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判決破棄 リンカーン弁護士(下) (講談社文庫 こ 59-23)

感想・レビュー
146

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むつこ
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検事として活躍する下巻。ボッシュのほうが好きだから大活躍してしまう本作品にワクワクしてしまった。が、モヤモヤが微妙に残る結末に犯人の気持ちなんてわかりっこないよな・・・と本を閉じた。
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CAKE
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え!なんと驚きのない一本道な話。ラストも犯行の真実として消化不良。ボッシュは相変わらずカッコよく主役のタマだったけども、セーラをとっとと見つけて、セーラの証言で有罪がほぼ確して、小者の弁護側証人はすぐに排除できて。ボッシュは有能でボッシュはこういう風に事件と365日向き合ってるのねというなんでもない話…。短編でいいよ。あんなにワクワクする上巻からこんな驚きの何もない下巻が待ち受けてるとは。従姉妹の少女2人が出会ったことが1番楽しげなこと。どうせならハリーとミッキーで一時的同居して欲しかったわ!
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まなも
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後半戦、法廷での場面が増えてハラーの出番も増えたけど、やはり本書はラストも含めてボッシュのほうに比重が置かれてると思う。 リンカーン弁護士の実写ドラマで、この話が飛ばされたのもうなづける。 とはいえ、法廷でのシーンはとてもグイグイ読ませるし、ハラーはどちら側にいても敏腕で素晴らしい。
0255文字
koo
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 裁判がスタートするとハラー&マギーのコンビが盤石、捜査員ボッシュも独断専行ではなくハラーを慮りながらいい仕事をするので裁判自体は特に反転もなく順調に進行、敵役弁護士ロイスも優秀さは垣間見せるものの3人の敵ではなく役不足でしたね、被告ジェサップの内面が描かれないのは意図的だったんでしょうがサイコキラーぶりを上手く描写して欲しかったですね。ローナの出番は僅かシスコは皆無でしたがハラー、マギー、ボッシュの3人の交わり、従姉妹のマディとヘイリーの初対面などが感動的でサイドストーリーを楽しむ作品なんでしょうね。
0255文字
キミ兄
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思い出しながら書いているのだが、確か被害者の姉が証言してそれが決め手だったんだっけ。こっちも何かで最後どんでん返しで終わった気が。とにかくスピード感が素晴らしい。だからドラマになっても面白い。☆☆☆☆。
0255文字
46neko
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法廷での攻防のみならず、ボッシュの調査レイチェルの警告など、全編を覆う緊張感が堪らなかった。しかし結末は、今回はあくまでハラーの物語であると言うことか。弁護士は法廷で闘い対象は陪審員である。真実の追求ではなく彼らをいかに納得させるかだ。ボッシュのボヤキがよく分かる。不気味な被告人の内面をもう少し知りたかった。とはいえ刑事、検察、弁護士(今回は検察側だが)それぞれの立場、温度差が微妙に感じられ面白かった。とくに食事のシーン。この熱血3人組は最高だ。
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Hos
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ネタバレ過去の少女殺人事件の再審における特別検察官となったハラーと調査員となったボッシュが共闘する話(元妻や元恋人とも)。最後までスリルがあり楽しめた。シリーズを通して法執行官がよく死んだり死にかけるので怖い世界だ。プライベートではついにヘイリーとマデリンの従姉妹同士が会うことになり今後は親戚づきあいで良い関係を保てればいいね。ボッシュがハラーと女性の趣味が似ているかもしれないと自覚したのは面白かった。
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サナダ
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<リンカーン弁護士>シリーズ3作目。弁護士主人公が一時的に検察官になって容疑者と対峙する新展開。検察視点での法廷の戦い方を知れてまたおもしろくなった。終盤の締め方は2作目に似ている。
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tmksStyle
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ネタバレ完璧。鮮やか。無駄がない。読んでいてきれいに映像が浮かんでくるし、「ここ無駄だなあ。いらないなあ」って思ってしまうシーンもひとつもない。裁判の準備&法廷シーンを担当するミッキー・ハラーと、謎の行動をする被告を追跡するハリー・ボッシュと、2つのストーリーが緻密に絡み合いながらストーリーが展開する。法廷最終日を迎える前のまさに『判決破棄』な事件にびっくりさせられ、そしてラストにそこまでの被告の行動、娘を気遣い保護しながら被告に立ち回っていたボッシュの行動とにピタリと辻褄が合う。最高だった。
0255文字
まさやん80
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リンカーン弁護士シリーズ。とは言いながら、ボッシュがハラーのチームに調査員として加わり、ガッツリ物語に絡んでくる。ハラーの元妻マギーやFBI捜査官ウォレスも加わり見どころ満載。 アメリカの裁判制度が、日本とは異なるので、最初は戸惑うことも多かったが、今ではその違いも楽しくなっている。本作では、偽証をしようとする証人にプレッシャーをかけて、真実を話させるところが裁判の肝となる。その後の展開も意表を突いた。 スターが沢山出てくるが、それとは関係なく、さすがの面白さである。
0255文字
Kuma
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星5つ
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水の都
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着地は何処?って思った数ページ後にとんだことに…。いつも通りにサプライズ。マギーの働きが際立つ。3人がチームになりこの件に臨むって設定は、どう見たってワクワクするでしょ。図書館蔵書は読み尽くしたからブックオフへ行くしかないなぁ。
0255文字
ぱんださん
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ハラーとハリー、ややこしい。それにしても、これからって時に、容疑者が暴走し、最後は射殺されて、動機は何だったのか?モヤモヤする…。
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みやび
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ボッシュが調査しミッキーが法廷で闘う。凄腕二人のコンビ最高でした。そのおかげで意外と波乱もなく裁判は進んだのに、気分良くは終われなかった。願いはボッシュに託します。被害者の姉が証人として闘ったあとで泣いたシーンは、長い闇を抜けたようでホッとしました。それからミッキー&ボッシュ二人の娘たちが仲良くなったので、マディの心の傷も癒えるといいなと思います。このシリーズ22作目だそうです。もうこんなに読んだんだなあ。
0255文字
アラム
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真鍮の判決を原作としたNetflixドラマ「リンカーン弁護士」を楽しみ、続きから原作を読むか〜と思い手にとって見る。法廷サスペンスは大好きで面白さは安定なんだけれども、今回は主人公のミッキーが検察側(For the people)なので少々変わり種ではあるが、それを含め楽しめる。真相の究明に際しては、調査員であるボッシュ刑事に負うところが大きく、その点ダブル主人公という感じで、これを良しと見るかミッキーの影が薄すぎると見るかで評価は変わりそうだ。
アラム

ボッシュが主人公の『BOSCH』はAmazonprimeでドラマ化しているが、本作を果たしてNetflixはドラマ化できるのか(笑)。

06/03 05:40
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エピファネイア
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ネタバレ下巻も一気読み。弁護側の何でもありという戦術に怒りを感じながら読み進めた。しかし、その戦術が破綻し、正義は勝つと思われた後の予想外の展開にびっくり。被告の残忍さというか、こんな人間を弁護していたのかという思いは強い。そして、犯人が明らかになっていることを認めず恣意的に評決に反対する陪審員の存在。そんな陪審員が一人いるだけで評決不一致となってしまう裁判制度。被害者側の心情を思うと複雑な思いになる。思春期に度重なる辛いめにあったセーラには幸せになってほしいと願う。次作証言拒否もハラ-が主役の作品。楽しみ。
0255文字
Eiti
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ボッシュとハラーとマギーのタッグで面白くないはずがない。ひやりする場面が何度もあってラストまで目が離せなかった。特に上巻の最後はぞくっときた。
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石
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上下で6点
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智哉
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思いもよらぬ事態に陥るかと思いきや、裁判は検察側のシナリオ通りに運んだ。隙のない準備を整えたハラーの圧勝といっていい。今回も裁判の終わりが見えた瞬間に、この世から被告人がいなくなってしまった。銃社会の恐ろしさを感じずにはいられない。
0255文字
NA M
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20年以上囚われの身なのに射撃の腕は確かなんて凄い。法廷での頭脳戦は興味深い。まだ読む!
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ジスカールデスタン
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スッキリしないょぉ〜
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ぬぬよよ
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ラストは真相が明らかになればという想いもありますが、緊張感のある良作でした。おすすめです。
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bapaksejahtera
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ハラー弁護士を主役にしてボッシュ刑事其他が脇を固める。全700頁余の殆どを占めるのは法廷及びそれ関連の事件。私の苦手な「狡知な弁護人の繰り出す欺瞞を掻い潜る検事/或いはその逆」が続く。最後の土壇場で狂気のドンパチがある。それなりに楽しんだが、リンカーン弁護士シリーズの舞台回しにはボッシュ刑事が必須と感じたし、主人公が再び刑事弁護士に復帰する事となっては、さて次はどうするとなる。本作は水準作であるとは思うが、最後に曖昧に終わった容疑者の狂気の暴露やレイチェル捜査官の再投入などいくつか展開の彩もあったようだ。
0255文字
marb21
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再読。殺人罪で25年間収監されていた男の再審。特別検察官に任命されたハラー。勝ち目の薄い裁判に挑む。ボッシュとの競演に見応えあり。
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サボテンX
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主役の2人、ミッキー・ハラーとハリー・ボッシュが魅力的だから面白いはずなんだけど、どうもこのシリーズは自分に合わないようだ。今回の話は裁判の結末も、複線の内容もいまいち。それに加えて、私には訳者の訳があまり好きではない。なので、残念だけどこのシリーズはもうお終いにする。
0255文字
わたなべよしお
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 勿論、面白かった。文句はない。が、コナリーはこの頃、中だるみ時期じゃないのだろうか。何をどう書いていくか、もっと良いものにするにはどうすればいいのか、と悩み、逡巡していたのではないだろうか。何となく物足りないのだ。世の中には確かに理不尽な終わり方をするものがあって、やり方ないこともある。しかし、こんな風に終わってしまって残念だ。この2倍の分量があってもいい。もっと読みたかった。
0255文字
がんこおやじ
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既に売っていない本のようなので中古を買って読了。本当に面白い。マイクルコナリーは何を読んでもハズレがない。個人的にはリンカーン弁護士よりも、ハリーボッシュシリーズの方が好きだが、本作では2人が主人公なので、満足感も高かった。オススメ。
0255文字
ゆーぼー
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この作品では、ミッキーが主役なのだが、裏方として働くボッシュの方がメインキャストに見える。 裁判でのミッキーの答弁は、考え得る最高のパフォーマンスなのだが、それは背景にある、ボッシュの命がけの捜査の上に成り立っているのだ。 全てが検察側有利に見えていた裁判の行方だが、題名の「判決破棄」が、とんでもない事態から生じるのだ。 コナリーの作品によくある、最後のどんでん返しが、期待を上回る大きさで楽しめる作品に仕上がっている。
0255文字
み
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何ともヤな結末^^;しかも陪審員制度って、ヤダヤダ。日本の制度は、どうなってるのかしら?人間ドックのお供で読了♪
0255文字
ほちょこ
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上巻でグッジョブなハリーを見せつけたわりに、なんともいえない虚しい結末。でもハリー&ミッキーの大冒険、楽しゅうございました。
0255文字
Ozymandias
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面白い。半分ボッシュ物というのもあって、リンカーン弁護士シリーズの中ではちょっと異色かも。法廷内外の権謀術数は相変わらずおもしろいし、司法制度の問題を投げかけたり、最後にまた悩める弁護士ミッキー・ハラーを見れたりして内容的には大満足。しかし重い十字架を背負ったもんだ...
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章魚 たこ
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最後の100ページ、緊迫の展開。虚しいというのともちょっと違うけど、なんだかかなしくなってしまう、不思議な余韻の物語となっています。
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らくだ
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意外などんでん返しも特になく、なんとなくもやもやしました。
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HRS
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ネタバレミッキー・ハラーシリーズ第三弾。検察側に回るハラー、サポートする元妻のマギー、そして我らがボッシュの3人そろい踏み! 面白くないわけがない。でも、ハラーのシリーズなのに、ボッシュがいいところを持っていく展開は可哀そうか?
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たーさん
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ハラーさんの法廷での駆け引きが本格化する後編。陪審員の選定から裁判の進め方まで何だかホントに検察官、弁護士のゲームだなあと思ってしまいます。その反面、検察チームの調査員になったボッシュ刑事のパートは24年前の殺人事件を地道に解きほぐすベテラン刑事の捜査を安心して読み進められました。被害者の姉の証言を引っくり返そうとする弁護側の証人をボッシュさんの機転で返り討ちにする検察チーム。このまま優位に裁判を進めると思いきやまさかの展開。ボッシュシリーズの様な苦い結末でラストは刑事ボッシュに持っていられましたね。
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paxomnibus
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法廷では、検察と弁護、最後には駆け引きの上手い側が優位に立つ。しかし最終的に無罪が有罪を決めるのは陪審員。それも全員一致でなくてはならない。もうこんな陪審制度なんてやめればいいというか、時代に合わせてAIいれるとかして私心のある人間の関与をやめればいいと思った。 さて、このシリーズはラストがいわゆる「苦い勝利」なのである。そこに至るまでが本書は最高に上手い。だからといって後味がよくなるわけではないが、でも最後の最後に一服の清涼剤的なエピソードがある。それがあるだけでも何とか読者は救われるというものだ。
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yutaka
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ネタバレいまいち消化不良です。裁判ではあっけなく、事件自身も解決したのか、しないのか?
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Tetchy
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ミッキーとマギーが知の戦士ならばボッシュはまさに力の戦士だ。そんな柔と剛を併せ持つチームが辿る結末はしかし苦いものだった。悪が成敗されたのにこれほど爽快感がない物語も珍しい。コナリーはアメリカ法曹界が孕む歪みを巧みに扱って我々読者を牽引しながら、最後は渇いた地平へと導いた。しかしそれでも本書は清々しい。それは子を持つ親たちがそれぞれの立場で最大限に尽力し、真摯に悪に立ち向かった物語だったからだ。父親と母親は子を護るためなら必死になる。子供たちの知らないところで親たちはこんな戦いをしているのだ。
0255文字
大川 宏
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 シリーズ物2人の競演だが纏りよく楽しんで読了。 犯人に迫ってない処が残念だが、そちらに重きを置かない作品なのだろう。
0255文字
ネコベス
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検事長から特別検察官として、判決が破棄され差し戻された二十四年前の少女殺害事件の再審を依頼された弁護士ハラ―。勝ち目の薄い裁判に異母兄の刑事ボッシュと元妻の検事補マギーを陣営に加えて挑む。今作ではハラ―よりマギーとボッシュの鋭さが目立つ。終盤があっけなさ過ぎてやや不満が残るが、法廷での演劇的な弁論合戦や黙々と動き回って証拠を固めるボッシュの腕利き刑事っぷり等が楽しめた。
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判決破棄 リンカーン弁護士(下) (講談社文庫 こ 59-23)評価100感想・レビュー146