風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)
あらすじ・内容
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。

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風の歌を聴けはこんな本です

風の歌を聴けの感想・レビュー(12613)

1970年の夏に海辺に帰省した僕、大学で出会った友人の鼠、ジェイズ・バーで介抱した女の子、僕が過去に関係を持った女の子3人…多数登場人物がいるのに、読み進めても僕は誰か、鼠は男性か女性か、左手の指が4本しかない女の子は何者か、解釈しかねる謎が多く感じた。初めて読むには難しいものだったのかな。それとも他の作品に関連してるヒントがあるのだろうか。解りそうで解らない。思考させられるなあ、村上春樹作品。
★51 - コメント(0) - 2月26日

デビュー作を読んでいなかったんだ。
★5 - コメント(0) - 2月22日

大好きな村上春樹のデビュー作だという理由だけで読んでみたが、今の年齢に達したぼくにはあまり共感できるところはなかった。でも反芻してしまうのだろうな。
★6 - コメント(0) - 2月22日

夏の終わりの去っていく者と残される者。僕の「強い人間なんてどこにも居やしいない、振りのできる人間がいるだけさ」の一言に、鼠の「嘘だと言ってくれないか?」鼠の結末を想って泣いた。風の音の向こうに宇宙の万物を感じ、心も体もその一部なんだと思う。強くなくても生きていける。
★46 - コメント(0) - 2月21日

自分は10代後半から20代の前半までの時期に何をやっていたのかなと思い返しながら読みました。一見気楽な学生生活でしたが、そこには乾き、不安、孤独といった感情が当たり前のようにありました。今でこそ結婚し、ネクタイを締めて仕事に出かける毎日ですが。幸せか?と訊かれれば、だろうね。と答えるしかない。夢とは結局そういったものだからだ。手元において、繰り返し読みたくなる本です。
★12 - コメント(0) - 2月20日

基本のキである、村上春樹の。 何度読んだか、もう数えることもできない。 そして読むたびに確実にビールが飲みたくなる、確実に。
★8 - コメント(1) - 2月20日

最後にいろいろなものを抜き捨てて、そこにできた隙間を風がすーっと通り過ぎてゆくような本。気持ち良くて、少し、さみしい。淡い希望と微かな予感、儚い夏の夢。村上作品のなかでは繰り返し読むほど、特別すき。
★38 - コメント(0) - 2月19日

久々に再読するために、購入。双子が出てきたり、宇宙で井戸の話が出てくるなど、村上さんワールドが端々に出てきてニヤリとしてしまった。続いて、1973年のピンボールを読みます。
★8 - コメント(0) - 2月18日

なんだろうな、なんだか生きていることが楽しくなる小説。「今日はこの本を読めたから幸せ」みたいな。
★29 - コメント(3) - 2月18日

ちゃんと村上春樹を読んだのは初めて。なんともコメントが難しい。各登場人物の背景とか心情も結局あんまりよくわからないまま。ペニスを「あなたのレゾン・デートル」って、なんかいいな。
★4 - コメント(0) - 2月18日

冒頭から読みはじめてすぐ、ぎょっとした。その感じはおぼえがあった。たしか、伊坂幸太郎さんが著した「オーデュボンの祈り」を読んだときもそう。デビュー作だった。手触りでいえば、ゴツゴツとかザラザラ。プリミティブな部分を見てしまったようだった。「風の歌を聴け」からだいたい20年後の「海辺のカフカ」はみがかれた作品。でも、それにくらべて劣るかと聞かれれば、うなづけない。みがかれきっていないからこそ、存在を強く感じる。心に引っ掛かってくる。青いトマトの味わい。
★30 - コメント(0) - 2月18日

村上春樹さんデビュー作、かつ青春3部作の1作目。青春3部作を最後から読んできたので、ようやく完了!大学の夏休みに帰省した青年の、僕、鼠、ジェイ、指のない女の子、元カノ達を中心とした、一夏の思い出という感じの物語。デビュー作からして、(僕が理解しきれていないだけかもしれないが)いい意味で、投げっぱなし感がある。何度か読むと繋がったり、意味がわかったりするのかな。短いので、さっと読めます。数日前にプールで使ったタオルを女性に貸すのは、(経験はないが)妙にリアリティがある。さて、新作も楽しみです。
★38 - コメント(0) - 2月17日

今回で三回目になった、村上春樹のデビュー作。 読むたびに不思議な読後感を味わうことになる作品で、初めて読んだときには何がなんだかわからず、三回目の今回は最初に感じたものとは違うものが染み込んでくる。
★9 - コメント(0) - 2月16日

村上春樹デビュー作。 実は村上春樹読んだことなくて、ってお話をしたらデビュー作から読んでいくのがオススメと言われたので。 よくわからなかったのでもう一度読みたいと思います。
★6 - コメント(0) - 2月15日

村上春樹のデビュー作。 内容はよくわからない。 あまりストーリー性を感じず、何かのメタファーなのかと思わせる散文的なセンテンスが並ぶ。書きたい言葉、語りたい文章を書き連ねただけのようにも見える。 しかし、当時の彼はこれを書かずにはいられなかった。導入部でそう語っている。 「職業としての小説家」にも、初めて小説に取組んだ時の状況が書かれていた。 小説を書きたいという静かだが熱い情熱が伝わってくる作品だと思う。
★11 - コメント(0) - 2月14日

ちょっと言葉足らずの感もあるが村上春樹のあの世界を感じることができる。鮮やかな印象がある。
★9 - コメント(0) - 2月12日

デビュー作。少しでも巨匠の感性を理解したいのだが、私ごときでは解るはずもない。
★5 - コメント(0) - 2月11日

★★★★☆ 難しい。もう一度読んで理解したい。
★4 - コメント(0) - 2月11日

15年以上前に三回くらい読んだ本。再読。言ってることの意味はよくわからないことも多い。でも深く考えずサラサラ気持ちよく読み進めていく気になれる。まさに風が吹きぬけていくように、自分もこの物語の中を止まらずに吹き抜けていく。何も残らない。でもなにか満ち足りる。不思議な本。
★15 - コメント(0) - 2月11日

難解すぎた!安直な言い方だけど村上春樹って本当に頭が良いんだな…と思う
★8 - コメント(0) - 2月9日

テスト対策のための読書 もう一度じっくり読み返したい
★5 - コメント(0) - 2月8日

これは小説ではないと村上さんはおっしゃいます 私はデビュー作を前に読んで文章の構成わかりやすさすっきりとしたものの言い方やスッキリする読後感が大好きで半分ハルキストです なので村上春樹さんは一番好きな作家さんです
★8 - コメント(0) - 2月8日

★★★★ 齢35を手前にして、様々な村上作品を読むことを行っている。このデビュー作もそう。そして、このボリューム感がちょうど良いかもというのが率直な感想。もう少し彼らの物語に寄り添いたかった、と思わせる分量。この主人公の佇まいは今でもクールに感じるし、出会う女性は理知的だが肉欲的にも感じる(抱かずに終わるがまた良い)。ただ、つまるところ、酒とタバコと音楽と女の話に集約されるのかもしれない。酒とタバコと音楽と女の話、そして達観と諦念の入り交じった登場人物の独白。そこに魅力が集約されるのかもしれない。
★11 - コメント(0) - 2月7日

「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」 ・・・なんだかとってもかっこいい。 記憶に残る書き出しから始まった、村上春樹さんのデビュー作。 作品の舞台が海外のような、独特な雰囲気の文章が心地よい。 さらさら流れるように最後まで読んでいきました。 ストーリーは今一つ掴めなかったので、感想らしい感想はありません。 でも、すぐに「1973年のピンボール」を読もうと思います。
★12 - コメント(0) - 2月7日

訳わからんなー。時間あるときにもう一回じっくり読もう
★5 - コメント(0) - 2月6日

深夜ラジオのDJが発した《僕は・君たちが・好きだ》という、村上らしからぬセンチメンタルな台詞は、恢復の見込みが3%の少女に贈ったものだと思っていたが、これは彼女のためだけではなく、僕・鼠・ジェイ、そして誰の子かはわからないが堕胎をえらんだ小指のない女の子、さらにこの小説を読んで何ものかを感じた私たち読者へのエールのようにも今回は感じた。《「汝らは地の塩なり。」「?」「塩もし効力を失わば、何をもてか之に塩すべき》という鼠の言葉は「マタイによる福音書」5―13による。鼠が僕に会わせたがっていた女の子は誰?
★48 - コメント(0) - 2月5日

鼠と僕は村上の分身であり、両者の8年間を通して青春の喪失を描いた作品。学生運動の敗北感から大学を中退し自ら椅子を手放す鼠は、就職せずジャズ喫茶を開いた村上自身かもしれない。優しいのに悟りきった部分がある僕の空虚感の理由は何か。3番目に寝た女の子にあなたのペニスはあなたの存在証明といわれ、モノ扱いされたことを受け入れるが、そんな彼女が自殺してしまう。ペニスというモノを媒介にしなければ続けられない関係さえ、断ち切られた痛手は大きい。似たような体験が村上にあったのか、彼の作品の女性は常にクールで、男を愛さない。
★8 - コメント(0) - 2月4日

TYK
読む気もなかったが読み始めてしまいそのまま再読了。 前回読んだのと変わらず、日本とは思えない。日本らしさが良くも悪くも感じられない街、空っぽな鼠、マーロウのごとく。
★7 - コメント(0) - 2月3日

村上春樹の初期作品を文学好きな人に借りた。私は読んだ事も、なかった。1979年群像に掲載とある。借りた本も二刷発行の同じ年だった。38年前だ。私はその頃同じ村上でも芥川賞を貰った村上龍の限りなく透明に近いブルーを読んで衝撃を受けていた。 やはり村上春樹作品は私には全て嘘っぽく、入りこめなかった。 ブラディマリーとバーボンを飲む大学生の僕、村上さんは今でも国際便の上空でブラッディマリーを頼んでいるとか? 一度、飲んではみたい。
★8 - コメント(0) - 2月3日

初・村上春樹作品。会話のどこからどこまでに真意が含まれているのか、それとも全てがジョークなのか、それを感じ取らせない主人公の乾いた語り口が好きだ。内容は、個人的には可もなく不可もなく。しかし、主人公の語り口と、キャラクター同士の軽妙な会話が心地好い。また、時代背景と、それ故に漂うノスタルジックな空気感も良い。作品全体として、とても好きになった。他の作品も読んでみたい。
★29 - コメント(1) - 2月3日

よく分からなかった。私の読解力がたりないのだろう。高校生だったか専門の時村上春樹さんのノルウェーの森にチャレンジしたが無理でした。デビュー作を読んでみたらなぜ読めなかったのかがわかるかもしれないと思ったがやはり分からなかった。ノルウェーの森は単行本で買ったのに今はもう無いのでいつかそれも含めて理解できる力が私に備わったらそれもまた読んでみたい。村上春樹さん、その世界は今の私の脳はなかなか理解に苦しむようだ。
★55 - コメント(5) - 1月31日

パソコンは愚か、スマホもインターネットも一般的に普及していなかった時代、この本が出版されてからしばらく、図書館の司書さんは「デレク・ハートフィールドの作品が読みたい」という質問に頭を悩ましたらしいですね。
★10 - コメント(0) - 1月30日

村上春樹氏のデビュー作ということで、読んでみた。 流麗な文章、芸術的な比喩。ああ、村上春樹だなぁという感じ。 主人公の僕は相当変わった人という印象なのに、凄くリアルに描かれていて。 本当にこういう人が実在するのではないか?と思ってしまうほど。 「もしハートフィールドという作家に出会わなければ小説なんて書かなかったろう」のように書いているのに、 ハートフィールドが架空の作者だと知り、いい意味で裏切られる。 なんとも言えない余韻の残る小説。
★11 - コメント(0) - 1月25日

再読。初期の作品の魅力がギュッとつまっている。このくらいロマンチックで悲しくないとね。
★7 - コメント(0) - 1月24日

以前読んだときは難しくてよくわからなかったが、今回はスラスラと読めたので楽しんで読むことができた。私の読書力が向上したのか精神年齢が追いついたのか、ただ単に歳をとったからわかるようになってきたのかは不明ですが…。若者の大人と子供の間にいるなんともいえないような世界観がうまく表現されているように感じた。ハートフィールドが架空の作者だと知って驚いた。気づいたら小説の世界に入ってしまっている作品。
★15 - コメント(0) - 1月23日

mi.
上司に勧められ、借りた本。村上春樹の作品を読むのは6年ぶり。大学生の時には掴めなかった何かが掴めるかもと思って読んでみた。ノルウェイの森があまり好きになれず、今回も読めるかどうか不安だったけど思ってたよりテンポも良く文体も易しかったので1時間ちょっとで読めた。内容に関しては相変わらず意味がわからず未だに村上春樹のことは掴めなかったけど前よりはハードルが低くなった気がする。頭の上にはいつも悪い風が吹いているけれど風向きは変わるよ、いつかはねみたいなとこがちょっとよかった。
★13 - コメント(0) - 1月22日

『運の強いのもいりゃ運の悪いのもいる。タフなのもいりゃ弱いのもいる。金持ちもいりゃ貧乏人もいる。だけどね、人並み外れた強さを持ったやつなんて誰もいないんだ。みんな同じさ。何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持たないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力すべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ?強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。』
★19 - コメント(0) - 1月20日

難しい。けど、好きなタイプの小説。言葉で表せないのが残念だけど。一回読んでわかる本ではなさそうなので、また再読ですね。
★13 - コメント(0) - 1月19日

ここ最近満足に本も読めない自分の余裕のなさに苛立つ。誰だっていいから村上春樹調で優しい理解と慰めがほしい。完璧な《安心》などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
★32 - コメント(2) - 1月19日

「村上春樹さんの小説が苦手です」と言った私に、「とりあえずこれを読んでみて」とハルキストの方に本書を頂いた。 読後、思わず唸ってしまった。これがデビュー作か…すごい方だなぁ。作中のベースにはハートフィールドが在り、彼と鼠や、彼の墓と奈良の古墳が上手く対比されている。 淡々とした日々でも、一度過ぎていったら元には戻らない…そんな青春の切なさが込み上げた。 私の村上春樹苦手要素も多く含まれていたけれど(お酒ばっか飲んでフラフラしながら女の子と寝たことの話が多いところ)、最近読んだ本の中では群を抜いて良かった。
★21 - コメント(0) - 1月19日

風の歌を聴けの 評価:80 感想・レビュー:2519
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