「あなた」の哲学 (講談社現代新書)

「あなた」の哲学 (講談社現代新書)
あらすじ・内容
「わたし」だけでは、哲学は成り立たない!

ギリシア以来、哲学は「わたし」を問い続ける反面で、とても大事なものを取りこぼしてしまった。
それが「他者」ではない「あなた」を考察することで見えてくる。

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「あなた」の哲学はこんな本です

「あなた」の哲学はこんな本です

「あなた」の哲学の感想・レビュー(55)

書いたのに表示されないって何だよw 最初の章で、森崎和江さんを引いて、身ごもった自分が語ろうとした時に、「わたし」では至らないところがあるというのには衝撃を受けた。「他者」が、他ならぬ「あなた」として立ち現われてくることについての考察、と思われたのだが、正直、よくわからなかった。
★8 - コメント(0) - 2016年7月9日

読みやすくても理解できるかどうかは別だなと思った。
★2 - コメント(0) - 2015年12月20日

「わたし」論ならぬ「あなた」論。西田幾多郎にも絡めてくる。「わたし」論に興味がある人なら面白いはず。文体も読みやすく、優しい。
- コメント(0) - 2015年5月25日

この本、面白かったけれど、じゃあ「あなた」という呼びかけの「よそよそしさ」については触れないのか?と少し疑問に思った。「あなた」には「三世代」の意味が(無意識に)込められているから、「名前」では言い換えられない特別な含みがあるんだと思うけど……。「敬意」もあるけど、でも「あなた」は私にとって少し他人行儀に感じられる。この人の文章自体は、優しくて無学な私でも読めるので好き。
- コメント(0) - 2014年2月5日

「あなた」ってのは読者である「私」のことだと思い、手に取ったのだけど…そうではないのですね。人称による無意識の格付けとか、興味深いところもあったものの、「それは流石に深読みと言うか無理くりと言うか…どうよ」と思うところも少なくなかったのも事実。「あなた」 について理解したとは到底言えない私も私ですが。
- コメント(0) - 2014年1月10日

話が多岐にわたっていたかな。。。 ただ坊ちゃん話での格付けの話は考えさせられるものがありました。 「あなた」というか人を指す言葉は大切ですね。
- コメント(0) - 2013年7月22日

再読。よいことが書かれていることは分かるのだが、「バッチリ分かった」という手応えはつかみづらい。「他者」と違って、この本における「あなた」は術語化できないものとして書かれているからだ。概念として直接論じられないものを論じようとしているのだから、失敗するに決まっている。読者はその失敗のプロセスから、自分で考えるしかない。――好意的にいうとこうなるだろう。ともかく、なかなか類をみない試みであることは確かだ。
- コメント(0) - 2013年5月1日

平易な言葉で書かれているにもかかわらず、非常に難解な内容。漱石の「坊ちゃん」が人称で「格付け」をする物語であるということ、日本語の特性である複雑な人称の表現、その二箇所が特に心に残った。
★12 - コメント(0) - 2012年8月27日

著者の言いたいことはわかるけれど,論理がぶっ飛んでいるところが多々あって,頭の中で?がいっぱい浮かんできました。相手を納得させるために論理的に書くってことがいかに難しいか・・・。 この本の内容とはあまり関係がないけれど,普段の会話で「あなた」とか「君」とか言われると少し相手と距離を感じてしまう。会話をするならやっぱり名前で呼んでほしい。 書き言葉だと,「あなた」って書くと,すごく相手のことを親身に思っている感じが出てくるのになぁ。
★7 - コメント(0) - 2012年4月26日

人それぞれ、と言ったら身も蓋もないでしょうが、個人的には「あなた」からは演歌をイメージ。北の宿の、あなたかわりはないですか♪ あなたは私から全てを奪った、のように恨みごとにも使うかな。恨み辛みは、やっぱり演歌の世界。ドライな関係というよりは、何かしらつながった(縛られた)関係性で生じる言葉でしょうか。
★1 - コメント(0) - 2012年3月14日

著者は、児童文化の研究者で、そのあたりの著書が多いようだ。この人は「あなた」論をいくつか既に書いているようだが、哲学と称するレベルに無いと感じた。哲学を名乗るからには、もう少し体系的に広い範囲をカバーできるような思想を生み出して欲しいかな。
- コメント(0) - 2011年7月24日

ゼミのテキスト。深い。そして突っ込みどころ満載で、不満続出。
★1 - コメント(0) - 2010年6月20日

この本を読んで理解できたかどうかといえば、あまり理解できていない。しかし、この中に米倉斉加年氏の「おとなになれなかった弟たちに・・」の絵が印象深い。この本を読んでみたくなった。
★2 - コメント(0) - 2010年6月10日

哲学の事はさっぱり予備知識がないから解釈できたか自信がない。以下メモ。第1章は納得。とくに上野さんに対する「三世代体験者を求めている」の箇所。しかし「あなた」に繋げられず。第2章も納得。人称によって潜在的に相手をどう自分の中で位置付けているか(=格付け)と解釈。著者の専門分野的解釈第3章:飢餓に対する記述消化不良。不必要に感じる。第4章:高村光太郎の引用があなた論として分かりやすかった。あとがき:三世代と名付けた理由不納得。私はなにより引用する作品にセンスを感じました。
★2 - コメント(0) - 2010年2月20日

MrO
これはとても大切な本です。坊ちゃんの解読も貴重なものです。
- コメント(0) - 2010年2月6日

「他者」とか「他我」で言い表されないものとして、例えば「あなた」があるというのはわかる。でも、村瀬さんはそれを指摘することに焦っていて、自分に都合のよいものしか見えていないように思える。というか、あの『坊ちゃん』論はあんまりじゃない?
★2 - コメント(0) - 2010年1月31日

他者論も自我論の近代に対して当たり前の感覚を根拠に違和を唱えたが、〈あなた〉論はもっと当たり前の感覚に基づく。イメージはつかめたが、もっとアピールできる適切な言葉がないものか。
★1 - コメント(0) - 2010年1月21日

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