三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
あらすじ・内容
すべてが謎めいた1冊の本はどこに?

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。

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三月は深き紅の淵をの感想・レビュー(6450)

なんとも不思議な形容しがたい一冊…。1.2.3章で読者に「三月は〜」に対して興味を持たせ最終章でこの3つの章をどう関連づけさせるのかと思いきや何これ?というある意味期待を裏切る手法?でも確かに物語の断片が残像のように脳裏に蘇る話…恩田マジックの魅力に嵌りました。
★15 - コメント(0) - 3月19日

読み進めるごとに「なるほどこういう構成か」と思いながら読んでいたけど最後で分からなくなった。誰の話なのかが分かりにくくて、私の理解力ではもう一回読んだほうがいいかもしれない。とりあえず不思議なお話詰め合わせ。個人的には「虹と雲と鳥と」が気になった。美少女がふたり出てきて共通の秘密を持っているってだけでそそるしふたりの最後を見てかなしいような余韻が残る。後は「回転木馬」に出てきた理瀬の設定が面白そうでこういうの読んでみたい!入り込むのに時間かかるけど入ってしまえば読むのがとても楽しい作品です
★26 - コメント(0) - 3月19日

稀覯本『三月は深き紅の淵を』を巡る四部作。私たちが読む「外側」の物語と作中の「内側」の物語が微妙に重なりつつも全然違うものなのが面白い。好き嫌いは確実に分かれるだろうけど、好きな人にとっては間違いなく「残る話」なのではないだろうか。外側の物語が内側の物語の書き出しで終わるのも素敵。
★44 - コメント(1) - 3月18日

初恩田陸。タイトルから期待大で読み始めたが入り込めず、何とか進めたものの結局ラスト数十ページを残し断念。
★5 - コメント(0) - 3月11日

少し不思議な4つの短編で構成された物語。『三月は深き紅の淵を』という題名の四部作の小説の謎を巡る。作者も不明で奇妙なルールで縛られ、世間にあまり出回っていない幻の本。各短編でこの本の扱い方も異なり、何が真実なのか分からずゾクゾクした。個人的に嬉しかったのは私の地元や地元縁の人物が物語のあちこちに出てきたこと。恩田さんが実際歩かれたのか、街並みがとても詳しく出て来て思わずニヤリとしてしまう。この『三月は…』から関連する物語が多数生まれているようで、そのシリーズ本を追いかける楽しみが増えた!三月中に読めたー!
★75 - コメント(7) - 3月9日

★1 - コメント(0) - 3月7日

★★★☆☆17018 ●「...くれたまえよ」って喋る人は確かに少ない。●誕生日ケーキにロウソク無くてマッチ棒突き刺す人も少ない。●日本語は上から下移動で左改行、これ、書くときは書き終わった文字が右手で隠れるし、読むとき目が上下移動(人の目は左右移動が楽。)当方説では、昔の人が右手に持った巻物を投げ開くことを考えると左方が自然?その状態で横長巻物の長〜い横書きはあり得ないし末尾からの縦書きも馬鹿な事だ。なので書くとき大変だが人に読んでもらうときの読みやすさ優先。日本人の思いやり文化は巻物からきてるのでは?
★171 - コメント(2) - 3月4日

恩田陸初体験です。何から読んでいいのか分からなかったんだで取り敢えず本書を。とある一冊の本を巡るお話。第一章から引き込まれる。今まで読んだ小説とは一味違う異質な空気に翻弄されます。さて、いよいよ最終章でいかなる結末が…という所でポイッと放り出される気分。なっ、オレなんか読む順番間違えたか?仕掛けが読み取れなかったか?とか色々思うものの大変強い印象に残った読書時間であったのは間違いありません。さて次の恩田作品は何にしましょうか★
★197 - コメント(16) - 3月2日

不思議な物語。いろいろな序章。 ここから広がる世界が楽しみ。
★9 - コメント(0) - 3月2日

第四章を3/1に読み始め、読了。偶然とはいえ、びっくりです。
★20 - コメント(0) - 3月1日

さいごまで読んだじぶんを、ほめています。何いっているのか、私にはわかりにくい本、でした。
★3 - コメント(0) - 2月27日

1つの本を題材にした4章の物語。ただ、4つに登場する本に関連はありません。共通するのはタイトルだけ。1章は存在しない本を探し求めて、2章は本は実際に存在していて、その作者を探しにいく話。3章は、多分ここから書きはじめるのかな?4章はまるで作者のエッセイのようでした。こういう書きはじめはどうだろう、と少しだけ書き出す物語。もっと読んでみたかったです。
★24 - コメント(0) - 2月23日

ようやく読み終えた。★★★。何とも形容し難いミステリー。不思議な表題の本や作者を探し、また第4章では、この本の作者が書き始める時の心情を綴っているかと思えば、出雲でさ迷ったり、小説の中の少女らが不思議な体験をしたり。話があっちいきこっちいきで、頭の切り替えに苦労する。不思議な情景の描写が、ミステリーらしさを醸し出すが、はっきりした落ちがない。でもそんな掴み所のない、けど雰囲気を楽しむ本なんだろう。所々、何となく背筋がぞくっとする感じ。今まで読んだ恩田とテイストが違う。あと何冊か読まないとね。
★51 - コメント(0) - 2月22日

恩田陸は初読。4章に分かれており、段々ダメになっていく珍しい作品。あまりにも各章のプロットがステレオタイプで、正直がっかりした。 1章の小説技法の解説はものを書く人にはある程度参考になると思う。それくらいしかこの本を読む価値は無い。
★7 - コメント(0) - 2月21日

「三月は深き紅の淵を」という幻の本に纏わる、4章編成の話しでした。うーん、うーん、正直よく意味が分かりませんでした。蜜蜂と遠雷の後に読んだので、同じ作家さんとは思えませんでした。第3章の異母姉妹の話しは面白かったですが、他の章との繋がりが あるのか、ないのか?モヤモヤ、モヤモヤ、モヤモヤ。なんか、理解できなくてごめんなさいって感じです。
★14 - コメント(0) - 2月18日

引き続き恩田陸氏から、長編「三月は深き紅の淵を」を読了。流れ的には「麦の海に沈む果実」から始まる理瀬シリーズの原点とでも言うべき作品で、それでいて理瀬シリーズには「繋がらない」という不思議な立ち位置に当たる。そもそもタイトルにもなっている「三月は深き紅の淵を」というのは実は作中に登場する本の題名であり、その本を巡る幾つかの独立したエピソードが収録された連作短編集のような本なのだが、その中に明らかに「麦の海」と思われるものが含まれている。だが、その物語は「麦の海」とは異なる展開・結末を迎えてしまう。
★23 - コメント(4) - 2月15日

★★☆☆☆作風なんでしょうが4章を読むのがしんどかった。きっと深い意味が含まれているんでしょうが、気楽に読書したい人に不向きかも。
★7 - コメント(0) - 2月13日

ダラダラと1ヶ月もかかって読んだせいか?今一つ、オムニバスの繋がりが分からず。 4つの短編の一番最初の話は面白かったのだけど、後ろにいくに従って??な感じになって、最終話は納得できないで読了。 次の本に期待。 最近、他のことに感けて読書量が落ちてるから、今月は盛り返したい。
★10 - コメント(0) - 2月12日

麦の〜を先に読んでしまったが特に問題はなかった。個人的に1章が好み。
★8 - コメント(0) - 2月12日

幻の書物を巡るらしき4編の短編集。最初の2編は幻の書物を軸にしていることに気づいて惹きこまれた。3編目はストーリーは面白いのに、書物との繋がりがなかなか見えず置き去りに。最後はメタ小説になりついて行けず。
★14 - コメント(0) - 2月10日

第三編まではかなり面白かった 四編目は先に麦の方を読んだからかもしれないが
★7 - コメント(0) - 2月9日

【97-09】タイトルになっている「三月は深き紅の淵を」という幻の本にまつわる4つの中編集。1章から3章までは幻の本とリンクする各々のストーリーを素直に愉しめると思います。それぞれに味があっていいのですよ。しかし曲者の4章で読者を困惑させて「fmfmなるほどよ~わからん」にさせてしまうのが恩田節(個人的に恩田モヤと呼んでます)しかし、それがあるからこそ忘れがたい作品にもなってるんですよね。この作品から「麦の海に沈む果実」や「黒と茶の幻想」が派生し世界が広がっているのも魅力ですね。個人的に良作でした。
★35 - コメント(1) - 2月7日

恩田陸の小説のある意味で源泉ともいえる作品。ここから「麦の海に沈む果実」が「黒と茶の幻想」が生まれたのだ。
★14 - コメント(0) - 2月7日

微妙に重なり合う虚構、前後する虚構。まさに「回転木馬」。あるいは座標軸。この世には無数のフィクションが存在するのだ。その中心にあるものは…? 作者の作風の幅広さも堪能できる最高な一冊。ぜひご一読あれ!
★11 - コメント(0) - 2月3日

ある作家が生み出した稀覯本「三月は深き紅の淵を」この本を巡る四つのストーリー今までの恩田作品を読んだ後の方がより楽しめるかもしれない。
★5 - コメント(0) - 2月3日

今まで読んだことないタイプの本で、実験的でまた全体的にちょっとおどろおどろしく謎めいている雰囲気が漂っていた。物語に出てくる「三月は深き紅の淵を」と同様、なんとも言い難い不思議な魅力がある奇妙なお話だった。
★13 - コメント(0) - 2月2日

今年初読書、そして産後初読書。何度よんだかわからないくらい再読してますが変わらず大好きな1冊。
★24 - コメント(0) - 2月1日

長編だと思って読み始めたので、第一章を一気に読み終えた時点で気が抜けてしまったが、つづく第二章、第三章も、先が気になりページをめくる手が止まらないほど、とても面白かった。しかし第四章で読むスピードが落ちる。タイトルどおり、まさに回転木馬のように場面がくるくると変わるので、ついて行くだけでひと苦労だった。『三月は深き紅の淵を』の謎を追いかけていたはずが、さらに謎が深くなったようだ。
★44 - コメント(0) - 1月31日

面白かった!「待っている人々」が好き。作品中に出てきた「黒と茶の幻想」や、最終章から繋がる「麦の海に沈む果実」も読んでみる。それにしてもタイトルがかっこよすぎ。
★14 - コメント(0) - 1月30日

初恩田作品。物語の中に「三月〜」にあたる物語があり、各章が進む度にそれらが少しずつ溶け合っていき、とうとう現実にそれを読んでいる自分すらも溶け込もうとしてくる。なかなか出来ない読書体験でした。とても面白かった。
★10 - コメント(0) - 1月30日

作品中の作品のような読書好きの人が何年も探し回って読みたくなるほど魅力ある物語とは言いがたい。意欲的な作品だと思うが、入れ子の連作短編のような一体感がなく、全体としてのストーリーが感じられず中途半端な感じがした。発展途上で恩田さんの試験的な作品なんかなと思った。
★12 - コメント(0) - 1月29日

読書メーターのコメントでこの作品を薦めていただき手に取った。なんていうか、1冊で何度も楽しめる作品。一見なんの関係もない4作が、タイトル『三月は深き紅の淵を』で繋がっている。凝った作品でびっくり。個人的には第1章が好きです。
★19 - コメント(0) - 1月28日

あらすじ通りよくわからないでおわった
★2 - コメント(0) - 1月23日

全体的にもわもわとしたものに覆われながら読んでいる感覚になった。第四章が特に難しかった。各章を短編としてなら私でも何となく読めたが、複雑に絡み合う話は理解ができなかった。第二章の女二人旅はテンポ良く楽しんで読めた。作者が小説が好きだということはとても伝わり、何冊か読んでみたい本がみつかった。
★14 - コメント(0) - 1月21日

「恩田陸の小説は結末がハッキリしないからなあ」という批判を、彼女の作品に普段よく親しんでいる人は一度は聞いたことがあるのではないか。この批判は物語にその人が何を求めているかが分かるリトマス試験紙のようなもので否定はしないけれど、自分は恩田陸という作家に全幅の信頼を寄せているので、理解も出来ない。僕が漠然と感じていた真の意味での小説の魅力ということを説明する言葉が本作にはたくさん詰まっている。今までの輝かしいキャリアを考えると遅すぎるが、直木賞受賞は純粋に嬉しかった。本当におめでとうございます!
★17 - コメント(0) - 1月20日

入れ子構造のミステリーだというのは作品中でも語られていたので、最後の第四章で何かどんでん返しがあるのではと期待したが肩すかしに。第三章までの雰囲気は好きだったので、なんとなくつながっている四つの短編として読んだらそこそこ満足。
★10 - コメント(0) - 1月17日

恩田陸さん、初めて読みました。3章まで、一気に読みました。結末は??どう繋がり、どう終結するのか!1冊では、終結しないのですか?次、読まないとすっきりしないのかな…
★12 - コメント(0) - 1月15日

幻の著書「三月は深き紅の淵を」をめぐる4つの物語です。それぞれの作品に直接の関わりがあるわけではありませんが、読み進めるうちにその稀覯本の内容が浮かび上がってきて、ストーリーと微妙にリンクしていることが分かります。一晩だけしか貸すことが許されない本。誰が、何のために書き残し、どのように読み手に忘れえぬものを残していったのか。本作品は、入れ子の体裁をとっていますが、作中作はきっちりと納まりきらないほど蠱惑的です。著者の書物への愛情と作品に向き合う姿勢が文章からあふれ出します。本好きには堪らない一冊です。
★72 - コメント(0) - 1月14日

車内で作者をめぐる二人の話が好きです。そしてあの学生物語。このような連作?は未体験でして妙な読後感を味わえました。沈む果実も大好き...
★11 - コメント(0) - 1月10日

恩田陸さん、初読み 人気作家さんのようだし前から読みたいと思っていて、図書館で何度か借りた末やっと読めました■作者さんは根っからの本好きなんだなと思いながら、三章までは楽しく読み進めたけど、最終章でガラリと変わる ミステリと思ったらファンタジーだったの??■これは反則だと思いますね 綺麗なラストを求めて読み進めていたのにこのラストか!!!!私の理解が足りないだけかもしれないけど、これは駄目 面白かったんだけどなあ・・・・・
★9 - コメント(0) - 1月10日

三月は深き紅の淵をの 評価:76 感想・レビュー:1428
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