形式:文庫
出版社:講談社
形式:単行本
形式:Kindle版
形式:その他
出版社:Audible Studios
法政大学の髙橋賢次さんの『「ヘヴン」の向こう側へ ――「世界の内に生きること」をめぐる文学的応答―― 』を読みました。コジマと百瀬の立場と母親の意味合いが明確に整理されててかなりスッキリ。
とはいえコジマは生きやすさなんて望んでないのだろうなと思うし、反対に「僕」はあくまで平凡な人間の一人なのだと思うから、手術をしたことできっと幸せになるのだと思う(百瀬はいじめの原因は斜視じゃないと言って、私もそれには同意だけど「僕」に関しては斜視が治ることで自信がついたり精神面にも良い影響がありそう。)。百瀬の考え方は論理的には否定できないけれど、倫理観や信仰心のようなものは人間になくてはならないものだと思ってる。百瀬のようなあらゆる意味で強い人間にはそんなものいらないのかもしれないけれど。
コジマは大丈夫だろうか?きっとだいじょうぶだと信じたい。賢い子だから、どこかで大きくかわることができる思うのです。
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