風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)
あらすじ・内容
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。

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風の歌を聴けの感想・レビュー(12738)

エッセイを読んでデビュー作を読んでみたいと思った。もしもこの作品から村上春樹を読み始めたのだとしたらスルーしてたかもしれない。なんだか漂っているだけのような、だけどそれがあの村上春樹だからいいんだって思えるような、複雑な気持ち。
★17 - コメント(0) - 3月24日

村上春樹作品を初めて読みました。なるほど確かに独特で捉えようのない感じ。結局は何が言いたいの?ってあれこれ考えるよりは何を感じたかなのかなぁ。学生が帰省した地元で過ごしたひと夏として、いい感じに惰性的で、ビールと女というフレーズと表現がそんな日々のイメージにぴったり。
★8 - コメント(0) - 3月24日

村上春樹を馬鹿にするために読みました。しかも短かったので。孤独でメンヘラでしかもナルシストにも関わらず、なんだかんだで出会った女性とセックスしまくる主人公の姿に全く共感できないので、読んでいても全く面白くないと思いきや意外と楽しく読めた。オシャンティーなメタファーだとか特徴的で読みやすい文体で伏線もオチもないような起きることを淡々と描写するような物語に共感してしまう生きる目的を見失っているセンチメンタルな人たちが世の中多いんだなあ、って思ってました。意識高い系みたいな大学生にファンが多いのも納得出来ます
★4 - コメント(0) - 3月22日

再読。殆ど内容を覚えていなかったため、初読のような感覚だった。今回読んでみて感じたのはふわ〜っと何かが漂っているのと喪失感。「誰もが知っていることを小説に書いて、いったい何の意味がある?」と書いてあるし、私には永遠に分からないのかもしれない。……ムッ……
★14 - コメント(0) - 3月21日

村上春樹の作品はノルウェーの森で挫折してから全く読んでいませんでした。今回は最後まで読めました。もう1~2回繰り返し読まないと、読解力が低い私には理解できない気がします。
★8 - コメント(0) - 3月19日

3。実家本、父の本棚から拝借。うーん、風の歌、聴けなかったな..。捉えどころのないお話。若いなぁ。主人公みたいに聞かないと話さない人は苦手なので、やきもきしながら読んだ。鼠の好物というホットケーキにコーラ一瓶かけたものはゲテモノ部としては気になるかも..(^^;)
★47 - コメント(0) - 3月19日

ぎっしりナニモノかが詰まっているのに、表面をなぞるようにして驚くほど早く読めた。なにより、村上春樹は初めから村上春樹だったんだなあ。この現実感のない浮遊感。淡々と語るセックス。たくさんの音楽(そして私はクラシックしかわからない)。つきあってた女の子謎の死。本を読む男。おそらくはたくさんのメタファー。どう読み込むかは読者しだい。この人はずっと同じことやってきたのかブルックナーのように、と思っていたところで、主人公数を数えたという描写が出てきてびっくり。そういえば、井戸は出
★188 - コメント(2) - 3月18日

やりとりが洒落ており、そのせいか現実感がないため、自分がそこにいたら、周囲の隠しカメラを探すと思う。海辺の街に帰省した大学生の僕が、夏の盛りに朝から晩までビールを飲んで酔っ払う話とまとめればしっくり来る。何かを伝えようとしているというのは肌で感じることは出来るのだが、それは何かと答えを求められると「さあ」としか言えない。あまりに癖が強いせいか、本文と著者あとがきの境界線に気付かなかった。テレビで話題の新食感グミを思い切って口に放り込んでみた感じ。
★14 - コメント(0) - 3月18日

恐らく何度目かの再読。 相変わらず、独特のドライな文章で、淡々と語る。 面白いかどうかと言われれば、どちらでもないけど、惰性で食べる居酒屋の枝豆のような謎の中毒性があると改めて感じた。
★13 - コメント(0) - 3月17日

初・村上春樹。書店に山積みの「騎士団長殺し」が気になりつつ、「初心者は青春三部作から」と聞いて読んでみました。が、どうもピンときませんでした。自分残念。
★7 - コメント(2) - 3月17日

随分と久しぶりに村上春樹を読んだけど、個人的には内容より可読性の高さが目についた。驚くくらいにすらすらと読める文体は、流石の村上春樹でデビュー作ながら感服。内容は気取った主人公が酒を飲んでセックスをして…という村上春樹作品のテンプレートとして語られるイメージそのもの。なのに語りと情景に引き込まれるのは、時代を代表する作家ゆえか
★13 - コメント(1) - 3月17日

最新作は時間がとれる夏休みにゆっくり読むことにして、デビュー作を再読。このまま青春三部作の残りを再読する予定。本作も、大学生の頃に初めて読んで以来、何度か読んでいるが、今回はあまり入り込めなかった。私にとって、村上春樹とは、読む度、好きと思ったり嫌いと思ったり、アンビバレントな感情を抱く存在。
★13 - コメント(0) - 3月16日

ここ最近の村上春樹ブームに乗って10年ぶりくらいに村上春樹を読んでみた。漱石やドストエフスキーのような人情系?の面倒くさい人たちが登場する小説が好きな私は、村上春樹の主人公はどこか気取っていて苦手だった。今回再読してもそれは変わらない。私には村上春樹の感性を読み取る力がないのがわかり残念だが、もしかしたら、後からじわじわとくるのかもしれない。大切なことをさらっと書いていまう村上春樹はやはりすごいと思う。さらにこれがデビュー作ということにも驚く。僕は・君たちが・好きだ。ここが一番ゾクッとして好きな部分。
★32 - コメント(0) - 3月16日

はじめて村上春樹さんの本を読みました。
★5 - コメント(0) - 3月16日

正直、これといった感想が浮かんできません…。登場人物一人一人には味があって、比喩表現や風景描写も頭に浮かんでくるのですが、読解力が足りないせいか、本書にある何かを感じ取ることができなかった気がしますヽ(;▽;)ノ精神科医とのシーンは、確か大学入試で出会ったことのある文章な気がします。一番印象に残りました。
★15 - コメント(0) - 3月16日

後の作品に比べると技術的には稚拙な部分があるのかも知れないが、ドライな文体がかえって情景を強く想起させ、何とも言えない甘酸っぱいような気持ちになった。本の内容通りに、少し大人になってから、大学生くらいの青春の時期を思い出した時のほろ苦さを感じる。この本に出てくる架空の作家に、主人公は強く影響されているとのことだが、この作家が実在すると思い、また読んでみたいと思って調べてしまった。それくらいこの架空の作家の印象が強いし、虚実ない交ぜになったような文章の内容と雰囲気が、じわじわと心に残る。
★16 - コメント(2) - 3月16日

ん〜わからん!もう一度時間をかけてゆっくり読んでみるとする。それでもわからなければ、20年後にやさぐれたおばさんになった頃にウィスキー飲みながら、今のケツの青い自分を振り返りながら読むとしよう。
★11 - コメント(0) - 3月16日

辛いことがあって、めそめそ泣きながら読んだ。歳を取るほど、読んでて切なくなるということが、また切ない。辛い時、私は音楽を聞いてめそめそ泣いてやり過ごしてきたのだけど、病気で音楽が聞けなくなってしまった。けれど、もしかしたら本は音楽の替わりになるかもしれない。何のために生きるのか、とても虚しいときがある。いろんなものが私を通り過ぎて行き、二度と戻って来ない。残るのは喪失感だけ。そんなのは当たり前じゃないか、みんなそうだし、そういうものだ。宇宙的にそういうものだ、ま、頑張れ、とこの本に言われる気がする。
★19 - コメント(0) - 3月15日

再読。再読にもかかわらず、読めば読むほど分からなくなってくる。だけど、勝手に解釈させてもらって楽しませてもらっています。改めてこれがデビュー作なのかと驚く。
★13 - コメント(0) - 3月15日

村上春樹の翻訳でも短編ではないものを読もうと思い立って、まずはデビュー作を読んでみた。感想は、なんで今まで村上春樹を読まなかったのだろうというくらい、心を揺さぶられた。これからの人生で風の中にいる時に、きっと火星人のことを思い出すだろうなというくらいに。 ところで、40年も昔に書いた小説に感動したと言われるのは著者にとってどういう気分なのだろう。 今さら何を の 感じかなあ。
★32 - コメント(0) - 3月15日

メモ:飲酒運転で出会ったふたりが、仲良くなって別れる。浜田省吾なら、Aメロだけで語りきれそうな話。
★6 - コメント(0) - 3月15日

初めて村上春樹を読んだけど結構面白い。個性的な文体はそれだけで面白いし、台詞はなんかかっこいいし。話自体ははなんてことないしよくわからなかったけど、テキストが作り出す雰囲気がすごくよかったのでよかったです。
★13 - コメント(0) - 3月14日

最新作を読んだので再読しました。いまの村上さんにくらべ文章はカラッとしていますし、断片集のような小説ですから読者にやさしくありません。デビュー時といまとで変わっていないところは多くあり、たとえば車の名前をはっきりと明記するところ、最新作ではスバルフォレスターが重要な要素として出てきますし、デビュー作でもベンツとトライアンフが中流の象徴として出てきます。それ以外にも井戸や中国や美人ではない女性などたくさんの共通項が見つかりますけれど、こういった読み方は小説を素直に読めていないみたいですこし嫌になってきます。
★12 - コメント(0) - 3月14日

再読。図書館。全集より。初めて読んだ時はただ読みやすさや、所々に現れる爽やかさが好きで、何も考えずに読んでましたが、今回読んでみて割りと暗めの小説だと感じました。会話もなんだかちぐはぐに感じるし、【僕】はハッキリとしたことが言えないようだし、最後の一文は特に暗い方へ持っていってる。なんとなく、前読んだ『三四郎』を思い起こしました。いっぱい周りに人がいるけど独りって感じが似てる。
★38 - コメント(0) - 3月13日

よくわからん
★5 - コメント(0) - 3月13日

とても好きな文章でした。時が風のように通り過ぎていき、その流れの中で人はいつか死ぬという真実。当然の事ですが、わざわざそれを書こうとするひねくれたかんじ良い。場面の移り変わりが多くて分かりづらい部分もありましたが、迷いを表しているようで良い。好きな言い回しや表現もたくさんありました。人間関係を築く為には、言葉や自己表現が絶対必要で、言葉とは何なのか、文章とは何なのか、といった事も書かれていて面白かったし、共感できました。彼女といる最後のシーンでたまらなくビールが飲みたくなったのは何故でしょう。
★20 - コメント(1) - 3月12日

なんだかさっと読めてしまった。独特の世界観、語り口調。レンタルDVDコーナーの「青春」カテゴリのなかのもの。そんな感じ。具体的に言えばトレインスポッティングの(ユアンマクレガー)レントンが補足説明しながら物語を展開していくような。風の歌だけに風がふきぬいていくよう。涼しかった余韻がほんのり残りました。
★12 - コメント(0) - 3月11日

初村上春樹。 サラサラ読めたことは読めた。しかし普通に読んでいると、最後まで読んでも、結局、私には何なのか全くわからなかった。 字面を追うだけならとても軽い文体なので時間は全くかからないが、ぼんやりしたというか、核心を文字にしないというか、何かしら意味がありそうな表現が並ぶ、独特な書き方だと思う。とりあえずネットの解釈を適当に見ながら読み返してみたいと思う。
★16 - コメント(0) - 3月10日

デビュー作もやっぱりセックスとか出てくるんだな。あまりよくわからなかった。
★13 - コメント(0) - 3月9日

もう一度読みたい本
★5 - コメント(0) - 3月9日

村上春樹のデビュー作。ずーと前、30年近く前に読んだのの再読。すっかり忘れていましたが、ところどころ覚えてました。不思議でとらえどころがない物語。全体からはかない、甘酸っぱいムードが流れていて、それが村上春樹の魅力なのでしょうね。
★14 - コメント(0) - 3月8日

Moe
初めて読んだ村上春樹作品です。正直よくわからなかったけれど、面白かったし、胸に刺さる言葉はありました。また読みたいです。
★11 - コメント(0) - 3月8日

蒸し暑く、汗とタバコの臭いが充満したバーで、冷たいビールとフライドポテトを口にし、流れるラジオを聴く。そんな中で語られていく僕の日々。正直、難解すぎて疑問が湧くばかりだった。過去に彼女を自殺で亡くした僕と中絶をした指のない女性は、お互いに傷が癒えたのか。鼠と指がない女性はどんな関係なのか、ジェイは全てを知っていたのか、ラジオのDJは何者か…。そんな疑問ばかりの読書の中、最後のDJの言葉で何故だかとても満足してしまった。「僕は・君たちが・好きだ。」また再読をした時は新しい発見があるのかもしれない。
★39 - コメント(0) - 3月8日

☆で区切られてて、それぞれにどういう関係性があるのかわからなくなってしまったのでもう一回読みたい。日本を舞台にしてるのに、ヨーロッパ感があることや、空気感がサテンでつつまれてるみたいなところが久々に村上春樹をよんで、「あーこれこれ!」となれたのでよかった!
★12 - コメント(0) - 3月7日

正直よくわからない。それでも最後まで読めてしまうのは面白いからだろう。時々出てくる格言は胸を打った。
★6 - コメント(0) - 3月5日

ホントはダンスダンスダンスが読みたかったんだけどどうせならということでシリーズ本棚から引っ張り出してきた、何年前に読んだかわからんが今読んでも雰囲気を感じ取るぐらいしかできなかったな。
★6 - コメント(0) - 3月5日

村上春樹のデビュー作。脈絡のない物語が途切れ途切れに淡々と続いていく中に、若者特有(?)ぼんやりとした孤独感が描かれている…ように感じた。彼らしい翻訳調の文体や独特の斜に構えたような独特の表現は、本作にも豊富に盛り込まれており、なかなか楽しめた。読後に大きな衝撃が残る類の本ではないが、日常的に感じている孤独感や寂しさを少しだけ癒してくれる気がする。このまま初期3部作を読もうと思う。
★12 - コメント(0) - 3月5日

初めて村上春樹を読んだ。 短編でサクサク読めたけど、何を伝えたかったのはあんまり理解できなかったので再読しようと思う。 伊坂幸太郎の作品は完全に村上春樹の影響受けているなーと認識。読みやすいけど回りくどい表現をするから簡単に文学通的なのになれるから人気なんだろうなーと斜に構えて分析してしまいました。
★9 - コメント(0) - 3月4日

ノルウェイの森を読了し、「僕」が恋しくなり、デビュー作を。同一人物?ではないけど、同じ匂いの心地良さ。口調が少し違っていたな。火星にある井戸を抜けると15億年時が過ぎていて風と会話するところは印象的。何かの本の引用、?
★11 - コメント(0) - 3月2日

個人の感想です:B。新作が出たばかりの村上春樹さんのデビュー作。21歳の僕は大学の夏休み海辺の町に帰省。そこで友人の「鼠」とビールを飲み、バーのトイレで倒れていたれこーで店の店員の女の子と親しくなる。車とビールとタバコの描写がやたら多い。タバコのポイ捨てはいかんよ、ビール飲んで車運転したら危険運転だよ!とエコやCSRに関心の高い「さとり世代」に言われそうな描写も多い。ボブ・ディラン、ビーチボーイズなど文中に出てくる曲を聴きながら、ビールを飲みながら読むと、自分の若い頃の思い出が甦ってきそうな話だった。
★16 - コメント(0) - 3月2日

風の歌を聴けの 評価:86 感想・レビュー:2566
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