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独立国家のつくりかた (講談社現代新書 2155)

感想・レビュー
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K
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ネタバレ『独立国家のつくりかた』では、坂口恭平氏が現代社会の常識や価値観を問い直し、物質的価値や貨幣に依存しない生活を提案しています。特に「態度経済」や「0円ハウス」の実践を通じて、理論と実践を結びつける姿勢が印象的です。ただし、彼の手法は過激で実現可能性に疑問もあり、社会に与える影響については議論が必要です。それでも新たな視点を提供する貴重な一冊です。
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助作
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「マイ国家」って本があったよなーと思いながら読む。ただ内容は国家云々というより資本主義社会について、お金について、原発について、土地について。刺さった部分はそれよりもどうやって生きてゆくかの著者の思考。熱量がなんだかすごいや、と思っているうちに読了。
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海
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労働で疲れ、思考停止状態で政府のいいなりになり生存権まで脅かされることになっている社会に対して、彼は自分で政府を作ることで対抗した。今の政府に対し完全に諦念している点は悲しいと思う。だけど、自分で考えて、自分で答えをだして、その答えに責任を持つと言う態度はとても大事だと思った。自分の名前で食べていく覚悟をしなければならない。
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hiropon181
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坂口さん追っかけ読み第四弾。これにて一旦終了とします。ご自身が感じる社会への疑問を起点に行動に移されるところ、そのエネルギーに圧倒されつつも、自分だったらどうするかなと考えるきっかけに。東日本大震災の捉え方は様々だったんだなと改めて思い返すことにも。
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J
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学生時代に読んだが、社会人になり再読。生理的に嫌だと感じたことに納得するという蓋をしない、自分の行動で答えを出すという自分に正直な態度は、幾らか彼のガソリンになっていそうである。
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西澤 隆
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僕はもういい年で、つまり「インフラを維持する責任を持つ」側の世代でもある。坂口さんのような考え方は貴重だと思うし、カウンター的な考え方として本筋を研ぐ要素にもなると思うのだけれど、一方で今の世の中がきちんと機能し、生産されサービスが維持されているからこそ周辺でちがうレイヤで生きることができるというだけに、今の世の中に対してこれだけ敬意がない文章は正直読んでいてかなりムカムカもした。それだけ僕が年を取ったということなのだろうな。本書への嫌悪感は「3.11から年を経ていろいろ考えることがあったから」という面も
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Janjelijohn
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日本国民の生存権は守られるべきなのに、国は国民から搾取してばかりいる。大きな矛盾に対して作者は疑問を持ち自分のやり方で活動し行動に移している。机上の空論ではないから、説得力がある。自分の生き方を反省するきっかけになった。
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LPC_コニ
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独立国家のつくりかたについては、あまり書いていないという印象。しかし、態度経済という造語を定義して、現代の政治、経済のあり方に問題提起し、批判はそこそこに自ら実践している。そのスタンスの取り方、生き様の潔さに好感を覚える。とことん考えて、態度を決めて、実践している人間が書いた本。
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ジマーマン
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資本主義的価値観に染まってしまっているからか、切り口がいちいち新鮮だった。理論的な部分もあるんだけど、この説得力はそれ以上に文章から滲み出る勢いとパワー。ホームレスの力強さ、態度経済という考え方は印象に残った。
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mosquito
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なぜ生活することにお金がかかるのか。という事を起点に 新政府を樹立。0円での生活を掲げている。 人任せになっている感覚はあるが、新政府には頑張ってもらいたい。役に立てることがあるならば新政府に参加したい。 いつか自分も参加できる事を夢見て今後の活躍に期待しています。
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まろんぬ
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リアルガチ国家の作り方の話だと思ってた ミニマリズムとか必要最低限主義とかそういうものに通じるものがある
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PORTA  P51
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●なぜ人間だけがお金がないと生きのびることができないのか。そして、それは本当なのか●庭にビワやミカンの木があるのに、なぜ人間はお金がないと死ぬと勝手に思いこんでいるのか / わからないことは、考えて答えを出さなくてはいけない。簡単なことだ。もっと物事を単純に考える癖を身につけよう。そうしないと社会の複雑さには対応できない。/思考が空間を生み出す。自分らしい、自分だけのレイヤー
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枝豆
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図書館本。『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』に続く2冊目。「家というのは本来、安い、簡単、壊れても立て直せるという三拍子揃った、生きるために必要な相棒なのだ。」(pp54)。世の中の制度に騙されていなか?ローンを組んで身に余る華美な生活をして、その返済のために過剰な労働を強いられる。住宅ローン返済が完了したと思ったら、経年劣化の為に修理が必要になる家。又、ローンを組む?
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ネジ
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★★★★★ 生の在り方を土地という観点でゼロベースから問い直した本。社会システムは1つのレイヤーに過ぎず、個々人の持つ独自のレイヤーが蔑ろにされているという指摘はハッとさせられた。また、後半の読者への訴えは鬼気迫るものを感じた。 ①空間を生み出すのは建築ではなく思考である ②他者との会話はお互いの思考都市への旅、交易と考えられる。 ③社会を変えるという行為こそ楽をせず徹底的に考えるべきである。
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たけのこ
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最近よく読んでいる坂口さん。でも少し前の本なので近年のものに比べると若いというか、キリっとピリッとした印象があった。でも考え方のベースはほとんどかわっていない。態度経済というのはどんな職業や環境でも大事にできる気がした。
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ブック
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筆者の生命のパワーがひとつひとつの言葉に漲っている。書かれたのは東日本大震災の少しあと、2012年の5月で、原発に触れていることが多い。当時は民主党政権だったが、その後の安倍自民党時代を筆者が何を感じながら過ごしたろうかと考えてしまう。その後、この国はむしろ独立国家などまっまく許容できないムードの国になっていったからだ。とにかく思考することが大切。その考えは私もまったく同感だ。思考しなくなってしまったら、人は自分の人生の主役になれなくなるだろう。生きることを常に自分ごと化しておくには、思考することだ。
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いとちゃ
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ネタバレ初回感想〜お金を稼ぐなら、署名入りのお金を手にしたい…という辺りが印象的。その後、卒論を出版社へ売り込んでから、著者の損得ではなく社会実現のために切実に行動していく「態度」に導かれるようにどんどんと人生が進んでいく。僕は僕であればいい。それを仕事にすることこそ態度経済の基本理念。大事なのは何かに疑問を持つこと。「問い」の瞬間こそ「創造」。あなたがこの世界のどこをおかしいと思えたか。 著者の魅力に引き込まれた。私も自分という在り方を持ってひたすらに思考し、「生きのびるための技術」を磨き、交易させて生きたい!
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いとちゃ
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みんなに同じ物を提供し、それをクリアすれば評価されるゲーム型の社会「学校社会」(無意識で匿名化されたレイヤー)と「放課後社会」(おのおの違う社会のあり方があって、有意識な多層のレイヤーがミルフィーユ状に折り重なってる。)の2つのレイヤーがある。個人の領域である放課後社会同士はジャンプする事が出来る。が、匿名化された学校社会上では交易が出来ない。この学校社会がバランスを崩し肥大して、多様性を認められず社会が硬直している。不登校などもその結果。硬直した社会を変えるには、考えるしかない!「考える革命」を起こす。
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もなこ
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衝撃的な本。こんなこと考えたこともないから何が書いてあるのかすんなり理解できない。本が悪いわけではなく、ぶっ飛びすぎて私には理解できないのだ。でも、理解したいと思う。でも、正直なところ「変な人」だとも思う。でも尊敬に値するとも感じる。だから読んでいて混乱する。いろんな感情が湧き上がってくる。「態度を変えない」というのは、素晴らしいと感じた。
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ゆうき
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p164 でも、何か疑問を持ったらチャンスだ。そこから「問い」にまで持っていく。「疑問」を「問い」にする。この過程を僕は完全に独自な「創造」と呼んでいる。綺麗な色の絵とか、美しい旋律とか、創造というのはそんなものではない。あなたがこの世界のどこをおかしいと思えたかである。 →そうだ。なにかをやろうとするんじゃない。何がおかしいか、っていうのを考え続けろ。心のそこからこれはおかしいだろって感じられるもの。それが俺のやることだ。
ゆうき

p162 やりたいことは無視して、自分がやらないと誰がやる、ということをやらないといけない。しかもそれは実はすべての人が持っているものだ。 p168 つまり「死ねない」これ、すなわち「生きる」である。 「生きるとは死ねないこと」。死ねない環境をつくる。 これが「生きる」ということだ。

09/11 02:28
ゆうき

p170 何を断定するのか、それがその人間の責任なんだ。その断定が、思考なんだ。 今の社会は、この断定を恐れる。それは無責任だということ。今は無責任社会なのだ。 p177 社会を変えるという、人間にとって一番重要なこと以外はできるだけ楽をしよう。任せられるものは人に任せよう。そのかわり、しっかりと社会を変えるという項目についてだけは、自分一人で死ぬ気でやろう。そうやって僕は社会の楽と自分にとっての楽を反転させた

09/11 02:28
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さっちん@顔面書評
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父親から"お前に似てるやつが書いた本だ"と渡されたので読みました。 似てる。。。? 躁鬱のところは似てるけど、世の中へのアプローチは間逆なので、伝わらないもんだなと思いました。
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たけ
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哲学書だった。いつか、レヴィストロースやソクラテス、老子の様に哲学の本に名前を並べられるのかもしれない。抽象的な思考を、試して取材して完璧に具体化して、かつ言語化されている。平易な言葉で語られているが、何度も読み返すたびに捉え方が変わっていきそうだ。また、読みたい。
0255文字
尾原道場
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熊本に被災地の子供らをの件は、知ってたけどここにつながるのかあ。
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s
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土地や家を買わないと住めないのはおかしい(自然のものなのに人間が所有できるのか)という疑問から、行動し続けている。私も働かないと生きていけないのか疑問、違う世界もあるのではと思っていたので、違う世界があることを知れてよかった。(実際は視点が違うだけ)
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山根清志
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「(今の政府は)嘘をついても国民に怒られない」「考えない人に考えた結果を教えても、たいていうまくいかない」
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アダンソン
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土地の事やお金という事に疑問を持たないのか?という考えは、確かに疑問に思っていたが意識しないようにしていた自分に気付かされてよかった。 合わない所もあり、水道が0円電気もバッテリーで生活できるのは、税金で作られたインフラがあるからでありそれを維持するため、大多数が税金を払っていなければ成り立たない。大多数が税金を払わなくなればインフラは維持できなくなりその恩恵を受ける事ができない。余剰分があるから成り立つ。それは畑で野菜を盗む事と何が違うのだろうか。面白い部分と共感出来ない部分があるのも読書の良いところ
0255文字
Arue
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ネタバレ行動力がすごい。常識は常識だか正しいのかと考えてみるとおかしいと思うものもある。かといって常識を作り変えようとは言わず、違う見方を持って社会を広く見ようという考え。なんだかんだその常識の中で生活はしているからね…。とにかくふと生まれた問いを考えてみることが大事だ…!
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ぐる
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たしかに家や土地やお金、色んな物に縛られて生きているのかもしれないと思うし、レイヤーで考えてみるのは良いのかもしれない。 現政府に不満はあるが、それが当たり前になっている現状は狂ってると思う
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虹
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面白い
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はふ
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お金があれば出来るのに。逆にお金がないから出来ない。何かやろうとした時に、あれこれと言い訳が思い付くが、工夫と思考次第で、お金に関する問題は解決することができる。0円で独立国家を立ち上げ、運営している著者のように。昨今では、経済の発展により余剰なお金が生まれ、消費主義が蔓延している。しかし、本当の豊かさを手に入れるためには、何が自分にとって必要か、何が不必要なのかを見極め、自分の心を満たしていく必要がある。発想と思考次第で0円から社会に大きな価値をもたらすことも可能なのである。
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アルエ
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ネタバレ①歩き方を変える。視点を変える。仕組みを変える。 それだけで世界は一変する ➁常識というものは文句を言わないようにというおまじない そのおまじないから解放される必要がある。 おまじないからの解放は、「考える」という抑制によって実現する。 ③「問題がない」のではなく、「問題」と見なしたら大変だから「問題がないことにしている」だけ 見て見ぬふりをする 【本からの学び】 人はいろんなことを思いつくことはできるが、ほとんどの人がそれを試していないということ。 人は「試す」ということをしない。すぐに思い込む
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はっせー
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独立国家のつくりかた。名前からして面白い!読んでみたら想像より面白くてためになった。著者の坂口さんは世の中に疑問を持ちそれを解決するために色々な人や経験を積んだ。例えば建築学科に入学して野宿の人や公園で家を建てている人などと交流をしてお金ってなにか。ローンの必要性などについて学び、初めて本を出版するときは交渉について学んだ。それらの経験には必ず「人」がいる。その「人」との交流や経験の蓄積、東日本大震災の放射線、政府の態度を元に新政権を樹立したのである。なんど読んでも面白い本になっているから読んでほしい!
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ミ
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当たり前に受け入れている社会システムに疑問を感じることはある。それを問いに昇華させ、他の人に影響を与え、システムを更新しようと行動に移すことが私にはできない。今のシステムに順応しているからだ。生きるというのは、著者のように思考して全生活を費やすことなのかもしれない。
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よきし
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猛烈に面白かった。僕が漠然と考えていることのずっと先を行動にして生きていると圧倒された気がする。イリイチのコンヴィヴィアルな社会をどう取り戻していくかという思想を実践するとこうなるのかもしれない。考えるばかりでなく行動が必要だと分かっていてもなかなか動けないが、やはりとにかく動いて初めてみることが大切だと痛感する一冊であった。しかもこの人会ったことがある気がする。当時はきっとぜんぜん僕が追い付いていなくてピンとこなかったんだろう。本当に刺激的な一冊だった。
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きなこ
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とても面白かった。考えるだけじゃなくて実際に行動されてるところが素晴らしい。行政や銀行までそこに手を差し伸べることが今の日本にもあるんだなと驚き。公園と河川敷の区別だとか、知らない知識も得ることができた。読んでよかったなと思う本でした。
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komamono_rimi
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メモ。レイヤー、モバイルハウス、態度経済、交換ではなく交易とは、0円特区 etc. 付箋だらけ。
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わさび
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ネタバレ坂口氏の真似はできないけれど、どの本を読んでも発想の転換を感じて気分が楽になる。近年は更に多方面で活躍されているので、注目していきたい。
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なをみん
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2022年5月4日ポイント還元358円 5月下旬ころ読了。彼の本を読むのは10年ぶりくらい。当時は結構、衝撃的絶賛の感想だったけど、いつのまに彼を素直に絶賛できる気がしなくなっている自分は一体どうしたのかと思うばかりで、現実問題として自分の財布から出すお金の使い方とか、いわゆる「アーティスト」と呼ばれる人との現実的なお付き合いの現実とか、精神の病とその病人さんとの現実的なお付き合い的問題とか、残念ながら現実的に変わらざるを得なかった自分のせいだけど、あの頃の自分も大切にしたいと今でも本気で思っています。
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花男
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ぶっ飛んでいるが、実際に行動されてる方なので、参考にしたいと思う。土地や建物にお金を払うのはおかしいという考えの0円ハウス。自分が生理的におかしいと思ったことを追求していく姿勢は大切だと思った。
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G
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実践のアナキズムの萌芽を見た。別のレイヤーを作り出すこと、外部へ躍り出ることについて
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