下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)
あらすじ・内容
日本中の親、教師を震撼させた話題の書。なぜ日本では雪崩のように学力崩壊が起こり、ニートと呼ばれる人たちが大量に発生しているのか。その理由を鮮やかに解き明かす。ベストセラー、待望の文庫化!

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下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉はこんな本です

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉の感想・レビュー(1801)

非常に納得できるところが多く、大変面白かった。子供の自我の確立についての考察は、子供3人いる自分にも身にしみて実感できます。子供にも読ませたいけど、ちょっと難しいかな~この論説内容で小学校高学年向けにもう一冊書いてほしい!
- コメント(0) - 2月19日

2015年
★2 - コメント(0) - 2月17日

皆さんのレビューのとおり、最後の質疑応答が良かったです。 核家族の共働きが当たり前になり、家族が担っていた子育てが外部化する中で、筆者の言う親密圏の再構成は急務でしょう。 また、勉強だけではなく、芸術などで本物に触れさせる機会を子どもに作るというのも、参考になりました。
★5 - コメント(0) - 2月11日

労働する事、学ぶ事に対して逃避しない人を作るには幼少期からの家庭でのお手伝いが大事なんだという事。そして社会的弱者も学ばない人たちが弱者になっていて、これに気が付かない。大丈夫なのか日本。自己責任ばかりが独り歩きして他人に迷惑をかけられないという事も社会的に人との相互関係が薄くなっているんだな。第四章の質疑応答が興味深かった。この社会はスピードばかりが注目されているけれど、長期的に物事を見なければいけないものもあるんだという事。
★31 - コメント(0) - 1月8日

SK
星3つ 今の子供は消費社会で育ったから俺様思考なんじゃないか、みたいな話
★1 - コメント(0) - 1月6日

再読。子どもたちは就学以前に消費主体としてすでに自己を確立している。だから目先の損得勘定だけで勉強するかしないかを決めてしまうという説には問題の根深さを感じます。古い価値観が全て良い訳ではありませんが、経済合理性に流されて安易に捨て去ってしまう事は危険。「このリスク社会における生存競争において有利な位置を占めているのは、僕たちの社会が努力が必ずしも報われないリスク社会であるという基礎的事実に逆らって、依然として努力している人々なのです。」端的に言うと、とにかく学び、努力し続ける事が大切という事ですね。
★8 - コメント(0) - 1月2日

最後の質疑応答が一番面白かった。その中でハッとしたのが、日本社会は均質でアメリカ社会は多様性だという考え自体がすでに均質的な物の見方である。二つ目が子育てにも経済関係を導入していて、子供は製品で親の成果である。製品にどんな負荷価値を付けるかという考え。この二つ。意識していなかったが思い当たる節がある。視野が広がったと感じる瞬間だった
★3 - コメント(0) - 2016年12月28日

学ぶ事や、勉強、読書というのは即効性のあるものではない。後になってじわじわ活きてくるものだというのに共感した。
★5 - コメント(1) - 2016年12月24日

なぜ最近の子・若者が勉強・労働をしたがらないのか。現代の日本における構造的な変化の結果として子供・若者の「下流志向」が顕著になっている。日本に生きる若者の1人として、本書のクリティカルな目線に刺激を受けた。もう一度読みたい。
★3 - コメント(0) - 2016年12月22日

外国では下流階層だと教育を受ける機会さえ与えられないが、日本では下流階層がみずから教育を受けることを拒否している。という指摘がショックでした。若者は有名大学を出ても仕事に就けない。就けてもブラック企業。社会サービスは高齢者が独占している世の中だと、子供たちに「学校の勉強を頑張ればなんとかなる。」と言えないのが辛いなあ。
★8 - コメント(0) - 2016年12月18日

ゆとり世代の一つ前の教育を受けていた子どもたちの教育がメインテーマだった。彼ら彼女らは消費者として、教師に対して対等な取引をしようとする。そのため、平仮名が何に役に立つかをきく。時間を経ないとわからないことがあるのにも関わらず。労働に関しても同様な傾向が見られるらしい。私はそんなことを思わなかったから非常に驚いた。子どもたちは自分の行動に対して合理的と考えてしまう。それに対して、教師はどう答えていくのか難しい。私の意見として、黙って私の話を聞けとオーラを出せる教師が必要だと考えた
★13 - コメント(0) - 2016年12月11日

何事にも自分を消費主体として対面し経済合理性、等価交換で考える人間。自己決定・自己責任論によって自ら選択的に社会下層に下降していく人間。教育や労働に等価交換の考え方を持ち込むことがおかしい。時間を勘定に入れることを忘れてはならない。最初は価値がわからないものも時間の中で自分自身が変化した結果、わかるようになる。
★6 - コメント(0) - 2016年12月3日

著者は思想家。やや難解な面もあり。 学力低下で得するのは誰か?などはなかなか興味深い。 後半,映画を例えに出したところは面白い。 スターウォーズエピソード3シスの復讐で師弟関係を描いていることや,黒澤明へのオマージュで,エピソード5でルーク・スカイウォーカーが半身沼に浸かってフォースの訓練をするときのヨーダの叱責と姿三四郎でのシーンと重なるという。 木下恵介の二十四の瞳の大石先生に対しては辛辣。無能扱い。確かに生徒と一緒に泣いていただけかも知らないが。
- コメント(0) - 2016年11月26日

再読。事実ではなく思いつきが列挙されてるのはいつも通りだが今回特にその印象が強い。とはいえ中には切れ味鋭いいつも通りの卓見もある。当たり前のこととして耳にする言説の矛盾点をつきそこから逆説を打ち出すのが本当にうまい。例えばリスク社会を生きるとは自己決定し結果について一人で責任を取ることではない。理由はリスクヘッジするには相互扶助的な集団に属さなければならないから。個人がリスクヘッジすることは原理的に不可能。とここまで書いてみて世間でどれだけ個人がリスクの対処をしなければならないと言われてるのか疑問に思った
★7 - コメント(1) - 2016年11月7日

先に読んだ「オレ様化する子どもたち」のちょっと難しかった内容を補完・相補してくれたようでとても参考になりました。学校システムの「リスク化」と「二極化」について「リスク社会における生存競争において有利な位置を占めているのは、僕たちの社会が努力が必ずしも報われないリスク社会であるという基礎的事実に逆らって、依然として努力している人々」という一文に少し救われたような気がしました。「これって意味があるんですか」的な質問をされた場合の私なりの返答の仕方を身につけられたように思えましたが、実際どんなもんでしょうか…。
★10 - コメント(0) - 2016年10月30日

学びとは何か?それは、何かを学ぶ前と学んだ後で、学んだ人自身が変化するということだということが良く分かりました!そのため、何かを学ぶ前に「それは何の役に立つのか?」という問いを発してしまう人はそもそも学びには向いていないということも。何かを学び、自分自身が変化するというダイナミックな動きを経験することによって初めて、「あっ、自分が学んだことはこういうことだったんだ!」ということが事後的に分かるのだから、学ぶ前から「何の役に立つのか?」と考えてしまうことは、学ぶ前の自分というポジションの方が学ぶものそのもの
★16 - コメント(3) - 2016年10月20日

流し読みですが、なかなか興味深いです。このままだと学力崩壊どころか日本が崩壊しそうでコワい。今度じっくり読もう。
★1 - コメント(0) - 2016年10月16日

部下のゆとりの思考回路がスッキリ解明。なるほどね〜!目から鱗!!子供も難しい年頃に差し掛かってきたので1年に1回は再読したい。
★2 - コメント(0) - 2016年10月10日

薄い本だが内容は濃い。消費主体としての確立の視点は自分にはなかった。等価交換の原則に従い自らの判断で学ばないことや働かないことを選択する人たち。学びとは、その前には知られていなかった度量衡によって、学びの意味や意義が事後的に考量されるダイナミックなプロセスのこと。言われてみれば納得できる部分もある。
★16 - コメント(0) - 2016年10月6日

3読目。
★4 - コメント(0) - 2016年9月16日

努力しよ…
★3 - コメント(0) - 2016年9月5日

全てが納得できたわけではないが、「確かに一理あるなあ」と思った。この本が書かれたのが7~8年前、それに対して、今は若手の労働者が貴重な存在としてクローズアップされている時代。若者個々の意識も、柔軟性を備え、徐々に変わっていると思うのだが・・・。
★2 - コメント(0) - 2016年8月18日

こういう新入社員がいる。。。どうしたら良いのかという対策はない
★3 - コメント(0) - 2016年8月11日

基本構造がそっくりなのがうちにいます。
★5 - コメント(0) - 2016年8月2日

★★★★『かなり努力しないとそこまで学力を低く維持するのは難しい。』という意見には唸った。偏差値について改めて考える。とても素晴らしい本だと思いますが、ただ装幀がもったいない気がする。
★1 - コメント(0) - 2016年7月30日

「いま」起こってる不可解な現象を理解可能な物語にする手際がすごい…(ダーウィンやフロイトみたい!!)。どのような問題も別の相を見せてくれるというイメージと安心感。読んでいて耳が痛いところもありつつ読後は何だか元気になってしまった。
★5 - コメント(0) - 2016年6月30日

著者の言うことも一理ある。だが私には年長者からの視点でことを言っているようにしか感じられなかった。今の子供たちは等価交換でものを見ていると記載があるが、この考え方をするようになった理由をもっと突き詰めると原因は子供ではなくその親や世代に問題があるのではないだろか。
★5 - コメント(0) - 2016年6月22日

教育論だと思って読み始めたら、単にそれだけではなく、もっと思想的なものだった。近年明らかに生じている教育現場の二極化に対して新たな視点から切り込んだ鋭い分析に、共感する部分も大いにあった。
★3 - コメント(0) - 2016年6月22日

こんなにホネのある本は、ながい公共交通機関通勤がなければ読みきれない。しかし、たいへん興味深い話でした。 損をしないようにうまくたちまわって、大損をしていないか。
★4 - コメント(0) - 2016年6月19日

以前読んだ他の作品より読みやすかったです。
★8 - コメント(0) - 2016年6月16日

学びからの逃走、労働からの逃走とは、おのれの無知に固着する欲望である。(P.182) / 自分の価値判断を「かっこに入れる」ということが実は学びの本質(P.179) ノイズをシグナルに変換するプロセス=「学び」のプロセス(P.200) 師匠を持たないものは敗れる(P.212) コミュニケーションとは=自分自身の「わかること」の領域を押し広げてゆくこと(P.263) / 都市化とは時間を短縮してゼロにしていくこと。時間性の回復→ルーティン(日課)を守る→生活がゆったりと平和になる(P.265~6)
★16 - コメント(0) - 2016年5月29日

え?授業態度が悪い生徒は、授業の価値を値切ろうとしてたんだったの・・・!?(ただ単に落ち着きのない児童っていうのは別次元の話だよね?)さて、なぜニートになるのか、についての言説。瞬時等価交換が当たり前とした時間社会に育った子ども。どうして学ばないのか、働かないのか。等価交換に思えず、それが自己決定だからニートが成立する。学ばないうちに学びの内容は購入できないのに瞬時等価交換を求める世間。商品じゃないのに。仕事にも等価交換を求めると、苦しくなる。社会で役に立つ人間になるために勉強しようよ!仕事しようよ!
★7 - コメント(0) - 2016年5月13日

ここ数か月でいちばん、おもしろかった。やや哲学的で、それもおもしろい。学びとはそもそも、終えてみなければ、その価値や有用性が分からない。だからこそ学ばなければいけないという逆説的なもの/子供にとって初めて社会とつながるのが、労働主体ではなく消費主体としてである現代。等価交換の原理から、子供たちは無意識のうちに「授業中の拘束に対する不快と授業を聴いて得られるものとが等価か」という発想を持ち「それを勉強してなんの意味があるのか?」と問う。学びの逆説的な本質からして、そのような問いは成り立たないというのが真実。
★14 - コメント(0) - 2016年5月11日

割と近くに40代ニートがいる我が身としては他人事でないテーマでした。傘を持って父を迎えに行く話は懐かしい。
★8 - コメント(0) - 2016年5月8日

ニートに代表する現代社会の問題、正しい対応方法を知らず間違って対応してしまい、更に悪化させる。今までの一般常識では測れないけど、こういう方が増えてその考え方が一般大衆の考え方となったらと考えると、怖すぎる。違う世界を見た気分。パラドックスが沢山あり不思議だった。
★5 - コメント(0) - 2016年5月5日

学びの本来の形とは母国語の学習だというところが印象に残った。 わからないものがわかるようになっていく。そこにはなんの理屈もない。 何の役に立つかなんてない。 そんな無垢な気持ちで無垢な頭で何でも吸収できたらいいな。 ニートの人の考え方が理解しやすく書いてあり共感できた。
★9 - コメント(0) - 2016年4月2日

①今の子は分からないものがあっても気にならない②教育を受ける権利から義務への変遷➂「なぜ学ぶ必要があるの?」「こういうメリットがあるから」と経済合理性を動機付けにしている親や教育者。その結果生まれた等価交換する子供たち④「何もするな」というような家庭内活動の減少➄日本での不快という態度をまず採ると有利に働く現状→クレーマー増加➅
★7 - コメント(0) - 2016年3月27日

一時話題になった本ですが、読み始めて放置してあったのを再読。志向とはいうけれど、これって現代の社会構造からはっきり目に見えてきた「新しいヒエラルキー」に開き直った大人が原因のような気がする。そうしなかったらこれから生きていくためのアイデンティティーが保てないというか「弱者・敗者」の分類の自分を認めなくてはいけなくなることから、ある種本能的に保身している様にも見えるのです。
★16 - コメント(0) - 2016年3月15日

現代日本の労働と教育に鋭い批評が入ります!!
★3 - コメント(0) - 2016年3月14日

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉の 評価:70 感想・レビュー:584
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