三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
あらすじ・内容
すべてが謎めいた1冊の本はどこに?

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。

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三月は深き紅の淵をはこんな本です

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三月は深き紅の淵をの感想・レビュー(6391)

1つの本を題材にした4章の物語。ただ、4つに登場する本に関連はありません。共通するのはタイトルだけ。1章は存在しない本を探し求めて、2章は本は実際に存在していて、その作者を探しにいく話。3章は、多分ここから書きはじめるのかな?4章はまるで作者のエッセイのようでした。こういう書きはじめはどうだろう、と少しだけ書き出す物語。もっと読んでみたかったです。
★18 - コメント(0) - 2月23日

ようやく読み終えた。★★★。何とも形容し難いミステリー。不思議な表題の本や作者を探し、また第4章では、この本の作者が書き始める時の心情を綴っているかと思えば、出雲でさ迷ったり、小説の中の少女らが不思議な体験をしたり。話があっちいきこっちいきで、頭の切り替えに苦労する。不思議な情景の描写が、ミステリーらしさを醸し出すが、はっきりした落ちがない。でもそんな掴み所のない、けど雰囲気を楽しむ本なんだろう。所々、何となく背筋がぞくっとする感じ。今まで読んだ恩田とテイストが違う。あと何冊か読まないとね。
★46 - コメント(0) - 2月22日

恩田陸は初読。4章に分かれており、段々ダメになっていく珍しい作品。あまりにも各章のプロットがステレオタイプで、正直がっかりした。 1章の小説技法の解説はものを書く人にはある程度参考になると思う。それくらいしかこの本を読む価値は無い。
★6 - コメント(0) - 2月21日

「三月は深き紅の淵を」という幻の本に纏わる、4章編成の話しでした。うーん、うーん、正直よく意味が分かりませんでした。蜜蜂と遠雷の後に読んだので、同じ作家さんとは思えませんでした。第3章の異母姉妹の話しは面白かったですが、他の章との繋がりが あるのか、ないのか?モヤモヤ、モヤモヤ、モヤモヤ。なんか、理解できなくてごめんなさいって感じです。
★13 - コメント(0) - 2月18日

引き続き恩田陸氏から、長編「三月は深き紅の淵を」を読了。流れ的には「麦の海に沈む果実」から始まる理瀬シリーズの原点とでも言うべき作品で、それでいて理瀬シリーズには「繋がらない」という不思議な立ち位置に当たる。そもそもタイトルにもなっている「三月は深き紅の淵を」というのは実は作中に登場する本の題名であり、その本を巡る幾つかの独立したエピソードが収録された連作短編集のような本なのだが、その中に明らかに「麦の海」と思われるものが含まれている。だが、その物語は「麦の海」とは異なる展開・結末を迎えてしまう。
★18 - コメント(4) - 2月15日

★★☆☆☆作風なんでしょうが4章を読むのがしんどかった。きっと深い意味が含まれているんでしょうが、気楽に読書したい人に不向きかも。
★7 - コメント(0) - 2月13日

ダラダラと1ヶ月もかかって読んだせいか?今一つ、オムニバスの繋がりが分からず。 4つの短編の一番最初の話は面白かったのだけど、後ろにいくに従って??な感じになって、最終話は納得できないで読了。 次の本に期待。 最近、他のことに感けて読書量が落ちてるから、今月は盛り返したい。
★10 - コメント(0) - 2月12日

麦の〜を先に読んでしまったが特に問題はなかった。個人的に1章が好み。
★7 - コメント(0) - 2月12日

幻の書物を巡るらしき4編の短編集。最初の2編は幻の書物を軸にしていることに気づいて惹きこまれた。3編目はストーリーは面白いのに、書物との繋がりがなかなか見えず置き去りに。最後はメタ小説になりついて行けず。
★10 - コメント(0) - 2月10日

第三編まではかなり面白かった 四編目は先に麦の方を読んだからかもしれないが
★6 - コメント(0) - 2月9日

【97-09】タイトルになっている「三月は深き紅の淵を」という幻の本にまつわる4つの中編集。1章から3章までは幻の本とリンクする各々のストーリーを素直に愉しめると思います。それぞれに味があっていいのですよ。しかし曲者の4章で読者を困惑させて「fmfmなるほどよ~わからん」にさせてしまうのが恩田節(個人的に恩田モヤと呼んでます)しかし、それがあるからこそ忘れがたい作品にもなってるんですよね。この作品から「麦の海に沈む果実」や「黒と茶の幻想」が派生し世界が広がっているのも魅力ですね。個人的に良作でした。
★31 - コメント(1) - 2月7日

恩田陸の小説のある意味で源泉ともいえる作品。ここから「麦の海に沈む果実」が「黒と茶の幻想」が生まれたのだ。
★12 - コメント(0) - 2月7日

微妙に重なり合う虚構、前後する虚構。まさに「回転木馬」。あるいは座標軸。この世には無数のフィクションが存在するのだ。その中心にあるものは…? 作者の作風の幅広さも堪能できる最高な一冊。ぜひご一読あれ!
★10 - コメント(0) - 2月3日

ある作家が生み出した稀覯本「三月は深き紅の淵を」この本を巡る四つのストーリー今までの恩田作品を読んだ後の方がより楽しめるかもしれない。
★4 - コメント(0) - 2月3日

今まで読んだことないタイプの本で、実験的でまた全体的にちょっとおどろおどろしく謎めいている雰囲気が漂っていた。物語に出てくる「三月は深き紅の淵を」と同様、なんとも言い難い不思議な魅力がある奇妙なお話だった。
★11 - コメント(0) - 2月2日

今年初読書、そして産後初読書。何度よんだかわからないくらい再読してますが変わらず大好きな1冊。
★23 - コメント(0) - 2月1日

長編だと思って読み始めたので、第一章を一気に読み終えた時点で気が抜けてしまったが、つづく第二章、第三章も、先が気になりページをめくる手が止まらないほど、とても面白かった。しかし第四章で読むスピードが落ちる。タイトルどおり、まさに回転木馬のように場面がくるくると変わるので、ついて行くだけでひと苦労だった。『三月は深き紅の淵を』の謎を追いかけていたはずが、さらに謎が深くなったようだ。
★42 - コメント(0) - 1月31日

面白かった!「待っている人々」が好き。作品中に出てきた「黒と茶の幻想」や、最終章から繋がる「麦の海に沈む果実」も読んでみる。それにしてもタイトルがかっこよすぎ。
★13 - コメント(0) - 1月30日

初恩田作品。物語の中に「三月〜」にあたる物語があり、各章が進む度にそれらが少しずつ溶け合っていき、とうとう現実にそれを読んでいる自分すらも溶け込もうとしてくる。なかなか出来ない読書体験でした。とても面白かった。
★9 - コメント(0) - 1月30日

作品中の作品のような読書好きの人が何年も探し回って読みたくなるほど魅力ある物語とは言いがたい。意欲的な作品だと思うが、入れ子の連作短編のような一体感がなく、全体としてのストーリーが感じられず中途半端な感じがした。発展途上で恩田さんの試験的な作品なんかなと思った。
★11 - コメント(0) - 1月29日

読書メーターのコメントでこの作品を薦めていただき手に取った。なんていうか、1冊で何度も楽しめる作品。一見なんの関係もない4作が、タイトル『三月は深き紅の淵を』で繋がっている。凝った作品でびっくり。個人的には第1章が好きです。
★17 - コメント(0) - 1月28日

あらすじ通りよくわからないでおわった
★2 - コメント(0) - 1月23日

全体的にもわもわとしたものに覆われながら読んでいる感覚になった。第四章が特に難しかった。各章を短編としてなら私でも何となく読めたが、複雑に絡み合う話は理解ができなかった。第二章の女二人旅はテンポ良く楽しんで読めた。作者が小説が好きだということはとても伝わり、何冊か読んでみたい本がみつかった。
★13 - コメント(0) - 1月21日

「恩田陸の小説は結末がハッキリしないからなあ」という批判を、彼女の作品に普段よく親しんでいる人は一度は聞いたことがあるのではないか。この批判は物語にその人が何を求めているかが分かるリトマス試験紙のようなもので否定はしないけれど、自分は恩田陸という作家に全幅の信頼を寄せているので、理解も出来ない。僕が漠然と感じていた真の意味での小説の魅力ということを説明する言葉が本作にはたくさん詰まっている。今までの輝かしいキャリアを考えると遅すぎるが、直木賞受賞は純粋に嬉しかった。本当におめでとうございます!
★16 - コメント(0) - 1月20日

入れ子構造のミステリーだというのは作品中でも語られていたので、最後の第四章で何かどんでん返しがあるのではと期待したが肩すかしに。第三章までの雰囲気は好きだったので、なんとなくつながっている四つの短編として読んだらそこそこ満足。
★9 - コメント(0) - 1月17日

恩田陸さん、初めて読みました。3章まで、一気に読みました。結末は??どう繋がり、どう終結するのか!1冊では、終結しないのですか?次、読まないとすっきりしないのかな…
★11 - コメント(0) - 1月15日

幻の著書「三月は深き紅の淵を」をめぐる4つの物語です。それぞれの作品に直接の関わりがあるわけではありませんが、読み進めるうちにその稀覯本の内容が浮かび上がってきて、ストーリーと微妙にリンクしていることが分かります。一晩だけしか貸すことが許されない本。誰が、何のために書き残し、どのように読み手に忘れえぬものを残していったのか。本作品は、入れ子の体裁をとっていますが、作中作はきっちりと納まりきらないほど蠱惑的です。著者の書物への愛情と作品に向き合う姿勢が文章からあふれ出します。本好きには堪らない一冊です。
★63 - コメント(0) - 1月14日

車内で作者をめぐる二人の話が好きです。そしてあの学生物語。このような連作?は未体験でして妙な読後感を味わえました。沈む果実も大好き...
★10 - コメント(0) - 1月10日

恩田陸さん、初読み 人気作家さんのようだし前から読みたいと思っていて、図書館で何度か借りた末やっと読めました■作者さんは根っからの本好きなんだなと思いながら、三章までは楽しく読み進めたけど、最終章でガラリと変わる ミステリと思ったらファンタジーだったの??■これは反則だと思いますね 綺麗なラストを求めて読み進めていたのにこのラストか!!!!私の理解が足りないだけかもしれないけど、これは駄目 面白かったんだけどなあ・・・・・
★8 - コメント(0) - 1月10日

ずっと夢の中をふわふわしているような、そんな感覚に陥ります。麦の~とちらちらと繋がる箇所だったり繋がっていないようで繋がっている箇所に翻弄されながら読んでいました。頭がぼうっとしてながらも、決して居心地の悪くない空間に連れて行ってくれました。じっくり時間をかけて内側と外側を知りたい。
★29 - コメント(0) - 1月8日

NOB
恩田陸さんの理瀬シリーズ好きです。読んでてじわじわくる。他の作品に絡んでるとこや、エピソードがあるのでたまに読み返す大好きな本です。
★12 - コメント(0) - 1月8日

外側の三月と内側の三月、何度も何度も繰り返して読むとその二つが重なってしまいそうになる。どちらが内で、どちらが外か。私が読んだ三月とは一体…
★9 - コメント(0) - 1月7日

タイトルに惹かれて読んだ。幻の本を探す暇な金持ち老人会の余興によばれたサラリーマンの話だな。。。と思ったら、幻もいいとこで、まだ書かれてもいなかった。。。と思ったら、、、とにかくまずタイトルありきの小説だった。。。稚拙な内容ではないからそのうち引き込まれる物語があるのだろうと期待してたが、無かった。。。いや、自分に理解力が無いのだな~と思い読み返してみたが、やっぱりわからなかった。これってミステリーなんですよね?面白いような~そうじゃないような~
★8 - コメント(0) - 1月3日

☆☆☆☆
★3 - コメント(0) - 2016年12月24日

1冊の本をめぐり、4つのお話が展開する。すっきりと割り切れる物語ではないので欲求不満な感じもするが、著者の内側からあふれ出る汲めども尽きない豊饒な「物語」の断片を娯しむ作品なんだろうと思う。
★9 - コメント(0) - 2016年12月21日

これは…私の頭では理解の追い付かない構成だった。と思う。四章を読んでるうちに、この話…いや、この本は何?という思いがどんどん強くなっていった。まるで迷路。私も、三月は〜の中に踏み込んでしまった一人なのかもしれない。四章は、どういう視点で読んでいいのか分からない。ここまで書いた感想が合ってるのかも、分からない。何だこの本…。もがくようにこの感想を書いている。 そして相変わらず、氏の学生の描写は秀逸だったなあ。爽やかで青くて残酷で鋭くて甘くて。自分も通った道だなあと、読んでると思い出された。
★10 - コメント(0) - 2016年12月16日

京極さんが装幀をされてるというので。とは言え、文庫を買ってしまったのですが(汗) 入れ子式に何層にもなった構造を持つ不思議な小説。 『三月は深き紅の淵を』という、本を巡る話。 第三章 虹と雲と鳥と が好きー☆
★13 - コメント(0) - 2016年12月14日

10年以上ぶりの再読。ある意味とりとめがないような作品だが、不思議に引き込まれて最後まで読んでしまう。そんな魅力のある作品。
★17 - コメント(1) - 2016年12月14日

ミステリなのかファンタジーなのかホラーなのかそれとも文学なのか。読んでるうちにジャンルすらわからなくなっていく短編4つからなら一冊。短編といっても表題作と呼べるものはなく、むしろ逆に表題作について考えるのがこの本の一つの目的でもあります。改行があまりなく、セリフが多くまた長たらしいため、見た目以上にボリュームのある本でした。あまりこのような物語への造詣が深くないので、あえて雰囲気ものと表現するなら、第4章のまとめ具合はまさに圧巻とも呼べるもので、幻想小説と似て非なる読者を引き込む力を感じました。
★12 - コメント(0) - 2016年12月14日

一冊の本を読んだのに、何冊か読んだ後ような、すっきりしないような、したような、初めての感覚。ただ、どの章にも味のある登場人物が出てくる。一見残酷不可解な描写も、この物語の中だと1つの大事なパーツ(ヒント)であると、興味をもって追いかけることが出来た。これを機に、恩田さんの世界にもう少し踏み込んでみたい。
★10 - コメント(0) - 2016年12月11日

三月は深き紅の淵をの 評価:82 感想・レビュー:1417
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