黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)

黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)
あらすじ・内容
美しい謎が去来する永遠の島を目指して

太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。

あらすじ・内容をもっと見る
400ページ
3340登録

黒と茶の幻想 (上)はこんな本です

黒と茶の幻想 (上)を読んだ人はこんな本も読んでいます


黒と茶の幻想 (上)の感想・レビュー(2666)

実際のところ結婚して家庭を持っているとこういう旅行は無理だろうなー、でも楽しそうだなーと思いつつ下巻へ。なんとなくどんよりとした雰囲気を払拭してほしい。
★6 - コメント(0) - 3月22日

麦の海〜を結構前に読んだ後すぐに買ってそれから時間が空いていたので憂理が麦の〜にでてきた子だと気がつかなかったしどういう子か忘れちゃってるな。 下巻がたのしみ。
★5 - コメント(0) - 3月22日

登場人物達の年齢に近づいたせいか、前よりも言葉が入ってくる感じがする。
★3 - コメント(0) - 3月19日

再読。月の裏側を再読しようとおもっていたけど、図書館でこお本をパラパラとめくってみたら、憂理という名前が見え、理瀬シリーズの延長でこれを借りた。でも理瀬は出てこないんだよね、確か。4人の旧友が大人になって集まり、屋久島に旅行に行くお話。非日常の謎解きをしながら。こういう関係性を保てるのっていいよね。
★8 - コメント(0) - 3月14日

三月シリーズ三冊目。『三月は深き紅の淵を』の第一部の物語であり、『麦の海に沈む果実』の憂理のその後が分かる物語。大学時代の同級生男女4人が三十代後半に再会し、屋久島へ旅立つことに。単なる旅ではなく「美しい謎」を解決しながら「過去」を取り戻す旅だという。4人の息の合った掛け合いや謎解きが面白い。そして過去に起こった男女間の訳ありで複雑な関係が徐々に明るみになって…ますます面白くなった!旅先にいないのにも係わらず、常にその存在が4人の頭を離れない憂理にも注目!この旅の終わりに何が待っているのか…下巻が楽しみ!
★66 - コメント(2) - 3月12日

不思議な感覚。いろいろな謎が散りばめられていて気になる。最後に答えは貰えるのだろうか。
★4 - コメント(0) - 3月8日

引き続き恩田陸氏から長編「黒と茶の幻想」の上巻を読了。このタイトルでピンと来た方もいるかも知れないがこの「黒と茶の幻想」という題名は、そのまま以前読んだ「三月は深き紅の淵を」の中に登場する本に書かれている一章と同じで、恐らくは内容も同じものとなっている。察するにスピンオフならぬスピンアウトという感じなのかも知れないが、同様の「麦の海に沈む果実」も当初の粗筋からは大きく変わっていったので、もしかしたらこれも異なる結末を迎えるのかも知れない。とりあえず上巻を読んだだけでは今のところなんとも言えないのだか(笑)
★20 - コメント(2) - 2月24日

第一章と第二章が収録。『三月は深き紅の淵を』の序章にあたるのがこちらの作品。個人的には三月シリーズ・理瀬シリーズの一つとして考えています。 一章は導入。この旅の「美しい謎」ともいえる憂理の話題が提示されます。二章ではこの章での語り手の過去が一つ解き明かされます。 登場人物が各々の恋愛観を語ったり、非日常的な話題に花を咲かしたりする姿は恩田作品らしいなとも思いました。このまま下巻へ続きます。
★5 - コメント(0) - 2月24日

五年ぶりの再読。Y島(屋久島)への男女四人での旅。共通の友人である梶原憂理をめぐり、過去に置いてきた謎に迫る。大人版の「夜のピクニック」。やはり恩田さんは会話が洒落ている。登場人物たちの年齢も四十手前と会って、夜ピクよりもかなり大人な内容。のんびり森林浴しながらどうでもいいことをしゃべりつつも、各々出方をうかがっている緊張感のある雰囲気がなんとも。何度読んでも面白い作品。
★12 - コメント(0) - 2月14日

やっと読了。最初うまく読み進められないなーって感じだったけど、中盤からすごいはらはらした。憂理はどうしちゃったんだ…!大人になっていくに連れてこういう取り留めのない話って減っていくよなあ。きっとこれからも。
★7 - コメント(0) - 2月14日

屋久島という場所が、「美しい謎」をよりミステリアスに際立たせている。
★5 - コメント(0) - 2月13日

思ったより暗い話でびっくりした。どろどろやな…。
★3 - コメント(0) - 2月3日

4人と一緒に屋久島の旅をしてるみたいで、どんどん引き込まれる。彰彦の姉の話はいらないのにー
★6 - コメント(0) - 1月28日

一気に読了。感想は下巻に。
★8 - コメント(0) - 2016年12月28日

静かに進む旅。だけれども謎めいている。何か謎があって少しずつ少しずつ明かされていくような、でもまだはっきりしてこない。きれいな自然の描写と、どこか暗い雰囲気の対比が美しい。「憂理」という名前だけで別の作品を思い出して不安になってしまう。下巻へ。
★51 - コメント(0) - 2016年12月26日

再読。4人の男女が旅しながら様々な謎を語り合う話。再読でもとても面白い。
★7 - コメント(0) - 2016年12月18日

A3
再読。利枝子と彰彦それぞれの良さや考え方が出ている。この順番じゃなきゃダメだったんだろうなと思う上巻。
★20 - コメント(0) - 2016年12月5日

三月は、と麦の海を読んで以来ずっと気になっていた作品。屋久島、非日常、美しい謎、下巻が本当に気になります。
★4 - コメント(0) - 2016年12月3日

こうして利枝子たちの年齢に着々と近づいてる今だからこそ、更に共感できるのです。生涯の伴侶に出会う順番、とか、蒔生への想いがちくちくと心に刺さるのです。でもやっぱり利枝子は蒔生と別れてよかったと思う。そして彰彦の愛おしさ。完全に歪んではいるけど、紫織の気持ちもわからなくもない。本当に見事な一冊。今すぐ身の回りの人全員に読んでもらいたい。
★5 - コメント(0) - 2016年11月28日

一緒に旅をしている気分。
★3 - コメント(0) - 2016年11月15日

学生時代の友人たちと、旅行の濃密な時間を過ごすことで、いろんな謎が呼び起こされる。これからどうなる?下巻が楽しみ。
★10 - コメント(0) - 2016年11月14日

屋久島一人旅に合わせて読みました。この巻では利枝子と彰彦の章でしたがとても引き込まれる上巻て大体ダラダラしてつらい時期ですがそんなことなく、下巻への期待を膨らませる感じでした^ ^
★2 - コメント(0) - 2016年11月10日

読んだ。読んだ。たぶん。
★1 - コメント(0) - 2016年10月30日

いやあ、美しい。好みだ! 恩田陸のこういうのが好きだなーってポイントがいっぱいで、原点回帰した気分。読んでると顔がにやけたりひきつったりしそうになる。利枝子の章では所々どきっとさせられたり、うまい表現や面白い発想に唸ったりして楽しんだ。彰彦の章は剽軽な語り口に隠れきらずにじみ出ていた不安因子がクライマックスでぶわっと噴き出して、ものすごいスリルを味わった。
★3 - コメント(0) - 2016年9月11日

★★★★☆非日常に行きたいけど、実際は現実の方が重過ぎる。
★4 - コメント(0) - 2016年8月28日

ストーリーだけで言えば、高校・大学時代からの付き合いの4人が、Y島に旅行に行くというシンプルな話なのだが、その旅行中にみんなが話し合う「美しき謎」というのが、この物語を面白くさせ、恩田陸ならではの世界を演出している。しかも、物語を読み進めると何となく分かるが、登場する4人の人物にそれぞれ「美しき謎」が秘められている様だ。それぞれの秘密や思惑が交差しながら物語が進んでいく様子が、読者を非常にワクワクさせる。
★4 - コメント(0) - 2016年8月24日

また屋久島行きたいな
★1 - コメント(0) - 2016年8月24日

今までと違って、現実の屋久島が舞台なので全然ファンタジーじゃない。そこはイマイチ。あと今のところマキオがスカしててクソ、影でコソコソやってるし。登場人物も大概モテててクソ。心情の複雑さや、人間の法則みたいなものをうまく書くなと思うんだけど、理解できないものも沢山あり、そこは自分の全然感じ取れない領域があるんだなと思ったりする。
★2 - コメント(0) - 2016年7月2日

今まで読んだ恩田陸作品の中で一番良かった、というくらい面白く読んだ。「美しい謎」について語り合う4人それぞれの考え方、とらえ方が旅の旅程と重なりながら様々な面を見せるのを読み進めていくことは楽しいし、中心にある憂理の話について、4人ごとの一人称で語られること、しかもその順番が利枝子、彰彦、蒔生、節子の順というのも絶妙である。第三者的な節子を最後にして謎と旅を日常に着地させたことは、特異な他の三人を第三者と目線から見つめ直して消化し、読後感の良いラストを導いていてとても好ましいと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年7月1日

麦海時代の理瀬のルームメィトはその後大学へ進み演劇の道を歩み始めたらしい。そんな彼女の友人4人が屋久島へアラフォー旅行に出かけて、それぞれ過去に遭遇した「美しい謎」を語る。屋久島の大自然の最中で忘却し半ば封印していた記憶が想起され、あらためて自己を見つめ直す機会となるようで、その結末が楽しみでもあり、恐ろしくもあり。陸さんの描く美しく仄暗い自然の描写と、暗い淵をチラ見させるヒトの描写を交互に感じながら、下巻へ。
★8 - コメント(0) - 2016年6月15日

再読。私も友達と屋久島行ってみたいなあ。これの魅力は高校とか大学の卒業旅行じゃなくて壮年になってから改めて集まるというところだ。恩田陸特有?の妄想推理合戦も大爆発で面白い。下巻に続く。
★10 - コメント(0) - 2016年5月30日

理瀬シリーズの登場人物梶原憂理が影を落とす学生時代からの男女4人の屋久島への旅。 一人一人が語り手となり明らかになっていく眠っている記憶の中の出来事。下巻に続く
★60 - コメント(0) - 2016年5月27日

40歳を目の前にして、学生時代の男女4人と屋久島旅行。こんなシェチュエーション、あり得ないじゃんと思いつつ、とてもうらやましい。今回は利枝子と彰彦の視点からのお話。憂理が主役だと思っていたら、まさかこんな形で登場するなんて・・・。あの学園を出たあとに、憂理は普通の人に混ざって生活していたなんて不思議。憂理のことも気になるけれど、それがなくても十分に面白い。それぞれがいろんな想いを秘めて屋久島へ。屋久島の自然がとても素晴らしく魅力的だし、「美しい謎」も素敵。自分も考えてみたけれど、なかなか思いつかないわ。
★42 - コメント(0) - 2016年5月17日

「麦の海に・」の憂理の話を軸に友達4人の旅、テーマは「美しい謎」が始まる。 人生の節目で気の合う友達とこんな素敵な旅が出来るとは羨ましいですなぁ~。 しかし、彰彦のお姉さんが気になります、何故にそこまで彰彦を貶めようとするのか? もしかしたら弟(彰彦)の事が好きで天邪鬼なのかもしれないですね。 さて、憂理の生存が危うい状況ですが事実はどうなのか下巻の蒔生の話が楽しみです。 急いで下巻へ・・ワクワク^^
★22 - コメント(0) - 2016年5月17日

理瀬シリーズの一つで憂理が登場するとは知っていたが、こんな形で登場するとは。いったいどんな展開、結末を迎えるのか、次刊も楽しみ。それにしても彰彦の回になり残りのページ数が少なくなるにつれて疾走感が増し、人間の怖さのようなものを感じ、自分の身内にこんな人がいなくて本当に良かったと思いました笑
★8 - コメント(0) - 2016年5月7日

ここから憂理の失踪にどう繋がって来るのか気になる。相変わらず恩田陸さんの描写は美しいね。下巻へ。
★2 - コメント(0) - 2016年5月2日

三月シリーズの第3弾ということで、憂理が主役四人の共通の知人という形で登場する。あの学園を出て一般大学で学生生活を送っていたということに驚きだったけど、そういうのも含めて「美しい謎」がこの本のテーマとしてあるのだと思う。気の置けない四人だけの、過去を振り返る旅。時間が経ったからこそ口に出せる本音もあるし、気付かなかったことに気付くこともある。そうやって、各々の複雑な感情が少しずつ明らかになっていくのが面白かった。恩田さんは風景描写でも登場人物の台詞でも、時々ハッとする表現をしてくるので色々考えさせられる。
★6 - コメント(0) - 2016年4月12日

男女4人の屋久島旅行。話が進んで行く中で視点が変わり、上巻の視点ではまず利枝子、そして彰彦。「麦の海に沈む果実」の憂理が出てきて、過去の謎が浮かび上がる。登場人物が他作品と繋がるのは、物語が深まるから面白い。旅中に、旅のテーマでもありところどころ出てくる「美しい謎」も楽しめる。ずっと行ってみたかった屋久島、ますます行きたくなった。下巻の視点は、ミステリアスな蒔生がラストかと思いきや、何もなさそうだった節子。これはなにかあるなと疑ってしまう。蒔生も節子も本心が分からないので、下巻がどう描かれるのか楽しみ。
★14 - コメント(2) - 2016年3月29日

大学時代の旧友、利枝子、彰彦、蒔生、節子の4人でY島に行き、他愛ない会話をしながら、森を歩くお話です。さすが、恩田陸の描く森は神秘的。利枝子の蒔生に対する思い。親友であった憂理への疑念。彰彦の姉への怒り。上巻は、利枝子、彰彦の視点から2章かかれ、上下巻通して4人の過去の謎や思いが解かれていきます。私も、年を取ってもそう見えないような大人になりたい、この4人みたいな人になりたいと思いました。恩田陸の、少人数で会話をしながら進む物語のキャラクターたちには、とても憧れてしまうのです。
★7 - コメント(0) - 2016年3月24日

仕事や家庭という日常から離れ、久しぶりに合う友人たちと、くだらなくも他愛のない雑談に興じる旅の途上。親しさ故の気遣いと相反しながらも共存する好奇心に、妙な遠慮のいらない掛け合いと楽しさの中にほんのり漂う不穏な気配。心に引っかかっていた謎を美しく紐解く旅は何処へ向かっているのだろう?利枝子の視点から旅の始まりを。彰彦の視点は謎に導くガイドになって、共通の知人である「憂理」という存在と死の謎に迫るのだろうか?続いて下巻へ!
★43 - コメント(0) - 2016年3月23日

黒と茶の幻想 (上)の 評価:60 感想・レビュー:477
ログイン新規登録(無料)