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シェルター 終末の殺人 (講談社文庫 み 58-14)

感想・レビュー
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備忘録
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シェルター終末の殺人という作品を書くために、シェルターの実態調査に訪れた三津田信三が巻き込まれる連続殺人 オチとしては全て納得いく説明はそうなってしまうのかな?という感じで仕方ないのかと思うが そもそも、序盤はともかくもう殺人と断定されている状況下でも無理に密室殺人を仕掛けて殺していく必要はあったのか、終盤になるほど犯人候補が減る中でわざわざ犯人はそんな手間はかけないのでは?と感じながら読んでいたら、そんなことはどうでも良かったという結末ではあった
0255文字
なお
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ネタバレ作者三津田信三が主人公となり、シェルターに逃げ込んだ6人の中で発生する連続殺人事件の謎を解く。 三津田作品の初期に多い、ミステリーの蘊蓄を語る箇所が非常に非常に多い。だからこんなにも分厚い文庫なのか? とはいえ、先は気になり謎は謎のまま進み、いざ真相は?となると結局なんだかなぁという感じ。 連続殺人についてはわかった、でも外の世界て何かが起きたのは本当なの?それも妄想じゃないの?だってシェルター見学中にタイミングよく放射能汚染なんてないでしょ?と言いたい。
0255文字
nico
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大好きな作家三部作に連なるとあって、しかも主人公が作者本人と言うから作家三部作のホラー展開を期待してしまいました。 ホラーなのかミステリーなのかなんと言ったらいいのか。 でもこの本を読む前に死相学探偵シリーズを読んでいたからか、この本の三津田先生らしい文章に「これだよ!これこれ!!」と夢中になって読みました。 ホラーなのかミステリーなのか、結末の感じ方は人それぞれですが、三津田先生らしい文章がみっちりのお話でした。
0255文字
maybe40shoulder
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三津田信三に外れなし。作中あるように、シェルターという極限状態で密室殺人が起きたら、というワンアイデアが出発点だと思うが、よくもまあここまで膨らませたものよ。長いけど。あと、ちょっと京極の姑獲鳥風味入ってる気がした、気のせいかもしらんけど
0255文字
his
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スラッシャーと同じスプラッタ系かと思って読み始めたら違ったでござる。ネタばらしまでは物凄く楽しく読めたのに、オチが残念過ぎる。それだったらもっとホラーに極振りして書いて欲しかったかなぁ。サイコホラーなら許せるけど、ミステリの顔してたら許せないよ…。普通に火照さんが全てを仕組んだイカれた犯人で、実験と観察を繰り返して小説を書いてたって結末で良かったのになぁ。前所有者の医者や7番目の棺の話に沿った結末を期待してたのに。なんでこうなった。
0255文字
澪
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ネタバレ序盤の「こいつらどこからでてきた?」感がすごくて「まぁ三津田作品だもんな…ホラー感出すよな」と納得しかけたけど、作中三津田氏のあまりにも信用できない感(迷路のときのメンバー覚えてなさが異常。気がする、ことが多すぎる。手記だとわかった時より怪しさが鮮明に)で「これなんかやってんで」とかなり疑った。 それに、なんで最初に入ったのにドア閉める係になってんの?ってずっと疑問だったからめっちゃ納得しちゃった。笑 それにしてもダイナミック他人格消去祭。もっと静かに消えてくれ!人知れずフェードアウトせえ!笑
0255文字
やいゆえよ
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ネタバレ☆2/こんなの書いてたら登場人物の三津田信三どころか、作者の三津田信三まで信頼できない語り手になっちゃうぞ。
0255文字
コーヒー豆焙煎中
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ネタバレ中盤以降の展開の速さやメタっぽい設定・セリフからなんとなくオチが読めてしまったし、それが妄想オチと本格としては肩すかし気味の話だが意外と楽しめた。 「殺人犯は誰なのか」ではなく「事件は(作中人物の)三津田の妄想だった」と証明するあたりのロジックは癖強めでなかなか面白い。 個人的にポイントが高いのは三津田と星影の密室をめぐるディスカッション。顧みられることも少なくなった針と糸の密室トリックのバリエーションをあれこれ検討するのが逆に新鮮だった。
コーヒー豆焙煎中

結構考えられたトリックもあり、妄想オチの作品で使い捨てるにはもったいないかも。好みが分かれるネタではあるが決して手を抜いてはいない。 もちろん代表作である刀城言耶シリーズと比べると分が悪いが、前面に押し出されたB級テイストのおかげでこちらのハードルも程良く下がった感がある。この間テレビを観ているときにたまたま耳にしたフレーズ、「60点満点中の60点」というのが本作の評価にぴったりだと思う。気楽に楽しみたい。

02/13 16:34
0255文字
陽介@中四国読メの会参加中
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ネタバレハードカバー版の微妙な感想におそらく共感のナイスを頂いたんですがストーリーさっぱり覚えておらず、気になって文庫で再読。「以前読んだときは微妙だった」「ストーリーは覚えてない程度」踏まえて読んだせいか、そこまで酷くは無いんじゃない?という印象。トリックも、自分の感想もあり途中で思い至りましたが、許せるかどうかはホントに人によるだろうと思います。多分初読のときは三津田さんということで期待値高すぎたのかもなあ。
0255文字
koma-inu
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核戦争?からシェルターに逃れた男女6人。そこで発生する密室殺人。もう、完全にクリスティの某作品を意識したクローズドもの。が、普通のミステリと思って読むと、すっコロげるかも・・というラストの大ネタ。手記形式で話が進んで、あちこちに伏線があったという緻密さは、三津田さんらしい。受け入れらるかどうかは、三津田さん愛が必要でしょう、私は好きかも。ホラー漫談がこれでもか!と過剰に差し込まれるのも、作者らしいです。
★Masako★

サ行シリーズですね😊「スラッシャー」は読んだんですがこちらは未読、面白そうなのでいつか読みま~す(*´˘`*) スラッシャーも面白かったですよ♪

05/08 19:58
koma-inu

Masakoさん、おお、サ行シリーズだったのですねー😳調べたら、シとスはあるけど、サとセとソは、頓挫してます、みたいな事が三津田さんTwitterに書いてました😅スラッシャーは、1年くらい前に読んだみたいですが、中身はすっかり忘れてます😱再読しよかなー。

05/08 21:56
4件のコメントを全て見る
0255文字
苗
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★★★★★
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ファーラス
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作者としては苦い記憶の作品だろう。デビューから間もない2004年に東京創元社より出たが、東京創元社ではその後文庫化されることなく、講談社に移ってのシリーズ続刊『スラッシャー 廃園の殺人』の刊行、さらにその文庫化数年後に、講談社版で初めて文庫化された作品。そこまでお膳立てが整わないと文庫化されないのもわかるような内容とオチ。文庫化にあたってボトルネックに当たる箇所は若干削除されているらしいが、それでもまだ自分としては該当箇所が「長い」と感じた。最近刊行された『赫衣の闇』と同系統の失敗をしている。
ファーラス

オチの賛否両論はともかく、それ以上に「延々と気持ちよく書いた」箇所の手癖が心象を下げている。「調べるのが好き」な作者で、同時に「知っていることを全部語りたい」作者。本作については、主人公が作者そのものでもあることからリミッターが無く、物語を進めてほしい中、実在するミステリやホラーの映画、作家、俳優、自身の仕事に対する蘊蓄が延々と語られる。これでも単行本版からは削られたらしいが。手段と目的が逆転してしまって、やらかした感。また、表紙は三津田作品らしくとも、内容と全然あっていない。総じて、完成度は誇れない。

05/21 03:50
0255文字
nil
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ネタバレふざけんな!でもぐいぐい読まされた!悔しい!本格ミステリだと思って読むと痛い目に遭う。丁寧に張られた伏線が回収される部分は気持ちいい。しかしこれは人を選ぶ……!解説の一節が秀逸だったのでコメント欄に引用しておく。壁本と言われてもおかしくない作品だけれど、B級ホラーやパニックホラーだと思って読めば良作かもしれない。色んな意味でやられた。
nil

『あなたが年季の入った本格ミステリファン、がちがちの本格ミステリを最上のものと信じて疑わぬ鬼の如きマニアであられるなら、事件の進行を必死で追いかけ、推理に脳漿を振り絞ったあげく、最後まで読んで――わあ、やっぱりいえない。ま、とにかく読んでみて下さい。』

05/16 14:53
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セウテス
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本作の最大の謎解きは、犯人探しではない。ミステリの形式を踏まえて物語を進み、ん?とくる数在る描写や様々な伏線から、結末はミステリではなくホラーであると、推理し読み解く事だろう。作家三津田信三は核シェルターの取材に行き、突然の攻撃から核シェルターに逃げ込む。密閉されたシェルターの中には、三津田信三たち6人が居たが、やがて連続殺人が始まる。「そして誰も~」の様に、1人又1人と殺害されていき三津田信三も、という展開は流石に謎解きへの期待値マックスとなる。ホラー映画などの蘊蓄は大量で、参考にもなりかなり楽しんだ。
0255文字
アノニマス
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ミステリやホラーのマニアで、自作の自費出版まで行っている火照陽之助が所持するシェルターに見学を申し込んだ三津田氏らは、突如発生した核爆発?によって実際にそこで生活をすることになるが…。 トワイライトゾーンのオリジナル版がアマプラで見つからなくて残念。文庫化される時に削られたらしいホラー映画談義の部分も読んでみたかったなぁ。
0255文字
じゅんぢ
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おそらく、東京創元社のミステリ・フロンティア=本格ミステリ小説のイメージが強かったため、この作品、文庫化になるのが時間がかかったと思われる。三津田作品は物語の終盤になるまで「ホラー」なのか「ミステリー」なのか分からない作品が数多くある為、あのオチも僕は気にならなかったし、面白く読めた。
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ボン・ミーハー
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う~ん・・・。私には全てが難解すぎます。ミステリーが好きなだけでなく、ミステリーの系統や手法といったミステリー論を語れる方じゃないとツラいと思いますよ。素人が、ミステリー作家同士のミステリー論や密室トリックの解説を聞かされているような傍観者的な読み方になっていました。「不勉強」な私にはムリでした。
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シャット
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ネタバレよくできてはいるが、その完成度が面白さと完璧に結びついてはいない作品、という感想。/「全部妄想でした」というオチの字面だけを見るとなんでもありだが、妄想上の連続殺人の描写が語り手の実際の行動に基づいていることから、注意深く読み解けば「事件は描写そのままではない」ことは推理できる。その点でフェアな本格ミステリであるとは思う。/ただし同時に、「核シェルター内の連続殺人」「初対面の相手を次々に惨殺していく動機は何か」といった、物語序中盤のフックとなる謎の魅力に見合った真相ではないのも事実。どんでん返しの難しさ。
シャット

作中作を利用した素晴らしい仕掛けがあるからといってつまらない作中作を読みたくはないよね、みたいな、ミステリとしての完成度とエンタメとしての面白さを両立させることの難しさを改めて思わされた。

07/05 02:31
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訪問者
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核シェルター内での連続殺人事件。語り手は作家の三津田信三というこれはお馴染みのパターン。だがそこは三津田先生流石に読ませる筆力は大したものがある。驚いたのは終盤の密室トリックに何とダン・シモンズの「ハイペリオンの没落」が使われたこと。
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まめひろ
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ネタバレ①もはや「三津田信三」というキャラクターなのかもしれないけど、自分を登場させるのが好きな人だなぁ②そういうオチかぁ③えーそこで終わるの?…という「なんだったんだ感」が少々ありました~。いつもの三津田さんとはまた少し違った感じですが、こういう話しも書いていたんだなぁと新たな発見でした。
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きっしぃ
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ネタバレホラー以外の著者作品制覇しようとサ行シリーズ。 シェルターに逃げ込んだ6人の男女、シェルターの外は放射能に汚染されている?クローズドサークル状態で起こる殺人事件。犯人は動機は?と序盤は面白く読んだ。というか、オチ以外は面白かった(笑)オチはちょっといただけないけど、各所に散りばめられた伏線はすごい。真剣にトリックの検証とか読んでたの馬鹿馬鹿しいなー。スラッシャー読むか迷う。元々の出版こっちが先だけど、スラッシャーの方が文庫化先だったのね。
★Masako★

「スラッシャー」は読んだけどこちらは未読♪ いつか読んでみよう! サ行シリーズって、サ行の作品結構あるのかな?

02/28 19:59
きっしぃ

サ行は今のところスラッシャーとシェルターだけみたいです😂わたしもそのうちスラッシャー読んでみます✨

02/28 22:27
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しじま
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核爆発的な何かが起こって放射線量がエグいのでクローズド・サークル状態になりましたって力技が三津田節全開で笑う。映画愛が凄すぎて、何かあったらすぐに「そういやこの展開はマリオ・バーヴァの映画で観たことあるぞ」と語り出す主人公三津田。脱線、脱線&脱線でこの分厚さに。けど『スラッシャー』の方が好きかなあ。何だかんだ読み続けてる作家の一人なので、サ行シリーズの続き頼みますよ、創元社さん!講談社さん!★3.6
0255文字
pao
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★★☆☆☆ 突然の核爆発かと思われる閃光から逃れシェルターへ駆け込んだ三津田信三を含む男女6人。危機を逃れたかと思われたが、シェルター内で次々と密室状況下での不審死が…。とりあえず一言、無駄に長い!薀蓄多過ぎで疲れる。設定は面白いのに、密室トリックが機械的で分かりづらく図解が欲しかったな。そして迎える驚愕の真相。うん、いろんな意味で驚いた。私の嫌いなオチだ、コレ!散りばめられた伏線の回収は上手いと思うが、作品全体として面白いかどうかと言われたら…(-_-;)
ちーたん

三津田さん登場!設定は面白そうだけど私も無駄に長いのは苦手💦読了お疲れ様でした!

08/11 22:32
pao

ちーたん、良くも悪くも三津田さんって感じかな😅途中グダグダでもそれを吹き飛ばす様なラストだったらまだいいんだけどね💦好きじゃないヤツだったわ…ಠ︵ಠ

08/12 00:49
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オーウェン
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核シェルターの見学に来た三津田信三と他5名は、その現場で緊急事態が起こりシェルター内に避難。 しばらく滞在することになったのだが、シェルター内で殺人が起きてしまう。 完全に密室の中で殺人が起こるので、犯人はその中にいることが間違いない。 そこで三津田信三は自身がミステリー小説かなので、推理にあたっていく。 連続殺人はことごとく密室の中であり、それが続く後半はどんどん人がいなくなっていく。 結末はかなり賛否両論ではあるが、個人的にこのパターンならどうとでもオチをつけられるので、その点は少々残念ではある。
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マッちゃま
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作家 三津田信三は個人所有の核シェルターの取材時に危険な空模様と爆風に曝され、同じ目的で来所していた男女とシェルターに必死で逃げ込む。放射能の恐怖から逃げれた者は6名。ある朝、そのうちの1人が死んでいるのが発見される。それは自殺か?それとも偽装殺人なのか?そして翌朝にもまた1人…何処かに抜け穴があるのか?外部からの侵入は考えられないのならば完全なフーダニットである。500頁越えに怯みそうになったものの読んでて読みやすさを感じ、流石ベテランらしい巧さだと感じてたら作者の仕掛けた落し穴にシッカリ嵌ってました。
0255文字
maitake330
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ネタバレ作家の三津田信三が核シェルターの取材に行き、入口付近で空に巨大な閃光を見て、他の見学者たちと慌てて中へ逃げ込むが、次々と密室殺人が起こり…。ホラー映画の羅列が有り得ないほど続いて辟易しましたが、章毎のラストがちゃんと気を引いてくれるので飽きずに一気読みしました。 みんないいキャラなのに死んでいくのが残念…と思っていたらそういうことか!私はてっきり火照の変人作家が仕掛けた壮大すぎるドッキリ(核戦争も放射能汚染ももちろん無く外は普通の日常)&中の様子をモニタリングして悪趣味な新作のネタに…って全然違ったW
0255文字
沙子のある
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2020.3.23~2020.4.11読了 2020年の⑥ ★★★☆☆
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才藤清彦
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ううーん、シェルターに閉じ込められた男女6人で連続殺人が起きるっていう設定は面白かったけど、、。オチも推理も微妙だったなぁ。シェルターモノで岡嶋二人のそして扉は閉ざされたに勝るものは今後現れるだろうか
才藤清彦

その認識で、間違いなしですᕦ(ò_óˇ)ᕤ

03/26 07:56
0255文字
Yohly
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再読本。三津田さんは大好きだけど前半の放射線と海外ミステリーの件は少し長過ぎる感じがしました。でも後半のたたみかけるような謎解きとメタフィクション!やっぱり気持ちいい!
0255文字
冷凍人間
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ネタバレオチが…だけどそれまではともかく面白い。放射能から逃れる為、シェルターという密室に逃げた主人公達。そこで起こる首吊りという自殺に見せかけた連続殺人事件…はたして犯人は?懸命に犯人がシェルター内の人物なのか、日照氏が何処からか侵入し殺戮を繰り返してるのか推理したんだけどなぁ。まあ読みやすかったから良し!
0255文字
はいね
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色々混乱!!再読します…。作中にある実際の映画や作品は好きなもの知っているものもあるので、いつも楽しみにしています。今回は二転三転とはしなかったですが、混乱しました(笑)
0255文字
Felicidad
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読了46冊目 いつもとちょっと違うテイストだった。 最後にどんでん返しw
0255文字
mr_enu
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ホラー、ミステリ、メタな作風で知られる作者ですが、本作はそれらがほどよく合わさった作品。放射能汚染からシェルターへ避難した6人の男女が遭遇する連続密室首吊り事件、というあらすじからも分かるように、もう圧倒的にクローズドサークルです。素敵。ミステリ読みである皆さんにおいては、常に孤島や山荘に閉じ込められる事を想定して日常生活を送っている事と思いますので、ぜひ本作を読んでシェルターに閉じ込められた時にも備えておきましょう。
0255文字
生ける屍 reading_dead
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突然の災害の為、いわく付きの土地に作られたシェルターに逃げ込んだ三津田信三ら6人の男女。そんな彼らを襲う更なる災禍。一人ずつ、密室状況で仮面を被らされ首吊り死体にされ発見されていく。いくらミステリとは言え、そもそもの発端となる状況が特殊すぎて、結末をどう着地させるかと思いきや、これは…正直、一番嫌いなタイプのオチだ。これではなんでもアリだ。駄作である。つまらない推理合戦を我慢して読んだ甲斐がない。誰も携帯電話を持ってない、シェルターなのにラジオがないという違和感も酷い。面白かったのはホラー映画の知識のみ。
0255文字
guriko
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ネタバレクリスティ「そして誰もいなくなった」とガイ・バート「体験のあと」(映画化されて改題「穴」)と映画「アイデンティティ」を足して3で割ったような話。オチは賛否両論あるようで、私はアリだと思うものの、群衆に囲まれているわけでもないのにドアを閉めてしまうこと自体に違和感を感じる。
0255文字
朋@
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ネタバレ趣味や仕事に対する自信が驕りになっていることに気付けず、それについて否定せず楽しそうに頷いてくれる美しい女性や年若い理解者などに囲まれた閉鎖空間の中、皆に頼られる主軸でいたいヒーロー願望…そんなものが透けて見える主人公のキャラクターが好きになれず、終始苦痛を感じながらの読書でした。それら個性の描写が大きな伏線だったことに十分驚かされはしたのですが、まだるっこしい蘊蓄や出自のはっきりしない偏った描写も多く、上記の心理描写を読む苦痛など総合すると、残念ながら手放しで面白かったと言える作品ではありませんでした。
0255文字
たか
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ホラーを期待してよんでみたら ホラーじゃなかった。けどこれはめっちゃ良くできたミステリーやん。すごい作品やった。さすが。
0255文字
ゴーズ
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三津田信三を初めて読んだんですけど、ミステリとして読んでいたらオチでえぇぇぇ…っとなってしまった
0255文字
KZ
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ネタバレシェルターに閉じ込められた状況での殺人事件。 どう評価したらよいのか未だ迷う作品。いつもの三津田作品と思って読んでいたら、伏線の大半を力業でねじ伏せたようなオチ。微妙に肩すかし食らった気が続く。 一発ネタとしてはアリなのか?
0255文字
みや
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ネタバレ取材のために訪れた地下シェルターで連続殺人が起こるミステリ。放射線を恐れて外へ出られない特殊な状況で二重三重の密室殺人が起こり、これでもかというほどにクローズドサークルを貫いている。だからこそ、この本格ミステリの世界に浸かりきっていたからこその衝撃。マ、マジか…と、ラスト50ページで伏線を披露されればされるほど唖然としていった。この反則技とも言える究極のどんでん返しを好きなのか腹立つのかが自分でもまだよく分からないが、興奮とニヤつきで幕を閉じたのは確か。多分好き。この真相を物語として成立させる筆力が凄い。
みや

ホラー映画の蘊蓄が盛り沢山なのも楽しかった。私の場合、好きだな~と感じた映画でも数日後には内容も映像も忘れてしまうことが多いのだけれど、大抵の人はこんな風に過去に観た映画について事細かく語れるものなのだろうか。読書会などで本について話すみたいに、定期的に映画についてアウトプットしたら記憶に残りやすいような気もするけれど、流石に三津田先生と星影くんのようにはなれないと思う。羨ましい。

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シェルター 終末の殺人 (講談社文庫 み 58-14)評価95感想・レビュー128