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獣の奏者(8) (講談社青い鳥文庫 273-8)

感想・レビュー
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お晩で、すげち
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ネタバレ王獣接近で発狂した闘蛇群の毒煙霧と悲鳴が王獣も発狂させ、敵も味方もない惨状。命がけで戦場に来た息子ジェシをきっかけに、音無笛で狂乱が止む。落下したエリンは夫イアルの助けで4日間の生を保ち、筆記者に獣達の狂乱の経過を語った。真実を明らかにし、後世に王獣、闘蛇との関わりを考えさせることができたエリンは、ある意味、自身の信念、人生を全うできたと感じた。印象に残った文「人は、知れば、考える。…人という生き物の群れは、そうやって長い年月を、なんとかいきつづけてきた。知らねば、道はさがせない。」
0255文字
徳次郎
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「守り人」シリーズの様にエリンとイアルが夫婦仲良く戦争の後を過ごす結末を想像していました。王獣が自然に放たれた結末は良かったとは思いますが、王獣と闘蛇の乱れを止める方法が笛を吹くことしかなったのか疑問に感じました。 「復活の日」など細菌兵器が作られてバラまかれたとか生物を利用した争いごとが映画やドラマになったりしますが、現実味を帯びていても、結局自分達にも被害が及んでしまう非効率な面が最終的に表に出てきます。 核兵器も同様に感じます。
0255文字
沙鶴
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ネタバレ読み終わった……! そうか結末はそうなるのか……目次から察していたけれど。読み終わってそうか……と納得させていました。 父がが孫を抱きと書いてるのをみてジェシにも子供が出来たんだなぁ……と。 これはエリンの物語だから今後語られることは無いんだろうけれど。あの後ジェシはどうやって生きて言ったんだろう。なんて
0255文字
アト
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ネタバレ最後の戦いが始まるのにページ数が少なすぎないかと心配してたらそういうことか…長々と描く必要がないんだ。その時が来たらもう本当に短い時間で終わる。あの状況すら終わらせることができる音無し笛が怖くなった。いつどうやって作られたんだ?エリンの「わたしのすべてが、報われた」って言葉に泣きそうになった。王獣のあたたかさと呼吸音に包まれている時間が好きだった。
0255文字
ひじり☆
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切ない。やっぱり、家族と別れてしまうのは私には一番ありえないこと。でも、この悲劇を事前に知っても戦争は止められなかったんだろうな…。群れで生きる人間は、1人の英雄に救われるなんてことは早々ありえず、やはりみんなで納得しないと愚かな道も選んでしまうんだろうな…。だから、教育の小さな芽を育てる事が大切だと思う。
徳次郎

現在の様に動画撮影や資料を確実に残せると無くせる争いがあるのでしょうが、 何も記録が残らないと再び争う事になるのでしょうね。 エリンには生き残ってほしかった。

10/29 13:17
0255文字
たぬ
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☆4.5 なんという壮絶な最期なの。吸い込めば即死は免れない闘蛇の毒霧。こんなのが想定外に出てきたら絶望しかないよ。読んでいるだけでも総毛立つこと確実だよ。死んでほしくなかったし生き抜いてほしかったけど、どう転んでもエリンは死を選んだのではないかと思う。遺された夫と息子の精神の強さよ。これまでの物語が一気に寄せてきて終章の「エリンの木」は泣きそうになった。
0255文字
カピりん
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ついに完結😭ジェシがすごい大人になっていた
0255文字
なみっぴ
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ついに終わってしまった。何事にも一生懸命なエリンちゃん。必死で考えながら生きて、悩んで、決して平坦な道でもなく、幸せと言い切れる人生でもない。でも一生懸命に自分の信じた道をまっすぐ進む姿は憧れます。彼女は自分の人生を生ききった。人生には限りがあり、人は消え去り、生きた痕跡すらやがて消えてしまう。でもみんなの生きてきたその果てに今の私がいる。なかなか良いシリーズでした。
0255文字
hanamame
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図書館本 「エリンの人生を最後まで見とどけてくださって、どうもありがとうございました。」←あとがきより 1日で4巻読んだからか、この8巻が一番重かった。そうか、エリンの人生を見とどけたんだ。でも今は、王獣と闘蛇をめぐる国の話と感じた。
0255文字
れいあ
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ネタバレ最終巻。エリンの一生について色々思う。災厄を引き起こし実際に目にするまで止まれないのは、人間の業なのか。
0255文字
ききのこ
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ネタバレ電子図書館にて読了。読み終わった感想としては、胸が締め付けられる…という思いが一番にある。エリン、イアル、ジェシそれぞれの戦い前の別れの覚悟をするシーンや、エリンとエサル師のシーンも泣けた…。 そして、悲惨な真実を確かに伝え続けていくこと、それを考え続けていくことの大切さは、戦争を思い起こさせた。被爆者高齢化が進むなかで確かにつないでいく使命があるのだと考えさせられた。
0255文字
にく9
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ネタバレ一言で言えば、運命に翻弄された少女の一生。しかしそうさせたのは身分の高い階級、王族なわけで、こんな悲しい結末でも世界は変わらず、戦争も続くという現実。4日の猶予と息子の成長に光を見出すしかないじゃないの。。
0255文字
こよみ
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ネタバレあぁーそういえばこんな終わり方だったなぁ。すっかり忘れてました(-_-;)最後納得出来るような出来ないような…でも、エリンは自分の手で何とかできて良かったと思う!!最後お話できるぐらいの時間もとれたしね…終わってしまうのは寂しいけれども。外伝の方も読まなくては!!
0255文字
Ise Tsuyoshi
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面白かったけど、悲しい。
0255文字
真作
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最終巻、これは死人が出るなと読み進めましたが、貴方でしたか。獣と人々の愛の物語をありがとう。
0255文字
ららら
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ネタバレもう何度目かわからない読み直し。読むたびに新しい気づきがある作品。 前は意識していなかったが、エリンの世界では人種、性別、身分など様々な差別が横行している。エリンは王獣を操る、意思を通わせるという技術によって、認められるようにはなっていったが、それでも、結局は王権の道具という扱いでしか扱われていなかったのかもしれない。 残った人々が過去の悲劇をもっと前にエリンに伝えたとしても、エリンは同じ道を選んだのだろうか。私の想像の範疇でしかないが、エリンは、それでも、王獣たちを野にあるように育てたいと思っただろう。
0255文字
absinthe@読み聞かせメーター
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小4の娘。ひとりよみ。ぱぱ、この本面白い!ぱぱも読んでみて。パパも読むことにするよ。最後はね、××××【ネタばれ】。前半読んだらね、それは想像ついたよ。でも読んでみよう。
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デジー
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ネタバレエリンの人生読み終わりました。闘蛇編での母の思い、エリンの探究心、王獣との出会い。王獣編でのリランへの思い、王獣や闘蛇の秘密。探求編での王獣や闘蛇の生態、過去の秘密の解明。完結編でのエリンの思いと最後。エリンは自分の考えに正直でいろいろ解明してしまう。そのことが正しいことなのか悩みながら進めていく。結局は過去の悲惨なことを繰り返してしまう。何が正しいのか、子供の時にそこまで考えられて読めるのかわからんが、少なくとも上橋さんは小学生にも考えられる、感性があると思っていることが最後の後書きから感じた。よかった
0255文字
ネズミ
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[再読]★★★★★エリンたち家族は不幸だったのかもしれないけど、でも、お互いのことを本当に本当に大事に思っていることが伝わってきて素敵だなって思いました。
0255文字
lalalan
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忙しくてきちんとは読めなかったけど、それでもすごく感動しました。 確実にもう一度読みたい本です。
0255文字
KAORU
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本当に面白かった。今まで読んだシリーズ物の中でも1、2を争う位面白かったです。ファンタジーなのに、世界観がはっきりとしていて、世界に入り込める感じがしました。外伝も読みたいです。
0255文字
にんじん
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ネタバレ人の手で殖えた闘蛇と王獣がぶつかった時に起こる悲劇は生々しく、恐ろしいものでした... しかし、これは実際に起きてそれを目にしなければ二度と起こさない、という結論には至らないのは人の愚かしさでしょうか。惨劇で幕を閉じたエリンの生涯を、しかし彼女は後世に遺す最期の仕事もきっちりとやり遂げます。エリンが息子に語った、「わからない言葉をわかろうとする、その心がきっと道をひらく」という言葉はエリンの人生そのものを表しているように思います。本当に面白い物語でした。また必ず読み返したい。
0255文字
よこ
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手に取ってよかったシリーズでした。ありがとうございました。
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はんぺん
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ファンタジーには縁遠かったのですが、読んで本当によかったです。 景色の描写が目の前にありありと浮かんでくるようで、ずっとワクワクしながらよむことができました。 最終巻とゆうことで、ワクワクとハラハラとドキドキといろんな感情が入り交じって、読後はたまらない気持ちになりました。 外伝も読んでみようと思います。
0255文字
りんごのき
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ネタバレとうとう読み終えてしまった。もう続きが読めないのが悲しい……。ともあれ、この壮大な物語の完結はやはり壮大だった。伏線は全て回収され、主人公エリンの積年の葛藤も、予想とは違う形で昇華される。ジェシが鍵になるのだろうとは思っていたけれど、「おとぎ話」のような奇跡は、ついに起きない。傷つき、苦しんだ果てにたどり着いたものは、在るように生きることだった。そこには、教育者でもある著者の信念が見え隠れする。「知らねば、道はさがせない。」エリンがジェシに伝えた、そのシンプルな一文がいつまでも胸に響く物語だった。
0255文字
ひろみ
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壮大な物語がついに幕を閉じた。でも生き物の営みは脈々と続いていく。戦いの場面は私の想像力を遥かに越えてしまって、頭に画が全然浮かんでこなかった。好奇心の塊で、いきいきと学ぶ少女だったエリンが、結局は母のように苦しみ、解放されずに終わってしまったのがせつなかった。
0255文字
クリスマスローズ@日日是好日
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ネタバレ生易しい話ではない。これが上橋さんの本なのだ。ただ生き物が好きな少女の成長物語ではなく、生々しい人間の思いを隠さず読ます。読み終わって呆然とするし、苦しくもなる。自分こそ何なんだろう、と考えこんでしまう。この物語を子供が全部理解するのは難しいだろう。でもこの本を読んで今の子供達がどの一文かでも胸に刻んでおけたら素晴らしいことだと思う。読めて良かったです。
哉

最終巻までお疲れ様でした。クリスマスローズさんの感想を楽しみにしていたんです。私はまだまだ『守り人シリーズ』で立ち止まっていますが、いつかは他の作品も読みたいです。

01/15 15:35
クリスマスローズ@日日是好日

哉さん♪ほんとですか、嬉しいです〜♡想像していたよりはるかにずっしりとした内容でした。守り人シリーズも大好きなんです!どっぷりはまり込んでくださいね(^^)哉さんのつぶやきかわいくてファンです、素敵な手作りもの、楽しみにしてまーす♪お母様のも☆彡

01/15 20:47
0255文字
akiko
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いろいろ忙しく、途中まで読んで、1ヶ月以(2ヶ月弱)上放置になってしまっていたけど、やっと読了。そういう事だったのかー。惨事のあと、いきなりジェシが大人になっていて、ジェシが主人公の物語も読みたいと思った。あとがきに書いてあった、外伝はどうやら大人むけらしいので、青い鳥文庫になってないけど、図書館で借りて読もうと思う。イアルとエリンの恋物語は読んでみたい☆でも、あたしは守り人の方が好きかな。
0255文字
keina
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とうとう戦いに引っ張り出されるエリン。
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動物LOVE
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素晴らしい物語だった… 最終巻を読んだ時一巻の幼いエリンを 思い出して感動した。 原作誰が書いたか知りたい。
0255文字
4610tosan
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ネタバレ知っていたようで、そう終わることを恐れていたようで、でも最後まで読み続けました。こんな人生、生き方を粘り強く創作する力は、あの優しそうな雰囲気から思いつかないようですが納得してしまいます。読み終わっての脱力感が何とも言えません。この後、私は漱石の夢十夜へ飛びます。
0255文字
かめはめ
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遂にというよりはあっという間に本編読破。結構悲しげな結末ではあるがバッドエンドでもないか。戦争の抑止力になるという意味で、王獣は核兵器みたいなものだと思った。守り人もそうだけど、この話も子供には難しいのでは?
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YUU
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やっと読了!とっても壮大なモノガタリでした!ハッピーエンドとは言えないけどバッドエンドではない!悲しいけど納得のラストでした。こうやって少しずつ松明の火を繋いでいくのですね。エリンの決断が正しかったのかは分からないけど、悩みながらも懸命に生きたエリンの姿に感動しました!これ児童書?ってくらい重厚なモノガタリですので色んな世代の人に読んでもらいたいと思います!!
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ほんのうさぎ
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ネタバレエリンは、松明になれたんだね。悲劇を繰り返さないために秘することで王獣や闘蛇を制御した祖の掟を破り、知をみんなに知れるようにしたんだ。ジェシがおの思いを継いだんだね。波乱万丈なエリンという素晴らしい女性の人生に寄り添えたことを幸せにおもいます。
0255文字
ゆうき
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ネタバレすごく面白かったです。壮大なファンタジー。エリンもイアンもジェシもみんな強い。「生き物は変われる。こんなものだと見切ってしまえるほど人は人についても世界についても知りはしないのだ。」なんだか現在の日本とアメリカのようにも思えて、途中恐ろしくなった。
0255文字
シトラス
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悲しい…でもこの終わりかた以外ではやはり納得いかないというかこういう落としどころしかないだろうなぁと納得させられる終わり方だった。悲しいけれど、これでよかったんだと思える。また是非読んでみたい。
0255文字
カワグチキヨト
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また読むな、きっと
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