麦の海に沈む果実 (講談社文庫)

麦の海に沈む果実 (講談社文庫)
あらすじ・内容
一日早い転入生。ここは「三月の国」なのに

3月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。2月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?この世の「不思議」でいっぱいの物語。

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麦の海に沈む果実はこんな本です

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麦の海に沈む果実の感想・レビュー(6203)

最初は中々読み辛かったのに、三月の国に主人公が来てからは、一気にスピードが上がった。不思議な生徒ばかりで、三月の国にいるからなのか、完全に世間離れ。誰が味方で誰が敵かも分からない。最後まで、黎二が何者かは分からなかったけど、出会ったのがあの時の理瀬で良かった。新たに旅立ち理瀬に、黎二からもらった愛を忘れないでほしいな。
★7 - コメント(0) - 3月23日

主人公が寮に向かって不安にかられながら電車に乗っている時から心は鷲掴みにされていました。寮に5冊しか本を持っていけないなら、私は何を持って行くだろう。どこか秘密めいた学園の生徒たち。見えてこない理瀬の秘密。チラチラと出て来るあの赤い本。そう、ここは3月の国。「三月は深き紅の淵を」を読み返したくなりました。
★9 - コメント(0) - 3月20日

三月は~を読んでから1年以上も経ってしまいましたが、一つのファンタジーとして楽しむことができました。さすが恩田陸さん。序章から物語に引き込まれてイッキ読みでした。ですが、三月は~を読んですぐに浸れなかったのが残念です。
★7 - コメント(0) - 3月20日

再読。中学生の頃に読んだほどではないにしても、灰色に淀んだ世界観に充分浸ることができた。
★7 - コメント(0) - 3月16日

★★★★☆17019 この作品、楽しめました。不思議で不気味な謎がハリポタのホグワーツっぽくて、そのイメージが頭に浮かんでくるんですよね。学園の閉じた世界で恐怖感増し増し。近くの湿原汁だく。『三月は深き紅の淵を』とも関係ありで大盛り,特盛り,メガ盛り(。・ρ・)状態。(んー、腹減った。牛丼食べたいときにレビュー書くとブレるねぇ。じゃ!すき家行こ。もちろん卵,新香 付け付け。)しかし、この様なエンディングになるとは予想できなかったなぁ〜。●主人公が寄宿舎に持込める本5冊を選ぶのに悩んだのわかるなー。
★171 - コメント(1) - 3月11日

三月シリーズ第2弾。すっかり翻弄されてしまった。このシリーズにハマりそうな予感…。入るのも三月、出るのも三月という決まりの「三月の国」。全寮制のこの学園に二月最後の日に転入してきた理瀬が、閉ざされた湿原の要塞の中で本当の自分を取り戻すまでの物語。学園内で次々に起こる奇怪な事件。仲間と共に謎を追う理瀬の背後に忍び寄る影。そして部屋で見つけたあの本…。自分を見失い、灰色の海にゆらゆらと浮かび頼りなく漂っていた理瀬は、ようやく自分を取り戻し新たな自分の物語を書き始める!少し切なく、でもワクワクして楽しかった!
★81 - コメント(4) - 3月11日

再読。なんと11年ぶり!時代は流れたのだな~と感じる(テープレコーダーのポーズボタンとか)。それでもこの学園の世界観に思いっきり浸ることができた。やはり良い作品というのは色あせない、いつ読んでも面白い。作中に引用されている「鏡のない宮殿」という童話が秀逸。他にも、校長の言葉がいちいち心に刺さる。 水野理瀬シリーズ、一通り読んでるはずだけど、また読みたくなった。
★48 - コメント(0) - 3月11日

理瀬シリーズ第1弾。「三月は深き紅の淵を」に、紹介されていた物語なのだろうか。本作にも学園の仕組みに、影響を与えた本として存在している。ミステリアス学園物語であり、恩田陸が作り出した本の中に存在する、異世界の話だと思える。水野理瀬が転校してきた全寮制の学園は、閉鎖的な不可思議な学園だった。理瀬はこの一風変わった風習の学園で、謎の失踪事件に巻き込まれていく。恩田陸の心の中なのか、雰囲気は「不思議の国のアリス」、テンポ良く読み易い。いったい何を言いたかったのか、解りますか?と、読者は問われている様に感じる。
★74 - コメント(1) - 3月11日

寄宿舎、謎めいた雰囲気、古い建物…。私の好きな物が全部詰まっている。わりと厚さがあったけどすぐに読み終わった。面白かった。読んでいてワクワクしたし本当に楽しかった。恩田陸さんはやっぱりすごい人だ。次を早く読みたい。
★8 - コメント(0) - 3月10日

出会いと別れの3月。の…1日前から始まった話。描写が鮮やか。風を感じ、冷たさを感じ。引き込まれるように読破。恩田作品、癖になりそうです。
★4 - コメント(0) - 3月9日

女装も完璧にこなす校長先生は只者ではありませんでした。本当のところ、何人ぐらい後継者候補(実子)が居るのでしょうか。 そして、理瀬。「もしかして校長の子供?」という思いはありましたが、途中までは「おとなしそうな女の子」という印象が強かったです。けれど、記憶を取り戻した本性はなかなか面白い性格なようですね。彼女が「三月の国」を統べることになるのか、他の誰かに取って代わられるのか、スリル感満載の終わり方だったように思います。
★13 - コメント(0) - 3月8日

ミステリではないが、謎の重なった幻想的な作品。
★26 - コメント(0) - 3月6日

中学生の頃に衝撃を受けて以来、久しぶりに読みました。子どもの頃理瀬のように聡明で野心を秘めた人になりたいと思っていたことを思い出しました。恩田さんの本は言葉選びがとても素敵です。
★5 - コメント(0) - 3月5日

理瀬にとても違和感があったけど、「ああ、そういうわけね」と。 何が真実なのか、時々見失いそうになりながら、この不思議な世界を楽しむ。
★8 - コメント(0) - 3月3日

A3
再読。何故か今回はあまり集中出来ず。。
★13 - コメント(0) - 3月2日

雰囲気がよい.これに尽きる.ミステリというには夢のような,けれどもファンタジーと呼ぶにはあまりに現実味がありすぎる独特の地に足つかない幻想感.作品としてはもう少しオチにインパクトが欲しかったとは思うけれども,謎は解ける寸前が最も楽しいものだし,ある意味オチなんてどうでもよいのかもしれない.
★6 - コメント(0) - 3月1日

恩田陸さんの一風変わった学園長編。読み応えがすごかった。
★6 - コメント(0) - 3月1日

理瀬シリーズ1巻目、ようやく読了。 『図書室の海』の『睡蓮』を先に読んだことで、なかなか手が出せなかった本作にチャレンジ、読み始めたらするすると…ハマりました。 途中も何度も前のページを見返していたけど、最後まで読み終えて、確認したい箇所がたくさん…最初からざっと復習しました。 続けて『黄昏の百合の骨』へ。
★7 - コメント(0) - 2月26日

結末が唐突すぎて、受け入れられなかった。
★4 - コメント(0) - 2月24日

ヨハンの美しい人に対する指摘が的を射てるなと。でも、この視点は元から美しい人には持ち合わせないものだと思う。17歳のトリンドル玲奈さんの動画を見て、ふと思ったことである。
★3 - コメント(0) - 2月19日

恩田さんの描く少年少女が大好きです!この物語も、ミステリアスで奇妙な感じの学園生活がすごく面白かった!読み終わってから、冒頭部分の気になっていた場面をもう一度読み返し、なるほどと。理瀬の心情を知った上で、もう一度読むと更に面白そう!
★5 - コメント(0) - 2月19日

三月以外の転校生は破滅をもたらす。二月の転校生。辺境の地の学園。そこに閉じ込められた少年少女たち。様々な事情を抱え、秘密を持ち、嘘をつき、普通の顔をして日常生活を送る。何人もの少年少女がいつの間にか消え、いきなり死ぬ。謎だらけで、美しくて、不思議で、恐ろしい。雰囲気が好きで、とても面白くて一気読みした。人間って怖い。
★20 - コメント(0) - 2月18日

私が理瀬と同い年の日、これを初めて読んだ。世界観や文章に付いて行けなかった。私が聖と同い年の今日、これをまた読んだ。よく理解できた。クライマックスの畳みかけも違和感がなかった。青年期に一冊の本を何度も読むと、自分の成長を確認できる。
★12 - コメント(0) - 2月18日

積読本崩し。舞台背景がヨーロッパの古城や片田舎だったらもっとしっくりくるかなと思いました。日本国内を舞台にしているのに、僻地にある修道院跡の建物とか外界から隔絶された学園とかはイメージしにくい部分が多々あります。また、ページ数の割には結末が弱かったなと感じましたが全体を通して少年少女の感情描写が等身大に描かれていました。いつも思う事は、自分自身がこの環境に置かれた時にどう感じるか?とても幽閉されたような生活には耐えられないだろうな!
★23 - コメント(0) - 2月18日

簡単に言ってしまえば「学園ものミステリー」。でも内容はとても濃くて、それぞれの登場人物たちがとてもいい。どんなまとめ方で終わるのか、わくわくした一冊。
★7 - コメント(0) - 2月18日

おとぎ話とミステリーを混ぜ合わせたような不思議な世界観のおはなし。クライマックスに今までの謎が一気に解決していくのが気持ちいい。理瀬シリーズ、好きだから途中だという第3弾も完結してほしい。
★25 - コメント(0) - 2月16日

恩田陸さん、伏線回収されず、ラストあれっ?てなった本があって、それ以来読むのを躊躇してました。長編オススメで出てたので、挽回?する為に読んでみる事に。序章はなかなか本の世界に入れず唸る様に読み進めましたが、あっという間に夢中になってました。ラスト、畳み掛ける様に真実が分かって、果たしてこれが真実?なのか夢なのか一読目では理解出来なかった。ラストを2度読み返して、漸く誰の台詞か理解したり、あぁ、真実だったのかとも分かりました。黄昏の…が続編との情報があるので、早速読みます。理瀬の終盤の性格に戸惑いつつ。
★8 - コメント(0) - 2月12日

ゆっくりと少しずつ、不穏さを漂わせたまま進んでいた物語が、最後の2章で突然スピードをあげて走り始めたものだから、読み終えた今でもまだ心が追いついていない。理瀬に好感を抱き、感情移入して読んでいたのでラストの理瀬の変貌ぶりにはただただ戸惑った。残酷さはあるけれど「回転木馬」のラストシーンのほうが、まだ救いがあったような気がする。元々の理瀬を知りたくて「睡蓮」を読み返し、「水晶の夜、翡翠の朝」も読んだ。ラストの理瀬と睡蓮の理瀬が繋がった気はするが、「睡蓮」の後、青の丘に来る前の理瀬を知りたくなった。
★41 - コメント(0) - 2月12日

文字だけなのに、どうしてこんなにも情景が浮かぶのでしょうか。全てが夢であるような、そんな物語。
★9 - コメント(0) - 2月9日

よく分からないミステリー
★7 - コメント(0) - 2月6日

数年振りの再読。独特の世界観が癖になる。閉ざされた王国の中で次々と起こる不穏な事件。本家のアリスを読んでいないので、なんとなくここはオマージュっぽいな、としかわからない自分の知識不足が残念。異母兄弟たちの後継者争いだったというのが怖ろしい。記憶を取り戻した理瀨も。でも同時に惹かれてもしまう。次は『黄昏の百合の骨』をまた読もう。
★16 - コメント(0) - 2月5日

引き続き恩田陸氏から、長編「麦の海に沈む果実」を読了。先日読んだ「図書館の海」の中に収録されていた「睡蓮」という短編に登場した少女・理瀬(りせ)が成長し、同じく「睡蓮」に登場した謎の「女」が経営する全寮制の学園に入学させられる。ちなみにこの物語には他にも幾つか番外編というかスピンオフというかが存在しており、もしかすると今後もシリーズ的な展開を広げていく…のかも知れない(笑) 物語は、どこか儚げな印象を抱かせる美少女・理瀬が、周囲から半ば強制的に北の湿地帯にある全寮制の「学園」に入学するところから始まる。
★25 - コメント(2) - 2月4日

再読。この閉ざされた学園が本当にどこかに存在しているかのような、今でもどこかで彼らが毎日を過ごしているような気持ちになる。登場人物がみんなどこかやりきれない切なさと薄暗さをもっていて好きだなぁ。
★7 - コメント(0) - 2月2日

美しく閉じられた学園の様子が目に浮かぶようです。登場人物ひとりひとりに魅力があり、吸い込まれてしまいそうな作品です。
★8 - コメント(0) - 2月1日

恩田作品の中でベストスリーに入るくらい大好きな作品。全寮制の学園にやってきた理瀬。二月最後の日に来た彼女は三月以外に入学したものは破滅をもたらすという伝説に翻弄されることになる。物語の中に入りこみすぎて、毎回読み終わるたびにしばらくぼうっとしてしまう。クライマックスの展開が正直なところ早すぎて呆気にとられるけれど、そのスピード感が読み手を現実世界に帰してくれているのかもしれない。
★20 - コメント(0) - 1月31日

期待を裏切らず面白かった!ちょっと綾辻行人の「緋色の囁き」を思い出す。理瀬、校長については割と予想どおり。
★7 - コメント(0) - 1月31日

再読。この本の結末や、『黄昏の~』を読んだ後に再度読む事によって理瀬の二面性が早い段階から示されていたことや、校長の理瀬への対応等に着目して読む事が出来、初めて読んだ時とはまた違った面白さがあった。これは私が古い革のトランクを取り戻すための物語である』という出だしの通り、理瀬が本当の自分を取り戻すための物語でもあるのだが、黎二との別れやコサージュを風に流してしまい、仮の理瀬と決別してしまう所などあまりに切なかった。
★18 - コメント(0) - 1月22日

この本で単位論文を書いたので……。引用を探す度に読み込んでしまったから、なかなかレポートが進まなかった(笑)閉鎖的な学園、それから理瀬の内面の変化。注目するポイントを変えればまた違った楽しみ方があるんだなぁと。それから、恩田さん直木賞受賞おめでとうございます!!
★11 - コメント(0) - 1月17日

すごく不思議なお話でした。最後まではらはらさせられて、のめり込んでしまいました。不吉な死亡。事故なのか事件なのか。それぞれの正体。真相。最後の最後はまさかの展開で、でもすっきりとしました。この先の理瀬の行く末が気になります。面白かったです!
★9 - コメント(0) - 1月16日

恩田さんの文章は素晴らしい。豊富なボキャブラリーと確かな表現力で満ちている。列車に揺られて学校へ行くシーンから始まるからなのか、ハリーポッターを思い起こしてしまい、読んでる間ずっとあの音楽が頭の中で流れてました…分厚いけどハリーポッターみたいにすらすら読めます笑 ただこれだけの伏線をラスト数ページで片付けてしまうのは惜しい気がしました。
★14 - コメント(0) - 1月11日

麦の海に沈む果実の 評価:78 感想・レビュー:1434
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