麦の海に沈む果実 (講談社文庫)

麦の海に沈む果実 (講談社文庫)
あらすじ・内容
一日早い転入生。ここは「三月の国」なのに

3月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。2月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?この世の「不思議」でいっぱいの物語。

あらすじ・内容をもっと見る
512ページ
7914登録

麦の海に沈む果実はこんな本です

麦の海に沈む果実を読んだ人はこんな本も読んでいます


麦の海に沈む果実の感想・レビュー(6140)

結末が唐突すぎて、受け入れられなかった。
★3 - コメント(0) - 2月24日

ヨハンの美しい人に対する指摘が的を射てるなと。でも、この視点は元から美しい人には持ち合わせないものだと思う。17歳のトリンドル玲奈さんの動画を見て、ふと思ったことである。
★3 - コメント(0) - 2月19日

恩田さんの描く少年少女が大好きです!この物語も、ミステリアスで奇妙な感じの学園生活がすごく面白かった!読み終わってから、冒頭部分の気になっていた場面をもう一度読み返し、なるほどと。理瀬の心情を知った上で、もう一度読むと更に面白そう!
★5 - コメント(0) - 2月19日

三月以外の転校生は破滅をもたらす。二月の転校生。辺境の地の学園。そこに閉じ込められた少年少女たち。様々な事情を抱え、秘密を持ち、嘘をつき、普通の顔をして日常生活を送る。何人もの少年少女がいつの間にか消え、いきなり死ぬ。謎だらけで、美しくて、不思議で、恐ろしい。雰囲気が好きで、とても面白くて一気読みした。人間って怖い。
★20 - コメント(0) - 2月18日

私が理瀬と同い年の日、これを初めて読んだ。世界観や文章に付いて行けなかった。私が聖と同い年の今日、これをまた読んだ。よく理解できた。クライマックスの畳みかけも違和感がなかった。青年期に一冊の本を何度も読むと、自分の成長を確認できる。
★11 - コメント(0) - 2月18日

積読本崩し。舞台背景がヨーロッパの古城や片田舎だったらもっとしっくりくるかなと思いました。日本国内を舞台にしているのに、僻地にある修道院跡の建物とか外界から隔絶された学園とかはイメージしにくい部分が多々あります。また、ページ数の割には結末が弱かったなと感じましたが全体を通して少年少女の感情描写が等身大に描かれていました。いつも思う事は、自分自身がこの環境に置かれた時にどう感じるか?とても幽閉されたような生活には耐えられないだろうな!
★23 - コメント(0) - 2月18日

簡単に言ってしまえば「学園ものミステリー」。でも内容はとても濃くて、それぞれの登場人物たちがとてもいい。どんなまとめ方で終わるのか、わくわくした一冊。
★7 - コメント(0) - 2月18日

おとぎ話とミステリーを混ぜ合わせたような不思議な世界観のおはなし。クライマックスに今までの謎が一気に解決していくのが気持ちいい。理瀬シリーズ、好きだから途中だという第3弾も完結してほしい。
★24 - コメント(0) - 2月16日

恩田陸さん、伏線回収されず、ラストあれっ?てなった本があって、それ以来読むのを躊躇してました。長編オススメで出てたので、挽回?する為に読んでみる事に。序章はなかなか本の世界に入れず唸る様に読み進めましたが、あっという間に夢中になってました。ラスト、畳み掛ける様に真実が分かって、果たしてこれが真実?なのか夢なのか一読目では理解出来なかった。ラストを2度読み返して、漸く誰の台詞か理解したり、あぁ、真実だったのかとも分かりました。黄昏の…が続編との情報があるので、早速読みます。理瀬の終盤の性格に戸惑いつつ。
★7 - コメント(0) - 2月12日

ゆっくりと少しずつ、不穏さを漂わせたまま進んでいた物語が、最後の2章で突然スピードをあげて走り始めたものだから、読み終えた今でもまだ心が追いついていない。理瀬に好感を抱き、感情移入して読んでいたのでラストの理瀬の変貌ぶりにはただただ戸惑った。残酷さはあるけれど「回転木馬」のラストシーンのほうが、まだ救いがあったような気がする。元々の理瀬を知りたくて「睡蓮」を読み返し、「水晶の夜、翡翠の朝」も読んだ。ラストの理瀬と睡蓮の理瀬が繋がった気はするが、「睡蓮」の後、青の丘に来る前の理瀬を知りたくなった。
★40 - コメント(0) - 2月12日

文字だけなのに、どうしてこんなにも情景が浮かぶのでしょうか。全てが夢であるような、そんな物語。
★9 - コメント(0) - 2月9日

よく分からないミステリー
★7 - コメント(0) - 2月6日

数年振りの再読。独特の世界観が癖になる。閉ざされた王国の中で次々と起こる不穏な事件。本家のアリスを読んでいないので、なんとなくここはオマージュっぽいな、としかわからない自分の知識不足が残念。異母兄弟たちの後継者争いだったというのが怖ろしい。記憶を取り戻した理瀨も。でも同時に惹かれてもしまう。次は『黄昏の百合の骨』をまた読もう。
★15 - コメント(0) - 2月5日

引き続き恩田陸氏から、長編「麦の海に沈む果実」を読了。先日読んだ「図書館の海」の中に収録されていた「睡蓮」という短編に登場した少女・理瀬(りせ)が成長し、同じく「睡蓮」に登場した謎の「女」が経営する全寮制の学園に入学させられる。ちなみにこの物語には他にも幾つか番外編というかスピンオフというかが存在しており、もしかすると今後もシリーズ的な展開を広げていく…のかも知れない(笑) 物語は、どこか儚げな印象を抱かせる美少女・理瀬が、周囲から半ば強制的に北の湿地帯にある全寮制の「学園」に入学するところから始まる。
★25 - コメント(2) - 2月4日

再読。この閉ざされた学園が本当にどこかに存在しているかのような、今でもどこかで彼らが毎日を過ごしているような気持ちになる。登場人物がみんなどこかやりきれない切なさと薄暗さをもっていて好きだなぁ。
★7 - コメント(0) - 2月2日

美しく閉じられた学園の様子が目に浮かぶようです。登場人物ひとりひとりに魅力があり、吸い込まれてしまいそうな作品です。
★8 - コメント(0) - 2月1日

恩田作品の中でベストスリーに入るくらい大好きな作品。全寮制の学園にやってきた理瀬。二月最後の日に来た彼女は三月以外に入学したものは破滅をもたらすという伝説に翻弄されることになる。物語の中に入りこみすぎて、毎回読み終わるたびにしばらくぼうっとしてしまう。クライマックスの展開が正直なところ早すぎて呆気にとられるけれど、そのスピード感が読み手を現実世界に帰してくれているのかもしれない。
★19 - コメント(0) - 1月31日

期待を裏切らず面白かった!ちょっと綾辻行人の「緋色の囁き」を思い出す。理瀬、校長については割と予想どおり。
★7 - コメント(0) - 1月31日

再読。この本の結末や、『黄昏の~』を読んだ後に再度読む事によって理瀬の二面性が早い段階から示されていたことや、校長の理瀬への対応等に着目して読む事が出来、初めて読んだ時とはまた違った面白さがあった。これは私が古い革のトランクを取り戻すための物語である』という出だしの通り、理瀬が本当の自分を取り戻すための物語でもあるのだが、黎二との別れやコサージュを風に流してしまい、仮の理瀬と決別してしまう所などあまりに切なかった。
★18 - コメント(0) - 1月22日

この本で単位論文を書いたので……。引用を探す度に読み込んでしまったから、なかなかレポートが進まなかった(笑)閉鎖的な学園、それから理瀬の内面の変化。注目するポイントを変えればまた違った楽しみ方があるんだなぁと。それから、恩田さん直木賞受賞おめでとうございます!!
★11 - コメント(0) - 1月17日

すごく不思議なお話でした。最後まではらはらさせられて、のめり込んでしまいました。不吉な死亡。事故なのか事件なのか。それぞれの正体。真相。最後の最後はまさかの展開で、でもすっきりとしました。この先の理瀬の行く末が気になります。面白かったです!
★9 - コメント(0) - 1月16日

恩田さんの文章は素晴らしい。豊富なボキャブラリーと確かな表現力で満ちている。列車に揺られて学校へ行くシーンから始まるからなのか、ハリーポッターを思い起こしてしまい、読んでる間ずっとあの音楽が頭の中で流れてました…分厚いけどハリーポッターみたいにすらすら読めます笑 ただこれだけの伏線をラスト数ページで片付けてしまうのは惜しい気がしました。
★14 - コメント(0) - 1月11日

昔友人に勧められた本。とってもおもしろかった!不思議な学園ミステリ。静かなんだけど、常にざわついているような、独特の雰囲気に終始引き込まれてしまいました。読後にふわーっと弛緩するような満足感は久しぶりでした。
★1 - コメント(0) - 1月9日

この学校にはすごい魅力を感じさせられた。校長はずっと怪しい存在だったけど実は良い人なのではないか!と読んでる最中悩まされてしまった。最後は一気に物事が片付いてしまったがそれはそれでよかったのかもしれない
★6 - コメント(0) - 1月9日

湿原の中に建つ全寮制の学校…そんな設定だけでも素敵なのに、その設定を目一杯生かしたミステリにとても引き込まれた。三月は深き紅の淵を、を読んでから読んだので、記憶を消して読めるならば次はこちらから読みたい。
★10 - コメント(0) - 1月6日

不思議で気味の悪い話だが面白く、スラスラ読めた。全寮制だからなのかハリポタ的な世界観を感じる。あと校長先生の声がずっと子安武人で脳内再生されたのはなぜだろう。
★9 - コメント(0) - 1月5日

読破。いや、いいねこのドロドロ感は。耽美的頽廃感もあって、そして普通の感覚ではありえない異常さ。しかも読み進んでいくと読み手もやがては慣らされて、異常を異常と感じなくなっていく感覚が。中盤過ぎあたりからなんとなく結末がある程度予想はできたものの、醸し出される作品の雰囲気に惹かれるままにラストまで読んで、このラストはこれで良かったのだろうかとふと思う。あぁ、きっと本当はこれじゃいけないんだろうけどさぁ〜。
★144 - コメント(5) - 1月4日

3月以外に転入してきた生徒は破滅をもたらすと言われている学園。そこに2月の最後の日に転入してきた水野理瀬。学園内で起こる殺人事件の数々と彼女の秘密。 学園の閉塞感だったり女の嫉妬心だったり、ドロドロしたところがいいですね。実際にこんな学校に入るのは嫌だけど(笑)。ただ、理瀬のファミリーたちと友達になりたいとは思います。黎二かっこいい…!! ミステリーとしても面白かったです。理瀬が功の失踪の謎を解き明かすところは見事。 ただ、最初と最後が少し読みづらかったなぁ…と。でも全体的には満足です。
★21 - コメント(0) - 1月4日

図書館本。期待してなかったが、、、すごく面白かった、「三月は~」の第四章にポツリポツリと出てきてた理瀬の話。 あちらとは大きく違い人物がそれぞれ不思議で怪しく魅力的で~この世界観にぐーんと引き込まれてしまった。ラストのくだりはミステリーではなくホラーだな思う。。。作者が不思議の国のアリスが好きなことはわかった。もはや、気分的には「三月は~」どうでもよくなってしまった。理解できなかったし、無かったことにしようっと。
★9 - コメント(0) - 1月3日

はいはい、ほーっ、そういうことね。最後数ページで伏線を回収回収って感じ。
★9 - コメント(0) - 2016年12月26日

K
相変わらずの世界観。ぐいーっと引き込まれた…が…ラストはもうちょいなんか欲しかったかなぁ。
★4 - コメント(0) - 2016年12月25日

学園もの。 不安定さは人を引き込む、主人公と同じように心を揺さぶられる。 前後の話を読みたい。
★1 - コメント(0) - 2016年12月23日

本年2度目!前に読んだときは世界観が素敵だった印象が強くて、どんな結末だったかすぐに忘れてしまった。読んでみるとやっぱり最後の畳み掛けがすごい。近いうちに3度目も読もう。
★9 - コメント(0) - 2016年12月16日

10年以上ぶりの再読。閉鎖的な全寮制の学校舞台にした作品。独特の雰囲気にとても引き込まれ、たまにこの世界に浸りたくなって何度か再読している。再読でもやはり面白かった。「麦の海に沈む果実」は恩田陸にはまったきっかけの作品。
★29 - コメント(0) - 2016年12月16日

後輩のお気に入り本。恩田さんらしい一冊。分厚いので読みはじめるまで躊躇したが一気に読めました。個々のキャラクターが個性的で引き込まれます。シリーズものなのかな?シリーズを読み通すと少しぼんやりしている部分がはっきりするのでしょうか?
★15 - コメント(0) - 2016年12月15日

切ない、虚しい、虚無感(一緒か)…ってのが読み終わり直後の感想。出てくるキャラクターがみんな魅力的。
★8 - コメント(0) - 2016年12月12日

恩田さんの小説は、登場人物がとても印象的な名前である。今回も「理瀬」とか「理を憂う」「憂理」とか。私は「光湖」さんという字が何気に好き。幻想的なお話でした。晴れ間があまりない、曇りが立ち込める湿原に建てられた学校ってのも、幻想的な世界観を印象づけている。過去と今をつなげる話。喪われた過去を取り戻すお話でした。
★14 - コメント(0) - 2016年12月7日

何とも不思議な小説だった。ミステリーのような、でも違うような。でも読むたびに引き込まれていく面白さ。
★13 - コメント(0) - 2016年12月7日

ある程度予想していた結末をはるかに凌駕し、もう、なんじゃこりゃ、って思いました。幻想的な世界観に冒頭引き込まれ、人が次々いなくなったり死んだり、ミステリ的な展開に、一体どういうこと?とひきずられ、最後はもう、なんだこりゃ!な予想外な結末ですよ。いくら記憶なくしても、こんな別人格になれますかね。あー、怖い怖い。人間の心の中の暗部が最もおそろしいわ。
★29 - コメント(0) - 2016年12月5日

★★★☆☆(3.5)世界観、雰囲気がとても魅力的。仄暗いけど寒々しくはなくて、幻想的な美しい物語。終盤のどんでん返しは好みがわかれるところかもしれないけど、それを差し引いても読んで後悔はしないのではないかな。締めくくりの一文が、とにかく秀逸。
★11 - コメント(0) - 2016年12月2日

麦の海に沈む果実の 評価:74 感想・レビュー:1415
ログイン新規登録(無料)