煙か土か食い物 (講談社文庫)

煙か土か食い物 (講談社文庫)
あらすじ・内容
腕利きの救命外科医・奈津川四郎に凶報が届く。連続主婦殴打生き埋め事件の被害者におふくろが? ヘイヘイヘイ、復讐は俺に任せろマザファッカー! 故郷に戻った四郎を待つ血と暴力に彩られた凄絶なドラマ。破格の物語世界とスピード感あふれる文体で著者が衝撃デビューを飾った第19回メフィスト賞受賞作。(講談社文庫)

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352ページ
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煙か土か食い物の感想・レビュー(3053)

舞城王太郎は他の作品から手を付けたのだが、デビュー作も最高に熱かった。丸雄のしてきた事はどう考えても許されるべきではないし、その妻が息子に対して放った言葉は酷いものだった。あまりに二郎が可哀想だ。しかし丸雄も負の連鎖に巻き込まれた一人だった。四郎が言うように血を絶つ事も有りなのかもしれないが、しかし今、彼の家族は生きているし、彼が幸せなのならそれでハッピーエンドなのかもしれないと思った。人それぞれに幸せの形がある。あっさりと死んだ名探偵ルンババ12の登場する作品があるらしいので読みたい。 2017-84
★4 - コメント(0) - 3月24日

★★★
- コメント(0) - 3月22日

初舞城で大いに楽しめた。もし自分が男子高校生だったら著者に心酔してただろうと思う。こんな危ないもの読んだらハマるに決まってる。ミステリジャンルなのに全然話に絡んでこなかった名探偵を途中であっさり殺すのが最高にロック。文体に異様なまでの疾走感があり、アップテンポの曲を流しながら読むと最高に気持ちが良い。素敵な読書体験だった。
★2 - コメント(0) - 3月16日

デビュー作なら、十分に評価できる作品かと。
★1 - コメント(0) - 3月7日

登場人物にリアリティがない(主人公が医者で喧嘩も強くてモテモテのスーパーマンで、兄弟も似たような天才、等々)、故に主題の1つである家族愛に共感できない。ミステリを期待して読んだので、そこはまあいい。ミステリとして見ても全くワクワクしない。(これは読者に考えさせるタイプのミステリじゃないからだろうが) 稚拙な文章(これはわざとかもしれないが)が楽しめる人でないとページをめくるのが苦痛である。
★1 - コメント(0) - 2月18日

僕にも君にもココロ中には二郎がいる。
★3 - コメント(0) - 2月16日

主人公と文体が独特でテンポが良くて面白かったけどいまいちのめり込めなかった。ミステリー要素期待していたら家族小説だった。
- コメント(0) - 2月15日

独特すぎる文体と、びっしり文字で埋め尽くされたページが続いて最初は苦痛でしかなかったが、第10章11章辺りからだんだんクセになってきた。これが噂のMaijoか!強烈なインパクトを残してくれた。ミステリとしてより家族小説として面白かった。★4.0
★19 - コメント(0) - 2月6日

久しぶりにミステリでも、と思って読了。ページの進むスピードは早かったけど、のめり込むというのとは違った。良く言えば荒削り、悪く言えば書き散らかした感じの小説です。冷酷非情な家庭環境で育った主人公(医者)が、警視庁や検察にいる同級生の力を使いながら、自分の母も襲われた事件を調べるというもの。動機やトリックが理詰めでキチンと説明されないと消化不良を起こす人には向いていないと思います。頭が切れて喧嘩も強い主人公が活躍する小説を読みたいという人にはオススメ。
★3 - コメント(0) - 2月4日

【01-08】覆面作家である著者のデビュー作にしてメフィスト賞受賞作。改行や読点が少なく、本を見開くと文字がビッシリ詰まっているのが特徴。文章自体はやや稚拙に感じたりもするのですが、中毒性のある独特の文章リズムでついつい読まされてしまいます。緻密なプロットを楽しむというより迫りくる文字の疾走感を堪能するといった趣の作品です。稀有な存在の著者に熱狂的なファンがいるのも納得ですね。読了後に思わず「Maijo、嫌いじゃない!」と呟いたのは内緒。※全編に渡って暴力的な描写と汚い言葉が多いです。上品な方はご注意を。
★24 - コメント(1) - 1月23日

一度読んでみたかった作家さん♪…でも一言で言うと、疲れた…笑 句読点がない文章で埋め込まれた真っ黒なページをめくるのが大変で。内容もえげつない部分が多々あり目を覆いたくなる場面もあり。ただ、やはり結末は気になるので後半は一気に読み進めたけど、前半には微塵も感じられなかった家族愛みたいなハッピーな終わり方にギャップを感じたかな…。とにかく、「圧倒的な文圧」というキャッチコピーの意味は分かった気がする(^^;
★10 - コメント(0) - 1月22日

句読点は多分なかった、改行もほとんどなく、ページごとに文字がぎっしり詰まってて、読みにくそう…という最初の印象も、スピード感溢れる展開と内容に全く気にならなくなってた。暴力の多い内容ながらも、そこにある家族愛。虐待という悲しい負の連鎖。のほほんと育ってきた私には理解できない環境、でもその中にある深い愛情…終盤の四郎の活躍はあっぱれ。最後はルパンの奥さん(精神科医)の言葉に救われた。「人間は死んだら誰かの思い出になるのよ。人間は死んでからも、生きていた証をいろんな形で残すのよ。」…うぅっ(涙)
★8 - コメント(0) - 1月22日

★★★★★_「お気に入りサンの血啜りフェア前半戦」《きなこ編》。魂のレビューが心に響くきなこさん。一〜四郎の兄弟たちと血の絆、暴力と狂気のステージに、連続主婦暴行事件が舞うミステリー。破綻しているようでしっかりとした構成、メフィスト賞っぽーい!駆け抜けるロックな読書体験で、裏のあらすじに書いてある「ヘイヘイヘイ、マザファッカー!」のダサさは作中で違和感ないから不思議。終盤一歩前の論理がやや強引だったのがアレだけれども、強く引き込む文章で走り抜けられた。俺もこれが言いたかったぜ……マイジョーーーーー!!!!
★67 - コメント(6) - 1月15日

形式的にミステリーにはなっているが、ミステリーの要素なんてどうでも良くなるくらい色々詰まっていて面白かった。文体もさることながら、出て来る人物があまり一般的な人物ではないのにもかかわらず、家族を中心に描くことで感情移入しやすくなっていて、その家族もしっかりとエピソードが語られるのでより深く人間が描かれているので物語の厚みがあり読み応えがあり、すべてが語られ尽くすわけではないので余韻も楽しめる。他にも題名だったりちょっとした会話の遊び心だったり本当に色々詰まっている。
★6 - コメント(0) - 1月6日

軽く鋭くスマートな文体、繰り返される暴力描写、そして家族。一気に読みきってしまった。
★5 - コメント(0) - 2016年12月20日

改行のない文字だらけのページ。慢性的な睡眠不足でナチュラルハイなんだろう、まるでラップでも歌っているかのようなシローのリズミカルな語り口調にページ捲る手が止まらずグイグイ読まされる。暴力的なのに優しさも併せ持つシローの人間性に惹かれた。ミステリーとしても十分楽しめ、兄弟愛、家族愛として最後にうまくまとめられていて面白かった。煙か土か食い物か。『人は死んだら誰かの思い出になるのよ。』
★19 - コメント(0) - 2016年12月18日

作者と年齢も近く生まれた地域も近いので方言も同じの上、物語の舞台となった場所は覚えのある場所ばかりで、臨場感ありまくりだった。北陸医大は福井大附属医学病院だろうし、武生の西村病院はうちの近くの中村病院だろうし、どこも行ったことがある場所なので、一回くらいは覆面作家舞城王太郎とすれ違ってるじゃないかと思いながら、もしくは、知り合いの知り合いぐらいの距離ではないだろうかとわくわくしながら、別の意味のミステリーを感じながら読んだ。楽しかった。
★17 - コメント(0) - 2016年12月8日

暴力暴力人間暴力。終始恐ろしいし急に優しい。舞城さん、めちゃくちゃはちゃめちゃなイメージがあって、ちゃんとめちゃくちゃはちゃめちゃではあるんだけど、とちくるってはなくて、目を塞ぎたくもなったけどちゃんと読めて良かった。えげつない。
★6 - コメント(0) - 2016年12月7日

「巨神兵東京に現る 」の言語は舞城王太郎 氏が手がけていると知り、再チャレンジ。(阿修羅ガール は冒頭の一文が好きなだけで、あとは全然入ってこなかったんだけど、「巨神兵〜」の言語は、ものすごく惹かれたので。 腕利きの救命外科医・奈津川四郎。母が連続主婦殴打生き埋め事件に巻き込まれ、故郷でアレコレする話。 . 阿修羅ガール の時には読みにくいしスラングまみれだし読めない!…って放り投げちゃったけど、これはかなりグイグイ読めた。ボリューム満点のバイオレンスアクション映画が、紙の上でスタイリッシュかつ臨場感ば
★4 - コメント(0) - 2016年12月2日

ページいっぱいにみっちりしている文字文字文字をダダーッと読んでいくのが快感でした。
★4 - コメント(0) - 2016年11月25日

Kei
舞城さん読むの、三作目くらいだけどミステリー風味もなかなかいけるのね。面白かった。バイオレンス表現が強過ぎて失神しそうになったけど。結局家族っていつまでも家族で、どんなに辛くても死にたくなっても生きて行かなきゃならないんだぜってことを全力で体感しました。
★5 - コメント(0) - 2016年11月22日

★1なんともまあスピード感あふれる文体。主人公がだぁーと走り去ったような語り口で終始する。口は悪く暴力的だが、その分人間臭くて魅力的な主人公。結局最後は家族愛ってことでいいのかな?生きててなんぼみたいな。ちゃんと読み取れているか不安。
★6 - コメント(0) - 2016年11月22日

2回目
★1 - コメント(0) - 2016年11月10日

再読。ミステリの皮を被った真っ当な小説。暴力によって綴られる、家族愛の物語だと思う。大好き。
★4 - コメント(0) - 2016年11月5日

最高に面白い、楽しい。この良質なエンターテインメントをひとしきり噛み締めた後のいま、何を書いて残したら更に余韻が深まるのかわからないでいる…。というか、そもそも何を読んだんだろうっていう…ミステリ?ドライブ感溢れる読ませる文章(語り口)は才能というか芸だし芸術の域かもしれないし、物語性だって読みながら気になってしまう<二郎>のことが事件のうちにチラチラ影を見せつけてきて、先へ先へと引っ張られ続けるかのようだった。全体としてもスピード溢れる作品だった…他の作品に手を伸ばさないわけがない濃い予感に励まされる…
★17 - コメント(0) - 2016年10月28日

KST
時計仕掛けのオレンジ
- コメント(0) - 2016年10月26日

登場人物が魅力的、主人公のこなしかたがかっこいい。 大きな憎しみと愛がある、縁を切ることの出来ない家族について。
★4 - コメント(0) - 2016年10月24日

このリズミカルで流れるような文章すごく好き。四郎もそうだけど、周りも魅力的な人ばっか出てくる。会話と会話の間にある「」に入らないシロちゃんの心の声がすごく好き。ラストの目まぐるしい展開もそのあとの終わり方も全て良かったなー。また読み返したい。ヘイヘイヘイっていーたい!
★53 - コメント(0) - 2016年10月23日

inu
親が子に示す愛情の重要性を突きつけられる。正しい愛情を安定的に無償で注ぐこと。難しい。奈津川家は歪んだ愛に覆われて縛りつけられていたけれど、みんな精神力と行動力が凄まじいので物語は湿っぽくならず、読み終わるとすっきりした気分に。「どうして丸雄は家族皆で飯を食おうとするのだ。顔を揃えなくても好きな時間に勝手に食べればいい」親の気持ちと子の気持ちのズレ…難しい。ルンババ、頑張ったなぁ。
★3 - コメント(0) - 2016年10月19日

個人的には初めて読んだ時よりも2回目、3回目、と好きになっていく作品。舞城王太郎の中では一番好き、というより今まで読んだ本の中で最上位に位置しているかもしれない。 主人公のシローが愛と自分を見つけるような物語で、でもそこには過去の出来事もあってなかなかシローは安寧の場所を見つけられないし受け入れられない。主人公のキャラクター性が好きであれば何度も読める作品。つらいとき、雨のとき、机に座ってゆっくり読みたくなる作品でもある。
★3 - コメント(0) - 2016年10月14日

舞城王太郎成分満載だけれど、個人的には「阿修羅ガール」や「バイオーグ・トリニティ」のほうが好き。
★2 - コメント(0) - 2016年10月10日

昔読んだことあるのを忘れてた。内容はよく覚えてない…
★2 - コメント(0) - 2016年10月2日

舞城王太郎好きだなあ。スピード感ある文章がとても良い。これでもかというほど怒濤の勢いで文章が押し寄せてくる。推理小説かと思ったけど、それ以上に家族愛を感じたなあ。直球でズバババーンで来る。この本から舞城が始まったんだなあ。流石メフィスト賞ですね。
★7 - コメント(0) - 2016年10月1日

圧倒される暴力と暴力と暴力。なのに、愛があり悲しみがあり寂しさがある。混沌としているのにとても爽やか。非現実的なようなリアルなような世界。汚い言葉とテンポのよい文章、カタカナで書かれる英語表現、名作の抜粋、グロテスクでリアルで客観的で冷たい描写。暴力、悲しみ、痛みの中に皮肉な笑いもある。怒濤の暴力とスピードに圧倒されて、久しぶりに一気に読まされた本。中島哲也監督とかに、ドラマ化か映画化してほしいな~。相反するものが混沌と描かれる世界観が個人的に好きなのだとふと気づいた。ハンソンのCD探しだして聞こうっと
★7 - コメント(0) - 2016年10月1日

メフィスト賞作家で以前から気になっていた作家。初めてでした。 あらすじは家族に問題のある主人公が連続暴行事件の犯人を追うというものです。 文体が流るようにスピード感があり読みやすくすらすら読めました。ミステリとして読んでいたので全体として軽すぎました。
★10 - コメント(0) - 2016年9月17日

まーとにかくすごいな。言葉のドライブがすごい。ジョジョのコラボ小説「ジョージ・ジョースター」でなんとなく分かっていたつもりだったのだが、デビュー作を読んで引きずり回された。脳みそが沸騰したね。途中の感想「ミステリーにしては底が浅い」。違った。ミステリーじゃなかった。家族の、血脈の物語だった。底が浅いのはおれでした。登場人物の紹介もろくにないのに、次から次へと重要そうな役割で出てくる。ついていくのに必死。奈津川四兄弟の強さは半端ない。ミステリー要素はなぜ解決できたのかよくわからないw(続く)
★14 - コメント(7) - 2016年9月14日

オススメ度:★★★
★4 - コメント(0) - 2016年9月12日

ぐっど
★3 - コメント(0) - 2016年8月29日

ハイテンションサイコミステリーエンタテイメントとでも言おうか。とにかく殴る、アンド殴られる。そしてしゃべる。しかも言葉が「クソ」汚い。当然事件は起きるし、謎解きも面白い。でもそれだけじゃない。なんというか、物語のさまざまな要素に「不健全」とか「ゆがんだ」と付けたくなるほど奇妙で暴力的な世界観なのに、そこにどっぷり浸かってしまうと無性に気持ちよくなってしまうのだ。どう考えても「ハイ」な状態で書いたとしか思えない文章の中に、心揺さぶるエピソードが入っているのもグッド。愛情表現も好き。不健全だけど。
★4 - コメント(0) - 2016年8月21日

煙か土か食い物の 評価:76 感想・レビュー:871
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