三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
あらすじ・内容
すべてが謎めいた1冊の本はどこに?

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。

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三月は深き紅の淵をの感想・レビュー(6321)

あらすじ通りよくわからないでおわった
★1 - コメント(0) - 1月23日

全体的にもわもわとしたものに覆われながら読んでいる感覚になった。第四章が特に難しかった。各章を短編としてなら私でも何となく読めたが、複雑に絡み合う話は理解ができなかった。第二章の女二人旅はテンポ良く楽しんで読めた。作者が小説が好きだということはとても伝わり、何冊か読んでみたい本がみつかった。
★9 - コメント(0) - 1月21日

「恩田陸の小説は結末がハッキリしないからなあ」という批判を、彼女の作品に普段よく親しんでいる人は一度は聞いたことがあるのではないか。この批判は物語にその人が何を求めているかが分かるリトマス試験紙のようなもので否定はしないけれど、自分は恩田陸という作家に全幅の信頼を寄せているので、理解も出来ない。僕が漠然と感じていた真の意味での小説の魅力ということを説明する言葉が本作にはたくさん詰まっている。今までの輝かしいキャリアを考えると遅すぎるが、直木賞受賞は純粋に嬉しかった。本当におめでとうございます!
★14 - コメント(0) - 1月20日

入れ子構造のミステリーだというのは作品中でも語られていたので、最後の第四章で何かどんでん返しがあるのではと期待したが肩すかしに。第三章までの雰囲気は好きだったので、なんとなくつながっている四つの短編として読んだらそこそこ満足。
★6 - コメント(0) - 1月17日

恩田陸さん、初めて読みました。3章まで、一気に読みました。結末は??どう繋がり、どう終結するのか!1冊では、終結しないのですか?次、読まないとすっきりしないのかな…
★9 - コメント(0) - 1月15日

車内で作者をめぐる二人の話が好きです。そしてあの学生物語。このような連作?は未体験でして妙な読後感を味わえました。沈む果実も大好き...
★7 - コメント(0) - 1月10日

恩田陸さん、初読み 人気作家さんのようだし前から読みたいと思っていて、図書館で何度か借りた末やっと読めました■作者さんは根っからの本好きなんだなと思いながら、三章までは楽しく読み進めたけど、最終章でガラリと変わる ミステリと思ったらファンタジーだったの??■これは反則だと思いますね 綺麗なラストを求めて読み進めていたのにこのラストか!!!!私の理解が足りないだけかもしれないけど、これは駄目 面白かったんだけどなあ・・・・・
★6 - コメント(0) - 1月10日

ずっと夢の中をふわふわしているような、そんな感覚に陥ります。麦の~とちらちらと繋がる箇所だったり繋がっていないようで繋がっている箇所に翻弄されながら読んでいました。頭がぼうっとしてながらも、決して居心地の悪くない空間に連れて行ってくれました。じっくり時間をかけて内側と外側を知りたい。
★25 - コメント(0) - 1月8日

NOB
恩田陸さんの理瀬シリーズ好きです。読んでてじわじわくる。他の作品に絡んでるとこや、エピソードがあるのでたまに読み返す大好きな本です。
★8 - コメント(0) - 1月8日

外側の三月と内側の三月、何度も何度も繰り返して読むとその二つが重なってしまいそうになる。どちらが内で、どちらが外か。私が読んだ三月とは一体…
★7 - コメント(0) - 1月7日

タイトルに惹かれて読んだ。幻の本を探す暇な金持ち老人会の余興によばれたサラリーマンの話だな。。。と思ったら、幻もいいとこで、まだ書かれてもいなかった。。。と思ったら、、、とにかくまずタイトルありきの小説だった。。。稚拙な内容ではないからそのうち引き込まれる物語があるのだろうと期待してたが、無かった。。。いや、自分に理解力が無いのだな~と思い読み返してみたが、やっぱりわからなかった。これってミステリーなんですよね?面白いような~そうじゃないような~
★6 - コメント(0) - 1月3日

☆☆☆☆
★3 - コメント(0) - 2016年12月24日

1冊の本をめぐり、4つのお話が展開する。すっきりと割り切れる物語ではないので欲求不満な感じもするが、著者の内側からあふれ出る汲めども尽きない豊饒な「物語」の断片を娯しむ作品なんだろうと思う。
★7 - コメント(0) - 2016年12月21日

これは…私の頭では理解の追い付かない構成だった。と思う。四章を読んでるうちに、この話…いや、この本は何?という思いがどんどん強くなっていった。まるで迷路。私も、三月は〜の中に踏み込んでしまった一人なのかもしれない。四章は、どういう視点で読んでいいのか分からない。ここまで書いた感想が合ってるのかも、分からない。何だこの本…。もがくようにこの感想を書いている。 そして相変わらず、氏の学生の描写は秀逸だったなあ。爽やかで青くて残酷で鋭くて甘くて。自分も通った道だなあと、読んでると思い出された。
★7 - コメント(0) - 2016年12月16日

京極さんが装幀をされてるというので。とは言え、文庫を買ってしまったのですが(汗) 入れ子式に何層にもなった構造を持つ不思議な小説。 『三月は深き紅の淵を』という、本を巡る話。 第三章 虹と雲と鳥と が好きー☆
★10 - コメント(0) - 2016年12月14日

10年以上ぶりの再読。ある意味とりとめがないような作品だが、不思議に引き込まれて最後まで読んでしまう。そんな魅力のある作品。
★16 - コメント(1) - 2016年12月14日

ミステリなのかファンタジーなのかホラーなのかそれとも文学なのか。読んでるうちにジャンルすらわからなくなっていく短編4つからなら一冊。短編といっても表題作と呼べるものはなく、むしろ逆に表題作について考えるのがこの本の一つの目的でもあります。改行があまりなく、セリフが多くまた長たらしいため、見た目以上にボリュームのある本でした。あまりこのような物語への造詣が深くないので、あえて雰囲気ものと表現するなら、第4章のまとめ具合はまさに圧巻とも呼べるもので、幻想小説と似て非なる読者を引き込む力を感じました。
★9 - コメント(0) - 2016年12月14日

一冊の本を読んだのに、何冊か読んだ後ような、すっきりしないような、したような、初めての感覚。ただ、どの章にも味のある登場人物が出てくる。一見残酷不可解な描写も、この物語の中だと1つの大事なパーツ(ヒント)であると、興味をもって追いかけることが出来た。これを機に、恩田さんの世界にもう少し踏み込んでみたい。
★8 - コメント(0) - 2016年12月11日

最初は謎めいた雰囲気でおもしろく読めたんですけど、だんだん女性の過剰な自意識とか、女性らしい比喩とか描写がキツくなってきてて読むのを、やめてしまいました。まだこの本を、読むには自分は早かったようで、3章まで頑張ったんですけど読むのをあきらめました。自分が女やったらもっとワクワクしながら読めたんかな~という感じで、この本の女性たちイタいな、、という印象が、勝ってしまった。
★6 - コメント(0) - 2016年12月10日

ほんとうに素晴らしいタイトル。最終章「回転木馬」に恩田陸の物語のつくりかたのすべてが書かれてる気がして、見てはいけないものをみてしまった気分。タイトルと導入とところどころの描写がとても魅力的なのはそのおかげなのね。そして今回気付いたけど、作中の「黒と茶の幻想」は4人が51歳になった時の旅の話だよね。初老って言ってるし、桜を探しに行く話って言ってるし。てことは蒔生ちゃんは再婚しなかったってことだね。
★9 - コメント(0) - 2016年12月1日

紹介していただいた本。「三月は深き紅の淵を」を巡る物語。色々な試みをした4つの物語をまとめた1冊。作品毎に様々な作風を提示してくれる恩田陸さんの初期の頃の作品と思えば、納得出来る事も多々。好みは「待っている人々」と「出雲夜想曲」。他の作品とリンクしているのですよね?この本が始点ですか?既読の本もあるけれど、内容を忘れているので再読時の楽しみにします。紹介感謝!
★42 - コメント(0) - 2016年11月24日

【★★★★☆】再読。なんとも不思議な心地にさせてくれる一冊。読むのに条件がある幻の本「三月は深き紅の淵を」。その奇妙な本はあらゆる人を魅了する。過去に三周は読んでいるこの本ですが、未だにスッキリしない気持ち。私の読解力が乏しいせいなのですが…。それでも一字一句に引き込まれる。作中に出てくる人物たちと同じように私も魅せられているのでしょうか。恩田陸さんは登場人物の心情の捉え方が上手い作家さんだなと思いました。第一章「待っている人々」第二章「出雲夜想曲」が中でもお気に入りになりました。
★6 - コメント(0) - 2016年11月21日

同僚こら借りて。著者の作品は2作目だったが、この世界観も好き。入れ子細工のような作品。
★35 - コメント(0) - 2016年11月18日

「恩田陸で、昔読んだあれ…面白かった。ほら、あの…『天は赤い河のほとり』みたいな題名のやつ!」「あぁ、『三月は深き紅の淵を』かな」。大きく間違っていたけどちゃんと通じた不思議。笑。というわけで、思い出したので十年振りくらいの、再読。
★9 - コメント(0) - 2016年11月18日

「語られるべき、語らずにはいられない物語自体がまずあって、作者の存在など感じさせないようなフィクション。物語は物語自身のために存在する。」この一節が印象に残った。私が物語に求めているものはこれかもしれない。『三月は深き紅の淵を』という中の4話、外の4話が絡み合い、複雑で奥行きのある雰囲気を醸し出しているがこれ一冊で感想を述べるのは難しい。関連作も読んでみようと思う。
★24 - コメント(0) - 2016年11月14日

6   『第一章 待っている人々』好き。
★5 - コメント(0) - 2016年11月13日

久々の恩田さんの本の世界観に浸っていました。個人的には第一章のままストーリーが進んでいくと読みやすいのかと思う反面、この展開の意外さが何となく不気味で読んでいるうちに騙されている感覚がありました。もう買ってある続編にも期待します。
★11 - コメント(0) - 2016年11月11日

僅か二百部しか作られず、それも後に回収が試みられてこの世に七十部しか存在しないという匿名作家の私家版『三月は深き紅の淵を』。人に貸すならただ一人、それもたった一晩だけという奇妙な条件付きの<幻の本>を巡る、四部構成の物語(「待っている人々」「出雲夜想曲」「虹と雲と鳥と」「回転木馬」から成る)。◇「待っている人々」「出雲夜想曲」がすき。特に「待っている人々」の、あの本好きの老人たちが交わすテンポの良い会話!本好きな人と本について話すのって本当に楽しいけど、実際は読んだ内容をきちんと憶えていないことが多いデス
★45 - コメント(0) - 2016年11月6日

3章が好き。4章の回転木馬で、一章から三章までがぐるぐる混ざり会うっていう感じすごい。混ざりあって読者ごと融かす。六番目の小夜子系が好きなので大当たり。
★8 - コメント(0) - 2016年11月6日

1冊の本をめぐる4章からなる物語。第1章から第3章は全く別物で、文章の雰囲気も全く違う。第4章で全てが繋がるのか・・・と思っていたが、繋がっているようないないような・・・一番読みやすかったのは、第3章「虹と雲と鳥と」。
★41 - コメント(0) - 2016年10月31日

「三月は深き紅の淵を」この本を読むにはある一定の条件が必要となる。 誰もが手にしたくても、手に入れることのできない幻の本をキーワードとする4編。それぞれの短編が、幻の本「三月は深き紅の淵を」と絡み合い、深く考えられた構成で、読了後はなんとも奇妙な感覚が残っていた。自分の理解力も足りなかったので、再読したらこの世界にもっと浸ることが出来るのかもしれない。
★12 - コメント(0) - 2016年10月24日

何とも形容しがたい、美しく不思議な魅力に溢れる作品。一冊の本を巡り、人々が翻弄される中編が収められているが、読んでいる方も本を探して、長い旅をしているようだった。中でも「出雲夜想曲」が好き。編集者の女性二人が謎解きしながら旅をする、他と比べると少々地味だが、小さな伏線から衝撃的なラストへ繋がる様は、読んでて圧倒された。あまり、恩田さんは読まないが、他の作品も気になる。しかし、最後の解説に書いてあるが、作者さえ物語の向こうに溶け消える、そんな本に出会いたいものだ。
★25 - コメント(2) - 2016年10月22日

 イメージから漂っている情感が好きだ。ただ、掴み切れない、僕の読解力では・・・。この先も読み続けてみたい作家である。貸してくださった方、秀作をありがとうございました。
★16 - コメント(2) - 2016年10月22日

続編の「麦の海に沈む果実」が面白かったので購入した本作。2章中盤で半年ほど積んでいた作品だったが、数日前に何気なく開いてそのまま一気に残りを読み終えた。恩田陸の作品は、時と場合で読み難くなったり時間を忘れて貪り読める時の差が如実にでる不思議な作家だと思う。一番好きなのは3章。4章の「回転木馬」はその名の通り、いくつかの話がメリーゴーランドの様にくるくると廻り、溶け合っているような不思議な感覚があった。
★14 - コメント(0) - 2016年10月22日

図書館本。なんだろう、すごく時間がかかった…その分、えーとなんだっけ?となりつつも、イメージが頭に残る感じ。まだまだ知らないことがたくさんあるなぁ、これ気になるなぁと興味の対象が広がったかも?
★10 - コメント(0) - 2016年10月20日

少し読みにくい。1冊の本について四つの話があり、順番を変えて再読するのも面白いのではないか。
★8 - コメント(0) - 2016年10月20日

不思議な本。読みやすくはないけど、どんどん物語に引き込まれている。
★8 - コメント(0) - 2016年10月13日

待っている人々、出雲夜想曲、虹と雲と鳥と、回転木馬の4章がそれぞれ『三月は深き紅の淵に』の章立てであり、この4章すべてが完結した短編。すべてが、物語中で謎に包まれた『三月は深き紅の淵に』という本についての物語です。 感想を書いていて混乱してくるくらい不思議なお話です。『麦の海に沈む果実』で謎が少し解明されると、レビューを書かれている方がおっしゃっていたので読んでみたいです。
★15 - コメント(0) - 2016年10月12日

再読。今回は順番を変えて『出雲夜想曲』→『回転木馬』→『虹と雲と鳥と』→『待っている人々』で読みました。一番、好きなのが『出雲夜想曲』。夜行列車での酒盛りしながらの推理合戦という設定は今も魅力的。同時に小1の時に0の書き方の矯正をされた時に父が私の指を叩く時に使ったクマのプーさんの15cm物差しを思い出すからです。物語は人を取り込むが、一人の人間の人生は物語よりも魅力的でありながらも拒絶的で過酷で奥深い。しかし、物語を通して現実をしっかりと挑み、歩み続けようとする姿だけはその哀しみを拭い去っていたと思う。
★40 - コメント(1) - 2016年10月10日

“ーー見つかった。 ーー何が? ーー永遠が。” 本作はなかなかに凝った作りの小説だった。個人的に特に好きだったのは「虹と雲と鳥と」。ゆるやかな狂気は、好きだ。恩田陸さんの作品はまだ2作しか読んだことがないのだけれど、なかなか読み進められないな、とおもう。読みやすい文章であるはずなのに、奇妙な重みがあって、気が進まない。面白くないわけではないのだけれども。「三月は深き紅の淵を」、読んでみたい小説である。タイトルがとても良いなと、読み終えてから改めて感じる。
★7 - コメント(0) - 2016年10月9日

三月は深き紅の淵をの 評価:76 感想・レビュー:1395
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