天空の蜂 (講談社文庫)

天空の蜂 (講談社文庫)
あらすじ・内容
奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……。驚愕のクライシス、圧倒的な緊追感で魅了する傑作サスペンス。

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天空の蜂の感想・レビュー(9530)

この本を読むまで原発のことなんて正直真剣に考えたことがなかった。原発について考え始めたらきりがないんだろうな、、、。ヘリコプター、原子力発電所の難しい用語がたくさん並べられていたけどとても噛み砕いてわかりやすく書かれていたので無知な私でも理解することができた。実際に原発を止めたら日本はどうなるんだろう、原発を廃止にしたら電気はどうなるんだろうとミステリーよりもそっちの問題を考えてしまった。
- コメント(0) - 2月26日

東野圭吾作品って読みやすい!と思っていたが、これは全然別物。とにかく難しい専門用語がならび、登場人物も多い。この作品は1995年に出されたものだが、福島原発の事故を経てから読んでいるので、少しは原発用語が理解でき、想像できた。3.11前に読んでいたらちんぷんかんぷんだっただろう。それだけ私にとって原発は身近ではなかったということだけど。この作品はトリックとか推理とかそういうのではないけれど、スリルがあり、本格的なサスペンスではある。
★5 - コメント(0) - 2月25日

東日本大震災からもうすぐ6年。原発のこと、今どう考えてる?もしくは…何も考えてない?このお話は、20年前に書かれてたんだっていうから驚いた。その頃からずっと沈黙する群衆が生き続けているのかもしれない。それはとっても怖いこと。これはある夏の暑い1日の朝5時から午後3時までの物語。600ページにギュッとスリルが詰まっていて読むのを止められなくなる。推理小説というより、考えるきっかけをくれる小説。暑い夏の話なのに、背筋が凍る想いだった。
★13 - コメント(0) - 2月24日

20年も昔に原発の危険性を訴えていた点は凄い。 しかし、難解すぎる科学関係の描写、しかもSF作家に比べると一般人には到底理解できないLV。構成や文章も現在の東野圭吾からすると数段落ちる。 ラストの声明文に救われたが。
★10 - コメント(0) - 2月24日

この作品が20年くらい前の作品…という事にも驚き。読みながら東北の震災にだぶって見えて、もう小説の中だけの出来事じゃないんだ…と思える部分がすごく多くて、これからの日本の原発はどうなっていくんだろうと考えさせられました。 テーマは重いですが、続きが気になりあっという間に読了。面白かった…と言っていいのかわかりませんが、この本を読む機会があって良かったなと思います。
★14 - コメント(0) - 2月22日

長かったけど、後半盛り上がってきたので楽しく読めた。
★13 - コメント(0) - 2月20日

原発の安全神話に警鐘を鳴らす意欲作。福島の事故が起きても喉元過ぎれば何とやらの平和日本。他人の痛みは所詮分からない。自分が受けた痛みは永遠に消えない。それが人の性。東野さんは、それが分かりつつなお、警鐘を鳴らしたかったに違いないし、今も鳴らし続けている。
★19 - コメント(0) - 2月19日

再読本。とにかく難しい言葉が沢山出てくる内容だが読んでで不思議と理解できない事が多くないのは東野圭吾の醍醐味の一つでしょう。よく20年も前の作品で原発について考えさせられるという感想を目にするけど、まさにその通り。だからと言って自分は何もできないし、やろうとも思わない。意見は人それぞれで否定も肯定もできないのが正直な思いかな
★15 - コメント(0) - 2月19日

原発にヘリが墜落して放射能漏れ…1998年当時にこのような内容の物語が書かれていることに驚いた。東日本大震災直後に、調査のために原発上空を飛んだ自衛隊?ヘリの光景が思い出された。
★10 - コメント(0) - 2月18日

eco
正直テーマが難しすぎて、あまり感想という感想を抱くのも難しいといった印象だけれど、いわゆる「ワイダニット(動機)」が深いなと思った。原発の存在について考えさせられたし、そこで現実世界でも働いている方々に想いを馳せた。それこそが三島や、東野さんの目的だとするならば、届いている読者は大勢いると思う。あと細かいところだけれど、恵太を助けた上條が格好いい。恵太の、「今まで一番格好いい職業はサッカー選手だと思っていたが…」みたいなくだりが地味に好き。
★15 - コメント(0) - 2月17日

S S
自分自身、原発とは無縁の地域に居住していると思っていたし、東日本大震災が来るまでは原発の事を考えた事も無かった事を痛感させられた。沈黙の群衆の一員になってしまっていたのか。と反省させられる部分があった。ストーリーは非常に面白く、恵太くんの救出シーンはスリル満点で感動した。
★11 - コメント(0) - 2月17日

2017-012 図書館 1995年刊行。20年前にこれほど原発を気にしたことがあったかな。犯人からの最後のメッセージが伝えたかったことの全てだろう。現代ではやろうと思えばドローンひとつで同じような事が出来てしまいそう。 映画も気になる。
★15 - コメント(0) - 2月16日

ドンデン返しはなく..そのまま終わった
★4 - コメント(0) - 2月14日

原発の意義について考えさせられる。
★11 - コメント(0) - 2月13日

貰い物。これを20年以上前に書いているのが凄いな。今なら分かるけど。専門的な話が多すぎてしんどいとこもあるけど、面白かったし勉強になった。
★24 - コメント(0) - 2月12日

気づいたら読み終えていた。東北の震災前に書かれたものだけど、今読むとリアルだ。いろいろ考えさせられる作品だと思う。
★13 - コメント(0) - 2月10日

原発に関する従事者やその地元の人達の日常的な不安まで細かく事件におりまぜていた。3.11以前に書かれた小説とは思えないほどにリアル。いちどは蜂に刺されるといい・・なんと恐ろしい台詞だろう。今の日本は蜂に刺されたのではないか?しかし原発は止まらない。
★20 - コメント(0) - 2月9日

本書を書くむ前に原発に警鐘をならしていた東野さんの流石にに脱帽です。ストーリーは緊迫の展開に引き込まれ、読み応え十分でした。また、後で映画見てみようと思います。
★50 - コメント(0) - 2月8日

長かった。でも殆どが専門用語というか飛行機などの機械の説明に費やされていたなあという感じ。いまいち本物を知らないので原発や飛行機については頭に浮かんでこなかったです。犯人がわかってるのにどきどきするのはすごいなあって思った。
★12 - コメント(3) - 2月7日

序盤からヘリコプターが盗難!そして、原発の真上でホバリング・・・しかも、それに乗っている子どもを救出というスリリング極まりない展開なわけですが、単にスリリングなだけではなく、終盤にその理由がしっかりと明かされます。キーワードはやっぱり『沈黙する群衆』でしょうか?そこに、原発を巡る何ともやるせない事実が隠されていたとは・・・。登場人物が結構多く、少しわかりづらいところもありますが、映画にもなっているので機会があれば観てみたいと思います。ずいぶん前の作品ですが、東野氏の新たな!?作風と展開が楽しめる1冊かと。
★30 - コメント(0) - 2月5日

がっつりミステリーを読みたくなって東野圭吾を手に取ったらいつものミステリーとは全く違った。原発の専門的内容はあまりに難しすぎて理解できなかったけど、私も原発と言うものに対してなんとなくの嫌悪感だけしか抱かず問題意識も持っていないことを痛感した。
★34 - コメント(0) - 2月5日

救出シーン、拍手したくなります
★9 - コメント(0) - 2月4日

東日本大震災を経験した今、この作品を読むとそら寒くなる。東野圭吾が当時から原発に詳しかった事を知ることができた作品。
★10 - コメント(0) - 2月4日

最近の東野さんが書かない作風。95年単行本で発行されて、97年にノベルス化、その後ずっと文庫化されなかったというのも感慨深い。面白いけれど、地味な感じは否めず、だからこそ日の目をみなかったのだろう。東日本大震災の原発事故がなかったら、まだ日の目をみなかったのだろうか。
★9 - コメント(0) - 2月3日

長かった。社会派東野圭吾の真髄。
★9 - コメント(0) - 2月2日

なんだかんだ忙しくて読み終わるのに時間がかかった。 これも東野圭吾好きの男の子から貸してもらった一冊。 社会派。面白かった!映画も見たいなー。 さて彼が卒業するまでに残りの本も読み終わらなければ。
★10 - コメント(0) - 2月2日

長かった〜。 でも息をつかせぬ感じはさすが東野圭吾だと感じた。 最後のファックスがすごいどきっとした。
★14 - コメント(0) - 1月29日

やっぱり東野圭吾は面白い!長い小説だったけどすぐ読めた!映画も見たい!
★12 - コメント(0) - 1月29日

正直、読み終わった後の余韻は少なかった。 読む前の期待値が高過ぎたのかもしれない。 一番ドキドキ出来たのは中盤の ヘリコプターから自衛隊によって子供が救出される場面。
★11 - コメント(0) - 1月27日

★★★★★ミステリー作家と思っていた東野圭吾が、実はこんな社会派小説も書くんだと、驚いた。テレビの反原発番組よりずっと、原発について考えさせられる小説だった。良かった。また、このような小説を書いて欲しい。
★16 - コメント(0) - 1月27日

ページ数が多いが、スピード感も緊迫感もあり一気に読める。動機やリアリティなど気になる部分も多くあるが、原発に対する人々の意識をうまく描き出していると思う。
★15 - コメント(0) - 1月26日

☆☆☆自分の仕事に矛盾を感じてモヤモヤする事は無いだろうか。そんなモヤモヤが爆発し、安全だと思い込んでるのんびりのほほんとしちゃってる国民に、両頬をビンタして目を覚まさせる事件。20年前の作品とは驚きました。
★16 - コメント(0) - 1月25日

再読しました。何度読んでもいいものはいい。面白いです。「子供は刺されて初めて蜂の恐ろしさを知る。」現代人は刺されて痛さを知ったはずなのに。。。また、電気に頼ってしまう。311以降節電で暗くなった街を知ってるのに。。。
★14 - コメント(0) - 1月24日

ヘイト感、レッテル貼りしか伝わってこなかった。「なければ困るくせに、そんなものいらねえと世間からは冷たく見られる仕事だよ」(P415)嫌悪感に汚染された空気の方が余程ウイルスや放射能よりも恐ろしいと思う。私は原発に感謝します。
★11 - コメント(0) - 1月24日

ローラーの爆発が遅れたのはご都合主義だと思います。雑賀の内面をもっと掘り下げて欲しかった。容疑者Xなどと違い、犯人の動機が同情を誘うものであったのが良かったです。
★10 - コメント(0) - 1月22日

あやかちゃんからいただいた本! こうして読むと本当に東野圭吾の知識の豊富たるや歴然といたします。。。 専門知識が常に多彩!!!!すごいよなぁ。本当にいろんなことに興味をもつ人なんだろうなぁ。と、改めて思い知らされます。。。 生半可な知識じゃないところにもすごさを感じる。だって、今回はヘリコプターの話なんですが、溶接検定を受けた私が一級の試験にも出てた!!!!と、思うような溶接知識から、本にでてくるわけです。クロムとか焼き入れ焼き戻しとか、よくぞまぁこんな細かな知識まで!!!と、本当にすごいです。 そ
★15 - コメント(0) - 1月20日

超大型特殊ヘリコプター『ビッグB』が盗まれて、福井原発、高速増殖原型炉『新陽』の真上でホバリング。犯人「天空の蜂」からの要求は国内すべての原子力発電所を使用不能にせよという。またヘリコプターには、子供が乗り込んでいる。必死の救助は成功したが、政府は原発を停止する気はない。ヘリコプターの燃料がなくなれば落下する。本当に原子炉は絶対に安全なのか。犯人の本当の要求とは。ハラハラとドキドキで長編にもかかわらず一気読み。面白かった。映画も見てみたい。
★16 - コメント(0) - 1月19日

1995.1.17阪神淡路大震災の発生が執筆の引き金では? (その年の11月に発行されているようだ) テーマは震災ではなく原発問題だが、後年の福島第一原発事故発生と現在も続く問題点を十分すぎる程指摘している 凄い長編小説だと思う! 物語の骨格は、午前5時よりスタート、午前8時過ぎに愛知県小牧市の重工業会社で製作中の自衛隊納入予定大型ヘリコプターが遠隔操作により盗難離陸、無人飛行により福井県敦賀市の高速増殖炉上空でホバリング、犯人が日本中の原発稼働停止、建設計画停止を政府に要求、午後3時頃にヘリは増殖炉を直
★12 - コメント(0) - 1月17日

登場人物が多く 原発 ヘリコプターのしくみ事情がよくわかっていないため理解するのに少々時間がかかったが 結末が気になり一機に読めました。 2011年を予告していたような20年前に 書かれた小説とは思えないものでした。
★14 - コメント(0) - 1月15日

東野作品が実はあまり得意じゃない自分。そう言いつつ、あれこれ読んでるんだけど(笑)でもこの作品は読みごたえあって掛け値なしに面白かった。さて、原作が面白いと映画を見るのが躊躇われるんだけど。週末レンタルして来ようかな?
★27 - コメント(0) - 1月11日

天空の蜂の 評価:86 感想・レビュー:2277
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