しくしている。「犬婿入り」のみつこ先生の不可思議な行動に母親たちが勝手に理屈をつけて納得しているのが滑稽だった。終わり方が投げやりに思えたが、好きな文章を書く。
★9 - コメント(0) - 2015年10月13日

再読。
★10 - コメント(0) - 2015年10月12日

芥川賞ということで。
★6 - コメント(0) - 2015年10月7日

第108回平成4年下半期(1993年1月13日)芥川賞:理解出来なかった読者の勝手なつぶやき。読点だけで流れを繋いだ文章は内容をアンニュイにし、句点を少なくした詩的な文章は日常をシュールにしている。少し緊張した静かな世界は怒りも悲しさもすべて内向きで、喜びも悲しみも表現される事はない。話題となる民話には性のタブーが含まれているが、行為の一つ一つに恐れや喜びは含まれていない。解釈を読者に任せるのは「献灯使」につながる。
★119 - コメント(0) - 2015年10月3日

芥川賞受賞の表題作と「ペルソナ」の2篇。「犬婿入り」は学習塾を経営するみつこ先生が一風変わっていて、小学生たちに変なお話しをする。前半はテンポよく弾むように入ってきたのですが、後半になって失速気味の印象でした。「よくわからない」というのが正直な感想です。突然現れた太郎のあつかいもよくわからない。芥川賞の選考委員の評にもよくわからないというコメントがあったので、これでいいのだ、と納得。
★15 - コメント(1) - 2015年9月19日

なんだろう、なんでもない場面も文章が艶かしい。出てくる男は「犬」だけど、女も「狐」。
★5 - コメント(0) - 2015年8月9日

犬婿入りの 評価:82 感想・レビュー:180
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