クラゲの食堂 (講談社BOX)

クラゲの食堂 (講談社BOX)
あらすじ・内容
ひと月前に双子の弟を亡くした「俺」は、弟の死を発端にした家族の言葉に傷つき、家出をした。目的の海辺の町には着いたが、一晩中浜辺で雨に打たれていた「俺」は風邪をひき、意識が朦朧としていたところを、嵐という男に拾われる。自分が記憶喪失だと嘘を吐いてしまった「俺」は嵐の経営する食堂に滞在することに。数日後の夜、黙って出ていこうとした「俺」だったが、嵐に見つかり呼び止められ、嵐の抱える「秘密」を知らされる――。

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256ページ
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クラゲの食堂の感想・レビュー(35)

理解できない事に対して、理解できないままでも納得さえすれば前に進めるんだと思った。それとも、自己暗示なのか、諦めなのか、無鉄砲なのか。
- コメント(0) - 2016年6月24日

静かできれいだった。身近な人が死んでしまったり、いなくなってしまうけれど、悲壮感がなく読みやすかった。神秘的で、冷たい水に触れているような感覚になりながら読んでいた。心があらわれるようで、良いお話でした。
★4 - コメント(0) - 2015年11月21日

【呑み喰い週間】表紙に惹かれて。クラゲが漂ってそうな、夏の終わりの寂しくなった海にぴったりのお話でした。誰かと二度と会えなくなる寂しさについて。
★4 - コメント(0) - 2015年9月25日

夏!海!イケメン同士のナイーブな交流!雰囲気が良いので買ってみたけれど、雰囲気が良いままあまり起伏がないまま話が終わってしまった。講談社BOXというよりもすばるから発表されていそうな内容。
★2 - コメント(0) - 2015年6月14日

読み進めれば進めるほど、続きを読みたいのに、初期に提示された結末に近付いていく事が悲しくて同じページを何度も読んでしまう。進みたくない。でも、進みたい。静かな物語。謎が謎のまま、それでいいのかな。と思える様なお話でした。
★1 - コメント(0) - 2015年6月6日

文章が綺麗。表現が綺麗。読んだ後、心が洗われた気がした。冷たい深海から陽の当たる水面に上がってきたような。読んで損はない作品。
★2 - コメント(0) - 2015年5月27日

郷土コーナーにあった1冊。不思議なお話。最初はくどすぎる装飾体にうんざりしたけど、頑張って読み進めて良かったと思う。なんでかな、新人作家さんて、過剰な装飾文書く人多いよね(苦笑)
- コメント(0) - 2015年5月25日

講談社BOXで予想外にセンチメンタルな作品だった。双子の弟の自殺を機に家出した主人公が、とある食堂でお世話になる話。登場人物はなにかしら”失われてしまった関係”を引きずってる。苦悩とはいえないほどの、ささやかな諦めとか後悔とか。クラゲのような、半透明な悲しみというか。なんだかぎこちない文章だったけど、ところどころの台詞が素敵なので好印象。切ないファンタジーが好きな人にはおすすめ。いずみちゃんがなかなかストイックでかっこいいです。
★4 - コメント(0) - 2015年5月11日

不思議な物語だった。ファンタジー的とも言える設定が話の根幹にある。しかし、それは悪くない。むしろ、こういう不思議なファンタジー色の話は好きだ。葉太郎は、傷つきいた。しかし、これからゆっくりと立ち直って行くのだろう。彼は嵐を思い出す時もあるだろう。嵐は今、どこで何をしているのだろう。切ない、不思議な話だ。でも、素晴らしい。文章もシンプルだけど描写が綺麗に思える。読了後、胸の中に、海の底に漂う、どこから来たのか分からない瓶の中にある切なさと静けさが溢れてしまった。
- コメント(0) - 2015年4月30日

海の生き物が好き。凪のあすからを彷彿とさせる。アニメ化期待してます。
- コメント(0) - 2015年3月16日

スラスラ読めた^^最初からこの作品に目を付けてたけど………結末があんなに切ないとは思っていなかったT▽T
★7 - コメント(0) - 2014年12月4日

第19回BOX-AiR新人賞受賞作。電子雑誌「BOX-AiR」連載。序盤は若干の入り込み難さも感じたが、一度文体に慣れると、後はこの静謐な作品世界にどっぷり浸れた。心地好い居場所は常に喪失の予感を伴うというある種の真理を強調し、正面から明確に描いた内容は雰囲気充分。哀しくも決然とした結末には、思わず涙が零れ出た。生きていく事は即ち変わっていく事であり、その過程に於いては、どれ程本人達が望もうと共に歩む事の叶わない関係性が存在する。選択の瞬間を濁さず、著者自身確信を持ってこの結末を書いていると分かる、秀作。
★4 - コメント(0) - 2014年11月17日

淡々とした文章に癒された。
- コメント(0) - 2014年10月27日

喪われた半身、たゆい揺らめく秘密、クラゲのいる食堂。食堂の主に助けられた記憶喪失の少年が知る、ひと夏の切なく透明な、青春の痛みと思い出。人間が、ずっと海中に止まり続けることが叶わないように、海中にこぼれた月の光を決して手で掴むことができないように、いつかは悟る。そのままではいられないということを。クラゲと死と海のイメージが幻想的で美しい、喪失と青春の物語でした。全体の雰囲気もですが、特に嵐の設定が、映像化したらさぞかし…と、とっても好み。アニメ化されるとのことなので期待。ぜひ観てみたいです。
★13 - コメント(0) - 2014年9月28日

★★★☆☆ せつない不思議なお話です。
- コメント(0) - --/--

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