形式:文庫
出版社:講談社
形式:単行本
出版社:東京創元社
形式:Kindle版
結構考えられたトリックもあり、妄想オチの作品で使い捨てるにはもったいないかも。好みが分かれるネタではあるが決して手を抜いてはいない。 もちろん代表作である刀城言耶シリーズと比べると分が悪いが、前面に押し出されたB級テイストのおかげでこちらのハードルも程良く下がった感がある。この間テレビを観ているときにたまたま耳にしたフレーズ、「60点満点中の60点」というのが本作の評価にぴったりだと思う。気楽に楽しみたい。
サ行シリーズですね😊「スラッシャー」は読んだんですがこちらは未読、面白そうなのでいつか読みま~す(*´˘`*) スラッシャーも面白かったですよ♪
Masakoさん、おお、サ行シリーズだったのですねー😳調べたら、シとスはあるけど、サとセとソは、頓挫してます、みたいな事が三津田さんTwitterに書いてました😅スラッシャーは、1年くらい前に読んだみたいですが、中身はすっかり忘れてます😱再読しよかなー。
オチの賛否両論はともかく、それ以上に「延々と気持ちよく書いた」箇所の手癖が心象を下げている。「調べるのが好き」な作者で、同時に「知っていることを全部語りたい」作者。本作については、主人公が作者そのものでもあることからリミッターが無く、物語を進めてほしい中、実在するミステリやホラーの映画、作家、俳優、自身の仕事に対する蘊蓄が延々と語られる。これでも単行本版からは削られたらしいが。手段と目的が逆転してしまって、やらかした感。また、表紙は三津田作品らしくとも、内容と全然あっていない。総じて、完成度は誇れない。
『あなたが年季の入った本格ミステリファン、がちがちの本格ミステリを最上のものと信じて疑わぬ鬼の如きマニアであられるなら、事件の進行を必死で追いかけ、推理に脳漿を振り絞ったあげく、最後まで読んで――わあ、やっぱりいえない。ま、とにかく読んでみて下さい。』
作中作を利用した素晴らしい仕掛けがあるからといってつまらない作中作を読みたくはないよね、みたいな、ミステリとしての完成度とエンタメとしての面白さを両立させることの難しさを改めて思わされた。
「スラッシャー」は読んだけどこちらは未読♪ いつか読んでみよう! サ行シリーズって、サ行の作品結構あるのかな?
サ行は今のところスラッシャーとシェルターだけみたいです😂わたしもそのうちスラッシャー読んでみます✨
三津田さん登場!設定は面白そうだけど私も無駄に長いのは苦手💦読了お疲れ様でした!
ちーたん、良くも悪くも三津田さんって感じかな😅途中グダグダでもそれを吹き飛ばす様なラストだったらまだいいんだけどね💦好きじゃないヤツだったわ…ಠ︵ಠ
その認識で、間違いなしですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
ホラー映画の蘊蓄が盛り沢山なのも楽しかった。私の場合、好きだな~と感じた映画でも数日後には内容も映像も忘れてしまうことが多いのだけれど、大抵の人はこんな風に過去に観た映画について事細かく語れるものなのだろうか。読書会などで本について話すみたいに、定期的に映画についてアウトプットしたら記憶に残りやすいような気もするけれど、流石に三津田先生と星影くんのようにはなれないと思う。羨ましい。
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