風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)
あらすじ・内容
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。

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風の歌を聴けの感想・レビュー(12480)

mi.
上司に勧められ、借りた本。村上春樹の作品を読むのは6年ぶり。大学生の時には掴めなかった何かが掴めるかもと思って読んでみた。ノルウェイの森があまり好きになれず、今回も読めるかどうか不安だったけど思ってたよりテンポも良く文体も易しかったので1時間ちょっとで読めた。内容に関しては相変わらず意味がわからず未だに村上春樹のことは掴めなかったけど前よりはハードルが低くなった気がする。頭の上にはいつも悪い風が吹いているけれど風向きは変わるよ、いつかはねみたいなとこがちょっとよかった。
- コメント(0) - 1月22日

『運の強いのもいりゃ運の悪いのもいる。タフなのもいりゃ弱いのもいる。金持ちもいりゃ貧乏人もいる。だけどね、人並み外れた強さを持ったやつなんて誰もいないんだ。みんな同じさ。何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持たないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力すべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ?強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。』
★15 - コメント(0) - 1月20日

難しい。けど、好きなタイプの小説。言葉で表せないのが残念だけど。一回読んでわかる本ではなさそうなので、また再読ですね。
★11 - コメント(0) - 1月19日

ここ最近満足に本も読めない自分の余裕のなさに苛立つ。誰だっていいから村上春樹調で優しい理解と慰めがほしい。完璧な《安心》などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
★25 - コメント(0) - 1月19日

「村上春樹さんの小説が苦手です」と言った私に、「とりあえずこれを読んでみて」とハルキストの方に本書を頂いた。 読後、思わず唸ってしまった。これがデビュー作か…すごい方だなぁ。作中のベースにはハートフィールドが在り、彼と鼠や、彼の墓と奈良の古墳が上手く対比されている。 淡々とした日々でも、一度過ぎていったら元には戻らない…そんな青春の切なさが込み上げた。 私の村上春樹苦手要素も多く含まれていたけれど(お酒ばっか飲んでフラフラしながら女の子と寝たことの話が多いところ)、最近読んだ本の中では群を抜いて良かった。
★15 - コメント(0) - 1月19日

友達がこの本が好きで勧めてくれたから帰国して一番に読んだけど、難しい。引き込まれるけど難しい。その人はこの本の何を気に入ってどうして勧めたんだろう?お医者さんのところの話が一番好きなのは確かだけど、私にはまだまだ理解できないみたい。
★5 - コメント(0) - 1月16日

女を抱いたりメタファーの連続すぎて、ただ自分の世界観と言い回しに酔いしれている訳の分からない文章としか思えなかった。自分にはまだ早すぎたのか、、? いつかその価値のわかる日が来るのだろうか。。
★5 - コメント(0) - 1月14日

再読。一番初めに読んだのは、高校2年生のとき。正直に言うと、なんじゃこりゃと思った。いつしか時が経って、現在私は主人公と同じ21歳になった。話の内容に、共感してしまった。なんだか物寂しい感じがする話。特に、21歳とは相対的には若いのだが、以前ほど若くなくなったという文を読んで、自分もいつまでも若い訳ではないと痛感した。
★13 - コメント(0) - 1月13日

ボキャブラリーがすごい。168ページのなかに相当つめこまれています。また、タイトルがかっこいいです。
★9 - コメント(0) - 1月12日

惜しまずに与えるものは、常に与えられるものである
★5 - コメント(0) - 1月10日

読了。うーん、よくわからん。以上。と言った風で特に何を感じたわけでもないかな……
★5 - コメント(0) - 1月8日

羊をめぐる冒険から読んだので、鼠とジェイとの出会いを知ることができた。つかみどころのない話だが、主人公の淡々として、どこか闇をもった雰囲気に惹かれるものがある。ようやく村上春樹のデビュー作が読めました。
★8 - コメント(0) - 1月8日

あるネットのコラムで、ピース又吉が村上春樹の本で最初に勧めてたのが、デビュー作の「風の歌を聴け」だった。映画の「パルプフィクション」の様に時間と場所が細かく切り替わっていく。集中しないと置いていかれる様な感覚。他の作品も同じだろうか。次はノルウエイの森を読もうと思う。
★10 - コメント(0) - 1月5日

村上春樹を読んでいると、僕は青春を感じる。本作は短いながら、文章全体が細かく章立てされた上に、時系列や人物が複雑に並べられていたり、デレク・ハートフィールドという架空の作家について描かれていたりして非常にボリューミーだった。「何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持たないんじゃないかと心配してる。」
★7 - コメント(0) - 1月4日

自分がこの本を理解できるには、まだ若すぎるのかもしれない
★4 - コメント(0) - 1月4日

僕が抱いている問題とは?架空の作家ハートフィールドとは?三番目の女の子は何故自殺をしたのか?そういった読者が抱く謎について何一つ答えを出さないまま終わる。村上春樹が何を伝えたかったのか一度読んだだけの私には理解が及ばなかった。しかし、何とも言えない喪失感を感じた。今はそれだけでいいのかもしれない。また時間をおいて読むことで新しい発見があるのかもしれない。再読が楽しみだ。
★5 - コメント(0) - 1月3日

いろんなひと、話、ウイスキー、女、ハートフィールド。バラバラに散りばめられて、村上春樹の言葉でなんとなく並んでる、そんな小説でストーリーも何もない。ただデビュー作からこんな文章でそれが今も続いているとしたら新たな文章の確立という意味ではすごいことな気がする。とはいえ終始「よくわからん」に尽きる。
★5 - コメント(0) - 1月3日

再読。自分の頭の中が誰かとつながってるような、夢が現実になってるようなそんなん。
★9 - コメント(0) - 1月1日

ken
教訓も気付きも高ぶりも、ストーリーさえもない。たまに読むと心をリセットすることができる作品。良く言うと哲学的だが、悪く言うと気取った偏屈。そこが良いのである。
★10 - コメント(0) - 2016年12月29日

よく分からないよ。
★4 - コメント(0) - 2016年12月29日

村上春樹さんの後に発表される長編作品の原点とも言える、様々な要素を含んだスケッチブックのような作品。セリフや比喩がクールでカッコいい。ハートフィールドって作家、初めて読んだ時は調べた記憶があります。。
★7 - コメント(0) - 2016年12月29日

うーん、作者にはずいぶんおちょくられてしまった。架空の小説家ハートフィールドが実在だと思い込んで真面目に検索してしまったじゃないか。当時は図書館なんかに依頼されたりもして大変だったみたい。印象に残ったのは最後のニーチェの言葉「昼の光に夜の闇の深さはわからない」かなあ。思い当たる節があったから。又は主人公と鼠みたいな関係はいいなあ羨ましいなあって、これやピンボールを読んでて思う。
★12 - コメント(0) - 2016年12月27日

うーん、なかなか味がわからない。大瀧詠一氏の音楽を聴きながら抽象画を眺めてるような気分だった。少ししてから、また読んでみよう。
★4 - コメント(0) - 2016年12月24日

3度目か4度目かの再読。アンチ村上春樹は、本書のような文体を「スカしてる」と感じるかも知れない。年齢をを重ねて再読してみると、若き村上春樹がこの小説で、自分だけの道を切り拓いていくんだ、この文体で闘っていくんだという宣言をしているように感じた。そして、70歳近くなった今もなお闘い続けている作家なのだと思う。
★19 - コメント(0) - 2016年12月20日

時間をおいて再読してみたが、わからないものはわからなかった。ただ淡々と人の生活を見てるだけの感じが魅力なんだとは思う。村上春樹の癖がすごい。
★7 - コメント(0) - 2016年12月19日

数十年ぶりの再読。感じるものがまったく違った。
★7 - コメント(0) - 2016年12月18日

一気に読めた 小指がかけた女の子とも、カリフォルニア・ガールズをリクエストした女の子とも、死んだ仏文科の女の子とも、僕は会うことがない。時折引用されるハートフィールド、ラジオのポップス・テレフォン・リクエスト。強い人などおらず、すべての人は意味なく、無駄に日々を過ごし、ビールを飲み、本を読み、意味なく死んでいく。あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕は・君たちが・好きだ。
★11 - コメント(0) - 2016年12月16日

村上龍著の『限りなく透明に近いブルー』が時代における「空虚」と「挑発」を描いたものであるのに対し、村上春樹著の本作は「空虚」と「彷徨」を描いたものであると読み取れる。前者が芥川賞を受賞したのに、後者が受賞を逃したのは日本文壇の不誠実というか、未熟さが露呈した結果といえる。因みにダブル村上に先行してボブ・ディランは時代に対する「空虚」も「彷徨」も「挑発」も『風に吹かれて』や『ライク・ア・ローリングストーン』で歌いのけていたわけで。彼が春樹氏に先んじてノーベル文学賞を受賞したのは、至極頷けてしまえるわけです。
★13 - コメント(0) - 2016年12月15日

友達に村上さんを一冊も読んでないのは珍しいと言われ最初はページ数のそれほど多くないこちらをと思い手にしました。実は先月から何度も挫折しその都度最初から読み返すこと3回!やっと読了したのですが…。うーん わかったようなわからないような。独特の語りと世界観があるなとは思ったのですがイマイチ内容に入り込めずきっと忘れてしまうなというのが正直なところです。この本が初めてではあるので他の村上作品も読んでみたいとは思ってますが。
★27 - コメント(5) - 2016年12月13日

主人公と、友人の鼠と、バーで介抱した女の子との出会いと別れの淡い物語。美しい文章と柔らかく不思議な世界観に魅せられる。物語の理解が読み手に委ねられている部分も多く、最後までふんわりとして終わる。それがこの小説の味なのかもしれない。
★8 - コメント(0) - 2016年12月9日

★★★☆☆
★3 - コメント(0) - 2016年12月9日

特に何も起こらない。だべってるだけ。それがいい。
★6 - コメント(0) - 2016年12月8日

一気に読んでしまったが、作品からのメッセージは読み手に預けてる感じ。今まで読んできたのより最後が感傷的だった。
★14 - コメント(0) - 2016年12月7日

村上春樹の基礎が詰まっているかんじした。 ノルウェイの森にも通じるし、ねじまき鳥にも通じる気がするし、楽しい。
★2 - コメント(0) - 2016年12月6日

【再読祭】今となっては連絡先もわからないけれど、同じ時間を一緒に過ごした忘れられない人たち。あの時の電話番号で、もしかしたらすぐにでも繋がれるのかもしれないけれども。でも今はあの時じゃないからかけないし、かかってこない。毎年同じように夏はやってきて、同じ匂いを運んでくるけれど、何もかもが少しずつ、しかしとり返しのつかないくらいに昔とは違う。何もかもが人の洪水と時の流れの中に跡も残さず消え去る世界で、私は何をこの手に掴んでここまできたのだろう?春樹デビューが私の生まれる前なことに今さら驚いた次第(笑)
★47 - コメント(4) - 2016年12月4日

「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「風の歌を聴け」の順番で読了。 順番間違えました(笑) 最初の作品を最後に読んだけど、それでもよかった。
★8 - コメント(0) - 2016年12月4日

初の村上春樹で、さらっとしか読めてないのでちゃんとした感想が書けないですが。一つ後に残ったのは、鼠の書いた小説のほうを読んでみたいなぁと。そちらのほうが気になりました。笑
★8 - コメント(0) - 2016年12月4日

よくわからなかった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月2日

ふわふわとつかみどころがない世界でしたが、少しずつ心に染み込まれた感覚でした。始終気怠い空気で、あらすじにある、「ものうく、ほろ苦」いというのがぴったりでした。友だちの影響で読み始めた村上春樹作品ですが、何度も読まないとこの世界を味わえない気がしました。余白がある感じです。
★44 - コメント(0) - 2016年12月1日

やっぱり村上春樹は合わん。 日常を意味有り気に描写して 深いなーーって思わせたい本 事あるごとに考え込んで語れるほど 世の中暇じゃないし緩くないよ!
★10 - コメント(0) - 2016年11月30日

風の歌を聴けの 評価:60 感想・レビュー:2480
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