羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)
268ページ
10794登録

羊をめぐる冒険(上)はこんな本です

羊をめぐる冒険(上)の感想・レビュー(9297)

読了。まさに「冒険」が始まるまでの話が凝縮されていた。神様の電話番号やら宗教的な部分の描写は『1Q84』を思い出させた。初期作品から、村上春樹の根っこが既に形成されているのを感じる。羊を巡ることで、どんな結末が待ち受けているのか楽しみ。
★7 - コメント(0) - 1月17日

「僕」はどうなるのだろう、「鼠」はどうなるのだろう
★3 - コメント(0) - 1月15日

頂き本。「気に入ったら下巻は自分で買って」というかっこいい台詞とともに頂いた。それにしても、どうしてだか孤独で寂しげというか脱力感、虚無感というものが伝わってきて力が抜けてしまい、なんども眠気に襲われる。しかし不快ではないし、つまらないというものでもない。むしろ心地よい、リラックス状態に近い。独特な会話はもうなんていうか格好いい…。比喩もわかるようなわからないような、フワフワする。でも嫌じゃない。絶望的とまでは言わないけれどヒリヒリするような「僕」の孤独に、救いはあるのだろうか。とにかく羊を求めて下巻へ。
★53 - コメント(3) - 1月15日

ずいぶん久しぶりの再読。私が干からびた古いパン食べると、いつも「壁土のような」パンと思うのは、この本読んでからなのか?なんだか感慨深い。 内容をよく覚えてるわけでもないけれど、そこかしこ「ああ、そうだったな」と思う。
★17 - コメント(0) - 1月12日

再読。「実際には我々は札幌に着くとすぐに二本立ての映画を観た」
★5 - コメント(0) - 1月8日

謎の男の言っている内容の理解が難しかった。あと最初に出てきた過去の彼女の話はどこかにつながっているのだろうか?結末が想像できない。下巻へ進もう。
★10 - コメント(0) - 2016年12月29日

20年ほど前に読んだときは、こんなおもしろい本があるのかと衝撃だった。今もそうだれど、加えてその頃はまだ知らなかった海辺のカフカやねじまき鳥につながる、村上春樹的世界の端っこをつかんだような気がして楽しい。「ピンボール」で直子の死による喪失感で停滞していたところから、羊を探してようやく「僕」は動き始める。「僕」と同じく私も「シャーロック・ホームズの事件簿」を読んでいるという偶然に驚きつつ下巻へ。
★12 - コメント(0) - 2016年12月21日

三島由紀夫『夏子の冒険』のオマージュらしいと聞いて読んでみたのですが、今のところよく分からず。作品自体はやれやれ系主人公のこじゃれた掛け合いや独白が楽しかったです。特に黒服の男と老猫について電話するくだりが面白かった。文章が非常に読みやすくてあれよあれよという間に読了してしまいいました。下巻も楽しみです。
★54 - コメント(0) - 2016年12月19日

再読。初読の時は、新しいタイプの小説に出合えたと喜んでいたはずなのに、物語をすっかり忘れておりました。再読しながらふと、この小説は全体より部分の方が印象に残る作品のような気がしました。たとえば、魅力的な耳を持つ彼女とか。
★15 - コメント(0) - 2016年12月13日

2回目か3回目。シリーズは一度読むと止まらない。
★8 - コメント(0) - 2016年12月7日

初期の作品を発表順に読むと進化する村上さんを感じられるような気がする。個人的には本作が「ノルウェイの森」と「ねじまき鳥」にリンクしているように感じた。各シーンの台詞や描写は都会的で、村上ワールドが完成しきっている。下巻で羊はどうなる?
★68 - コメント(0) - 2016年12月2日

「羊の話だ」 羊を通してつながる主人公、男、彼女、鼠。 この上巻では羊探しの旅に至るまでの過程が描かれている。 なんだかよく分からないけれど笑、個人的には主人公の自己肯定感の低さを補ってくれる彼女の言葉が印象的だった。
★8 - コメント(0) - 2016年11月25日

序中盤はひどく退屈だ。29歳の「僕」は人生に飽き、そんな人生をもたらしてしまった自分の生き方に失望しつつある。だから彼が羊を探す旅に出ることを決め、ガール・フレンドを媒介にしてもう一度自分のスタイルを試そうとすることで、物語は急速にいきいきと動きはじめるのだが、それでもこの物語は最後までどことなく薄暗くて、けだるいモノローグはつねにこの冒険の冷酷な結末を示唆し続ける。そしてそのなかに、前二作では語られなかった、喪失をもたらすものの影がようやく浮かび上がってくるのだ。
★6 - コメント(0) - 2016年11月22日

20年以上ぶりに再読。時間が止まったままの実家の本棚から、何となく引っ張り出した。深く心に残ってはいたが、ストーリーはほとんど忘れていた。読み始めてすぐ、「僕」が私の中に入り込んでくる。まるで自分が冒険しているように引き込まれる。
★8 - コメント(0) - 2016年11月20日

主人公のような男性。昔は私もタイプだったな。昔々、お付き合いしていた男性が、学生時代全くモテなかった自分に、学校一のモテ男くんが「とりあえず、お前は村上春樹を読め。」と助言され、彼は村上作品は読むまいと心に決めたそうな。
★2 - コメント(0) - 2016年11月18日

10年位前に読んでそろそろ内容を忘れたので再読。若い頃の春樹のピチピチしていて遊んでいるような文章が満載で、思わず声を出して笑って読んだ。特に、僕と耳モデルのガールフレンドと人懐こい運転手との「名前」に関する不毛な問答が良かった。残らない、けれど軽くもない。非凡庸と凡庸をフラフラしていて、面白いんだか退屈なんだかわかないけれど、いつの間にか入ってゆける、そんな本だ。
★16 - コメント(0) - 2016年11月17日

とある羊を探す、という明確なストーリーの軸があるのが特徴か。しかし、「さて羊を探しに行きますか」というところまでいくのに上巻全部を使うとは思わなかった。羊探しは下巻から。
★11 - コメント(0) - 2016年11月17日

前二作に比べ格段に読みやすく、テーマも提示されていて明確。会話は相変わらず不自然(気障)だが、自然の描写が美しく情景が目に浮かぶ。何度も読ませる飽きさせない作品。「あなたの人生が退屈なんじゃなくて、退屈な人生を求めているのがあなたじゃないかってね」「君のことを考えると僕は少し危くなる。たぶん君が僕に僕が比較的まともだった時代のことを思い出させるからだろう」「世界に対して文句があるんなら子供なんて作るな」
★11 - コメント(0) - 2016年11月13日

はじめての村上春樹。軽い文体で深いことを書いている。
★12 - コメント(0) - 2016年11月7日

村上春樹の初期作品。札幌に住んでるものとしては読まなくてはいけないっすよね! 「僕」が男から依頼(脅迫?)されて、ある羊を探すことに。 面白い。すぐに下巻を読もう。
★6 - コメント(0) - 2016年11月6日

零歳広告代理店が、裏社会のドンに、いちゃもんをつけられる。その原因は謎の一頭の羊。後半に従い、羊を中心とした、様々な要素が絡み合ってくる。下巻ではそれがギュッと締まるのだろうか。それとも。。期待。翻訳家の仕事って別の小説でも出て来たような?
★34 - コメント(0) - 2016年11月4日

「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」は何の物語??って感じだったけど、今作は羊を探す!という明確な目的があっていい!!
★18 - コメント(0) - 2016年11月3日

tk
「彼女はハンドバックから黒いヘア・バンドを取り出すとそれを口にくわえ、両手で髪を抱えるようにして後ろにまわして素早く束ねた。 『どう?』 僕は息を呑み、呆然と彼女を眺めた……波の音が聞こえ、懐かしい夕暮れの匂いが感じられた」(p72). 「僕にはもう『街』はない。僕にとって帰るべき場所はどこにもない。そう考えると、僕は心の底からほっとした」(p147).
★8 - コメント(0) - 2016年10月29日

日常の中に四次元の歪みのようなものをうっかり見つけてしまってそこに引き摺り込まれてしまいそうな危うさを感じる。何かのっぴきならない国家機密レベルの事件に巻き込まれているように見えるが、きっと物語の中のパラレルワールドが存在しているのだと思えばいい。1968年から1978年。ピンボールのあの時に死んだ彼女に再会してからの10年間はまるで夢物語の続きのよう。今を生きている実感すらもたない孤独な主人公が未だ雑踏に立ち止まっている。鼠の存在すら心許ない。耳モデルの彼女の耳だけがこの世に存在する生の証だ。下巻へ。
★64 - コメント(0) - 2016年10月27日

前2作に比べて断然良い。目次からして良い。話が実際に動き出す羊の依頼者あたりからは、ちょっと中弛み。話のスケールの割に舞台が国内限定で少し盛り上がりに欠けるかな?下巻に期待。
★7 - コメント(0) - 2016年10月23日

ひょっとしたら高校生の時以来かもしれない村上春樹。文章は作者特有の謎めいた隠喩を抜きにすれば明快で読みやすく、心に響く台詞や隠喩がときおり現れるのが面白い。反対にストーリーは掴みどころがなく、上巻は「『冒険』に至るまで」の話、起承転結の「起」「承」であることもあって、まだ明確に「面白い」「つまらない」と断言することはできない。「僕」は羊を見つけられるのか。そして羊とは何なのか。それが明らかになる後編に期待。
★9 - コメント(1) - 2016年10月22日

村上さん初期三部作の3冊目。今回は、十二滝村の歴史に最も魅了された。現在の十二滝集落の地図も頭の中に浮かべた。美深町の仁宇布がモデルと言われていることを初めて知った。
★5 - コメント(0) - 2016年10月21日

無事に羊は見つかるのか。下巻が楽しみ。星3
★6 - コメント(0) - 2016年10月21日

再読!ピンボールを読んでからなのか、スッキリしました!鼠・羊と撲と謎が解けました?
★12 - コメント(0) - 2016年10月19日

再読
★2 - コメント(0) - 2016年10月14日

村上春樹は短編集を二作しか読んだことがないのだけど、長編は思っていたのとなんだか違った。もっと不条理でわけがわからないのかと勝手に思っていたのだけど、今のところ文体が独特で不思議な雰囲気を作り出しているだけで、起こっているいることはわりと普通な感じ(存在しないはずの羊がいるというのは不思議だけど)。個人的に気になったのは、妻以外の彼女達の存在。耳の彼女が「まるで生きているみたいでしょ」と自分のことを言うけれど、自殺した彼女と概念的には同じ人物ということなのか?と思った。すらすら読めたので、下巻も楽しみ。
★9 - コメント(0) - 2016年10月11日

rb
性格的にどうしても16や32といった数字が気になってしまう。そういう読み方をする小説ではないと思うけど……。あとは最後の運転手との会話が明らかに重要な意味を持っていそうだ。鰯と羊って似たようなところがあるし。「ということは意志を持って動き、人間と気持が交流できてしかも聴覚を有する動物が名前をつけられる資格をもっていることになるのかな」には「閉鎖された耳」を思い出した。名前、生命、目的性、互換性、……下巻を読みながら考えてみよう。
★62 - コメント(1) - 2016年10月6日

感想は下巻で
★13 - コメント(0) - 2016年10月4日

R
再読。大学生以来か、高校生以来か。なんか、失いまくって失いまくる。世の中そんなもんです。しかし、それでも自分は自分らしく生きます。ハードボイルドに。という感じ。無性に雪山に行きたくなった…。
★6 - コメント(0) - 2016年10月2日

村上春樹の展開力と構成力は感動的なほど凄すぎる。僕が広告コピーの仕事をしていると耳についてのコピーをつくるという仕事が舞い込んでくる。仕事自体は一週間で片づくのだが、すっかり耳の写真に魅了された僕は耳のモデルの女性と親しくなってしまい同棲をはじめる。そしてこの女性が物語の展開に重要な役割をもってくることになる。そして旧友の鼠から届いた何気ない羊の写った風景写真によって、物語は思いもよらない意外な展開をみせることになる。意表をつくような展開力と緻密に計算された構成力。こんな作家は他にはいないのではないか。
★38 - コメント(0) - 2016年10月2日

冒険前のどこか静かながらも危険な雰囲気がモンモンとしれいる様が引き込まれます。 自分らしく生きる様子が前半、どんどん悪が迫ってくる様子が後半と。じわりじわりと深みにハマっていく感覚が心地いいですね。
★10 - コメント(0) - 2016年10月1日

雰囲気のある作品でした。村上春樹の雰囲気かな。特に感想はない。けど良かった。
★9 - コメント(0) - 2016年9月28日

この小説を読むと救われる。初めて読んだときも確か無意味な人生を送ってると自棄になってたな。当時精一杯カッコつけて生きられたのは村上春樹の小説のおかげです。
★6 - コメント(0) - 2016年9月27日

完璧な耳を持つ彼女の耳を見てみたい。それにしても主人公、白いゴハンは食べたくならないのだろうか。下巻へ。
★7 - コメント(0) - 2016年9月25日

『ノルウェーの森』以前の村上春樹、本当に素晴らしい。 『そのようにして彼女は彼女の何枚かのスリップとともに僕の前から永遠に姿を消した。あるものは忘れ去られ、あるものは姿を消し、あるものは死ぬ。そしてそこには悲劇的な要素は殆んどない。』
★8 - コメント(0) - 2016年9月20日

羊をめぐる冒険(上)の 評価:44 感想・レビュー:1188
ログイン新規登録(無料)